もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

54 / 84
乾坤一擲の大勝負

ザマスが次々と放つ攻撃はもはやベジットにはかすりもしなかった

[クソ…!]

ザマスは手から生やした剣で何度も何度も切りつけるも

切りつけるたびにザマス自らの腕が飛んで行った

[でりゃああああああ!]

ベジットの剣が再びザマスの顔に深々と突き刺さった

ベジットはザマスの顔面を縦に掻っ捌いた

[ぬがぁぁぁあっぁ!]

ザマスが叫びながら膨れ上がった

[ちぃっ!]

ベジットは舌打ちしながら後方に飛び下がった

ザマスが大爆発を起こし あたり一面が火の海に変わった

[あぶないあぶない ポンポン爆発しやがって…]

[クソ…]

ザマスの顔に焦りが現れ始めたとき 霊夢達はというと…

 

 

 

水晶玉にベジットの姿が映し出されているのを霊夢達は見ていた

「いける…いけるぞ! ベジットなら…」

東の界王神のつぶやきを聞きながら霊夢は口をはさんだ

「でもさ…ザマスが合体してからもうそろそろ1時間経ってるはずなのに…」

「確かに…妙ですね」

東の界王神がゴワスに視線を向けた

「…私にもわかりませんが… ザマスとブラックは肉体以外全くおんなじ存在です」

「何かしらのイレギュラーが起きてるって事か…」

妹紅がさらに横から口をはさんだ

「ちょっと せめてなんか羽織りなさいよ」

宇宙に放り出される前にブラックの攻撃を食らいまくるわ ボコされるは 自ら自爆するわである

妹紅は見るも無残な姿であった…肉体以外は

霊夢はその辺に落ちてた布を拾い上げると妹紅にかぶせた

「ありがと… 全く同じ存在 ね…」

ちょっと離れた位置に座っていた魔理沙は急に立ち上がると首をポキポキ鳴らした

「うし いくか」

そう言った魔理沙に石が飛んできた

「‥‥正気か!」

石を投げた妹紅は思わず叫んだ

「あぶないな! でもよ いないよりはマシだろ?」

「いやいやいや 居てもジャマでしょうよ」

「でもよ…間違いなく今 おかしなこと が起こってるよな」

「まぁそりゃそうだけどさ…悪いことになるってのも いくら何でもよ…」

霊夢が口を開けた

「まぁ確かに嫌な予感はするわ」

「予感ってお前…」

「だよな!するよな!」

魔理沙ははしゃいだ

「…まぁ確かに 最悪は予想しといたほうがいいのは間違いないです」

トランクスまで賛同した

「おいおいおい!」

「大丈夫ですよ…遠くから邪魔にならないように 一応地上にでるだけです」

妹紅はチラリと水晶玉を見た

ベジットが速すぎるがためにほぼ画面には映っていなかったが

ベジットが相も変わらあず優勢であり 負けるような要素が見つからなかった

だが ポタラには無数のヒビが入っていた

「…確かにまぁ 嫌な予感はするな」

予感に ここは一度賭けてみる事にしよう

妹紅はそう判断した

 

 

ブルマと民間人の護衛は 妹紅 マイ 界王神たち

そして地上に出るのは霊夢 魔理沙 トランクス

強い奴らを全員を地上に送り出す形となる

「マジで気をつけろよ…いやマジでさ」

妹紅の言葉を受けながら3人はこっそりとマンホールから地上に出た

 

 

 

「うへぇ…」

辺り一面火の海である 地面はえぐれ 夜にも拘わらず明るかった

「思った以上にひどい…まぁ仕方がないけど」

霊夢がそう呟いた

 

 

 

 

[うおぉぉぉぉぁぁああぉ!]

ザマスが雄たけびを上げた

もはやそこにはお互いの目的をかけた純粋な暴力のみが存在していた

 

[だりゃあああ!]

ベジットが全身全霊で振りぬいた拳と

ザマスのすべてを賭した拳がぶつかり合った

ぶつかりあった拳は 一度も起こったことはなかったであろう衝撃で世界を満たした

 

[ファイナル…!]

ベジットが両手を重ねた

[来るか…来てみろ…!何をしようが…このザマスは倒れぬ!]

[かめはめ波ぁあ!]

 

黄金と藍が混ざり合い螺旋を描きながらザマスを飲み込みながら突き進んだ

 

大気圏を突破してもなお 勢いを衰えさせることはなく 螺旋は進み続ける

 

[こんな…こんなもので…やられて…たまるかぁぁァァァァ!!]

 

宇宙に飛びだした螺旋からザマスは逃れようともがき続け 脱出することに成功した

 

しかし ピシュンという聞きなれた音がザマスの頭上で聞こえた

 

[くたばりやがれぇぇぇぇぇぇぇ!!]

 

『サーべ―ジストライカー』

 

青く光る拳がザマスの体に深々と突き刺さった

[でりゃあああああ!]

ベジットが拳をザマスに突き刺しながら 更に速度を上げていく

 

[まさか…!このまま…地球に…!]

ザマスはそう考えるとほぼ同時に ザマスの体に火が付いた

[ぬおおおおおおお!]

ベジットが全身全霊を賭け すべての力を拳に集めようとしたとき 

 

ベジットのポタラから小さい破片が飛んできた

 

(ポタラに先に限界が来たか!  だが このままザマスを…倒し切ってやる!)

 

ベジットの速度がさらに上がっていく

 

[やはり…やはり貴様も限界なのだろう!]

ザマスの体がぐにゃりと歪んだ

 

次の瞬間ザマスの体から複数の剣が飛び出し とうとうベジットの体に致命傷を与えることに成功した

 

だが それでもベジットは一切身動きひとつしなかった

[俺がこのまま耐えきれずに死んじまうか…それともお前が死ぬか だ だが不死身は死なないよな?]

 

ベジットはそういうとニヤリと笑った

[まぁ…俺が死ぬのはもっとありえないがな]

ザマスは憎悪を込めた目で ベジットをにらみつけた

[くそう…ちくしょう…おのれぇ…おのれ人間めぇぇぇぇぇ!]

ザマスがそう叫ぶのとほぼ同時に

ベジットとザマスが地面に突き刺さった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とんでもない爆風であった

 

魔理沙は吹き飛びそうになったし

霊夢は吹き飛んだ

そんな2人に手を貸しつつ トランクスはとんでもないものを見ていた

 

遠く離れた場所に光の柱が立ち上っている

光の柱の下には 大きな受け皿のようなものも見受けられた

「…決着が つきました」

3人は息を飲んだ

どちらが勝ったのかわからないからである

 

おっかなびっくり3人は爆心地に近づいて行った

 

 

 

地面は大きくえぐれているが あまり周辺への被害は無かった

恐らく着地の寸前 ベジットが周りにバリアを張ったのだろう

 

霊夢がクレーターに向かってしゃべりかけた

 

「おーい」

クレーターの中から1人の男が手を挙げ

その人影が2つに割れた

 

「よう霊夢 ずいぶんボロボロじゃねえか」

「トランクスと魔理沙か ずいぶんと薄汚い恰好じゃないか」

 

3人は安心のあまり 腰が抜け 地面にへたり込んだ

 

 

 

続く




2日も遅れました…
最近も忙しくて…

ちなみに今回のタイトルはドッカンバトルから引用しています

1日遅れます
年末を越えれば投稿も安定しそうです
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。