もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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さらば未来

「やった…」

トランクスは段々と明るくなっていく空を仰向けになりながら見つめていた

「みんな…終わったよ…」

ザマスと直接戦っていなくても これまでトランクスと共に未来世界を守り散っていった仲間たちが力を貸してくれたのだとトランクスは思った

トランクスは何とか半身を起こした

「妹紅さんの所に…マイの所にも…父さんたちと合流しないと…」

トランクスはしぱしぱと瞬きをした

その時だった 

 

少しトランクスと離れた位置にあるガレキの上に隻腕の男がにこやかな笑みで座っていた

「あ…」

その男はトランクスに向かってグッドサインを出した後 

煙のように消えた

「ご…悟飯…さん…」

青年…孫悟飯もきっと力を貸してくれていたのだろうと トランクスは少しだけしんみりとした

 

 

 

 

 

 

 

「霊夢~!妹紅~!」

魔理沙はガレキを再びかき分ける羽目になった

 

トランクスとザマスの激突が生み出した爆発は思った以上に広く

ただでさえめちゃくちゃになっていた未来世界はさらにひどい有様であった

「ちくしょうめ… 気の探知にも引っかかんないし…」

 

その時だった ガレキの山が一つ吹き飛び霊夢が飛び出してきた

「うぃ…」

「…お前いつもガレキから出てくるな まぁ無事で何よりだ…妹紅を探そうぜ」

「…いや 無理」

「え?」

「元気玉と言い 界王拳使用後のフルパワーと言い 体はともかく 霊気やら気がもうガッタガタよ…死にそう」

「…安静にしとけよ 妹紅は私が探す」

霊夢を木陰に…木はもう一本もなかったのでガレキが日陰になっているところに霊夢を寝かして魔理沙は飛んだ

 

その頃の妹紅は、瓦礫の山の一つに背を預けて息を切らせていた

「げほっ……くそ…もう動けん…てか何で生きてんだ…?」

「じゃあしばらく休んでいたらどうだ?」

突然の声と共に瓦礫の山からザマスが現れた

「!?」

「もっとも、休んでいる暇などないだろうがな」

そう言ってザマスが妹紅に向かって腕を伸ばす 拳でそのまま潰す気なのだろうと妹紅は確信していた

しかしザマスは妹紅を乱暴にはねのけ 妹紅の後ろのがれきをかき分け始めた

 

「…何が目的だ?」

「……」

やがてザマスは2人の女性を掘り出した

「レイムと…マリサか」

「おい」

ザマスの声かけで2人はかすかに反応した

「お前らは…そうだな…」

ザマスは言葉を探しているようだった

「…達者でな」

ザマスは握りしめていた1つの指輪と自分の指輪を彼女らにはめ起動させた

 

 

「…情け か?」

妹紅の問いに対してようやくザマスは答えた

 

「…神にはなれずとも 我らのやったことは残ることだろう」

「ブラックは死んだのか?」

「まぁ そういうことになる」

「へっ 少しは情けがあんのかよ ふざけやがって」

「気まぐれだ ただの 気まぐれだ」

「あっそ」

「貴様は死ねなかったようだな」

「…まぁな もうちょい生きるとするよ」

「…そうか」

「精々苦しめ 永劫の時を」

ザマスはそう言い残すと さらさらと砂状になり消えた

「‥‥へっ」

妹紅は悪態をつきたかった

だが悪態をつこうにも なんとも言えない気分

「最後まで…気味の悪い野郎‥‥だ…」

妹紅の視界がチカチカと点滅するなか見覚えのある帽子が視界に移った

 

「おお!生きてたのか…マ~ジで良かった…ほんとに良かった…」

 

「…よう魔理沙 私を連れてけ」

「おうよ…霊夢も回収してくかんな」

 

 

 

 

 

 

 

未来世界は結局の所 ダメージが多すぎたドラゴンボールも存在しないのである 

そのため一度トランクスたちは現代…

悟空たちのいる世界にしばらくの間おいとますることになった

 

「超ドラゴンボール」

 

これを使えば時代を超えてもなお願いをかなえることができるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トランクス?」

「マイ…結局の所 俺は皆に助けられてばかりだったよ」

「…それの何が悪いんだ」

「……」

「助け合って生きる それが人間だろ?」

「………」

「お前はそういう気持ちだったから ザマスを倒せたんだ 胸張って生きろ」

「…ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しばらくの間 頼みます」

トランクスはおそらくその場にいるであろう死んでしまった仲間に語りかけた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未来編  おしまい













未来編はこれにておしまいです…大体一年?で完結です

とは言ってもここから先…まだまだお話は続きます 
来年もどうかよろしくお願いします
そして新年早々2日投稿が遅れます…申し訳ありません
追加でもう1日遅れます…
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