もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
全王様
カプセルコーポレーションの庭でピッコロが歩き回っていた
不可解な裂け目から元気玉に近いモノの気と
悟空たちの気を感じとるのとほぼ同時に裂け目は閉じてしまった
「一体全体どうなってやがる…」
ピッコロがそう呟くのと同時にタイムマシンが出現した
「た…ただいま」
「霊夢…よく無事で戻ってきたな…!」
ピッコロは嬉しそうに霊夢をタイムマシンから引っ張り上げた
タイムマシンはまさに満員であり
悟空とベジータはタイムマシンの外側に張り付いていた
「よう ピッコロ」
「孫 お前も無事だったのか…あの光や裂け目はなんだ?」
「まぁ話すと長くなっけど…まずはメシを…」
「まぁ そうだろうな」
ブルマがタイムマシンからはい出てきて言った
「確か食べ物詰めてあるカプセルが…あったはず…ピッコロ とってきて…」
「なんで俺が…まったく…どこにあるんだ」
「研究員に聞けばわかると思うから…お願いね?」
ピッコロはうなずくと正面玄関の方へ飛んで行った
「…ふつーに裏口から入ればいいのに」
ほぼ全員が体力を使い果たしていたので
割と動ける霊夢とマイそして妹紅が残りをタイムマシンから引っ張り上げた
「トランクス…あんたさっきまで動けてたのに…」
「なんだかどっと疲れが…復活パワーの使い過ぎかもしれないけど…」
マイとトランクスがそう話していると魔理沙が変な声を上げた
「ちょっとどうしたのよ魔理沙」
「ミ…ミニ八卦炉が…ない!」
「…いつ失くしたのよ」
「わからん…ザマスと戦ってた時点では使い倒してたから…多分タイムマシンに乗った時…」
霊夢はため息をついた
「しょうがない…とってきてあげる」
霊夢は立ち上がってタイムマシンをコンと小突いた
「と言うわけでちょっとタイムマシンを借りたいんだけど…」
ブルマは心配そうな目で霊夢を見つめた
「いいけど…でも危なくない?」
「まぁザマスも倒せてるし 多分行けるでしょ 妹紅も連れてくし」
「え?」
「まぁ妹紅がついていくなら大丈夫かもだけど…」
「いやちょっと待ってくれよ」
「んじゃ行ってくるわ」
「…わーったよ 体力多いからって酷使しやがって こちとら死にかけたんだぞ 真面目に」
「待ってくれ!ちょっとオラも行かなくちゃなんねぇ」
「えっ?あんたも用事あるの?」
「ああ ちょっとな 霊夢も来るか?」
「…まぁちょっと気になるけど そんじゃ3人で」
「操作方法わかるんですか?」
トランクスがそう言った
「あ…」
と言うわけで操作を知っているトランクスとそれを支えるマイが同行することになった
「…結局5人ね」
霊夢はタイムマシンにへばりつきながら言うと タイムマシンは消えた
「いきなり戻ってくることになるとは…」
トランクスはそうつぶやいた
「えーっと八卦炉…」
霊夢はガレキをほじくり始めた
「ねー用事済んだら手伝ってよご…」
霊夢が放り投げたガレキが何か柔らかいものに当たる音がした
「ごめん誰かにあた…」
そこには全王がいた
「どわーっ!」
思わず後ろに向かって思いっきり飛び出した霊夢はガレキをほじってた妹紅にぶつかり止まった
「ぜ…」
「キミたち 失礼だね」
全王はそういいつつ頭のがれきの破片を落とした
「いたいた!全ちゃん!」
悟空はそういいつつ全王に向かって駆け寄った
「ってこっちの方は全王様か」
「あ ソンゴクウ」
全王はそういうと霊夢達から視線を外した
「オラがいいところに連れてってやるよ!」
「ほんと?」
なんとかミニ八卦炉を回収した霊夢達がカプセルコーポレーションの庭に帰ってくると大騒ぎしているのが見えた
「なんだなんだ 一体どうしたの」
霊夢は先にタイムマシンから飛び降りた
「お前ら…次から次へと世界のルールを無視しやがって…」
どうやら怒っているのは破壊神ビルスらしい
「うるさいわね!そもそもあんたがキチンと仕事してればこんな大変なことにはならなかったじゃないの!」
そしてさらにブルマがそれに怒っている
界王神が仲裁に入っているのだが怪獣の前のトカゲのようなものである ほぼ役には立っていなかった
「ずいぶんとうるさいね ここがいいところ?」
「いや違うぞ…あっいたいた おーいビルス様ー!」
「悟空!お前こいつを何とかし…」
ビルスの表情が固まった コーニッシュレックスのような耳は後ろにたれあごは外れんばかりだった
「ぜ…ぜ…ぜ…全王様…!」
ビルスは頭を下げ界王神も頭を下げた
「ぜ…全王様 この度は…」
「界王神様」
悟空がビルスをスルーしつつ界王神に声をかけた
「連れてってくれ あっ 霊夢も行くか?」
「…まぁ 行きたいけど」
「よし そんじゃ霊夢とオラと全ちゃんをこっちの全ちゃん家に連れてってくれ」
宇宙とは別の場所にあり 界王神 破壊神とその従者しか行く事ができないとされる場所…
全王の宮殿に霊夢達はいた
超巨大な青いクラゲの上に、「全」という文字を模した宮殿が立っており
宮殿の周囲には12本の石柱が立ち 石柱の上には12の宇宙が浮んでいた
「ここが宮殿…」
霊夢達は横一列になって歩いて行った
霊夢はとりあえず悟空の横から離れないよう心掛けた
「おー!」
扉を開けしばらく歩くと聞き覚えのある…というかさっきも聞いた声が聞こえてきた
「悟空!」
「オス!全ちゃん」
「約束どおりいい友達を連れてきてやったぞ」
未来の全王と 現代の全王がお互いに顔を見つめあっていた
「やぁ」
「やぁ」
「あそぼ」
「うん」
全王は2人並んで楽しそうに走り回った
「ひひひ 上手くいったぞ」
「約束って…どんな約束よ…」
「いやオラは意外と忙しくてさ ずっと遊べる友達がいないかって言われてたんだ」
「ああ そう…」
霊夢達がまたカプセルコーポレーションに帰ってきたとき
今度はもう暗くなっており 庭にはバーベキューセットが置かれていた
「なんか…寒暖差でおかしくなりそう…」
「…まぁ風邪ひかないように気をつけろよ」
「あっ お帰り霊夢 ほいこれおまえの分」
魔理沙に手渡された肉をかじりながら霊夢は思った
帰ったら掃除や神社の事や修行の事もすべて忘れて泥のように眠ろうと
2日遅れました
レイムとマリサの過去話を書こうと思っていたのですが
書く暇も入れ込むスキマも無かったので
番外編に入れ込もうと思っています
追記次回更新は1日遅れます
追記 もう二日遅れます
最近遅れてばかりで申し訳ございません