もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

62 / 84
それぞれの日常 そして修行

早速ピッコロの元へ出かけようとした霊夢に妹紅が声をかけた

「おい 私出かけるんだが戸締りとかどうすればいい?」

「ああ 鍵ないのよ こっち来た時に割れちゃって それ以来かけてない」

「…防犯意識どうなってんだよ」

「だってこの辺恐竜とかイノシシとかうろついてるからにカギは意味ないでしょ」

「確かにここまで来れるんならカギは意味ないか…んじゃ開けっぱでいいのか」

妹紅との会話を終え霊夢は飛び上がった

「そんじゃ一週間後」

「そんなに帰ってこないのかよ」

「ええ 今のところは」

そういうと霊夢は飛んで行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ターレスたちと過ごしながら紫は異常に気付いていた

自分の力が回復しないのだ

減った体力や力が戻らないのである

 

彼女は一日に12時間は寝る

最近では取れない疲れとけだるさのため一日14時間は寝ている

それでも体力は戻らない むしろ落ちてきている気さえする

別に寝すぎて体力が落ちているわけではないと思うのだが…

「式神」すら出すことができないのだ

こんな調子ではフルパワーを出せるのはいつになることやら…

 

 

「どうした そんなシケた面して」

ターレスは何故かなれなれしい

まぁ怖がられたり 威張られたりするよりはマシであろう

「いやまぁ なんでも」

噓である

まもなくとある日がやって来る

「神聖樹の苗…色んな星に飢えてきたが 2,3しか取ることが出来なかった…こいつはすぐに星を枯らしちまう」

ターレスはやけに大きい丸型のパネルに映し出されている星を指さした

「今度はこの星…地球…この星は驚くほど栄養が詰まっている」

ターレスは苗を指先でいじりながら話をつづけた

「ここには俺と同じサイヤ人…カカロットもいるはずだ」

ターレスはそういうと苗を机に置いた

「…そのカカロットが敵になるリスクは?」

紫の言葉にターレスは即答した

「その時は殺す」

「ああ そう」

紫とターレス そしてクラッシャー軍団を乗せた宇宙船は地球へ向かう‥‥ 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

魔理沙は昨日霊夢から届いた霊夢を眺めていた

「館ねぇ…」

魔理沙は携帯電話を放り投げた 霊夢よりは扱いが上手いらしい

「まっあそこしかないわな…」

魔理沙は伸びをすると階下に降りて行った

魔理沙が居候しているのはカプセルコーポレーションの二階である

一階に降りると重力制御室が稼働していた

「もう修行再開したのか やっぱタフだな 師匠は」

重力制御室はその名前の通り重力を制御してくれる部屋である

10倍や20倍 それどころか数百倍まで重力を上げることができるのだが…

「まっ私はやらんが」

重力制御室の扉が開いた

「いいところに来たな 魔理沙 トランクスもいる まとめてかかってこい」

「…はいはい」

 

 

 

 

 

「そんでもってどうしたって言うのよ」

「冷蔵庫を使ってみようとしたんだが…今思うとこの家には…」

「コンセントが無いと」

「…まぁそんなところだ」

「この量の食料…どうすりゃ…てかよくこれまで気づかなかったわね」

「水しか入れていなかったからな…よく考えてみれば冷えないのはおかしいとは思ったんだが…」

「まぁ悟空でも呼べばいいか…って悟空って携帯持ってるの?」

「…多分持っていると思うが アイツがここまで難しい機器を使いこなせているかどうか…」

 

 

 

 

 

 

「そんじゃ また!」

「はーい ごくろうさん!」

とある市場に悟空は自身の畑で育てた野菜を売りに来ていた

パオズ山の肥沃な大地で育てられた野菜は人気である

野菜を売り終わった悟空はとりあえず家に帰ることにした

悟空はトラックに乗り込むと軽快な曲を流しながら帰路についた

 

 

 

悟空がトラックで去って行った後 市場の人はひそひそ話を始めた 

「ありゃ最新型のエアトラックでねーか?」

「こんな田舎に珍しい…相当儲かってるんじゃろなぁ…」

 

 

 

悟空が一本道を通っていると 一台のトラックが田んぼに突っ込んでいた

「なんだ?故障か?」

悟空が声をかけるとその男は困った顔をして見せた

「そうなんです」

男は手を擦り合わせながら悟空に頭を下げた

「近くの駅まで乗せていってくれませんかね~」

「おお 構わねぇぞ」

「ああ~よかった!」

男はそういうと田んぼの方に手を振った

 

すると太った男が1人 細い男が1人銃を持ち 這い上がって来た

田んぼの泥でひどい姿である

「オイ お前 トラックを置いてとっととうせやがれ」

太った男がそう言った

「え?なんだって?」

「まだ理解できてないらしいな…俺たちは強盗だ このトラックはもらっていく」

「強盗?なんだよ 強盗を駅まで乗せていくのは気が進まねぇな…」

「違う!お前のトラックをもらうって言っただろ!バカかお前は」

「ああ オラのトラックを奪うって事か」

「そうだ!」

細い方がトラックを指さして言った

「ボス!見てください!こいつはダブルウィングの最高級トラックですぜ!」

「ほほう! まったく今日はついてやがるぜ…がっはっはっはっ!」

「あっはっはっはっ!」

細い方と困り顔が上手い方も一緒になって笑い始めた

「はっはっはっはっ」

悟空もとりあえず笑い始めた

「…オイお前何笑ってやがる」

「このトラックはちゃんと働くって約束でブルマからもらったんだ おめぇらにやるわけにはいかねぇよ」

「フン!まだ状況が分かってないみたいだな…バカな奴め」

太った男が右腕をぐるぐる回し始めた

 

「俺たちに逆らうとどうなるか…教えてやる必要があるな!」

漢のパンチは人差し指で止められた

そのまま悟空は男を持ち上げると 田んぼに向かって放り投げた

「どわあああ!」

男は田んぼに突き刺さって動かなくなった

「こ…このやろ!

細い方と困り顔は悟空に向けて発砲をしたが それはことごとくはじき返された

「げげげ!」

細い方を悟空はつかむと 首を指先で叩いた

それだけで細い方は倒れた

 

「バカな事やってねぇで働け…ってオラが偉そうに言えたことじゃねぇか…」

「ひ…ひぃ!化け物だぁ!」

困り顔は銃と仲間を見捨てて逃げて行った

「あーあ 仲間置いて言っちまったよ…どうしたもんかな…ってありゃ?」

腕に違和感を感じた悟空が腕を見ると 擦り傷が出来ており血が出ていた

「ありゃ ずいぶんとなまって…いやなまってるわけねぇか…」

悟空はとりあえず傷を放置して強盗達をトラックの荷台に乗せた

そしてトラックの運転席に置きっぱなしで音楽が流れている携帯を見るとメールが来ていることに気が付いた

「おっと 霊夢からか…おお!あいつもう修行再開したのか…うし オラも行ってみっか…」

そこで悟空は今の惨状に気づいた

「やべ…トラックもなんとかしねぇと…」

仕方がないので自分のトラックを右手に 強盗のトラックを左手に持ち 悟空は飛んでいくのであった

 

続く‥‥

 




一日遅れます
更にもう一日遅れます
もはや最近一週間に一度出せてない…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。