もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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いざ第6宇宙へ

新技を覚えるには精密な気のコントロールが必須であった

 

「…あ」

だが霊夢はいとも簡単にそれをやってのけた

「もう出来たのか…やはり才能の塊だ」

霊夢の気のコントロール技術はかなり高く

実戦経験は文句なしであった

幻想郷時代から異変をいくつも解決してきたのだ

おまけにこの前ザマスと戦ったばかりである

 

実戦経験は十分であり持ち前の才能も合わさってとんでもない速度で実力がついていく

 

「あ メール」

悟空からのメールには家を壊したので悟飯の家にしばらく住ませてもらうと書いてあった

 

「え?」

 

他には特に書かれてはいなかった 壊しちゃったもんは壊しちゃったんだろう

 

「いやどういうことよ」

「まぁ俺は明日悟飯の家に行く用事があるんだ その時に詳細を聞いてきてやる」

「用事って?」

「まぁ野暮用だ」

「いいじゃん 教えてよ」

「む…子守りだ」

「へ?」

「パンの子守りだ」

 

霊夢の笑い声の後に鈍い打撃音が暗くなった空に響いた

 

 

 

 

 

 

 

 

「うわっ!ととと‥‥」

魔理沙は手に持っている気弾を落としかけた

「なんですか?それ」

トランクスの問いに魔理沙はにんまりとした顔で答えた

「超圧縮気弾ってんだ 落とすと大爆発!」

「‥‥そんなモンを落としかけちゃだめでしょ!そもそも何に使うんですかそれ」

「私たちは弾幕ごっこ…ああ幻想郷の疑似戦闘みたいなものだな あれを元に技を作ってるんだが それを一つやるために研究してんだ トランクスもやるか?」

「俺は遠慮しときます 主に剣が主体なので…」

2人がそんな会話をしているとタオルを肩にかけたベジータがやってきた

「明日も修行だ 早く寝ろよ」

「はーい」

 

魔理沙は適当に答えると自分の足元に置いてあるミニ八卦炉を手に取った

「館となると…まぁあいつらも強くなってんだろうなぁ…」

 

 

 

 

一週間の準備期間はすぐに終わった

悟空とも組手をしたかったのだが悟空は絶対安静らしい

あの悟空が戦いをしたがらなかったのだ

 

いや正確には我慢していたのである 相当な重症なのだろう

それと界王様からのありがたい忠告とやらをもらったが 特に霊夢は気にしなかった

 

 

 

 

 

「…来ないわね」

一週間後とは言われたが正確な日時は聞いていなかったことに霊夢は気づいた

 

「んでもって私以外いないし」

 

妹紅どころか魔理沙もいない 

皆そろって寝坊でもしたのだろうか…

「げげぇ! 集合場所伝えてなかったや…」

急いで魔理沙にメールを送ってる間に妹紅が文字通りすっ飛んできた

「よう!遅れたか?」

「いや早いくらいよ 魔理沙なんて今から来るし」

「ずいぶんと適当な奴だな 日時は守れよ」

「まぁ…許してあげましょう」

 

そんな会話をしているうちに魔理沙が飛んできた

 

「1分24秒 メールから到着までの時間よ」

「お前のメールが早けりゃ もっと早く来てたのぜ」

 

「オッス」

 

「ありゃ悟空 いつの間にいたのよ」

「気を出来る限り抑えてんだ… 遅延性なんちゃらってヤツがなぁ… 怖えぇぞ この病気」

「界王拳…気を付けなきゃね」

 

その時唐突に庭が光りだした

 

「シャンパ…様が来たわね… 一応身構えときましょ」

 

しかし光は出現したがシャンパは一向に出てこない

「これって…入れって事か?」

魔理沙がそう言うと 妹紅は嫌そうな顔をした

「…自分たちから危険地帯に行く感覚 未来のせいでキライになっちまったよ」

前までは結構好きだったのになと妹紅はつぶやいた

 

「んじゃ 言ってくるわね…ピッコロさんによろしく」

ピッコロは今日も今日とてベビーシッターである

一週間の間に悟空一家が増えたが

ピッコロ曰く チチ以外は役に立たないどころかむしろ状況を悪化させるらしい 哀れ

 

「おう 頑張ってこいよ!」

原因は笑顔で手を振った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで どこよここ」

 

霊夢達はギラギラとしたビルの路地裏の とびきり汚いところにいた

 

「シャンパ…様どころか 誰もいないじゃん どうすんのよこれ」

 

「いや いるぞ ここに1人な」

コツリ コツリとブーツの音を響かせながら 一人の男が路地裏の奥から歩いてきた

 

紫色の肌をしており顔も人間というよりは悟空に見せてもらったことのある異星人のような風貌をしており

衣服は黒いロングコートのようなモノを着ていた

そして何より ただモノではない気を漂わせていた

 

「…あんたが ヒット?」

「そうだ…博麗霊夢だな?」

「ああ 私が博麗霊夢だ こっちが魔理沙 あれが妹紅だ」

「そうか 移動するぞ」

そういうとヒットの姿が消えた

「え…いや違う!消えたんじゃなくて…」

ヒットはいつの間にか霊夢達の後ろにいた

「移動…?だとすると早すぎる…師匠よりも早いかも…!」

「走るぞ ついてこい」

今度は目でヒットの動きを追えた だが追うのと実際についていくのとでは話が違う

 

「はやっ…」

ヒットの動きは独特であった

走るというよりは滑るという表現の方が正しい気さえする

そんな移動方法であった

 

 

 

 

 

 

「…遠いって」

霊夢達の速度で30分は走ったのだろうか

そもそもこの星は地球の比にならないほど大きい

 

「…最初からこの近くに出してくれりゃあよかったのにさ」

妹紅が愚痴を言った

「まぁ…ずいぶんと懐かしい建物が見えるぜ」

 

田舎というか田んぼみたいなものだろうか?

とにかく自然豊かなこの土地になじんでいる西洋風の館がそこにはあった

「ほんっと久々だな 紅魔館…別宇宙にも飛ばされてるのか」

魔理沙はそう言った

「って事は懐かしの…いたいた!」

門の前で居眠りをしている華人服とチャイナドレスを足して2で割ったような服装の…

「めいり」

パコォーン と鐘のように腹のそこまで響く音が鳴った

 

「はうっ」

美鈴は特に何も言葉を発する間も無く ヒットに一撃を入れられダウンした

 

「…いやいやいや」

「気配から察するにかなり強いと判断した さっさと仕留めておいた方がいい」

「いや…でもさ…」

「普段の俺ならやらない だが仕事なら話は別だ 割り切れ」

「いやそもそも調査なんじゃ…」

「‥‥‥しまった」

「「………」」

 

「う…うぐぐぐぐ」

腹を抑えながら美鈴が立ち上がった

「な…なんなんですかあんたら… 目…目が見えない…」

 

「ヒット!?まさか目を!」

「いや しばらく待てば治る」

 

「くそ…わけわからん… 背水の陣だ!」

美鈴が何かを準備しているのが見えた

「しまった!あいつ気を読めるんだった!」

 

美鈴を中心に気が固まり

美鈴の腕には膨大なエネルギーが集まっていた

「虹符!『烈虹真拳』」

 

必殺の威力を持った拳打が…発動することはなかった

 

またしても鐘が鳴るような音と共に

美鈴が倒れ伏した

 

 

「い…今のが時飛ばしってヤツ?」

「そうだ こいつの能力… 俺とはとことん相性が悪かったな」

 

美鈴は気を操る程度の能力がある

 

悟空たちとはまた違う気なのかは分からないが

攻防一体のかなり強めの能力なのだが…

 

「時飛ばしなら コントロールさせる暇も与えん」

「…妹紅 一応 美鈴拘束しとくから手伝って」

「おうよ 紐でも持ってんのか? そんなもんじゃ厳しいだろ」

「新技よ新技… そおい!」

霊夢の指からひょろひょろとビームが飛んでいき 美鈴に当たった

「…特に変わりないぞ」

「いや滅茶苦茶に重くなったはずよ 服が」

「…もしかしてピッコロの服ビームか!?」

「ピッコロさんね まぁ正解よ」

魔理沙は美鈴をつついた

「まぁ…終わったら解放してやるからな 悪く思うなよ」

 

 

続く

 






かなり遅れました…
そして1日遅れます
もう日曜日投稿でもいいんじゃ…

はい もう一日遅れます
本当に申し訳ございません

作者インフルエンザによりしばらくお休みさせていただきます
いやもう…本当に申し訳ございません
更新はいつになることやら…


明日には投稿できそうです
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