もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
次に悟空が瞬間移動した場所は見覚えのある場所だった
「ああ ピッコロさん家ね」
「ああ 悟飯の様子を確認したかったんだが… ありゃすっげぇな…」
ピッコロの家のそばにある滝の上に浮かんでいる悟飯から立ち上る気は霊夢達と戦った時とはもうすでに比べ物にならなかった
「あっお父さん それと霊夢さんも来たんですね ピッコロさんは…」
ピッコロの家の扉が開いて中からピッコロが出てきた
「ちょうどよい所に来たな ベジータ達から電話がかかってきた」
「ほんとにいいタイミング でなんて言ってたの?」
「いやいくら画面をタップしても反応しない」
「…私も電子機器は微妙よ」
「僕が出ますよ…ピッコロさん機械オンチなんだからもう…」
「ブウさんが出られなくなったらしいのよ」
「ええっ!そいつは困るよ…悟飯入れても…まだ9人しかいねぇのに…」
「そんなこと私に言わないでよね…一度眠っちゃうと2か月くらい起きないらしいの」
携帯の画面に映るブルマは赤ちゃんを抱きながらため息をついた
「代わりに天津飯や亀仙人のエロジジイも出れるらしんだけど…あんた嘘ついたでしょ」
「ああ…それは…えっと…」
「クリリンと18号は出ないって言ってるわよ 亀仙人もクリリンづてよ」
「そ…そんなら金はオラが払うからさ…この前ミスターサタンからいっぱいもらったから…」
「いやどういう関係性?それにチチさんが家計管理してるんじゃないっけ」
「そ…そうだったな…霊夢おめぇは…」
「ウチはもっとカツカツよ…あんな山奥人来ないし 居候はいるし」
「そういう事じゃない!金で釣るだなんて最低だぞ悟空!」
クリリンが通話に入ってきた かなり怒っているのが見た目と言葉から分かった
「ちょ…ちょっと今そっち行く!」
悟空の姿が消え 今度は画面に悟空が出現した
「す…すまん…」
「オレが一番怒ってるのは試合に負けたらこの宇宙が消えてなくなっちまうことを隠してたことだ」
「‥‥‥」
「そんな重要な事をなんで言ってくれなかったんだよ 本当の事を言ったらオレがビビッて出場しないとでも思ったのか?」
「ビ…ビビらねぇか?」
「ビビる だから出場しない」
「…いい感じだったのにね」
「でもクリリンさんはいつもいざという時には頼りになりますよ」
悟飯がそう言うとピッコロもうなずいた
「頼むよクリリン…おめぇちっこいし逃げ足早いからこの試合だったら戦力になるかもしんねぇんだ…!」
「お前それほとんど褒めてないぞ…あーもう わかったわかったよ 出ますよ」
クリリンは腕組みをしながらそう言った
「だけど18号さんはたぶんカネもらわないと出ないぞ」
「…いいわよ 18号も亀仙人のエロジジイにもあたしが払ってあげる」
「おおっさすがブルマ!」
悟空は思いっきりにらまれた
とりあえず悟空に連れられて霊夢達もカプセルコーポレーションに戻ってきた
「…みなさん ひとまず9人のメンバーが決まりましたがあと1人 どうしましょう」
界王神はそう言うとホワイトボードをひっくり返した
そこには現時点で出場が決まってる11人の顔写真が貼ってあった
いつ撮られたのだろうか
「うーん…やっぱり未来の方のトランクスをごまかして…」
「無理です 全王様は騙せませんよ…お父様もね」
「ウイスさん父ちゃんがいたんか…」
「そんなことはどうでもいい」
ベジータはドリンクを机にそっと置いた
赤ちゃんへの配慮だろうか
「結局の所人数が足りないようじゃどうしよもない」
「まったく…宇宙はバカみたいに広いのメンバーはハナクソみたいな地球の奴らばかりじゃないか」
ビルスはドン!と飲み物を置いた
「お前らがフリーザ軍の連中をぶっ潰してしまったからだぞ まったく」
「何それ?私初耳」
霊夢は聞いたことがあるのだが魔理沙は知らなかったようである
「少し前の事です フリーザという悪者がいたんですよ」
界王神が魔理沙に説明を始めた
「フリーザは巨大な軍を持っていたんです まぁ悟空さん達に倒されたんですが…」
「フリーザ軍の残党がドラゴンボールを使ってフリーザを復活させたんですよ」
ウイスが杖から画像付きで話を始めた
「その時の軍の中にはクリリンさん達が苦戦するほどの強さのモノもいたとか」
結局フリーザは悟空によって地獄に送り返されたらしい
「まぁいないモンはどうしよもないわね…妹紅をごまかして入れるか…」
「あっそっか!死んじまってるならあの世から連れてくりゃいいんだ!」
悟空が何かを思いついたらしい
「連れて来るって何を?」
「フリーザだよ!フリーザ!」
「き…貴様何を言い出すんだ!」
「言っておくけど今からドラゴンボールを集める時間もないわよ」
ベジータ達は赤ちゃんをあやしながらそう言った
「いや占いババに協力してもらうんだ」
「…占いババ?」
「まぁ簡単に言えば24時間だけあの世からこの世に人を連れてこれるばぁちゃんだ…」
「そもそも人数を埋めるだけなら簡単だ…あんなヤローがいなくてもオレ達なら勝てる…違うか?」
「いやオラはすでに一度負けてんだ」
「…また舐めた戦い方をして負けたんだろう?」
「たしかにそうかもしれねぇが そいつの宇宙にはそいつより強い奴が2人いるらしいんだ」
「‥‥‥」
「ウイスさん他の宇宙にオラ達よりも強いヤツがいたりすんのか?」
「さぁどうでしょう 私も他の宇宙の事はよくわかりませんからねぇ…ただ自分たちの宇宙の事だって全て把握できているわけではありません 他の宇宙もそうでしょう 未知の力を持った戦士が何人もいるかもしれません」
「…未知の戦士か フリーザ…欲しいかも」
クリリンはそう呟いた
「ほらな!そうだろ? もしあいつが悪い事しようとしたらまたオラとベジータで倒すからさ」
「フン…また勝手な事を…」
「そんじゃオラまずはエンマ様のとこ言ってくる!」
「あっ私もついてく!」
「いや待て もしものために俺たちもついて行こう」
結局 悟空 悟飯 ピッコロ 霊夢と大所帯で行くことになってしまった
「…まぁ念には念をね」
『もう二度と蘇るんじゃないぞ』
目の前でサイヤ人が自分に向かって手のひらを向けていた
バカなヤツだ 油断しきっている それがキサマの敗因だ
自分の手の平を地面につけ力を込めようとした時だった
『フリーザァァァァ!!』
一番憎らしいサイヤ人が飛んでくる 力を貯めながら…
『波ぁーーーっ!!』
気功波が自分を…
「はっ!」
ここは地獄…のはずだが 周りはえらくメルヘンチックで明るい場所だった
「…私はまだ夢を見ているんですか?」
フリーザの目の前には謎の巫女と見覚えのあるナメック星人 それと青年と 憎いサイヤ人の4人が立っていた
頭部は紫色でつるんとしている 突起なども見受けられないし小さい
だが気配は危険な感じ それが霊夢からみたフリーザへの印象だった
「よう フリーザ夢じゃねぇさオラはおめぇに用があってきたんだ…にしても地獄にしては明るい感じだな」
「私には…これ以上の地獄はありませんよ…ところで 用とはなんでしょう?」
「…24時間だけだが ここから出たくはねぇか?」
「‥‥‥何か 企んでいますね?」
続く
またしても1日遅れます…
更に1日遅れます…投稿日をずらした意味が…
更に遅れます 体調が…なんかずっと元気ではないみたいな感じ…回復はするんですが全快はしない感じでして…
次回更新は5月4日になります
本当に申し訳ございません