もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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フリーザ

「そこにいるのは…あの時のナメック星人と…」

悟飯を見たフリーザはそこで言葉を止めた

 

「…あの時の僕とはだいぶ違うから分からないか」

 

「…そっちの巫女は」

 

巫女服は昔侵略した星で見たことがある

確か神をまつるとか…そして目の前にいる孫悟空は超サイヤ人ゴッドとか何とかになっていたはずである

 

「…なるほど ソンゴクウさん あなたの巫女ですか」

 

「…何言ってんだおめぇ」

 

「まぁそんなことはどうでもいいでしょう …本題に入りましょうか」

 

「…単刀直入に言うぞおめぇには大会に出てほしい」

 

悟空が説明を始めた ところどころ説明の足りない部分は悟飯が補足した

 

暇を持て余した霊夢は空を見上げた 空にも土地がある あそこが天国だろうか

 

 

 

「なるほど…1つ 条件があります」

 

フリーザは繭に包まれたまま偉そうに言った

 

「もしも第7宇宙が勝利したら 私を生き返らせてください」

 

「…どうする?悟空 こいつやべぇ悪党だけど」

 

「ああ いいぞ」

 

「いや軽いな」

「まぁお父さんはいつもああですし いざとなったら今度は僕が…」

 

「では…まず拘束を解いてください 一刻も早くこんな場所から立ち去りたいんです」

 

辺りの花や妖精が消え 一面薄い水でできた地面と暗めの青い空が現れた

 

「…ふぅ やっと動けました」

 

次の瞬間フリーザの姿が消えた

 

「えっ」

 

霊夢の後ろに回りこんだフリーザが霊夢を殴り飛ばした

 

「フ、フリーザ!お前…」

 

「ソンゴクウの息子でしたか 声で思い出しましたよ…」

 

霊夢の居た場所が吹き飛んだ

 

「お気をつけなさい…おそらく他の宇宙の刺客でしょう…まだ大会は始まっていないから殺しても問題はありません」

 

辺りの空一面に黒いフードと仮面を被った集団が現れた

 

「…おめぇらどっから現れた」

 

「どこからでもいいでしょう 私の準備運動のお相手をしてくれるなら ね」

 

フードの集団が悟空たちめがけて飛んできた

 

「こっちですよ」

フリーザの白い肌が金色に変わった 力も先ほどとは比べ物にならない

 

いつのまに姿が変わったのか…

 

「魂の浄化を避けるため…ずっと精神統一をしていたのですよ 今では息をするようにこの形態を維持できます」

 

フリーザが片腕を上げ すべての指から紅い光線を放った

 

 

勝負は一瞬だった フードの男たちは悲鳴を上げながらどんどん紅い光線に貫かれていく

 

「やめろ!殺すな!」

悟空がそう叫ぶとフリーザは打つのを止めた

 

「相変わらず お人良しも良いところですね…心の底から腹が立つ」

 

「く…くそぉ」

フードの一人が水につかりながら懐から何かを取り出した

紫色の球だ それは大きく膨れたり しぼんだりを繰り返していた

 

「…あれは」

 

「食らえ!」

 

フードの男がそれを投げる寸前 男の胸を紅い光線が貫いた

 

「やらせるわけないでしょう」

 

しかし紫色の球は止まらなかった

 

 

その球は大きく膨れるとそのままフリーザに向かって飛んで行った

 

「フン」

フリーザはそれを首だけ傾けて避けた

 

「正当防衛ですよ こちらが先に攻撃されたのです やり返しても文句はないはずです」

 

「いくら何でもやりすぎだ…おめぇは簡単に人を殺しやがる」

 

「…フン あなたこそすぐに善人ぶる そういうところが嫌いだと言っているでしょう」

 

 

 

「イタタタタ…あいつめ」

霊夢は頭をさすった

 

「大丈夫ですか?」

「大丈夫か?」

 

「2人とも来たの?なんかうじゃうじゃいるけど」

 

しかし次の瞬間には紅い光線が飛び回りその全員を殺してしまった

 

「…あれがフリーザ ん?」

水の中からすさまじい気配がする

 

「あれは…」

 

 

 

 

「…!避けろ!フリーザ!」

 

「何を言って…はっ!」

 

紫色の球は一切勢いを緩めず 水中で膨れ上がっていた

 

それは今度こそフリーザを捉え直撃した

 

「ぐおおおおお…!なるほど…これは…ぐぅ…破壊神ですね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい あいつ感づいたぞ…」

 

第9宇宙の破壊神 シドラと界王神 キテラは水晶を見つめた

 

死んだあとに殺してしまえば消えてしまい 二度と復活は出来ない 

だから第7宇宙への妨害のために自身のエネルギーの一部を分け与えたのだがまさか感づくとは

いや感づかれるのは分かってはいたが耐えているのが予想外だ

 

「…クソ失敗だ」

「他の宇宙への妨害もことごとく上手くいかん…ここらが潮時か」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ぐぐぐ だとすれば…」

フリーザが更に力を込めると紫色の球は手のひらサイズまでに縮んだ

 

「こいつは破壊の力…ビルス様とおんなじ力だ…」

 

「ほう 知っているのですか そういえばあなた 心が読めるんでしたよね」

 

「…こいつらは第9宇宙からの刺客だ 大会に出れないように オラ達を殺そうとしていた」

 

「そこまで分かってて 殺すなと言ったんですね」

フリーザは球を悟空に投げた

 

「なっ!」

 

「ではまた後で」

 

フリーザの力も合わさり紫色の球はたちまち悟空を飲み込んだ

 

 

 

「…やはりありましたか」

死体の服の中に巻貝のようなものがあった 恐らく通信機だろう

 

「初めまして 第9宇宙のみなさん」

 

 

「なぁっ…!キ…キサマどうやって…」

キテラは激しく動揺した

 

「通信機器は子分の皆さんからいただきましたよ…この襲撃は あなた方の仕組んだ事だとか」

 

「な…なんの証拠がある…」

 

「あなた方の破壊の力が証拠そのものでしょう 現在進行形で食らっていますよ

 

「あ…あれは別件で授けたものを悪用されたにすぎん!」

シドラも口を出した 

「…そもそも全王様に言いつけても無駄だ!ゴロツキ共のいう事など信じるものか!」

 

「はぁ 何か勘違いしてるようですね 全王にチクろうなどと思ってません ただ…取引をしたいだけです」

 

空では破壊の力を壊そうとしている霊夢達がいた

 

フリーザは歩きながら通信機にささやく

 

「私を…第9宇宙チームの選手に入れてほしいだけです」

 

「な…なんだと!?」

 

「ソンゴクウは破壊の力に飲まれています あれを失った第7宇宙に勝ち目なんてありません…この宇宙の消滅に巻き込まれるのはごめんです」

 

協力するのもシャクですし と小声でフリーザは付け加えた

 

「私の強さはご理解いただけたでしょう?どうです?悪い話ではないでしょう?」

 

「し…しかし…いいのか!自分の宇宙が…消滅するのだぞ!」

シドラは破壊神らしくなくそう言った

「悪党とはいえ…あるだろう!?お前にも大事な人が!ものが!風景が!思い出が!」

キテラもそう叫んだ

「…失礼ですが何をおっしゃっているのか…全く理解できません!」

 

「ク…お…おい!キテラ…こいつを入れるのはルール上問題ないのか!」

「な…何を言ってるんだ!こいつは…自分の宇宙が消えるのを何とも思っていない 異常者だぞ!いくら我々でも…手に余る!」

 

「だが…万一裏切ったとしても私が破壊すれば…」

「一度裏切ったものはどうせまた裏切る!」

 

 

フリーザのいる場所から少し離れた場所に虹色の柱が現れた

 

「時間ですか…まぁ いいでしょう」

フリーザは通信機を握り潰した

 

 

虹色の柱の中からビルスとウイスが出てくると 紫色の球を文字通り吹き飛ばした

 

 

「…悟空!やはりこいつはだめだ!すぐに裏切りやがる…!今ここで破壊する!」

ビルスは出てきた悟空に嚙みつきそうな勢いで怒鳴りつけた

 

 

「いてててて…まぁ待ってくれよ ビルス様」

 

悟空は地面にもう一度降り立った

 

「わりぃな もう一度話し合ってみる」

 

「いやもう無理でしょ…」

「でもおめぇ助けられただろ」

「いや普通にあいつらの攻撃食らってた方がまだ軽いけがで済んだし」

 

「孫 もうあきらめろ 時間もない 適当に穴を埋めるしかない…ヤムチャとか餃子とか…」

 

「…お父さん」

 

「まぁおめぇ達は先に帰っててくれ 何とかなるさ きっと」

 

悟空は3人を掴むと瞬間移動した

 

 

 

 

「フリーザ おめぇは生き返りたくねぇんか?」

 

「…生き返っても やる事はありません あなたと協力してまで生き返る必要はないでしょう」

 

「…本当にそうか?」

 

 

フリーザは拳を握りしめた

「いいでしょう…本音で…私は…あなたが大嫌いです 心の底から…今すぐ殺してやりたいと思うくらいには…」

 

「オラもおめぇが大っ嫌いだ…2回死んでも何も変わってねぇ…かかってこい」

 

 

悟空が構えた

 

「いいでしょう…あなたも今すぐあの世に送って差し上げましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫かなぁ…」

 

霊夢はピッコロと修行をしながらそう呟いた

「大丈夫だとは思いますよ…ウイスさん達もいましたし…」

 

「…後どれくらい?」

 

「1時間もないな」

ピッコロは時計もないのにそう言った 

「便利ね 耳が良いと…はぁーあ」

 

もうここまで来たらどうにもならない

後はどうなるのかは 神のみぞしる…

いや神と言ってもデンデ…

 

 

「仙豆はある ギリギリまで鍛えろよ 俺も鍛える」

 

ピッコロはそう言うと構えた

「僕も全力で行きますよ」

悟飯も構えた

「…3人同時に戦うってのも珍しいわね」

霊夢も構えた

 

 

早朝の出来事だが その組手は不安を吹き飛ばすのに十分だったという

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 















最近リアル事情が非常に忙しくもう少々遅れます 本当にすいません

非常に間が空いてしまいましたが6月8日に投稿します 
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