もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
「まずは協力して敵を倒す…チームワーク…チームワーク…」
悟飯はそう呟いた 特に第七宇宙はヘイトを集めている まずは固まるのが大事だ…
「力の大会 始め!」
大神官が手を振り下ろすのと同時にすべての宇宙の戦士が一斉に動き出した
「出来る限り固まって…ってベジータさん!?父さん!?」
フリーザも18号も17号も一斉に散って行った
「だ…だからチームワークだって…」
「ふん…アイツらにそんな戦い方を求めても無駄だったな」
ピッコロはすでに受け入れているしクリリンもうすうす感づいてはいたがそれはそれである
「…んじゃ私も」
ベジータが離れるのを見て魔理沙も離れていった
「…霊夢さんは離れないんですね」
「…まぁ固まってた方がいいでしょ 大会の開催の原因は悟空だから嫌でもヘイトは私たちに向くし」
まぁ大会が無かったら無条件で消されたのだからヘイトを集められる筋合いはない
とはいえそれはそれだ 案の定悟空の飛んで行った場所で爆炎が上がった
「派手にやってるなぁ…俺行けるかな」
「しっかりしろクリリン 俺達は力で劣る分をチームワークで埋めるんだ」
天津飯がそう言った時第7宇宙全員が構えた
これまでに感じないほど大きな気を感じたのだ
しかも抑える気はまるでなく 最初から垂れ流しているような…
「おう 霊夢」
勇儀だ 第11宇宙の勇儀が歩いてきたのだ たったそれだけでも地面に軽くヒビが入っていた
「まぁたぶん他にも幻想郷出身はいるだろうが それよりまずはお前から落とさせてもらうよ」
「そりゃまたどうして?」
「いや一番近かったし」
「……あそ」
「それよりもお前たち一周回って不自然だろ 他の奴らはでかい気配が漂ってんのにお前たちだけあんまりにも静かだ」
(そうか…気の探知やコントロールを覚えている人って意外と少ないのか…)
「私は分かったけどさ 普通中々気づかないぜ…さてとどういう技か知らんけど全力で相手するのがマナーだ」
「悪いけど先約がいるの 後にしてくれない?」
「あらあら つれないねぇ 今の私がわざわざ出向く事なんてほとんどないのに」
勇儀は背筋を伸ばした
「んじゃ 行くぞ」
いきなり視界が肌色になるのを感じ 霊夢は固まった
(‥‥‥!?まずい!)
遠くで悟飯の声が聞こえる
霊夢は全力で顔の前の物体を殴りつけた
視界が開けるのと同時に霊夢は地面に着地した
「おっとと…やっぱりさっきの気配とは比べ物にならないな」
「…顔面ひっつかんで場外に助走付けて投げ飛ばそうとしたって事であってる?」
「正解 やっぱ強いな でも私はもっと強くなってる」
今度は視界が真っ白になった
「‥‥ぬぅがあ!」
気合を入れ直し無理やり意識を入れ直すと今度は視界が真っ黒だ
(落とされて…はいない!思いっきり上に殴り飛ばされた!)
そして下から大きな気配が飛んでくるのも感じていた
「そーれっい!」
腕を前に組み防御姿勢を取ったが悲しいことに腕は枯れ木のような音を立てて曲がり そのままの勢いで霊夢は地面に叩きつけられた
「だぁっ…いったい…」
急いで治しつつ次の行動を考える
援軍…は分からない 霊夢個人で…まだ界王拳があるが発動する暇がない 急いで考えを巡らせてるうちに上から大きな気配が迫ってくる…
霊夢は一か八かで思いっきり横に飛んだ
次の瞬間さっきまで霊夢の居た場所に勇儀が突き刺さりその衝撃で霊夢は大きく吹っ飛ばされた
「イタタタタ…ってあんたは」
「何があった」
ヒットは霊夢の頭を腕を取ると立たせた
「…敵でしょ?なんで助けてくれんのよ」
「お前の仲間に借りがある」
「…悟空?」
「まぁそういう事だ」
ぺちぺちとはだしで近づいてくる音が聞こえた
「なんか増えてんなぁ… あんたは…ヒットか」
破壊神から教えてもらってんだと勇儀はにやにやと笑った
「強い奴らが入れ食い状態だ」
勇儀が拳を構えるとヒットもそれに応じるように構えた
「待て勇儀」
巨漢でひげを蓄えた男 トッポが間に割って入った
「…んだよもう いいとこだったのに」
「ジレンを温存するためにお前にはもっと暴れてもらわなきゃ困る…現に今ジレンは絡まれている」
「…誰にだよ」
「孫悟空にだ」
「…孫悟空だと」
「…孫悟空か」
どうやら利害は一致したようである
「‥‥‥」
霊夢はこっそりその場を立ち去った
「うへーすっげぇなこりゃ」
辺り一面に敵 敵 敵 ベジータはどこだろうか
魔理沙は気を小さくしながらリングの端っこを通って行った
戦いたい気持ちもあるがまずは状況を確認したい
「おっ魔理沙じゃねぇか」
「…まぁ勇儀がいるならそりゃいるよな」
伊吹萃香 鬼である
最後に素面だったのはいつの日か 彼女はいつも酔っぱらっている
「…やるか?」
「いんや…まだいいや 酒は持ち込みOKだったんでな」
「そのひょうたん武器にもしてるだろ いいのか?
「武器として使わなければいいんだよ 多分」
「まぁいいや…ん?」
リングの端で3人の戦士と17号が戦っていた
「17号か…いや強いな」
「お前の仲間かい?」
その戦士は達は粘っていたがとうとう1人が17号の蹴りをモロに食らって場外に落ちていった
「ムリサーム!」
ムリサームと呼ばれた男は落ちていくと…観戦席に瞬間移動した
「ふぅん 落とされるとああなんのか」
魔理沙はまとわりついてくる萃香を腕で押しながらそう呟いた
「おのれ…よくもムリサームを!」
巨体でドレッドヘアーの男の拳を真正面で17号はキャッチするとその拳事男を引き寄せた
「この宇宙は大したことないんだな」
「なんだと…ぐわっ!」
そのまま男は投げ飛ばされ場外に落ちていった
「ルバルト!くそう!」
今度は大きな鳥みたいなやつが空へと飛び立った
「は…羽があってよかったぜ」
「その程度の高さなら飛べなくても届くぞ」
「うぎゃっ!」
蹴り落とされた鳥は地面に叩きつけられた
「ジウム!」
「オ…オイ!第7宇宙の若造ごときになにをやられているんだ!」
観戦席を見ると象みたいな破壊神とゴワスがいた
「ゴワス様は知り合いだけど…ありゃキツそうだな」
名前をわざわざ覚えなくてもよさそうだと魔理沙は思った
「く…くそう」
リングの端っこにルバルトが何とかしがみついていた
「あ…危なかったぜ…ん?」
ルバルトの手の上に足が置かれた
「な…!ぐああぁっ!」
思いっきり手を踏まれたルバルトはもう落ちていく事しかできなかった
「おや…今何か踏みましたかね?ジャマなモノが足元にあったのですが」
フリーザは足を地面にこすりつけるとまたどこかへ歩いて行った
「以外とまともに戦うんだなあいつ」
魔理沙は萃香を膝の上に乗せながらつぶやいた
「…あれもお前の仲間かい?」
今度は18号が囲まれていた
「こんだけ囲まれたらもうおしまいだよ…お嬢ちゃん」
「若く見られるのは嬉しいけど…」
18号は目の前の敵に拳をめり込ませた
「こう見えても人妻だよ」
「…なんかあんま強いヤツいないな」
「キサマなどこの第3宇宙の正義の使者カトスぺラ様が成敗してくれる!」
「この第4宇宙1の怪力を誇るニンク様に勝てるなどと」
「取り込み中悪いが…2人とも落ちてもらうぞ」
「なんだキサ」
ベジータは2人の腕をつかみ放り投げた
「ふん」
放り投げた2人に気功波を撃ちベジータは魔理沙の方に歩いてきた
「何を遊んでいる」
「いや温存だよ温存 ここからは働くのぜ っつうわけでじゃあな」
「おうよ 後で会おうぜ」
魔理沙はベジータの背中にぴょこんと飛びついて振り落とされた
「あいつは敵か?」
「そうだけどまぁ 私がやるからまだ残しておいて…」
「…そうか」
ベジータと魔理沙は敵が入り乱れるリングの中央部へと向かっていく…
「イテテ…勇儀のヤツ あんな強くなるとは…もともと肉体が強いヤツが気を活かした戦闘を覚えると流石にやばいかも…」
歩いている霊夢の前に一人の少女が立ちふさがった
「霊夢か…今の私でどこまで行けるか…」
「久しぶりね妖夢 あんた出る場所間違えてない? この大会武器禁止よ」
妖夢が手を出すとそこに気で出来た剣が現れた
「へぇ ザマスみたい」
「と言うわけで…第2宇宙 魂魄妖夢…私が作ったこの簡易剣に 斬れぬものなど以外と無い!」
振り下ろされた刀を霊夢は真正面から掴んだ
「あっ」
「飛んだなまくらね」
「ぬぅ…やっぱりなじまない…」
霊夢はしびれる手で刀を奪い取るとそれを場外に投げ捨てた
「あっ…もしかしておちょくってます?」
「そうでも…ない かも」
「‥‥‥」
妖夢は飛び去って行った
「すっげぇジャンプ力…ありゃ真剣持ってなくて助かったわね」
やはり元から肉体が強いヤツが特に脅威だ
ほぼ丸腰の妖夢ですら霊夢の腕をしびれさせたのである
「…まずは合流を最優先しないと」
霊夢が悟飯たちの方へ向かう前に空から1人の美しい少女が降り立った
「いつにもまして本気ね レミリア」
「前回は醜態しか晒していなかったもの…今回は本気よ」
レミリアは威厳たっぷりでそこからは挑ませてやろうとかそういう気配すら感じさせた
「紅魔館主 レミリア・スカーレット 全然月は見えないけど 今日は楽しくなりそうね」
「博麗の巫女 博麗霊夢 乗ってやろうじゃないの…あんたの誘いに」
レミリアはレヴァーティンを抜いた
(気弾に近いからセーフなのね…というかあれはフランの…)
霊夢は力を込めた 温存なんて考えてる場合ではないのだ
未来での経験やちょっとした積み重ねは霊夢の力を飛躍的に向上させていた
「界王拳…50倍…だぁ!」
続く‥‥
いやはい ごめんなさい
前回の投稿から約2か月…いわゆる失踪です
相も変わらずリアルが忙しいのとそれに伴うモチベーションの低下が原因でございます
とはいえ投稿自体は続けますのでどうかこれからもよろしくお願いします。
ただ今更新が大幅に遅れております
できれば今週中には上げたいです