もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら 作:きんとん
第10宇宙の消滅を受けヒットは更に早く動き出した
乱戦と言うには人が減りはじめたため見つけ次第殴る 殴って飛ばす
時飛ばしの前に相手は誰に殴られたかすら気づかずに落ちていくのみ‥‥
「ジャスティス!」
「なにっ」
「キック!」
ヒットは横から蹴り飛ばされ空中で一回転した
「第6宇宙のヒットだな?」
ビルスに似た風貌のこの男はディスポ 第11宇宙の戦士の1人である
「…ああ」
「俺はお前の時飛ばしを攻略しに来た!」
「…時飛ばしを知っているのか?」
「我が宇宙のため…我がチームのため…お前は俺が!成敗するぜっ!」
「そうか…」
話が通じないことを確認したヒットはポケットから手を抜くと構えた
そんなヒットを遠巻きに見守る2人がいた
「姐さん…加勢しますか?」
「ヒットなら心配ねぇよ あんなヤツボコボコにしめちまうさ」
この2人はカリフラとケール
第6宇宙の女サイヤ人である 彼女らも少々ダメージを負っているのか今は休んでいるらしい
「とああああああああっ!」
ディスポが地面をひと蹴りした
ヒットはそれに合わせて時飛ばしを…
「でりゃあっ!」
ヒットの顔面にディスポの拳がめり込んだ
「がっ…」
ヒットはそのまま吹き飛び片膝をついた
「な…何が起きた?」
見守っていたカリフラが言葉を漏らした
ヒットが時飛ばしを発動しなかったのである
「へっへっへっ」
「…その自信…ハッタリではなさそうだな」
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「一発だけだ!まぐれだまぐれ!」
「そんなカッカッしてると血圧が上がりますよ シャンパ様」
「あいつビルスに顔が似てんだよ!」
「それは…つまり兄弟であるシャンパ様にも似ているということですね」
「ぜっ全然似てねーし!俺は流行のオリーブ顔で…ビルスとアイツは古臭いソース顔!」
「…まさかあのヒットが押されているのか」
「相手は第11宇宙の戦士ですか…流石に強豪ぞろいだ…霊夢さんをノックアウトしただけのことはある…」
界王神は手を握りしめた
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「流石第11宇宙の殺し屋…一発ぐらいじゃ効いてもねぇか…でもよ…」
ディスポは再び地面を蹴った
「お前のそのヨユウな感じが気に入らねぇんだ!」
更に加速したディスポにヒットは再び吹き飛ばされた
「ぐ…」
再び着地をしたヒットだったが二発目は流石にダメージがあった
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「だわーっ!ヒットが二発も食らった…!あいつの攻撃速くねぇ!?ヴァドス見えた?」
「ええ 私は何とか」
「天使で何とかかよ…殺しの技は使えねぇし…ヒット…やばくねぇ…?」
「フン シャンパのヤツ焦ってやがる」
第11宇宙のベルモッドは足組をしながらそう言った
「どうやらヒットはあちらのエース」
「更に精神的支柱も担っているのでしょう あれが負ければ総崩れもあり得るかと」
界王神のカイと天使のマルカリータが言葉を継いだ
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「攻撃の初動が…見えん まるで時飛ばしをされているようだ…」
「もう終わりか?」
「…そうか 俺が時飛ばしを使う直前…それも一瞬 その瞬間にお前は更に加速している」
「ご名答!俺はこの状態から一瞬 更に数千倍速くなれる」
ディスポは人差し指を立てた
「そしてお前は更に考える 何故お前は時飛ばしのタイミングで攻撃できるのか…」
「答えはすぐに出る」
「はぁ? ‥‥ノーガードか…舐めやがって」
ヒットは構えをとくと腕を宙に投げ出した 力が抜かれたヒットの腕は風に吹かれてぶらぶらと揺れている
「何度やっても結果は同じだ…ぜっ!」
再びディスポの攻撃がヒットに命中した…のだろう
もはや何で攻撃したのかは分からないがヒットの体は再び吹き飛んだ
着地もできずに地面に叩きつけられたヒットは立ち上がりながら言った
「音か…俺は時飛ばしを使う直前 全身に力を込める その時のキンニクのきしむ音をお前は聞いている」
「お見事!だが分かったところで生物は動くときに必ず音を立てる 意味はないぜ?」
「最初の乱闘でも耳が壊れていないあたりお前は周波数で聞く音を選べるんだろう…騒音も無意味か」
ディスポは正解だと言わんばかりに指で〇を作った
「が…時飛ばしを攻略できてもそれだけでは俺は倒せない」
「…どうかな?」
今度はディスポが地面を蹴ったのすら見えなかった
いきなり前に現れたディスポは先ほどとは打って変わって連打に切り替えた
「圧倒しているな」
第11宇宙のクンシーはそう呟いた
ひときわデカいガレキの上からジレンをはじめとしたプライドトルーパーズがディスポを見守っていた
「いや違う」
トッポはそう言うと冷や汗を浮かべた
「一方的に食らっているように見えてヤツは急所を守っている…ディスポの速度になれようとしているのか? だとするとこれは罠だ…!クンシー!」
「あ…ああ オレに任せてくれ」
「でゃあああああああ!」
ディスポの蹴りがヒットを舞台の端まで追い詰めた
「もう…後がないぜっ!」
トドメの一撃に再びディスポが地面を蹴った
しかしその瞬間ヒットの姿が薄く 半透明になった
「うっ!?しまっ!」
ディスポはヒットを突き抜けるとその勢いのまま場外に飛んで行った
「うわあああああ!?」
「後がないのは…キサマの方だ」
「フン!フン!フン!」
ディスポの体に金色の糸が巻き付いた
「た…助かったぜ!クンシー!」
「…ふぅ 俺の糸が無ければお前は落ちていた…あのヒットとかいう男 次元を移動して回避したのか? やはり恐ろしい奴だ」
「俺を落とすためにわざと端に行っていたとは…恐ろしい奴だ」
「ここからは俺も手伝う 2人がかりで行くぞ」
「ああ…というわけだ ヒット」
「ふん…御託は良い かかってこい」
クンシーがヒットに向けて金の糸束のようなものを射出した
ヒットはそれを片足に受けた 糸は固く おまけに剥がれない
「だりゃりゃりゃりゃ!」
動けないヒットにディスポは再び攻撃を再開した
「クソ…きたねぇぞ第11宇宙…ケールあんたはここにいな」
「姐さん!ダメですよ!まだじっとしてないと…」
「うるせぇ!あんなことされて黙って見てられるか!ヒットを助けねぇと…」
「待ちなさい」
「誰…ってあんた」
「私が行く コケにされたままじゃ終わんないわ」
そう言い残すと彼女は飛んだ
背中に生えた羽で
「これで終わり…」
『運命「ミゼラブルフェイト」』
ディスポの手に鎖が絡みついた
「なにっ!?」
「月は見えないし負けも味わった でも…今日は楽しくなりそうね」
「…レミリアか」
「借りは返させてもらったわ…これでこっちも2対2よ」
「う…増援だな!」
「ヤツは確かレミリア・スカーレット…先ほどの戦闘では第7宇宙の霊夢相手に善戦を…」
「加勢が無きゃ勝ってたわボケ!」
レミリアの槍がクンシーの頬をかすめた
「レミリア あいつの糸は一度ついたら離れない 注意しろ」
「ふん あんなの全然怖くないわ」
レミリアは鎖を手に持った
「なんだこの鎖…ハズレねぇ…ってうわっ!」
レミリアは鎖を一気に手繰り寄せるとディスポの腹部に渾身の右ストレートを叩き込んだ
「がばっ…ぁ」
「さっきの戦闘を知ってるなら分かるわよね?吸血鬼の近接戦闘を!」
「ディスポ!」
クンシーの放った糸はレミリアに直撃した
「やった!」
「何がやったの?」
レミリアの体の一部は蝙蝠に姿を変えると糸は外れた
「体力は消耗するけど一部切り離せばあなたの糸は通用しない…食らって気づいたけど糸というより縄ね」
「クソ…ディスポ!」
ディスポは再び加速を開始した
「いくら鎖の範囲とは言え最高速度なら!」
ディスポの一撃がレミリアに直撃した
「がぎゃっう…」
「連続で加速は出来まい」
「しまっ!」
今度はヒットがディスポを殴りつけた
「助かった ここからは俺も復帰する」
「OK…そういえばだけどフランもそろそろ動くみたい」
「温存とはいえもう半分は立ったか ならばそれもアリだ」
ヒットは腕を回した
「オレが糸をやる それでいいか?」
「ええ 相性有利ってヤツね」
「もう不覚は取らん そして…やはりお前は強い」
「ありがとね…じゃあ行くわ」
レミリアは背中の羽を大きく広げた
続く
正確には月曜日ですが大体1週間ぐらいで投稿できたので許してください…
週一投稿大変ですがやれなくもないかもです
これをさらに多い文字数で出来る人すごい…できる限り続けますのでどうかよろしく
1日遅れます まだ週1投稿始めてから2回目なのにごめんなさい