もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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ヒットとレミリア

「すんごいスピードね…ヒットが手こずるわけだわ」

 

鎖でつながれているにも関わらず動ける範囲だけでも恐ろしい速度でディスポは動き回っていた

(このまま鎖をちぎらねぇと…戦いにすらならねぇ!)

 

「…そこね」

レミリアの蹴りがディスポに突き刺さった

 

「ばぎゃっ…俺の動きを見切ったのか…!?」

「お前は確かに早いけど…動きは直線的ね 鎖の感覚と合わせれば全然いけるわ」

 

 

 

ヒットはクンシーの気弾を片手で弾き飛ばした

「俺の気弾を払いのけるとはさすがだな!」

「…ゴミをまき散らしたな」

ヒットとクンシーの床の周りにはびっしりと光る糸が張り巡らされていた

「ゴミと思うなら触れてみなぁ!」

「触れると爆発するのか?」

「よくわかったな その通りだ」

「フン 鉄壁の防御というワケか」

「お前が時飛ばしを使ったところでお前はオレに近づくことはできないのさ」

「近づく必要はない」

ヒットが虚空に拳を突き出すと目に見えない衝撃波がクンシーを貫いた

「ぐぎゃああっあ…い…今のは衝撃波か…?」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「地雷原をすり抜けクンシーの肉体にだけダメージを与えただと…?」

「人体にだけ影響を与える透明の気弾のようですます」

 

第11宇宙の観覧席とは裏腹に第6宇宙の観覧席は盛り上がっていた

 

「ざまーみろ第11宇宙!ヒットにはこれがあるんだ!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「ばぁーーーつ!」

ディスポは全身全霊で体をひねり鎖を引きちぎった

 

「さすがは第11宇宙 タフね…」

「レミリア交代だ」

ヒットがレミリアの肩を軽くたたいた

「え?」

返事を待たずヒットはディスポに向かって滑って行った

 

「なんだそりゃ!」

ディスポも負けじと加速を…

 

「ぐええぁああ…!なぁんだと!?」

ディスポの腹にはヒットの拳が突き刺さっていた

「時飛ばしと同じ筋肉の動きをさせ お前をおびき寄せた」

「時飛ばしのふりをしてオレにカウンターを合わせた…のか!?」

「そうだと言ってるだろ」

 

「すっご…私も負けてらんないわ…ねっ!」

レミリアは翼を広げた

「気を付けろ ヤツの周りには」

「空からなら幾分かマシでしょう!」

突撃したレミリアに合わせ地雷原は大爆発を起こした

「バカなヤツめ…空から来ても爆発するのよ」

 

「誰がぁバカだって!」

レミリアが爆風の中からクンシーをぶん殴った

『神槍「スピア・ザ・グングニル」』

吹き飛んだクンシーに無数の槍が突き刺さった

 

 

「おがあああああああっ!?」

ディスポは再びヒットの拳を食らった

「こ…今度は時飛ばしか!?」

「そうだ さぁ次はどっちだと思う?耳を澄まして聞いてみろ」

 

再び滑りこむようにヒットはディスポに打撃を叩き込んだ

時飛ばし 打撃 打撃 時飛ばし 打撃 時飛ばし 時飛ばし

 

不規則に叩き込まれる打撃をディスポは全身に叩き込まれた

「降参しろ その足で武舞台から降りるんだ」

「…プライドトルーパーズに 降参という文字は…ない…」

「そうか」

ヒットはディスポを放り投げた

 

「させるかぁ!」

クンシーが糸を伸ばしディスポをからめとった

「今は撤退し 反撃の時を待て! ヤツは俺が道連れにしてやる…あとは頼んだぞ」

 

クンシーは再び糸を広げるとヒットに飛びかかった

だが糸はヒットを突き抜けた

「なっ…!?」

「俺の変わりにこの痛みを連れていけ」

ヒットの拳打がクンシーの背中に突き刺さった

「ぐああああぉおーお…!」

そのままクンシーは力なく場外へ落ちていった

 

「クンシー! ち…ちくしょう!」

 

ディスポはそのまま逃げていった

 

 

 

 

「ク…クソ…すぐにリベンジしてやる…」

ジレン達がいる場所まで何とかディスポは戻ってきた

「て…おい 残りのメンバーはどこだ?」

そこにはカーセラル トッポ ジレン そして勇儀しかいなかった

「ゾイレイは…落とされた ここに戻ってこられなかったんだ」

「ちくしょう…萃香はどうした?」

「あいつはぶらついてる」

 

「…もうヒーローごっこは終わりだ」

そうトッポが言った

「正義も悪もない あるのは…消えるか生き残るかだ」

 

 

現段階ですでに多数の選手が落下している 今の段階で誰も落ちていないのは…第7宇宙のみ

 

 

 

 

 

 

「くらえーっ!」

クリリンが自分の靴を相手にぶつけた

「おおお!?がっ 鼻が…おおっ!?」

「かめはめ波ーっ!」

そのままの勢いで相手の…第4宇宙のマジョラは落下していった

狼男であるマジョラには耐えがたい刺激だったのだろう

 

「成敗!」

「勝ち方は最低だけどね…というか帰ったら靴 洗ってあげるよ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「いいぞーっ!今日のお前最高だぞーっ!」

あきれる18号とは裏腹に第7宇宙の観客席は沸いていた

まだ誰も落ちていないのである ここまでリードできるとは‥‥

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「それは素晴らしいですねぇ」

「おっ!?」

「キええええぃ!」

 

フリーザに似た風貌の男にクリリンは弾き飛ばされ そのまま場外に落下した

「嘘だろおい!」

18号が構えるのを見るとその男も構えた

「私は第6宇宙のフロスト…そちらの宇宙とは少々因縁がありまして…」

「よくもクリリンを!」

「私はそうそうにやられませんよっ!」

フロストは気弾を思いっきり地面にぶつけるとその煙に紛れて消え去った

「ち…人造人間は気の探知が出来ないのを知ってるわけじゃないだろうね…」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「‥‥」

「‥‥あの」

「ったく…何をやってるんだクリリン…」

「あ…はい…すいませんでした…」

「クリリンさんは頑張りましたからね 私も気にしていませんよ」

「か…界王神様 目が…目が怖いです」

「…まぁ終わったことは仕方がない 今お前にできるのは応援することだけだ」

「は…はい…」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

「霊夢達の所にもクリリンが落ちたという話は入ってきた

「あらら 落ちちゃったか」

「く…俺達もそろそろ動かなくては…動けるか?霊夢」

「もちろん」

「さてと 老体に鞭を打つとするかの…」

 

亀仙人は立ち上がると霊夢達から離れた

「あれ?どうしたの亀じいさん」

「亀じいさんとはなんじゃ 霊夢も回復したようだしすでに残りの人数もずいぶん減っとるからの」

亀仙人は手を振った

「まとめてやられるのを避けるためにももう一回別れたほうがいいじゃろうて」

確かに想定していた状況とはかなり違ってきている

霊夢の回復は思ったより早い上に残り人数が減るスペースも早くすでに多対一の可能性は減っている

 

それに勇儀やジレンのような滅茶苦茶に強い個が相手の場合ではむしろ固まるほうが危険である

 

「…確かにそれもそうか ほんじゃ一度別れましょうか」

「…確かにそれもそうだ」

 

2人と別れた霊夢は再び歩き始めた

 

すでにステージ上の気はかなり減っている

「…こりゃ出遅れたかもね」

遠くの方で魔理沙の気を感じる 

「んじゃあそこへ…」

 

その瞬間霊夢は凄まじい気を感じ全力で振り帰りざまにその気の主をぶん殴った

 

 

「…手ごたえがない」

誰だ? さっぱり分からない 全く知らない刺客かそれとも…

 

「いや…1人いたわね」

 

古明地こいし この能力単品で見ればこの場で最も会いたくない相手

(でも…)

霊夢は気を感じとったのだ さっぱり感づけないはずの彼女の気を

 

(だとすると別人…もしくは)

気の探知ならばある程度は補足可能なのか

(…だとしても常に感知し続けないとダメって事ね)

ここに来てまたしても体力勝負である

しかもこいしが途中で離脱した場合は体力の大損だ つまり彼女に霊夢はこいしを察知できないと思わせる必要もある

流石に初撃のみなら探知とは思われない…はず

 

古明地こいし 彼女の能力は無意識を操る程度の能力

 

相手の無意識を操ることで 他人に全く認識されずに行動することができる…

 

(根性勝負ね…かかってこいや)

霊夢はこっそりと拳に力を込めた

 

 

 

続く‥‥

 

 

 

 











遅れました すいません


次回更新少々遅れます 3月17~19日には投稿予定です
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