もしも東方世界がドラゴンボール世界にくっついたら   作:きんとん

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霊夢は悟空にピッコロという人物を紹介されるらしい…


霊夢の修行その2 ピッコロとの勝負

ピシュン!

 

という軽い音とともに悟空が霊夢の目の前に現れた

 

「うわっ あんた急に出てくるわね… それで例の人とは話がついたの?」

 

「まぁついったちゃあついたな とりあえずおめぇとあってみたいらしいぞ」

 

「うーん… それって話がついたって言えるのかしら…」

 

「とりあえずオラにつかまれ 瞬間移動で連れてってやる」

 

「あ、私も連れて行けるのね その能力 便利過ぎない?」

 

「まぁオラこれ覚えるのに1年はかかったからな…」

 

「ふーん まぁいいわ というかそのあなたより教えるのがうまい人ってなんて名前なの?」

 

「ピッコロ ピッコロちゅうんだ」

 

「ピッコロ…変な名前ね 男の人?女の人?」

 

「えーと… オラもしらねぇな… というかあるのかどうかわかんねぇ」

 

「ええ…一体どんな人なのよ」

 

「えーとまずは肌が緑色で…」

 

「ちょっと待ちなさい!み、緑色!? それって人なの!?」

 

「いんや あいつはナメック星人だ」

 

「なによそれ!?」

 

というわけで説明しよう!ナメック星人とは

 

身体の構成は地球人やサイヤ人と変わりはないが

 

体毛が無い緑色の肌 額から生えた1対の触角、尖った耳、龍の胴体のような腕脚を持つ 血の色は紫色で、

 

そのせいか口の中も紫色

 

大きさも様々で 地球人と変わらぬ背丈の者から最長老のような巨体の者までいる。

 

上腕や腹や脚側面など筋肉にあたる部分に筋のような模様があるが 若者はピンク 

 

年かさのいったナメック人は薄いオレンジとなっている。体毛が存在しないので 

 

人間でいうところの白髪のように年齢ごとに色が変わっていくものと思われる  

 

そして性別がない おまけに水を飲むだけで食事を終えれる

 

このようにハイスペックでまったく人間ではないのである

 

しかし悟空はこの説明をほぼ全て省いてしまっている

 

それは霊夢も混乱するだろう

 

 

「まぁ とりあえずピッコロあんま待たせちまうといけねぇし…」

 

 

「いや…ナメック星人って結局…説明はないの…」

 

結局霊夢は悟空に押し切られる形でしぶしぶ 悟空の腕につかまった…

 

 

 

 

ピシュン!

 

軽い音とともに霊夢は驚いた 

 

「うわぁ…高い所ねぇ…」

 

そこは崖のようなところだった そばには滝がある そしてそのそばには…

 

 

「あ、あなたがピッコロ…さんって人? あ、私は霊夢 よろしく」

 

「…孫 こいつがお前の言っていたやつか? なんの強さも感じないぞ」

 

「ヒヒヒ そこがこいつのすげぇところなんだって オラもたまげたんだけどこいつ気を感じとりにくいんだ」

 

「む…確かに…いや微弱ながら気を感じる しかし潜伏技術は確かに高いな」

 

「いやピッコロ こいつはまだ気を隠せるんだ 霊夢 オラと戦った時みたいにしてくれ」

 

「え まぁ分かったわ 「気」ってのを教えてくれるならそれくらいしてやりますとも」

 

霊夢の体から完全に気配が消えた

 

いや霊気を解放したのである 霊気は「気」を隠し 感じ取りにくくする性質があるのである

 

「なるほど…まったく気を感じなくなったな…面白い 貴様は気を教えてほしいのか?」

 

「ええ 私はもっと強くなりたいのよね(あとヒマだし)」

 

「なるほど…ではなぜ強さを求める?」

 

「え… えーと… あ、ああ 仲間を守るためよ 一応博麗の巫女だし (それとヒマだし)」

 

実際に霊夢は巫女として仲間を守りたいとは思っている しかし今はその仲間がいないのである

 

「ほう… まぁいい まずは一度俺と戦ってもらいたい 教えるかは戦って決める いいな?孫」

 

「ん? ああ オラは構わねぇけんど 霊夢 おめぇは戦ってもいいのか?」

 

「もちろん 「気」ってのを教えてもらうためならそんぐらいするわ 」

 

「分かった では霊夢 この俺に1発 攻撃を当ててみろ そうしたら合格だ」

 

「…舐めてるってことかしら?」

 

「いや あくまでも俺に対する縛りのようなものだ 俺も最近戦っていないから ちょうどいい」

 

「ああ (それを舐めプっていうのよ!) なるほどね…攻撃を当てればいいのかしら?」

霊夢は内心怒っていたが 悟空と初めて会った時ほどではなかった いま彼女は満腹である

「ああ 手段は問わない それと俺も反撃をする」

 

「私も1発もらったら負けなの?」

 

「いや 気絶か降参したら 負けだ」

 

「‥‥ (私をずいぶん甘く見てるようね…上等だわ 何が何でも1発入れてやるんだから!) 」

前回悟空と戦った時を思い出し 霊夢はめらめらと闘志がわきあがってくるのを感じた

 

「孫 貴様は審判をやれ」

 

「ええ!? オラも戦うんじゃねぇのか!?」

 

「そんなわけないだろう! なぜそうなるんだ! まったく… では行くぞ霊夢 かかってこい 」

 

 

こうして戦いの火蓋は切って落とされたのだった…

 

 

続く

 

 

 




遅くなりました すいません


どうしても会話が増えてきて 「 」が増えてきてしまって…

読みづらかったらぜひご指摘お願いします   

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