超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>   作:波紋疾走(pixiv)

12 / 60
第12話「女神救出作戦開始!」

プラネテューヌの洋菓子店、シャルモンに赴いたアイエフとネプギアはそこの店長である凰蓮と出会う

 

凰蓮はネプギアを”本物”にするため、特訓を開始!

 

だが時を同じくしてジャッジ・ザ・ハードが現れプラネテューヌを破壊し始める!

 

特訓したネプギアとアーマードライダーブラーボに変身した凰蓮はこれを共に撃破! そして、女神救出の準備は整ったのだった!

 

 

 

 

【プラネテューヌ 教会】

 

 

最後のアーマードライダー、ブラーボが誕生した日の夜。ユニとザック。ロムと初瀬、ラムと城之内達が集結していた。集まった理由はもちろん女神救出の作戦会議を開くため、そしてそれを今日実行するためだ

 

「さて、皆さん集まっていただいたところ申し訳ないのですが、早速作戦の内容を説明したいと思います」

 

そう言うとイストワールは廃棄物処理場を上空から見た画像をモニターに映し出す

 

「ネプテューヌさんと紘汰さんたちが囚われている及び盗まれたロックシードが保管されているのは島の中心部推測されます。なので四組に分かれて向かいたいと思います」

 

「ワテクシとネプギアは島の南部から。他は北、東、西から攻めてもらいますわ」

 

「メンバーはあなた方に加えアイエフさんとコンパさんで行きます。島に到着して全員が所定の位置に着いた時点で作戦は開始です。そこから一気に中心部まで攻めてもらいます。道中モンスターやインベスが現れると思いますが、その時は完全無視でお願いします」

 

「分かった! じゃあ早速……」

 

「待って!」

 

立ち上がろうとするザックをユニは止めると、ネプギアの方に歩み寄る

 

「ど、どうしたのユニちゃん?」

 

「ね、ネプギア…… その…… あの時はごめん……」

 

「えっ……?」

 

「アタシ、怒りで我を忘れてて…… だからあんな酷いことを言っちゃったの…… 自分勝手な理由で傷つけて、ごめんなさい」

 

頭を下げるユニ。それを見たネプギアはというと……

 

「大丈夫だよユニちゃん。わたしはもう平気だよ」

 

優しい笑顔でユニにそう言った

 

「さ、二人が仲直りしたところで、ネプ子と紘汰たちを助けに行くわよ!」

 

「「「「はい!」」」」

 

力強く答えると、女神とアーマードライダーたちを助けるため、全員は廃棄物処理場へと向かっていった

 

 

 

一方その頃、シドはジャッジ・ザ・ハード。トリック・ザ・ハード。ブレイブ・ザ・ハードを呼び出していた

 

「いきなり俺達を呼び出してどうした?」

 

「お前ら、女神の妹に負けたんだってなぁ?」

 

負けたと言われブレイブ以外の二人は動揺する

 

「ま、負けたのではないぞ! た、ただ幼女をペロペロするのに疲れたから……」

 

「おいおい嘘はよくねえぜ。そんなに動揺してるってことは、負けちまったってことじゃねえか」

 

「だが次は殺すッ! 必ずあの妹とライダーはなァッ!」

 

「フン。そんなこと言ってまた負けるんじゃねえのかジャッジ?。お前が一番弱いんだからな」

 

「貴様ァァ……!」

 

一発触発の雰囲気。それを見かねたブレイブはシドに問いかける

 

「余計な挑発はいい。用件はなんだ?」

 

「おっと言い忘れてたぜ。お前らにプロフェッサーからのプレゼントだ」

 

そう言って光を放つクリスタルを渡す

 

「強化ユニットだそうだ。恐らく来るであろう妹達を始末するためにプロフェッサーがわざわざ作ってくれたんだぜ? 感謝しろよ」

 

「これでなら、あいつらを思う存分嬲り殺せるぜェ……!」

 

「幼女は始末しないが、あの二人についてる小汚いガキどもは始末できるな!」

 

「フン。悪いが俺は受け取らないぞシド」

 

「どうしたんだブレイブ。プロフェッサーからのプレゼントなんだぜ?」

 

「シドも分かっているだろう? 俺は無益な殺傷はしたくないと」

 

「そういやそうだったな。でも…… あいつら殺さないと、お前の信念に反することになるぜ?」

 

「なに……?」

 

「確か…… 子どもたちに娯楽を与えたい……だったけか? 実に良い信念だ。感動的だ。でも、それは女神が居てはできないんじゃねえのか?」

 

「…………」

 

「邪魔だよなぁ女神ってのは。消したいよなぁ? だったら…… 自分の手を汚さないとダメなんじゃねえか? 信念のためにもなあ?」

 

邪悪な笑みを浮かべブレイブを挑発するシド。この挑発にブレイブは……

 

「……分かった。だがもうこれで最後だ。貴様の言いなりになるのは!」

 

そう言って強化ユニットを手に取った

 

「毎度あり。じゃあ始末は頼むぜ。ちょっくら俺はプロフェッサーと話があるからここ離れるからよ」

 

シドはジャッジ達にネプギア達の始末を任しどこかへと消えていった

三人もシドが消えると、迎撃に向かって行ったのだった

 

 

 

ジャッジ達が迎撃に来ているとも知らずネプギア達は所定の位置に着く

 

「こちら凰蓮。ネプギアと共に所定の位置着いたわ。どうぞ」

 

<こちらザック。俺とユニも到着した。どうぞ>

 

<こちら城之内。ロムちゃんとラムちゃん、初瀬ちゃんも到着した>

 

<こちらアイエフ。コンパ

 

「よし、じゃあ今から女神救出作戦開始よ」

 

凰蓮の合図で一斉に通信を切ると、行動を開始する

 

「(ついにこの時が……)」

 

「(お姉ちゃんを助ける時が……!)」

 

「(みんなと一緒なら……)」

 

「(必ず大丈夫……!)」

 

ネプギア達四人の妹達は心の中でそう呟くと作戦を開始する

物陰に隠れていた全員は顔を出し、周囲を見渡す

だが、奇妙なことにインベスはおろか雑魚モンスター一匹すらいないのだ

 

「なんですかこれ…… なにもいないです……」

 

「まるでどうぞお通りくださいとでも言っているようね」

 

モンスターが存在せず戸惑いを隠せないアイエフとコンパ

 

「なあ、誰もいねえんだったらこのまんま突破したらいいんじゃねえのか?」

 

「何言ってんの初瀬ちゃん。こんなの罠に決まってるじゃないか。きっとどこかにモンスターが隠れてて油断したところを攻撃してくるに違いないよ」

 

初瀬のバカっぷりに呆れていると、凰蓮から再び通信が入る

 

<あなた達、そこからモンスターが見える?>

 

「いえ、見えないです」

 

<やっぱりね…… じゃあ中央突破はせず、あえて物陰に隠れながら中心部に向かいましょう。その方が的になりにくいからよ>

 

「了解。ではそれを初瀬ちゃんやロムちゃんとラムちゃんにも言っておきます」

 

<頼んだわよ>

 

そう言って通信は終了する

 

 

「さて、あとはアイエフたちとザック達にこの事を伝えるだけだけど…… 今は無理ね」

 

「ど、どうしてですか?」

 

「あっちを見なさい」

 

凰蓮の指差す方向に顔を向けるネプギア。そこにいたのは……

 

「また会ったなァ。女神の妹とアーマードライダーブラーボ!!」

 

ジャッジ・ザ・ハードだった

 

「あら、どこかで見たと思えば自分を過信しているアマチュアじゃない。なに、やられにきたの?」

 

「やられにきたんじゃない! 貴様らを殺しにきたんだよォォ!!」

 

狂ったように叫ぶジャッジ。それを聞いた凰蓮はため息をついた

 

「はあ〜…… つくづくアマチュアは面倒だわね。帰るなら今のうちよ」

 

「帰る? 舐めた口を聞いていると痛い目みるぞこのアマチュアが!」

 

「アマチュア? 悪いけどワテクシは”本物” 今一度本物の戦いを見せてあげるわ! 変身!」

 

『ドーリアーン!』

 

ロックシードを開錠し、ドライバーに嵌め込みカッティングブレードを下ろす

 

『Lock on! 〜♪ ドリアンアームズ! ミスタ〜 デンジャラース!』

 

ブラーボに変身し、ドリノコを構える。ネプギアもソードを構え戦闘態勢に入る

 

「さて、いきますわよ!」

 

そして二人はジャッジに向かっていった

 

 

場所は変わり城之内達がいる島西部。凰蓮からの通信が終わり中心部に向かおうとした時、同じく敵に襲われていた。彼らに襲いかかったのは、当然トリック・ザ・ハードだ

 

「またあんたか。本当にロムちゃんとラムちゃんが好きなんだね」

 

「当然! 幼女は俺の宝だからな!」

 

「宝だと? ホントお前気持ち悪い変態ロリコン野郎だな!」

 

「変態、ロリコンは褒め言葉! さあ〜 ロムちゃん、ラムちゃんこっちにおいで〜 ペロペロしてあげるよ〜」

 

「誰が行くもんか! わたしはじょーのうちといる方が楽しいもん!」

 

「怖い…… 助けてりょうお兄ちゃん(ぶるぶる)」

 

「ぐぐぐ…… なんであの小汚いガキばかりに寄り添うんだ!」

 

「そりゃあお前の歪んだ性癖が問題だろうが!」

 

「だまれだまれだまれ! こうなったらお前ら二人を殺してやる! あ、ロムちゃんラムちゃんはちょっとだけ待っててね」

 

そう言うとブランを捕らえたコードのような触手が二人を捕らえる

 

「ああ…… こんな乱暴な真似はしたくないんだが許してくれよ二人とも。あとでお詫びのペロペロしてあげるからね」

 

「じょーのうち! わたしに構わずこの変態を倒して!」

 

「りょうお兄ちゃん…… 助けて!」

 

「オッケーラムちゃん!」

 

「今助けてやるからなロム!」

 

二人にそう言うと城之内と初瀬はトリックの方を向く。その表情は怒りに燃えていた

 

「あんたは紳士なんかじゃない! ただの犯罪者だ!」

 

「もう堪忍袋の緒が切れたぜ! てめえのそのきたねえ舌を切り取ってやるぜ!」

 

二人はロックシードを構える!

 

「「変身!」」

 

『ドーングリ!』

 

『マツボックリ!』

 

ロックを開錠し、ドライバーに嵌め込みカッティングブレードを下ろす

 

『Lock on! カモン! ドングリアームズ! ネバーギブアーップ!』

 

『Lock on! ソイヤッ! マツボックリアームズ! 一撃・イン・ザ・シャドウッ!』

 

二人はグリドンと黒影に変身する

 

「さ、いくよ初瀬ちゃん!」

 

「ああ! とっとこいつを倒すぞ城之内!」

 

ドンカチと影松を構え二人はトリックに向かっていった

 

 

 

一方その頃、ユニとザックは……

 

「アンタは……」

 

「また会ったな。小娘と小僧」

 

ブレイブ・ザ・ハードと対峙していた

 

「どいてくれ! 俺たちは女神様を助けなきゃならないんだ!」

 

「フン…… それは叶わぬ願いだな。悪いが引き下がる訳にはいかぬ。もしお前たちがここで引き下がるなら命は保証する。が、もしそうでないのであれば……」

 

「悪いが俺たちは引き下がらないぜ! いくぞユ……「待ってザック!」 ど、どうしたんだよ!?」

 

変身しようとするザックをユニは止める。そして一歩前に出ると、ブレイブにこう言った

 

「アタシ、正直アンタのそんなにイヤな奴じゃないって思ってた。でも、お姉ちゃんたちを囚えてまであのロックシードを守るなんて、とんだ見当違いだったわ」

 

「アレがなくなるということは、子どもたちが再び娯楽に飢えることと同じ! それだけは避けねばならん!」

 

「……何言ってんの? それこそ世界から娯楽が消えるじゃない!」

 

「では貴様は、貧しい子どもたちにゲームや娯楽を楽しむ権利はないと言いたいのか!?」

 

言い争いを続けるブレイブとユニ。そこへザックが割って入る

 

「なああんた…… あんたは子どもたちに娯楽を与えるために、あのロックシードを守ってるんだよな?」

 

「そうだ。それがどうしたというのだ?」

 

「俺、正直あんたみたいな奴がいるって分かって嬉しいんだよ。こんなにも子どもたちのことを思ってる奴がいるなんてさ」

 

「ちょっとザックなに言ってんの!?」

 

ブレイブを擁護する発言をするザックに驚くユニ。彼を止めようとするが、手を差し出してここは俺に任せてくれと言った

 

「俺さ、子どもの頃すっげー貧乏だったんだ。だからゲームなんて戒斗と出会うまでしたことなかったし、今日を生きることで精一杯だったからあまり娯楽を楽しめなかった」

 

「…………」

 

「だからさっきも言ったけど、嬉しかったんだよ。子どもたちに娯楽を与えるという信念があるあんたがいてくれてさ。でも…… 少なくとも俺はアレじゃ楽しむことは出来ない」

 

「つまりつまらないということか?」

 

「いいや違う。あのロックシードは違法かつ危険な物だからだよ。娯楽っていうのはさ、合法でなおかつ安全っていうの基本だろ? でもアレは違う…… 違法な商法で売り、もし手から離せばインベスが現れ人々に危害を加える…… そんなんじゃ楽しむどころか、命すら危ないじゃないか!」

 

「では何故人は違法だと…… 危険だと分かっていてロックシードを求める!? それこそが答えではないか!」

 

「そ、それは……」

 

「心が弱いからよ。心が弱い人だっている…… だから間違っていることは間違ってるって言わなきゃダメになの!」

 

「話にならんな。貴様の主張は」

 

「……アンタなら分かってくれるって思ってたんだけどね」

 

「フン…… 俺は子どもたちのために、貴様らをここで斬り捨てるっ!」

 

「こっちも簡単にやられる訳にはいかないからな! 俺たちも…… 子どもたちの娯楽を守るために! 変身!」

 

『クルーミ!』

 

ロックシードを開錠しドライバーに嵌め込む。そしてカッティングブレードを下ろした

 

『Lock on! 〜♪ クルミアームズ! ミスタ〜 ナックルマーン!』

 

クルミアームズが装着されナックルへと変身する

 

「いくぜユニ! はあぁぁぁ!!」

 

まっすぐブレイブに走っていく。そして渾身のパンチをお見舞いする! だが、ブレイブはビクともしていなかった

 

「な!? どうしてだよ!」

 

戸惑いながらも連続パンチを繰り出すナックル。しかしブレイブには傷一つすらついていなかった

 

「悪いが今の俺は強化ユニットを使用している。それしきの攻撃では傷一つつかぬ!!」

 

そう言うと剣を斬り払いナックルを吹き飛ばす

 

「うわぁぁぁぁ!!」

 

「ザック! 大丈夫!?」

 

「ああ大丈夫だ…… あいつかなり強くなってるぞ!」

 

「そのようね…… でもアタシ達は負ける訳にはいかないの!」

 

そう言ってライフルからビームを連続して放ちブレイブに攻撃する

しかし今のブレイブにとっては貧弱な攻撃であった

 

「何度やっても無駄だ! 今の貴様らでは俺を倒すことなどできぬ!」

 

再び巨大な剣を斬り払いユニとナックルを吹き飛ばした

 

「フン…… 他愛ない」

 

「くっ……! 強いわね…… でもアタシ達は負けない! 子どもたちの娯楽を守るためにも!」

 

立ち上がりユニとナックルはブレイブに立ち向かって行った

 

 

 

その頃、アイエフとコンパの二人は一足先に中心部にたどり着いていた

そして岩陰からアンチクリスタルの結界を覗いていた

 

「あれがネプ子たちが囚われているアンチクリスタルの結界ね。かなりアンチエナジーに満たされてるようだけど……」

 

「はやくねぷねぷを助けないと……」

 

「ええそうね…… でも、まだ凰蓮さんやネプギアたちが来てないから動けないわね……」

 

一刻も早く助けたいアイエフ。それには訳があった

 

「(アンチエナジーは女神を殺す…… もし結界内がそれで満たされたなら、それは死を意味する…… それにネプ子達が囚われてからヘルヘイムの森の侵食スピードが上がったと言われているし…… ていうか、なんでこんなに遅いのよ? まさか…… 何かあったんじゃ……)」

 

不安がよぎるアイエフ。しかし残酷なことにそれは的中していた

 

 

 

「はあ…… はあ……」

 

「クッ…… なかなか強くなったわね」

 

ダメージを受けボロボロのブラーボとネプギア。対照的にジャッジはさほどダメージを受けていなかった

 

「おいおいどうしたんだ? 本物を見せてくれるんだろォッ!!」

 

そう言ってブラーボを斬りつける

 

「凰蓮さん!!」

 

「フハハハハッ! そんな物なのか本物はァ!!!」

 

倒れたブラーボにジャッジは追い打ちをかけるように強く何度も踏みつけてダメージを与えていった

 

 

「なんて…… パワーだ……」

 

「俺たちの攻撃がまったく通用してない……」

 

「これぞ幼女パワー! 幼女のためなら俺はどんどん強くなる!」

 

そう言って長い舌でグリドンと黒影を何度も攻撃し、ダメージを与えていく

その様子ロムとラムはただ見ているだけしか出来なかった

 

 

「クソ…… まったく歯が立たない……」

 

「言ったはずだ。貴様らでは俺は倒せないと。最後の通告だ。今すぐに立ち去れ。そうすれば命は保証する」

 

「あいにくアタシは諦めが悪くてね! 子どもたちのためにも、お姉ちゃんを助けるためにも、ここで引き下がる訳にはいかないのよ!」

 

そう言うとナックルとユニは立ち上がりブレイブに向かっていく

 

「何度やっても無駄だ! 貴様らでは俺に勝てん!」

 

三度巨大な剣を振り回し二人を攻撃する。それを受けた二人は吹き飛ばされ岩に激突した

 

 

「どうしたどうしたァ!!」

 

狂ったかのようにひたすら踏みつけるジャッジ。そして飛び散る火花……

 

「(凰蓮さんが……!)」

 

ネプギアはただ何も出来なかった。凰蓮でも歯が立たない敵に自分一人で敵うのか? ずっと自分に問いかけ続けていた

 

それはロム、ラム、ユニも同じだった

アーマードライダーでも敵わない敵に自分が敵うのだろうか……?

その時、ライダー達がこう言った

 

「ネプ……ギア! あなたまだ自分じゃ助けられないって思ってるの?」

 

「えっ……?」

 

「ワテクシが敵わないから敵う訳ないなんて思ってないでしょうね!?」

 

「凰蓮さん……」

 

 

「でもラムちゃんなら大丈夫!」

 

「どんな強敵を前にしても必ずお前なら勝てるぜロム!」

 

 

「だから…… 自分を信じろ! そして……」

 

 

「「「「諦めるな!!」」」」

 

 

諦めるなという言葉がネプギアたちの心に響く

 

「(そうだ…… わたしは諦めてたんだ…… 自分じゃどうしようも出来ないって…… でも……)」

 

「(ここで諦めたらお姉ちゃんは…… じょーのうちは……)」

 

「(もういや…… うしないたくない……! )」

 

「(だからアタシは諦めない……! お姉ちゃんを救い出すまで絶対に……!)」

 

 

「「「「諦めない!!」」」」

 

そう心に誓った時、ネプギア達からオーラが放たれる!

 

「な、なんだ!?」

 

「ネプギア! あなた……!」

 

「凰蓮さん! わたし諦めません! お姉ちゃんを…… 救い出すまでは!」

 

そう言うと眩い光が放たれる! 美しい紫色の光が一面に広がる。そして光が消えた先に見えたのは、変身したネプギアの姿だった

ネプギアはパープルシスターへと変身したのだ!

 

同じ頃、ロムとラム、そしてユニも変身! ホワイトシスターとブラックシスターが誕生した!

 

「凰蓮さん! 今助けます!」

 

そう言うとガンソードから強力なビーム攻撃を放つ。今までとは比にならない威力を前にジャッジはダメージを受けてしまう。その隙にブラーボは立ち上がりネプギアの元へと駆け寄った

 

「大丈夫ですか凰蓮さん!?」

 

「ええ、大丈夫よ。それよりもさっさとあいつを倒すわよ!」

 

「はい!」

 

カッティングブレードを二回下ろす

 

『〜♪ ドリアンオーレ!』

 

ドリノコからドリアンの形をした巨大な光弾を一発放つ。それが当たるとジャッジに大ダメージを与える

 

「はあぁぁぁ!! ミラージュダンス!」

 

そしてパープルシスターの必殺技、ミラージュダンスが炸裂する!

 

「ぐ、ぐあぁぁぁぁぁ!!!」

 

華麗に舞いながら繰り出す剣撃を全て受けたジャッジは体から火花を散らしながら消滅した

 

 

「もうこれ以上好きにさせない!」

 

「お兄ちゃん! 今助ける!」

 

「そんなこと出来る訳……」

 

二人はトリックの舌めがけてアイスコフィンを発射! あまりの冷たさに攻撃の手を止めてしまう

 

「助かったよラムちゃん!」

 

「さすがロムだぜ! さ、とっととあいつを倒すぞ!」

 

「「うん!」」

 

そう言うとグリドンと黒影は三回カッティングブレードを下ろした

 

『カモン! ドングリスパーキング!』

 

『ソイヤッ! マツボックリスパーキング!』

 

そういった電子音声が鳴るとグリドンはドンカチからドングリ状のエネルギー弾を何度も振りかざし放つ。黒影は空中から高速回転し、トリックに突撃!

 

「ぎゃあぁぁ! 痛い!」

 

大ダメージを受けるトリック。しかし間髪入れずにホワイトシスター(ロムとラム)の必殺技、アブソリュート・ゼロとノーザンクロスが炸裂! 氷結魔法の攻撃が、トリックかな致命的なダメージを与えた!

 

「ぐぐぐ…… これで最期だが…… 幼女に倒されてよかったぁぁぁぁぁ!」

 

最期にまた気持ち悪い言葉を発しながらトリックは消滅したのだった

 

 

「ユニ…… お前……」

 

「フン! 変身したところでこの俺は倒せぬ!」

 

そう言うと剣から光刃を放つ。しかしブラックシスターの放つ強力なビームがそれに打ち勝ち、さらにブレイブにダメージを与えたのだ

 

「なんだと!?」

 

「言ったはずよ。アタシは諦めないって。お姉ちゃんを救い出すこと…… 子どもたちの娯楽を守ることを!」

 

「フン!ならば、これで終わりにしてやる!」

 

そう言うとブレイブの必殺技、ブレイブソードを発動しようとする

 

「ザック! これで決めるわよ!」

 

「ああ!」

 

『〜♪ クルミスパーキング!』

 

カッティングブレードを三回下ろしクルミ型のエネルギー弾を発射、それと同時にブラックシスターのエクスマルチブラスターが放たれる!

 

ブレイブもそれと同時にブレイブソードを発動! お互いの攻撃がぶつかり、拮抗した状態になる

 

「はあぁぁぁぁぁ!!!」

 

「ハァァァァァァ!!!」

 

お互いに一歩も譲らない状況。互いの思いがぶつかりあっているからだ

どちらの思いが勝つか……

 

「アタシ達は……!」

 

「俺達は……!」

 

「「勝つ!!」」

 

ナックルとブラックシスターの強い思いが拮抗した状況を破った!

 

「な、なんだと!!」

 

押され始めたことに驚くブレイブ。だがもうどれだけ力を入れてももう遅い。二人の思いがブレイブの思いに打ち勝っているからだ

 

「く、ぐあぁぁぁぁぁ!!」

 

二人の合体攻撃の前にブレイブソードは打ち負けた。そしてその攻撃がブレイブに直撃、致命的なダメージを与えた

 

片膝をつくブレイブ。どうやらこの戦いかナックルとブラックシスター達が勝利したようだ

 

「負けた、のか……」

 

「ええ。アタシ達の勝ちよ」

 

「何故だ…… 思いが足らなかったというのか……?」

 

「違うぜそれは。あんたも俺たちも子どもたちに娯楽を与えたいって思いは本物だ。でも…… あんたは方法を間違えた」

 

「……ならば、お前たちの方法で子どもたちは娯楽に満たされるのか?」

 

「ええ。必ず満たされるわ。アタシ達の方法なら…… 約束するわ」

 

「そうか…… 最後に一つ。俺の名はブレイブ・ザ・ハード。小娘、小僧、お前達の名はなんだ? 」

 

「ユニよ」

 

「ザックだ」

 

「ユニ…… ザック…… 俺のこの思い、お前達に託したぞ……」

 

そう言って最期の言葉を言ってブラックシスターとナックルに看取られるようにブラックは消えていった

そしてブラックシスターはブレイブからブレイブカノンを受け継いだ

 

「行こうユニ。ブレイブの思いを無駄にしないためにも」

 

「ええそうね。ブレイブ…… あなたの思い、必ず叶えてみせるわ」

 

そう言って二人はノワールと戒斗が囚われている島中心部へと向かった

 

 

 

次回、超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>!

 

ついにアンチクリスタルの結界にたどり着いたネプギアと凰蓮達! しかし彼女達の前にマジック・ザ・ハードが立ちふさがる!

 

応戦するネプギアと凰蓮達! しかし女神の技を使うマジック・ザ・ハードに大苦戦!

 

絶望的な状況…… しかし諦めない彼女達の思いが奇跡を呼ぶ!

 

第13話「姉妹の絆(ビヴロスト)! 復活のイチゴ、マンゴー、キウイアームズ!」

 

「ここからは俺たちのステージだ!」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。