超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>   作:波紋疾走(pixiv)

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第17話「壊れたゲイムギョウ界」

プラネテューヌの女神だということを証明するため、ネプテューヌと紘汰は教会へと向かう

 

一方二人を捜索していたノワールと戒斗は調査隊のテントを発見、何か手がかりがないか調べていた

 

そんな事など知らないネプテューヌと紘汰は街で暴れるマジェコンヌと対峙するが、女神化出来ないため劣勢に追い込まれてしまう!

 

そこへ戦極凌馬が変身したアーマードライダーデュークとプルルートの変身したアイリスハートが助太刀に入り、マジェコンヌを撃退したのだった!

 

 

 

【超次元 プラネテューヌ 教会】

 

 

 

ネプテューヌと紘汰が失踪してから丸一日が経った

女神が失踪したという噂が流れ、プラネテューヌ国民の間では不安が募っていた

しかし誰よりも不安だった人物がいる。ネプテューヌの妹、ネプギアである

 

「どこいったの? お姉ちゃん…… 紘汰さん……」

 

ネプテューヌと紘汰が失踪したと聞いた瞬間からこんな感じに心配しているのである

 

「大丈夫ですよネプギアさん。ノワールさんや、戒斗さんが必ず探し出してくれます」

 

「分かってます。でも……」

 

ネプテューヌが大好きなネプギアとしては不安でたまらなかった

たとえノワールと戒斗が探し出してくれると知っていても心配だった

そしてその心配性がついに爆発した……

 

「いーすんさん! わたし、森に行きます! 森に行って、お姉ちゃんと紘汰さん探し出します!」

 

「あぁ! ネプギアさん危険です! 待ってください!」

 

そう言われるも、イストワールの制止を振り切りネプギアは森に向かった

 

 

 

【神次元 プラネテューヌ 教会】

 

 

 

ネプテューヌと紘汰が神次元に来てから一夜明ける。凌馬は晩のうちに研究所に戻ったようだ

二人はリビングで朝ごはんを食べ、リビングでゲームをしていた

 

「また負けた〜!」

 

「ふっふーん。わたしに勝とうなんざ100年早いよ!」

 

「うわぁ〜 強いねねぷちゃ〜ん」

 

「なんで朝からゲームばかりしてんのよあなたたちは!」

 

「あはは、ごめ〜ん。って、その声はノワール!?」

 

ネプテューヌが振り向くとそこにはノワールが腕組みをしながら立っていた

 

「あなたねぇ、教会に居候させてもらっているんだから、少しは仕事の手伝いをしたらどうなの?」

 

「う〜…… いいじゃんいいじゃん、ノワールのケチ!」

 

「働かざる者食うべからずよ。さ、そうと決まれば仕事するわよ」

 

「う〜…… 女神化出来たらこんな扱いされないのにー! どうしたら女神になれるのー!?」

 

自分の扱いの酷さに嘆くネプテューヌ。その時、あるテレビ番組が軽快な音楽と共に放送され始める。そしてDJのような姿をした男が映し出される

 

『Hello〜!! ゲイムギョウ界の諸君! 今週も、ゲイムギョウ界ホットラインの時間がやって来たぜ〜! 司会はもちろんこの俺、DJサガラだ! それじゃあ今週のシェアランキングを見てみよう〜!』

 

サガラがそう言うとランキングが現れる。そこにはプラネテューヌの他にラステイション、ルウィー、リーンボックスの名が記されており、横には今週獲得したシェアの数が表示されており、さらにその隣にはつぶやきらしき物があり、「リーンボックス落ち目www」や「ルウィーオワタwww」と書かれていた

 

『おぉーっと! ラステイションがリーンボックスを抜いて単独首位に躍り出た〜! そしてリーンボックスの独壇場はここで尽きた〜! やはり度重なる武力によるシェア獲得失敗が原因か? そして三位はプラネテューヌ! プラネテューヌも地味ながら着実にシェアを増やしているぞ〜! そして最下位は…… やはりルウィーだーっ! 違法なシェア獲得を内部告発されてから、下降していったシェアもそろそろ尽きそうだ〜! このままじゃあ森に侵食されて滅亡するのも時間の問題か? ここで、視聴者からのお便りを紹介したいところだが、もうそろそろ終了の時間だ〜! See you next week〜!』

 

短いながらもゲイムギョウ界ホットラインは終了する

そしてこの放送を見たネプテューヌと紘汰は耳を疑った

 

「ルウィーが、滅亡寸前……!?」

 

「ねえ、ぷるるん! これってどういうこと?!」

 

ネプテューヌが問い詰めるがプルルートは複雑な表情で口を閉ざしたままだった

そんなプルルートの代わりにノワールが答えた

 

「これが…… ゲイムギョウ界の現状よ。今のゲイムギョウ界はシェアを獲得するための戦いや殺し合いが頻繁に起きているわ。そうでもしないとあの森に侵食されて滅びてしまうの……」

 

「じゃあなんで協力し合わないんだ?!」

 

「協力したわよ! 締結した友好条約に従って! でも……それでもダメだった……」

 

「えっ……?」

 

「森を焼き払おうとしても! 武力で怪物を根絶やしにしようとしても無駄だった……! どんなに森を焼き払おうとも侵食は止まらない…… 怪物を倒そうと向かった兵士は帰ってこない…… どんなにやっても無駄。もう滅びるしかない…… そう絶望した時、あの男が現れてこう言ったのよ。”シェアを集めろ。そうすれば、侵食は避けられる。ただし生き残れるのは一つの国だけだ”って……」

 

「あの男って、DJサガラ?」

 

「ええ。それを聞いた途端ベールは条約違反の武力によるシェア獲得を始め、ブランも万能ソフトと偽って条約で禁止されているマジコンを使ってシェア獲得を始めたわ」

 

「でも今は……」

 

「マジコンが条約違反だと内部告発されてからルウィーのシェアは激減し滅亡寸前…… リーンボックスも度重なる出兵も失敗続きでシェアは下降気味…… もうあの時には戻れないわ。平和だった、あの時には……」

 

そう言って涙を浮かべるノワール。その様子から察するに彼女にとって女神同士の潰し合いは相当堪える物なのだろう

 

「ごめんなさい。勝手に泣いちゃったりして……」

 

「ううん。大丈夫だよ。それよりも、どうしたら女神になれるの?」

 

「はあ…… あなたはこんな時によくそんなことが聞けるわね。涙がちょちょぎれるわ」

 

「ごめん。今聞くべきことじゃないって分かってるけど、どうしても知りたいの!」

 

「分かったわ。じゃあ教えてあげる。女神になるには、メモリー・コアから生み出される女神メモリーっていうアイテムが必要よ」

 

「ありがとうノワール! よーし! 紘汰、早速探しに行くよー!」

 

「んえっ? 何を?」

 

「女神メモリーだよっ! 早く探し出して、この世界を救おうよ!」

 

「えっ……? あなた今なんて……」

 

「ん? この世界を救うって言ったんだよ! そうすればまた平和な日々を取り戻せるかもしれないし、もしかしたらわたしたちの世界も救えるかもしれないからだよ!」

 

「あなた…… でも、女神メモリーはそう簡単には見つからないのよ?! それにもし見つけたとしても、女神になれるとは限らないわ! 最悪の場合…… 醜い化け物に……」

 

「だーいじょうぶ! このクロスSSの主人公、ネプテューヌに出来ないことなんてない!」

 

無い胸を張りそう言うネプテューヌ。それを見たノワールに笑みがこぼれる。バカバカしいのだが、何故か彼女ならやってくれると思ったからだ

 

「あはは! あなたバカよ、バカ! でも、なんだかあなたの言葉、何故か信頼できるわ」

 

「でしょでしょ? やっぱり主人公の言葉は頼りがいあるでしょ?」

 

「ない…… 訳でもないけど、少しはあるわね」

 

「一言余計だけど、早速探しに行こー!」

 

「待ちなさい。あなた、女神メモリーがある場所知らないでしょ? だったらわたしが連れていってあげるわ」

 

「ノワールちゃ〜ん、あたしも行っていい〜?」

 

「別に構わないわ」

 

「ちょ、ちょっと待て俺も行く!」

 

「よーし! 全員揃ったことだし、早速いっくよー!」

 

そう言うと女神メモリー探しに全員は向かっていった

 

 

 

【ヘルヘイムの森】

 

 

 

ベールと貴虎は仕事を終え調査のため、ヘルヘイムの森に訪れていた

 

「たしかこの辺りで奇妙なエネルギー反応が見られたんですわよね?」

 

「ああ。気をつけろよ。何が出てくるかわからんからな」

 

「分かってますわ。でも…… わたくしと貴虎なら、たとえどんな敵が現れたとしても瞬殺ですわ」

 

「それもそうだな」

 

そう談笑していると草むらからガサガサという音が聞こえる

その音を聞いたベールと貴虎は身構え音のした方へと向く。ガサガサという音は少しずつ大きくなっていき、程なくしてその音の正体が草むらから姿を見せた

 

「ネプギア…… こんなところ通るなんて、なんとワイルドなこと……」

 

「ごめんなさい凰蓮さん! こんな無理させて…… って、ベールさんに貴虎さん!?」

 

「えっ!? もしや麗しのメロンの君がいるの?!」

 

「あら、ネプギアちゃんじゃないですの。どうしてここに?」

 

「お姉ちゃんと紘汰さんを探しに来たんです!」

 

「ネプテューヌと葛葉を? 何故だ?」

 

「実はお姉ちゃんと紘汰さん、調査隊を救助に向かったきり行方が分からなくて……」

 

「それはまあ大変ですわね…… よし、ならこの天使ベール様! 愛するネプギアちゃんのために力を貸してあげますわ!」

 

「はあ…… ベール、俺達の目的を忘れたのか? ここに来た理由は調査のためだろ? それは調査が終わってからにしろ…… っと言いたいところだが、その前にこいつらを倒すぞ」

 

そう言うとインベスが複数体現れる。どうやらここはテリトリーのようだ

 

「あらあら激おこぷんぷん丸ですわね」

 

「仕方が無い。こいつらを倒すぞベール」

 

「そのつもりですわ」

 

そう言うとベールは女神化しグリーンハートに変身する

貴虎もベールが変身したのを確認するとドライバーを腰に装着し、ロックシードを開錠する

 

「変身」

 

『メロン! Lock on! ソイヤッ! メロンアームズ! 天・下・御・免!』

 

メロンアームズを装着し、斬月へと変身する

 

「いくぞベール」

 

「ええ。軽くいなしますわよ」

 

そう言うと斬月はメロンディフェンダーと無双セイバーを、グリーンハートはランスを構えインベスに向かっていく

 

「ネプギア! 麗しのメロンの君に遅れを取らないようワテクシ達も戦いますわよ!」

 

「はい!」

 

ネプギアと凰蓮も遅れを取らないよう変身する

 

「変……身!」

 

『ドーリアーン! Lock on! 〜♪ ドリアンアームズ! ミスタ〜 デンジャラース!』

 

ドリアンアームズを装着し、ブラーボに変身する。ネプギアもパープルシスターに変身し、インベスに向かっていった

 

「フッ! ハッ!」

 

「セイッ! 遅いっ!」

 

二人は襲いくるインベスに応戦していた

斬月の無双セイバーがインベスを切り刻む。その隙を狙ったインベスが右から攻撃を仕掛けようとする。咄嗟にメロンディフェンダーで防ぎ、無双セイバーで切り刻んだ

しかしヘルヘイムの森に生息するインベスは強力になるため今ひとつ効果がない

グリーンハートに至っては森の効果で女神の力が弱くなるため、かなり苦戦を強いられていた

 

「森の影響か知らんがインベスが強力になっているな」

 

「ええ…… おまけにわたくしの力も弱まっていますわ…… これはさっさと決めた方がいいですわね」

 

そう言うと二人は背中合わせの状態から離れ、それぞれの戦いに戻る

グリーンハートは斬月と離れるとランスを巧みに使いインベスを縦一列に並べる

 

「ハアァァァァ!!貫きなさい! シレットスピアーッッ!!」

 

グリーンハートはシレットスピアーを発動。インベスを貫く。縦一列に並べたのはシレットスピアーでまとめて倒すためだからだ。体を貫かれたインベスはそのまま爆発し倒された

 

斬月も長期戦に持ち込まれるのは避けたいため、早急に決着をつけようとしていた

しかし何故か強いインベスだけが斬月に襲いかかるのでかなり苦戦を強いられていた。この状況を奪回するため、あるロックシードを取り出す

 

「早急に決着をつけさせてもらう!」

 

『スイカ!』

 

取り出したのはスイカロックシードだった

 

『Lock on! ソイヤッ! スイカアームズ! 大玉・ビッグバン!』

 

斬月はスイカアームズに変身すると即座にヨロイモードにチェンジ。スイカ双刃を日本刀に変えて切り刻む。スイカアームズのパワーに圧倒され、インベスは倒された

 

一方その頃パープルシスターとブラーボはというとこちらもかなり苦戦していた

 

「ネプギア、大丈夫?」

 

「大丈夫…… と言ったら嘘になりますけど…… まだやれます!」

 

「そう…… なら、いくわよ!」

 

そう言うと二人はインベスに立ち向かう

しかしかなり分が悪かった。上級インベスが数体を筆頭に強化された個体が複数体いるのだ。明らかに無謀である

そんな状況でも二人は諦めなかった。必ず勝つと信じて……

その時、先ほどインベスを倒した斬月・スイカアームズが現れる

 

「私に任せろ!」

 

そう言うとスイカ双刃(日本刀)を振り回し次々にインベスを撃破していく。そして残るは上級インベス複数のみ。トドメを刺すためカッティングブレードを一度下ろす

 

『ソイヤッ! スイカスカッシュ!』

 

「ハアァァァ…… ハッ!」

 

スイカ双刃にエネルギーを充填させそのまま一気に振り払うと、エネルギー刃が放たれインベスを一刀両断する。そのまま爆発し、インベスは倒された

 

インベスが全滅したのを確認する変身を解除、全員元の姿に戻る

すると途端に凰蓮が貴虎に近寄り腕を抱きしめた

 

「さっすが麗しのメロンの君! 戦い方も華麗で素敵だわ〜♪」

 

「そう言ってくれるのはありがたいが…… 腕を掴むのをやめてくれないか? 先に進めないのだが……」

 

「そうですわ! 今すぐ貴虎から離れなさい! 貴虎の腕を抱きしめていいのはわたくしだけですわ!」

 

そう言ってベールは強引に引き剥がす

 

「な! いいじゃない! 別にあなただけの物じゃないんだから!」

 

「貴虎はわたくしだけの物なんです! 故に貴虎の腕を鷲掴みにしてもいいのもわたくしだけなのですわ!」

 

「なにを〜!」

 

そんなこんなで凰蓮とベールが言い争いを始めた

 

「凰蓮さんもベールさんもやめてください! っていうかベールさんさりげなく凄いこと言ってるような……」

 

「気にするなネプギア。ベールはいつもあんな感じだ。それよりもいくぞ。ネプテューヌと葛葉紘汰を探しにな」

 

そう言うと貴虎は歩き始め森の調査とネプテューヌ、紘汰の捜索を再開するのだった

 

 

 

【ZECA一号遺跡】

 

 

ネプテューヌ達は女神メモリーを手に入れるため、遺跡を探索していた。道中モンスターに襲われたりしたが、特に苦戦はせず探索に支障はきたさなかった

 

そんな時、ふとネプテューヌがノワールにあることを問いかける

 

「ねえノワール。二つ聞きたいことがあるんだけど」

 

「なに?」

 

「昨日しちけんじんって奴が街で暴れてたけど、そもそもしちけんじんってなに?」

 

「ああ、七賢人ね。簡単に言えば女神による専制国家を廃絶し、正しい規制の元に平等な社会を作ろうとしている組織よ。国同士の争いが起きてから現れて今かなり支持を集めているけど…… 実態は破壊活動とかしているから、テロ組織に近いわね」

 

「ふむふむ…… それが今回の敵なんだね! あと、あのアーマードライダーはなに?」

 

「アーマードライダー? ああ、あれのことね。あれは戦極凌馬が開発した、戦闘システムよ。あなたたちがインベスと呼んでる敵を倒すために作られたの。ちなみに四国に一つずつ作られてて、プラネテューヌはレモンエナジー、ラステイションはチェリーエナジー、ルウィーはピーチエナジー、リーンボックスはメロンエナジーとなっているけど……」

 

「けど?」

 

「残念なことにまだ装着者はプラネテューヌ以外決まってないのよね。わたしの国に至っては完成直後に奪われちゃったし……」

 

「えっ!? それってかなりマズイじゃん!」

 

「だから今必死に探してるのよ! (もしあいつに奪われていたら最悪だけど……)」

 

そう呟くノワールの脳裏に黒ずくめの服にボーラーハットの男の姿が映し出される

 

「どうしたのノワール?」

 

「なんでもないわ。それより着いたわよ」

 

「ここ? ここに女神メモリーがあるってのか?」

 

「ええ。そうなんだけど……」

 

そう言って辺りを見渡すノワール。あるはずの女神メモリーがないのだ。その時、人とネズミの姿を発見する

 

「……っと。これで女神メモリーはあいつらには渡らねえな」

 

「ホントにっちゅか? またヘマをやらかしたら次こそ組織に始末されるっちゅよ」

 

「う、うるせえ! アタシはまだ一度しかミスしてねえよ!」

 

「ねえ〜 そこでなにしてるの〜?」

 

「ん? げぇ!! プラネテューヌの女神!?」

 

「あー! 下っ端だー! 名前を呼ばれない下っ端だー!」

 

「お前! 今度はなにを企んでんだ!!」

 

「何も企んでねえよ!」

 

「ふーん。じゃああなたが手に持っているのは何かしら?」

 

「げぇ! バレた!」

 

「あ、 女神メモリーだ〜。ねぷちゃん〜 あれが女神メモリーだよ〜」

 

「そうなの!? よーし、じゃあそれいただくよ!」

 

「フン! 誰が渡すかよ!」

 

そう言ってロックシードを取り出し開錠する。するとカミキリインベスにライオンインベスといった上級インベス数体と初級インベスが複数現れ、さらにモンスターも

 

「やっぱりそうくるよね〜 じゃあ紘汰、いつも通りにいくよー!」

 

「おう!変身!」

 

『オレンジ! Lock on! ソイヤッ! オレンジアームズ! 花道・オンステージ!』

 

紘汰は鎧武へと変身する。ネプテューヌは変身出来ないのでそのままだ

 

「ぷるるん! ノワール! ここはわたしたちに任せて!」

 

「はあ? 変身も出来ないあなたがなに言ってんのよ」

 

「大丈夫! 主人公補正でどうにかなるよ!」

 

理由になっていないが不思議とやってくれそうだとノワールは何故か納得してしまう

 

「分かったわ。でも、万が一の時はわたしも加勢するわ!」

 

そう言うとノワールは女神化し、モンスターに応戦する

 

「よーし、ノワールとぷるるんがモンスターの相手をしているうちに、インベスを倒しちゃうよー!」

 

「おう!」

 

そう言うとネプテューヌと鎧武は武器を構えインベス達に向かって行った

 

 

 

同じくZECA一号遺跡。別の場所では超次元側のノワールとバロンが雑魚モンスターと戦っていた

別次元のため、ネプテューヌと同じくノワールも女神化出来なかったが、相手雑魚モンスターだったりバロンが共に戦ってくれていたりしたのでさほど問題ではなかった

 

「ふぅ〜 これで終わりっと。しっかしここはどこなのかしら?」

 

「さあな。それより、何故女神化しなかった?」

 

「これぐらいの敵に女神化なんてもったいないわ」

 

「……にしては、少々苦戦していたように見えたが? もしかして女神化しなかったんじゃなくて、女神化出来なかったのか?」

 

バロンにそう言われ一瞬戸惑うノワール。その表情をバロンは見逃さなかった

 

「だろうな。その反応を見れば分かる」

 

「……ええそうよ。女神化出来なくなったの。この遺跡に着いた途端にね」

 

「ここに来た途端にだと?」

 

ますます謎は深まるばかり…… そんな時、どこからか聞いたことのある悲鳴が聞こえてきた

 

「この声…… まさか……!」

 

「ああ。どうやらお目当ての物はここにいるようだな」

 

悲鳴の主が分かった二人は聞こえた場所へと急いで向かった

 

 

 

再び場所は戻りネプテューヌと鎧武たちが戦っているエリア

そこにはダメージを受け傷ついたネプテューヌと鎧武の姿があった

 

「ぐっ……! あのインベス、森で戦った奴と同じぐらい強え……」

 

「それに雑魚モンスターの妨害もあるし…… もう、ノワールったらちゃんと相手してる?!」

 

「してるわよ! でも、敵が多いからいっぺんに相手出来ないの!」

 

ネプテューヌとブラックハートが言い争う。その隙を狙ってカミキリインベスが飛びかかってくる!

ネプテューヌ大ピンチ! その時……!

 

『カモン!バッナーナスカッシュ!』

 

「ハアァァァ!!」

 

スピアビクトリーが炸裂し、飛びかかろうとしたカミキリインベスを貫き倒したのだ!

 

「た、助かった〜……」

 

「大丈夫かネプテューヌ!?」

 

「大丈夫だよ!それよりあの技は……」

 

どこか思い当たる節があるネプテューヌ。その時、あの二人が現れる!

 

「大丈夫、ネプテューヌ!? 」

 

「全く手間のかかる女神だ」

 

「ノワール!!」

 

「戒斗!!」

 

「げぇ!? ラステイションの女神とアーマードライダーバロン!?」

 

「あら、下っ端じゃない。まーた悪事を働いてるのねぇ〜」

 

「フン、なら答えは一つ。奴を倒す!」

 

そう言うとインベスの群れに向かっていく

バロンはバナスピアーを振り回しインベスを攻撃していく

背後から初級インベスが迫ってきていたが既に気づいており、バナスピアーを後ろに突き立て体を貫き倒した

ノワールもショートソードと自身の体術を使った華麗な戦いを繰り広げていた。しかし女神化出来ない分、戦闘力は下がってしまうためバロンとは違い少々苦戦を強いられていたが、それでも十分に戦えていた

そんな状況をよしとしない下っ端は二人に向かってさらにインベスを放つ

 

「あいつまたインベスを呼び寄せやがった! 加勢するぞネプテューヌ!」

 

「うん! 今の状況を見てるとノワールが主人公みたいで、わたしが主人公じゃないっぽいから加勢するよー!」

 

二人はインベスが増えたと分かるとバロンとノワールに加勢する

 

「戒斗! 俺も戦うぜ!」

 

「フン! 足手まといになるなよ!」

 

そう言って鎧武とバロンは背中合わせになり、鎧武は大橙丸と無双セイバーの二刀流で、バロンはバナスピアーの突きでインベスを次々と撃破していく

 

「ねえネプテューヌ! わたし女神化出来ないんだけど!」

 

「わたしもだよ! でも、もう女神になる方法知ってるけどね!」

 

「なら教えなさいよ!」

 

「教えてほしい? じゃあ教えてあげるよー! 女神になるには、今下っ端が持っている女神メモリーっていうのを使わないとダメなんだって!」

 

「ふーん。じゃあわたしがそれを貰うわ! 戒斗! インベスを引きつけてちょうだい! 下っ端の持っている女神メモリーっていうのを使えば女神化出来るらしいから!」

 

「あ! ずるい! 紘汰も引きつけて!」

 

そう言うと二人は一気に下っ端に駆け寄る

下っ端は逃げようとするが、鎧武の持つ無双セイバー・ガンモードの威嚇射撃を受けて驚いてしまう

さらに女神メモリーを撃たれ手から離してしまい宙に浮く

それを見た途端ネプテューヌとノワールは飛び上がった!

 

「女神メモリーは……」

 

「女神メモリーは……」

 

「「わたしの物だー!」」

 

そう言って手を伸ばす! そして眩い光が遺跡を包み込む! あまりの眩しさに全員目が眩んでしまう!

 

「どっちが取ったんだ?!」

 

どちらが手にしたか気になる鎧武。その時、光が消えその答えが見えた! 果たして女神メモリーを手にしたのは……

 

「ふう…… どうやら二人とも女神になれたようね」

 

「やっぱりこの姿が一番いいわ」

 

なんと二人とも女神になることが出来たのだ

 

「嘘だろ……!」

 

「あーあ。またミスっちゅね。こうなったらオイラの手に負えないっちゅから帰るっちゅ」

 

「ま、待てよ!!」

 

パープルハートとブラックハートの姿を見た下っ端とワレチューは逃げるように退散した

 

「あの二人組、逃げたわね」

 

「別にあいつらに構う必要なんてないわ。それよりもわたしは戒斗に加勢しーよっと」

 

そう言ってブラックハートは地上に降り立つ。パープルハートもその後を追って降り立った

 

「フン。女神になれたようだな」

 

「当たり前よ。わたしに出来ないことなんてないわ」

 

「ごめんなさい紘汰。下っ端達は逃してしまったわ」

 

「大丈夫だネプテューヌ! またあいつらが悪さしてる時に倒せばいいんだよ! それよりもこのインベス達を何とかしないと……」

 

鎧武がそう言った時、バロンはおもむろにバナナロックシードをドライバーから取り外し、鎧武に投げ渡した

 

「これを使え。俺はこいつを使う」

 

『マンゴー!』

 

「これ、俺にも使えんのか?」

 

『バッナーナ!』

 

鎧武はバナナロックシードを、バロンはマンゴーロックシードをドライバーにはめ込む

 

『Lock on! ソイヤッ! バッナーナアームズ! Night of Spear〜!』

 

『Lock on! カモン! マンゴーアームズ! Fight of Hammer〜!』

 

アームズを装着し、鎧武バナナアームズとバロンマンゴーアームズが降臨する

 

「スッゲー! 俺にも使んだ!」

 

「当たり前じゃない。あなたスイカロックシード使えたの忘れたの?」

 

「そういやそうだったな!」

 

「何を喋っている。そんな暇があるならさっさとこいつらを蹴散らすぞ」

 

「そうだな! さぁて、こっからは俺たちのステージだ!」

 

決め台詞を決めると二人組に分かれ再び戦闘を開始する!

 

「ハッ! ハアァ!」

 

「やあッ! 遅い!」

 

鎧武のバナスピアーとパープルハートの剣の息の合ったコンビネーションがインベスを攻撃! たちまちインベスは次々に倒されていく

 

「フッ! セイッ!」

 

「消えなさいッ!」

 

ブラックハートがインベスを切り上げるとすかさずバロンがマンゴーパニッシャーで宙に浮くインベスを叩き潰した

 

「こいつで決める!」

 

『カモン! マンゴーオーレ!』

 

カッティングブレードを二回下ろしマンゴーオーレを発動! ぐるぐると敵を巻き込みながら回転し、最後に遠くにいるライオンインベスめがけてマンゴーパニッシャーを投げ飛ばした! ライオンインベスは避けることなくそのままマンゴーパニッシャーを受け爆発、見事倒された

 

「向こうも倒したようだな! だったら俺も!」

 

そう言ってカッティングブレードを一度下ろす

 

『ソイヤッ! バッナーナスカッシュ!』

 

電子音声が鳴るとバナスピアーにエネルギーが纏う。その状態でインベスに攻撃! すると貫通したバナナのエフェクトが現れインベスは撃破された

 

インベスが全滅したと分かると四人は変身を解除。元の姿に戻る

 

「ふう〜 やっぱりわたしって主人公だよね〜 女神にこうも簡単になれるってー」

 

「それよりネプテューヌ、ここどこなの?」

 

「ああ、ここはね……」

 

「ねぷちゃ〜ん、こっちは終わったよ〜」

 

プルルートもどうやらモンスターを倒したようだ。その後ろには神次元側のノワールがいた

 

「で、そっちはどうだった? 女神メモリー手に入れた?」

 

「うん! バッチリ手に入れたよ!」

 

「そう。なら早く教会に……」

 

教会に戻りましょうと言いかけた時、ふと戒斗と自分に酷似した女性が目に映る。どうやら女性の方もこちらに気づいたようだ

 

「ちょっ、ちょっと戒斗あれを……」

 

「ん?……っ!?」

 

「嘘でしょ……」

 

「わたしが……」

 

「「二人ぃぃぃぃ!?」」

 

超次元側のノワールと神次元側のノワールが今ここに邂逅した

その瞬間、驚く声が遺跡に鳴り響いたのだった

 

 

 

 

【???】

 

 

 

薄暗い部屋に九人の人影が見える。

真ん中に水色の髪をした女性が立っている。どうやら何か始めるようだ

 

「えっ……と、これから緊急会議を始めたいと思います」

 

「そんな前フリなんていらないよレイ君。さっさと要件を言ってくれないか?」

 

「す、すみません。えっと、こちらの世界に向こうの世界の女神が現れたとのことです」

 

「なにぃ!? 向こうの世界の女神だと!?」

 

「はい。マジェコンヌさん曰く大したことはないそうなんですが……」

 

「確かに大したことはなかった。それよりも戦極! 何故あの時私に向かってあんな攻撃をした?!」

 

「すまない。戦闘には慣れてなくてねぇ。加減を間違えてしまった」

 

「謝って済む問題じゃない! 一歩間違えば私は死んでたんだぞ!?」

 

「でも、私はあの時ああしなければプルルート君に七賢人と繋がりがあるって勘付かれてたと思うよ?」

 

「確かに戦極の言うとおりだな。わしがもし戦極の立場ならそうする…… いや、そうせざるを得ないな」

 

「貴様ぁ!」

 

納得のいかないマジェコンヌは変身し、武器を男性に向ける

 

「待ちたまえマジェコンヌ君。今彼を殺したところで何の意味もない。むしろ損しかない。女神を殺したいと願う君の願いを叶えれるの彼だけなんだよ? そういう行為は以後慎むように」

 

「チッ……」

 

そう言われ武器を下ろし変身を解除する

 

「あ、あの…… 皆さんいいですか?さっきサガラさんから情報が入ったんですが、どうやらもう一人女神がこの世界に現れたようで、ノワール様に酷似しているそうです」

 

「うそ!? ノワールちゃんに!? やったぁ〜 ノワールちゃん増えて感激ぃ〜!」

 

「ま、そいつは始末するから盗撮や盗聴はする暇がないがな」

 

「そんなこと言わないでよシドぉ〜 少しぐらいじっくり観察させてよぉ〜」

 

「二人とも落ち着くんだ。それで?」

 

「はい。どうやら女神化もしたらしく……」

 

「まったく使えないわねぇあのネズミとリンダって子。大人しく幼年幼女守っとけばよかったのに」

 

「まったくですねプロフェッサー凌馬。あの二人の処分はいかがなものにしますか?」

 

「ん〜 まだ決めてないからとりあえず保留かなぁ〜」

 

「分かりました」

 

「あ、湊君。引き続き森の観察お願いね。あと、用心棒もよろしく」

 

「分かりました」

 

そう言うと湊と呼ばれる女性はどこかへと消えた

 

「さて、レイ君から情報貰ったことだし、何か対策でも考えよーかっな」

 

そう言って凌馬もどこかへと消えていった

 

 

 

 

 

次回、超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>!

 

無事女神となることが出来たネプテューヌとノワール。二人は神次元を救うという決意をする

 

そんな頃、貴虎達はリーンボックスへとたどり着き神次元側のベールと出会う

 

しかし突然襲いかかるベール! だがそれにはベールの苦悩があった……

 

第18話「ベールの苦悩。そして手にする新たなる力!」

 

『メロンエナジーアームズ! 〜♪〜〜♪』

 

 

 

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