超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>   作:波紋疾走(pixiv)

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第39話「教会潜入作戦開始!」

【これまでのあらすじ】

 

 

ロシュオの力で侵略を開始したオーバーロードは、瞬く間に世界を破壊、侵食していった

 

一方、解放されたアイリスハートは、アノネデスに導かれプラネテューヌの教会にたどり着く

 

そしてアノネデスは、紘汰たちと接触。協力を依頼する代わりに、教会への潜入ルートを教えると言ったのだった!

 

 

 

「教会への潜入ルートを教えるだって……!?」

 

「そうよ。確かアナタたち、あの教会にいる人々を助けたいのよね?だったらアタシに協力する他ないけど……」

 

「と、その前に。あんたの目的を教えろ。事によっては協力はしない」

 

「仕方ないわねぇ~。特別に教えてア・ゲ・ル」

 

紘汰たちを煽るかのような話し方をするアノネデス。ちなみに紘汰たちが眉を若干ひそめていることは本人は一切気にしていない

 

「単に教会にデータを忘れたから取りに行くだけよ。たったそれだけ」

 

「なんのデータだ?」

 

「それは言えないわ~ でも、一つだけ言うなら、アナタたちにとって不利ではないデータね」

 

そう言われてもいまいち信用できなかった。かつて敵だったアノネデスが言うから尚更である。しかも明らかに煽っている話し方だ

だが人々を救うにはアノネデスを信用するしかない。悩んだ末に彼らが出した答えは……

 

「わかった。協力する」

 

ここはアノネデスを信用するしかない。そう考えた彼らは協力すると決めた

そうと決まれば早速貴虎とベールを呼び、作戦会議を開くのだった

 

 

 

 

【エディン 教会】

 

 

地下室では既に拉致された人々眠らされ、ベッドに横たわっていた。そして口にはあの機械が取り付けられていた。あとは、スイッチを押し起動するだけである

 

「どうだ?起動できそうかい?」

 

「ああ。大丈夫だ。彼女が実験体になってくれたからね」

 

そう言ってコンパの方を向く凌馬

 

「おやおや随分と可愛らしい子を実験体に使ったじゃないか」

 

「フ、見た目に反して勇敢だったよ。恐らく人々を解放するために一人抜け出したのだろうけど」

 

コンパの頬を撫でるように触れる凌馬

 

「まあ、それはどうでもいい。さっさと起動しよう」

 

そう言ってコンパから離れ中央の機械の前に立つ。そして何やら操作をし、ついに準備は整った

 

「生命エネルギー吸収システム、作動」

 

起動ボタンを押すと、生け贄となった人々の生命エネルギーが奪われ始め、ロシュオの王妃が眠る棺へと流れていく

 

「あとは王妃が甦らせるだけのエネルギーが集まるのを待つだけ…… だが、必ず奴らはここにやって来る。人々を助けにね…… だからここを守る必要がある」

 

「……?外からは入れないようにしてあるが、一体どこから侵入するのかなあ?」

 

「実はここより離れた場所にごく少数しか知らない秘密の脱出口があるんだ。いざとなった時に逃げれるようにね。恐らく彼らはそこから侵入してくる」

 

「ほお……」

 

「だからそこに罠を仕掛けたいんだ。君の友達を使ってね」

 

「いいだろう…… グリンシャ!シンムグルン!」

 

影からグリンシャと玄武に酷似したオーバーロード、シンムグルンが現れる

 

「猿に命令されるのは不服かもしれないが、王妃を甦らせるためだ。従ってくれ」

 

「フン。いいだろう」

 

「よし。白い君は少し離れた場所で彼らを迎え撃ってくれ。黒い君は地下通路で迎え撃ってくれ」

 

凌馬に命令されると、グリンシャとシンムグルンは無言で立ち去り、それぞれの持ち場に向かった

 

 

 

 

【超次元プラネテューヌ 教会】

 

 

その日の夕方、貴虎とベール、ザックとユニが合流し作戦会議が開かれた。侵入口までのルートやその後の行動内容まで事細かく決めた

 

「よし、ならメンバーを確認するぞ。まずメンバーは葛葉とネプテューヌ、光実とブラン、私とベール、凰蓮とネプギア、ザックとユニ、城乃内とラム、初瀬とロム、アイエフ、アノネデス、湊耀子の計17人だ」

 

「なあ、戒斗は入れないのか?」

 

「ああ。あいつは怪我の治療に専念させる」

 

「それだと一人減っちゃうよね」

 

ネプテューヌがそう言うとプルルートが手を挙げる

 

「じゃああたしがいく~」

 

「ぷ、ぷるるん!?なに言ってるの?!さっき帰って来たばっかなんだよ?!」

 

「分かってる~でもぉ~助けを待っている国民がいるなら、助けるのが女神でしょお~?だからあたしはいくの~人々を助けに~」

 

「なるほど。そこまで言うならそうしよう。プルルート、お前も作戦に参加するでいいな?」

 

「うん~」

 

「よし、次は作戦内容についておさらいする。まず凰蓮とネプギア、城乃内とラム、初瀬とロムの6人は教会に先行し囮になる」

 

「その間にアナタ達が脱出口からエディンに潜入、人々を救出する。アノネデスはデータを取りに行くって訳ね」

 

「ああ。しかし敵も馬鹿ではない。きっと何か罠を仕掛けるはず……」

 

「その時は臨機応変にいこうぜ」

 

「……だな。よし、作戦実行は明日だ。逸る気持ちはあると思うが、疲れたままでは作戦に支障がでる。今日はゆっくり休むぞ」

 

その言葉で締めくくると作戦会議は終了した

各々解散した後には意気込むようなコメントも聞こえれば、不安を抱くようなコメントも聞こえていた

そんな中、紘汰はネプテューヌに「話したいことがあるから、晩御飯が済んだ後にバルコニーに来てくれ」と伝える

 

そして夕食後。言われた通りバルコニーに訪れる。そこには夜空を眺める紘汰が待っていた。ネプテューヌが来ると振り返った

 

「どうしたの紘汰?わたしに話したいことってなに?」

 

「ああ。礼を言おうと思ったんだ。祐也のことでな……」

 

「えっ……?」

 

「その……ありがとうな。祐也のこと探してくれて。いーすんさんから聞いたんだ。俺がずっと心配してたから、暇があれば探してくれてたんだよな」

 

「うん。でもごめん…… どんなに捜索しても見つからなくて……」

 

「……そりゃそうだよ。だって祐也は俺の手で……」

 

「えっ?」

 

「俺たちが初めて出会った日のこと覚えてるか?」

 

「覚えてるよ。ヘルヘイムの森でインベスに襲われたよね」

 

「ああ。そして俺はそこで初めてアーマードライダーに変身して、そいつを倒した…… でも……」

 

「でも……?」

 

「俺は知ったんだ。祐也の末路を…… エディンの教会に初めて突入した時に…… あの日祐也は、森でヘルヘイムの植物を食べてインベスになっちまったんだ……!!」

 

「ま、まさか……」

 

「そしてそのインベスは…… 俺が初めてアーマードライダーとして倒したインベスだったんだ……!!」

 

「じゃ、じゃあ……」

 

「祐也は……俺の手で殺してしまったんだ……!!」

 

衝撃の事実を知り、言葉を失うネプテューヌ。そして紘汰は悲しみと苦しさのあまりネプテューヌと面と向かって話せず背を向けてしまう

 

「俺、いつか言おうって決めてたんだ……! ネプテューヌに本当のことを……! でも、気持ちの整理がつかなくて……」

 

悲しみと苦しさが爆発し、ついには涙まで流してしまう。そんな紘汰にネプテューヌは優しく後ろから抱きつく

 

「辛かったんだね……紘汰。そんな苦しみを抱えて…… でも、安心して。もう一人で苦しまなくて……いいんだよ」

 

「ネプテューヌ……」

 

ネプテューヌの優しい言葉が紘汰を包み込む。と、その時。ピーシェが二人の前に現れる

 

「なにしてるの……?」

 

「えっ?!な、なにってその……」

 

「ぴぃねれない。だからこーた、ねぷてぬ、いっしょにねて」

 

「えっ? 一緒に?」

 

「いいじゃんいいじゃん。一緒に寝ようよ!」

 

「やったー!」

 

ピーシェは喜ぶと早速二人を連れて寝室に向かった

そして二人の間にピーシェが挟まれる感じでベッドに横になる

が、紘汰はというとネプテューヌと一緒に寝ることが恥ずかしくて顔を赤くしていた

 

「い、いやネプテューヌ、これはまずいんじゃねえか?!だって女の子と一緒に寝るなんて、さすがにちょっと……」

 

恥ずかしいのとピーシェが寝ているため、早口で、かつ小声でネプテューヌにそう言う。しかし……

 

「すー…… すー……」

 

当のネプテューヌは既に寝てしまっていた。昼間のグリンシャとの戦いで相当疲れたのだろう

紘汰は「寝てるし……」と呟きつつ、ネプテューヌとピーシェの寝顔を見てふとこう呟いた

 

「(そうだよな……俺は決めたんだ。人々を、世界を守るために…… こうやって安心して夜も寝られるように……)」

 

紘汰は明日に備えるため、眠りにつくのだった

 

 

 

【神次元プラネテューヌ 病院】

 

 

 

エディン潜入作戦実行の日。その日、ザックとユニは病院に行き戒斗の見舞いに訪れていた

 

「どうでしたか?」

 

「大した怪我ではありませんでした。今日にでも目覚めると思います。しかし……まだ怪我の具合はよくないので、三日ほど入院してもらうつもりです」

 

「そうですか…… あの、お姉ちゃんの方は……?」

 

ユニが医師にそう聞くと、医師は表情を暗くする

 

「こちらとしては全力を尽くしているのですが……」

 

そこから先を言わない医師。しかし二人は分かりたくないが、分かっていた

 

「あと、どれぐらいで……」

 

「私どもの推測によりますと、もって三日ほどかと……」

 

そう言った医師は看護師に呼ばれ、部屋を後にする

 

あと三日の命……それを知ったザックとユニは悲しみで言葉を失う。しかしすぐに気持ちを切り替える

そしてベッドに横たわる戒斗にこう言った

 

「戦極凌馬は俺たちが必ず倒す。心配するな……」

 

そう言って戒斗の着ていた服に何か紙切れを仕込むと、集合場所へと向かうのだった

【エディン 郊外】

 

 

先に先行したメンバーと、ザックたち以外は既に集合しており、いないのはその二人だけだった

 

「遅っせえな~ なにやってるんだザックのやつ」

 

文句を垂らす紘汰。その時、ザックとユニが到着する

 

「悪ぃな。遅れちまって。ちょっと用事があったんだ」

 

「そうか。なら、到着したところすまないが早速これに乗ってもらう」

 

そう言って貴虎が指差す先に見えたのは装甲車だった

 

「これで脱出口に向かう。全員これに乗れ」

 

貴虎の指示に従い装甲車に乗り込む。全員が乗り込んだのを確認すると、貴虎は運転席に乗り、ベールは助手席に乗り込む。そして人々を救出するため、脱出口に向かった

 

 

 

その頃、先行した六人は足並み揃えて教会に向かっていた

 

「いい?ワテクシたちの目的は敵の気をこちらに向けること。でも……それよりも大事なことがあるわ。それは……みんな生きて帰ることよ」

 

歩きながら凰蓮はそう言う

 

「戦場では作戦の遂行はもちろんだけど、一番は生きて帰ることが大事…… 家族や、自分たちを待っている人のためにね…… だから絶対生きて帰るわよ!」

 

「「はい!」」

 

「おう!」

 

「「うん!」」

 

力強く答える五人。そして凰蓮、城乃内、初瀬の三人はドライバーを装着しロックシードを構える

 

「変身」

『ドリアーン!』

 

「変身!」

『ドーングリ!』

 

「変身!」

『マツボックリ!』

 

『Lock on!~~♪♪ドリアンアームズ!ミスタ~デンジャラース!』

『Lock on!カモン!ネバーギーブアーップ!』

『Lock on!ソイヤッ! マツボックリアームズ!一撃・イン・ザ・シャドウッ!』

 

歩く三人の頭にそれぞれアームズが被さり展開、装着されるとブラーボ、グリドン、黒影に変身する。候補生たちも女神化、パープルシスターとホワイトシスターに変身する

そして変身した六人は、走り出し敵の群生に突っ込んでいくのだった

凰蓮たちが戦闘を始めた頃、脱出口に向かっていたメンバーを乗せた車はエディンの街を駆け抜けていた

 

「貴虎、そこの角を右ですわ」

 

地図を持ったベールに指示され右折する。しかし右折したその先の道には大量のインベスが待ち構えていた

インベスの姿を確認した貴虎は車を急に止める

 

「やはり罠を仕掛けていたか……ベール!」

 

「ええ!」

 

車から降りる二人。急に車が止まったことで何事かと思った紘汰たちも降りてくる

 

「な、なんだよあのインベスの数は!?」

 

「かなりヤバいんじゃないの?!この数!」

 

「ああ!だからここは私とベールがやる!お前たちは先に……」

 

「兄さん!僕も一緒に戦うよ!」

 

「あなたたちにばかりにいい格好はさせないわ」

 

「うふふ…… ブランらしいですわね」

 

そう言うと四人はインベスの群生に体を向ける

 

「葛葉!ここは私たちに任せろ!」

 

「わかった!」

 

「運転は私がするわ!」

 

紘汰たちは再び車に乗る。そして今度は湊耀子が運転席に乗り、再び脱出口に向かって別ルートで走り出した

車が脱出口に向かったのを確認すると、ドライバーを装着する

 

「「変身!」」

 

『メロン!Lock on!ソイヤッ!メロンアームズ!天・下・御・免!』

『ブドウ!Lock on!ハイィー!ブドウアームズ!龍・砲・ハッハッハッ!』

 

斬月と龍玄に変身。ベールとブランもグリーンハートとホワイトハートに変身する

そしてインベスの群生に走り出した

 

「フッ!ハッ!」

 

「はあっ!ええい!」

 

斬月が繰り出す無双セイバーの斬撃と、グリーンハートが放つ槍の乱撃がインベスを裂く

 

「ハッ!ヤッ!」

 

「オラッ!このっ!」

 

龍玄が放つ銃撃がインベスを射ぬき、ホワイトハートが繰り出す斧の強烈な一撃が敵を叩き潰していく

 

しかしこれほど攻撃をしてもインベスは一向に減らない。それどころか、いつの間にか四人は囲まれてしまった

 

「マズイですわね……わたくしたち、囲まれてしまったようですわ」

 

「ああ。だがここでやられる訳には……」

 

後に続く言葉を言おうとしたその時、新たなる脅威が四人に襲いかかる!凌馬に指示され待機していたグリンシャが現れたのだ

 

グリンシャは姿を現すと飛び上がり剣を降り下ろす!しかし四人はそれを間一髪のところで左右に別れて避ける!

 

「あいつは昨日のオーバーロード!」

 

「また厄介な奴が現れやがった!」

 

そう言うと龍玄とホワイトハートはグリンシャに攻撃を仕掛ける。斬月とグリーンハートもそれに続く

しかし相手はオーバーロード。インベスとは桁が違うため、そう簡単には倒せない

周りのインベスが邪魔したこともあり、またたく間に四人は劣勢に追い込まれる

 

「クッ!やはりオーバーロード……一筋縄ではいかないな……

しかし!」

 

負けるわけにはいかない。そう誓った斬月は再びグリンシャに攻撃を仕掛けるのだった

 

 

 

斬月達がグリンシャと激しい戦闘を繰り広げている頃、ついに秘密の脱出口に到着する

 

「ここが脱出口か……」

 

「すごいでしょ~?よく偽装できてると思わない~?」

 

「そんなことなんてどうでもいい!さっさといくぞ!」

 

アノネデスの自慢を無視し、脱出口の入り口に入る紘汰たち。そして階段を降りて地下道を進んでいく

すると数分ほど歩いた頃だろうか?突如として警報が鳴り始めたのだ

 

「な、なんだよこれ!?」

 

「おかしいわね…… 警報なんてないはずなのに……」

 

「とぼけたこと言ってんじゃ……」

 

と、その時。地下通路の先から威嚇するかの如く銃弾が放たれる

咄嗟に避ける紘汰達。そして銃弾が放たれた方へと顔を向ける。そこにいたのは……

 

「侵入者は排除。侵入者は排除」

 

コピリーエースだった。しかしその様子は以前とは違い感情のないロボットへと成り果てていた。彼は最後に敗北した後、凌馬に魔改造され、こうなってしまったのだ

 

「侵入者は排除。侵入者は排除」

 

「や、やばい!」

 

問答無用で肩のバルカン砲から銃弾を放つ

紘汰たちは必死に物陰に隠れる

 

「くそ!どうすれば……」

 

「紘汰!ここは俺たちがやる!お前先に行け!」

 

「わ、わかった!」

 

そう言うとちょうどバルカン砲が熱を持ちすぎて冷却に入る。その隙に紘汰、ネプテューヌ、アノネデス、アイエフは地下通路を進んでいった

同時に残ったザック、ユニ、湊耀子、プルルートはコピリーエースに応戦すべく変身する

 

「「変身!」」

 

『クルーミ!Lock on!~~♪♪クルミアームズ!ミスタ~ナックルマーン!』

『ピーチエナジー!~~♪♪Lock on ソーダァ…… ピーチエナジーアームズ! ~~♪♪~~~♪♪♪』

 

四人はそれぞれ変身するとコピリーエースに向かっていく。それを再びバルカン砲で狙うコピリーエース。アイリスハートとブラックシスターの二人は危険だと感じ、飛び上がって銃撃、蛇腹剣を使って攻撃をする。しかしその瞬間、バルカン砲がこちらに向き銃弾を放つ。咄嗟に二人は銃弾を放って相殺したり、蛇腹剣を振り回して弾き返したりした

 

「だめ!近づけない」

 

「だったら強行突破よ!」

『ピーチエナジースカッシュ!』

『~~♪♪クルミスカッシュ!』

 

二人は走りながらそれぞれピーチエナジースカッシュとクルミスカッシュを発動する。桃色に染まったエネルギー刃とクルミ型のエネルギー弾をで放つ。しかし……

 

「なに!?」

 

「効いていない!?」

 

「侵入者は排除。侵入者は排除」

 

強固な装甲に阻まれ傷ひとつ浮かない。それどころか、逆に指先から小型ミサイルを放たれ吹き飛ばされてしまう。アイリスハートとブラックシスターも爆風に巻き込まれ吹き飛ばされる

 

「くそ……なんて強さだ」

 

「侵入者は排除。侵入者は排除」

 

倒れたナックルたちに迫る。何か策はないか…… そう思ったその時、ナックルは貴虎から護身用にスイカロックシードを借りていたことを思い出す

 

「あれなら!」

 

そう言うとスイカロックシードを取り出す

 

『スイカ!Lock on! ~~♪♪ スイカアームズ!大玉・ビッグバン!』

 

スイカアームズにアームズチェンジするとすぐさまヨロイモードにチェンジ。放たれる銃弾をはね除けスイカ型のグローブでバルカン砲を叩き潰す

 

「オラッ!オラアッ!」

 

お次に両手を破壊し、装備はすべて破壊された……かのように見えたが、胸にミサイルが仕込まれており、それを放つ

 

しかしそれをスイカ型のグローブで防ぎきると、スイカスカッシュを発動する

 

「いくぜ!」

 

一気に近づき、強化されたグローブで怒濤のパンチ連打をお見舞い。そして最後に胸をぶち抜いた

 

「侵入者は……排除…… 侵入者は……」

 

中枢を破壊されたのか、コピリーエースは静かに止まった。戦いに勝ったナックルたちは皆変身を解除する

そして紘汰の後を追おうとする。しかしザックとユニだけは違った

 

「悪い。みんな先に行ってくれ。俺たちはやらなきゃならないことがあるんだ」

 

やらなきゃならないこと…… それは戦極凌馬を倒し、ノワールを救うことである。自分勝手な行動だと思う。しかしザックはあとノワールの命が三日で尽きることを伝え、その上で頼んだ。他の反応は……

 

「いいわ。行きなさい。ただし必ず勝つことね」

 

「あ、ありがとうございます湊さん!」

 

ユニが礼を言うとザックと共に再び入り口へと向かった

そして湊耀子とプルルートは紘汰たちの後を追うのだった

その頃、紘汰たちはだいぶ進み、長い地下通路の半分以上までたどり着いていた

しかしレデュエにセンサーの役割のために仕掛けておいたヘルヘイムの果実によってその事を知られてしまった

 

「ほお……どうやら招かれざる客が来たようだねえ」

 

「なんだい?まさか奴らが来たのか?」

 

「そうだ」

 

「それはマズイねえ。でも、大丈夫だ。地下通路にはシンムグルン君がいる。きっと奴らを始末するさ。さて、私は外の様子を見てくるよ。邪魔者の排除がてらね」

 

そう言って凌馬は部屋を後にする

 

シンムグルンがこちらに向かっていることを知らない紘汰たちは、比較的広い場所に出る。そしてそこで現在地を確認する

 

「今はどこなんだ?」

 

「現在地はここ。あと3キロほどで到着するわ」

 

「よし、あとちょっと……」

 

「紘汰あれ!」

 

アイエフにそう言われ指差す方向に目を向ける。そこには玄武のようなオーバーロード、シンムグルンが戦斧・ディムブを構えて現れた

 

「みんな下がってろ!いくぞネプテューヌ!変身!」

『カチドキ!カチドキアームズ!いざ、出陣!エイエイオー!』

 

早急に決着をつけるため、鎧武・カチドキアームズに直接変身。ネプテューヌもパープルハートに変身し、二人は互いに剣を構え戦闘を開始する

 

二人は互いに剣を降り下ろしシンムグルンを攻撃する。しかしディムブでそれを上手く防ぐと持ち前の剛腕で二人を殴り、そして蛇を思わせる器官を伸ばし、二人を同時に攻撃する

 

「クソッ!食らえ!」

 

無双セイバーの銃弾を放つ。しかしシンムグルンは背を向けそれを甲羅で弾いてしまう

 

「なに!?」

 

「だったら!」

 

そう言うとヴィクトリースラッシュで甲羅を破壊しようとする

 

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

ヴィクトリースラッシュが甲羅に向かって炸裂!しかしそれすらも防いでしまう!

 

「そんな!」

 

「フン!無駄だ!」

 

そう言うと蛇のような器官を触手状に操り、パープルハートを締め上げてしまう

 

「がっ……あっ……」

 

「ネプテューヌ!」

 

パープルハートのピンチ!咄嗟に鎧武は極ロックシードを取り出す!

 

『フルーツバスケット!ロックオープン!極アームズ!大・大・大・大・大将軍!』

 

極アームズに変身すると、すぐさまドリノコを召喚し、そのまま触手を攻撃。たまらずパープルハートを離してしまう。落下するパープルハートを鎧武は受け止める

 

「よっと……大丈夫か?ここは俺に任せろ!」

 

「ええ……それよりもありがとう……」

 

顔を赤らめ礼を言うパープルハート。ちなみにこのことには鎧武は気づいていない

パープルハートを救いだすと再びシンムグルンに体を向ける

 

『ソニックアロー!』

 

ソニックアローを二つ召喚、両手に持つ。シンムグルンはディムブを構え、向かってくる。しかし片方で降り下ろされたディムブを防ぎ、もう片方で腹を切り裂く

ダメージを受けたシンムグルンはたまらず後退、しかし鎧武は容赦なく攻撃し、吹き飛ばす

そして複数回極ロックシードを回す

 

『バナスピアー!キウイ撃輪!ドンカチ!イチゴクナイ!影松!』

 

空中にそれらを出現させると鎧武の合図で一気にシンムグルンに攻撃する。最後に受けた影松の攻撃で吹き飛ばされたシンムグルンにさらにクルミボンバーの追い討ちをかける

 

『火縄大橙DJ銃!』

 

火縄大橙DJ銃を召喚するとすぐさまオレンジロックシードをセットする

 

『ロックオン!オレンジチャージ!』

 

強化されたエネルギー弾が放たれる!それを受けたシンムグルンは爆発し、倒されたのだった

 

シンムグルンを倒すとすぐさま変身を解除する。そして紘汰たちは再びエディンの教会へと足を進めるのだった

 

 

 

【エディン 教会】

 

 

乗っていた装甲車を使って一足先に教会にたどり着くザックとユニク。インベスはすべてブラーボたちの方に集中しているため、一匹もいなかった

そこで彼らはある人物を探していた。そしてその人物は親切にも自分から姿を現した

 

「おいおい君たちは地下通路にいたんじゃないのか?」

 

「戦極凌馬……!!」

 

戦極凌馬だ。ザックとユニは身構える

 

「勝手なことしてもいいの?怒られちゃうよ?」

 

「それは重々承知してるさ。もちろん人々は救助する。お前を倒した後に!」

 

「私を倒す?なんの理由で?」

 

「あんたはお姉ちゃんを傷つけた…… そして、ブレイブを侮辱した!!あんただけは絶対に許さない」

 

「だから……俺たちの手で倒す!!変身!!」

『クルーミ!Lock on!~~♪♪クルミアームズ!ミスタ~ナックルマーン!』

 

ナックルとブラックシスターに変身する二人。そんな二人を見て凌馬はこう言った

 

「私怨か……実に愚かだ。こうも馬鹿ばかりだと世界が滅ぶのも当然だな。変身!」

『レモンエナジー!~~♪♪Lock on ソーダァ…… レモンエナジーアームズ!ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファファイッ!』

 

デュークに変身する凌馬

 

「「はあぁぁぁぁ!!!」」

 

ナックルとブラックシスター。二人はデュークが現れるとそれに向かって走り出したのだった!

 

 

to be coutinued……

 

 

 

次回、超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>!

 

 

「お前だけは俺たちの手で絶対倒す!」

 

ノワールを救うため、そしてブレイブを侮辱されたためデュークに戦いを挑むナックルとブラックシスター!しかし彼の強さは半端ではなかった……

 

絶体絶命のピンチ…… その時、戒斗が駆けつける!

 

第40話「因縁の対決!バロンvsデューク!」

 

ノワールの命を賭けた戦いが、今始まる!

 

 

 

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