超次元ゲイムネプテューヌG<ガイム>   作:波紋疾走(pixiv)

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零次元編最終回となります


第9話「決戦!ダークパープル!」

 「な、なんだよあの禍々しいオーラは⋯⋯!?」

 「見るからにヤバそうじゃない!?」

 

 あまりの禍々しさに狼狽える。そんな彼女たちをマジェコンヌはあざ笑う。

 

 「フハハハハハ。我が力の前に死を感じたか? 大丈夫だ安心しろ。もうじきお前たちをあの世に送ってやる」

 「へっ!あの世に行くのはお前の方だ!!」

 

 そう言って拳を握って向かって行くうずめ。そして彼女とマジェコンヌの攻撃が互いに交差する。果たしてどちらが勝ったのか?

 

 「うっ⋯⋯」

 

 地に伏したのはうずめだった。

 

 「うずめさん!?」

 「フハハハハハ!!! 我ガ力ノマエデハ、何人タリトモ敵ワン!!」

 

 自分の力を誇示するかの如く競技場を破壊していくマジェコンヌ。明らかな暴走にこの場にいた全員が命の危機を感じ取る。傷ついたうずめと、逃げようとするクロワールを捕まえたネプギアとネプテューヌは、崩壊を始めた競技場から脱出し、うずめを治療するため本拠点へと向かうのだった。

 

 それと同じ頃、うずめたちの元へと急行していたディケイドは、傷ついたうずめを抱きかかえながら本拠点へと戻っている最中のネプギアとネプテューヌに遭遇する。

 

 「みんな無事か?」

 「私とネプギアは平気。でも、うずめが⋯⋯」

 

 ぐったりとしたうずめの姿に驚くディケイド。一体誰にやられたのかと二人に問いかける。

 

 「恐ろしい力を手に入れたマジェコンヌにやられて⋯⋯」

 「なに?! あいつはどこにいる?」

 「競技場です。今はおそらく暴走して、競技場を破壊している最中かも⋯⋯」

 

 そう言った直後、競技場の方角から禍々しい光を放ちながら、どこかへと飛んでいく発光体を視認する。あれが暴走したマジェコンヌだと分かったディケイドは、一人で戦うのは危険だと言い張るネプギアの制止を振り切り、その光を追うのだった。

 

 

 

 

 

 本拠点に到着したネプギアとネプテューヌは傷ついたうずめをベッドに寝かせ止血を行った。しかし止血したのはいいものの、拠点にある薬ではうずめを治療することが出来ない。そこでネプギアはデータベースを参考に、素材を調達して治療薬を作ろうと提案する。それに乗ったネプテューヌや、うずめにお世話になっているモンスターたちは手分けしてそれぞれ素材を探しに向かうのだった。

 

 素材探しに向かったネプギアは、クロワールの情報を頼りにモンスターを倒していく。そしてお目当てのオラトリオのタングラムを入手すると、本拠点へ帰って行く。その道中、まだ動く端末を発見する。気になったネプギアはNギアを繋いで記録を手に入れ、歩きながらその記録を読んでいく。

 

 『■■月■■日

  そしきが ■■■の あんさつを

  けいかく している じょうほうを つかんだ』

 

 『■■月■■日

  あんさつに たよるしか ほうほうは ないのか

  きょうかいが もくにんを けっていした』

 

 『■■月■■日

  あんさつを ふせぐては ないだろうか

  なにもできない じぶんが くやしい』

 

 『■■月■■日

  ■■■の あんさつが しっぱいした

  かのじょのぶじに あんどしているじぶんがいる』

 

 かなり詳しく書かれている。他にはないかと、さらに探していく。

 

 『■■月■■日

  ■■■が しょうきに もどった

  しかし つみのいしきが ■■■をむしばむ』

 

 『■■月■■日

  ■■■が ■■を のぞんだ

  それが のぞみなら かなえよう』

 

 『■■月■■日

  このひ ■■■は ■■された 

  10ぽんの しさく■■■■■と ともに』

 

 ここで記録は止まっている。この記録を見たネプギアは、”かのじょ”と呼ばれていた者が、ダークメガミと変わり果てこの世界を破滅させたのではないか。という仮説を考え付く。

 

 「(もしこれが本当なら、うずめさん以外の女神がいないことにも繋がるような⋯⋯

)」

 

 そんなことを考えながら歩いていると、本拠点へと到着する。既に他のものたちは素材を集めてきており、ネプギアを待つだけだった。

 

 「おーいネプギアー。早く来てー」

 「あ、今行きます!」

 

 たったったと駆け寄ると、早速素材を調合し始める。調合に失敗すればうずめは助からず、零次元を救うことが出来ない。そんな重圧に耐えながら、見事に治療薬を完成させる。完成させた薬を早速うずめに飲ませ、目が覚めるのを待つのだった。

 

 

 

 

 

 崩壊した街の真ん中で、コウガネと海東は話をしていた。しかし雰囲気は最悪で、一触即発のムードが漂っていた。

 

 「コウガネ。君は僕に、マジェコンヌを救出させればガシャットを渡す、と言った。しかし、そのガシャットをマジェコンヌに使った。どういう意味だ?」

 「彼女に言ったとおりだ。自分が起こした災難は、自分で鎮めるのが道理ではないか? 」

 

 その直後、海東の背後を何者かが襲う。気配に気づいた彼は咄嗟に避け、そしてその正体を視認する。そこにいたのは自分の目当てのお宝を体に宿したマジェコンヌだった。

 

 「やはり君は僕のことを信用していなかったようだね」

 「当然だろう。コソ泥を信じるヤツがどこにいる? そうだ。もしマジェコンヌを倒すことが出来たなら、ガシャットは君にあげよう。しかし、ダークメガミの力を得た彼女に勝てるかな?」

 

 そう言われると、海東はディエンドドライバーを取り出し、ライダーカードを挿入する。

 

 『KAMEN RIDE⋯⋯』

 「変身!」

 『DIEND!!』

 

 ディエンドへと変身すると、乱射しながらマジェコンヌに突っ込んでいく。そしてそのまま拳をぶつけた。しかしその一撃はマジェコンヌにとっては蚊の刺すほどのものでしかなかった。動揺するディエンドの拳を掴み、そのまま投げ飛ばした。

 

 投げ飛ばされたディエンドは、自分ひとりでは敵わないと踏み、ライダーカードを二枚取り出しドライバーに挿入する。

 

 『KAMEN RIDE⋯⋯ SASWORD!GAI!』

 

 近接戦闘が得意な仮面ライダー召喚する。現れたサソードとガイは各々の武器を構えて向かって行く。

 サソードヤイバーの攻撃と、ギガホーンの攻撃が休む暇なくマジェコンヌに降りかかる。しかしダークメガミの力を得た彼女の前では仮面ライダーなど、最早敵ではないと言わんばかりに、いとも簡単に攻撃は受け流されていた。

 

 「ソンナモノ、私ニハ効カヌ!」

 

 そう言うと漆黒のオーラを放ち、サソードとガイを吹き飛ばす。さらに、強烈な一撃を二人に与え、消滅させる。

 

 「何っ!?」

 

 仮面ライダー二人をけしかけても撃退するマジェコンヌに驚くディエンド。その隙に再び漆黒のオーラを放ちダメージを与える。

 

 「ライダーを凌駕するなんて⋯⋯」

 

 ダークメガミの力をまざまざと見せつけられ狼狽える。そんな時、光を追って来たディケイドが現れる。

 

 「海東!?」

 「士、いいところに来てくれたね」

 「どういう意味だ?」

 

 その言葉を発したその時、マジェコンヌの体から禍々しいオーラを放ちながら姿を変えていく。どんどん巨大化していき、ついにはダークパープルの姿へと変貌を遂げるのだった。

 うずめの回復を待つネプギアとネプテューヌ。その時、彼方から禍々しい光を目撃する。

 

 「ねえあの光って!」

 「間違いない。デカブツのだ」

 「じゃあマズイんじゃない? 早くいかないと、士が⋯⋯」

 「でもうずめさんはまだ⋯⋯」

 

 「俺なら、大丈夫、だぜ⋯⋯」

 

 振り返るとそこには目を覚ましたうずめが、苦しそうに胸を押さえながら立っていた。

 

 「士が一人で戦ってんだろ? ピンチなら、助けに行くのが仲間ってもんだろ?」

 「でも、うずめさんの体は⋯⋯」

 「大丈夫だ。これぐらいのケガ、なんてことねぇよ」

 

 笑みを交えて大丈夫だと主張する。しかし海男は胸を押さえている手の震えから、我慢していると察する。そして、ここでもしうずめに行くなと言っても彼女はきっと言うことは聞かないだろうと思った。なので海男はうずめに行かせる決断を下す。

 

 「そうか。なら、今すぐ士の援護に向かってくれ」

 「海男さん!? うずめさんのケガはまだ完治していないんですよ?!」

 「だとしても、彼女は行く。そうだろう?」

 「ああ。こんなケガで泣いてちゃ、世界は救えねぇからな!」

 

 いつもの活気ある姿に戻ったうずめ。早速士の援護に向かおうとする彼女に、海男は純度の高いシェアクリスタルを渡した。

 

 「これは⋯⋯」

 「俺達が必死に探したシェアクリスタルさ。これほどの純度があれば、デカブツを相手にできる。君一人だけが戦っているわけじゃないってことを忘れないでくれ」

 「ああ。忘れねぇよ」

 

 そう言うと、ダークメガミとの決着をつけに行ったのだった。

 

 

 

 

 

 「消エロ!!!!」

 「「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

 とてつもない衝撃波を受けたディケイドとディエンド。二人はダメージ過多のせいで変身を解除してしまう。

 

 「俺達が敵わないなんて⋯⋯」

 「これがガシャットのもたらす力か⋯⋯!」

 

 強大な力に狼狽える二人。そんな片膝をついている二人にトドメの一撃をお見舞いしようとする。

 

 その時、うずめたちがようやく到着する。

 

 「うずめ!」

 「待たせたな士! 今、加勢してやるぜ!」

 

 そう言うと海男たちから託されたシェアクリスタルの力で女神化、オレンジハートに変身。そしてシェアリングフィールドを展開する。しかし、対策を講じていたダークパープルはそれを打ち消してしまう。

 

 「そんな! こんなにもシェアを使ったのに打ち破られるなんて⋯⋯」

 「ハーハッハッハッハ!!! ソノ程度ノシェアエナジーナド、ガシャットノ前デハ無意味ダ!!」

 

 万事休すか⋯⋯ その時、Nギアから懐かしい声が聞こえてきた。

 

 『でしたら、こちらのシェアを使ってください』

 「いーすんさん!?」 

 『おまたせ!いーすん完全復活だよネプギア!』

 「お姉ちゃん! 間に合わせてくれたんだね!」

 

 Nギアから聞こえてきたのは、超次元にいるイストワールとネプテューヌだった。

 

 『こちら側のシェアエネルギーをうずめさんの端末に送ります。きっと、ネプギアさんなら、上手く使いこなせるはずです』

 「はい!わかりました!」 

 『ネプギアさん。あなたに力を⋯⋯』

 

 その言葉と共にシェアエネルギーがうずめの端末を介して送られてくる。送られてきたシェアエネルギーを使い、ネプギアは女神化し、パープルシスターへと変身する。

 

 「この温かい感じ⋯⋯ これこそ、私たちの世界のシェアエネルギーです!これを、うずめさんのシェアエネルギーに共鳴させれば!」

 「「二人とも、いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」

 

 「「はあああああああ!!!!」」

 

 二人のシェアエネルギーが共鳴し合い、シェアリングフィールドを形成する。見たこともない世界に士と海東は驚きを隠せない。

 

 「なんだこの世界は⋯⋯」

 「これが、うずめの力なのか?」

 「はい、このフィールド内では、女神の力が増幅されるんです!」

 

 その説明を受けてやっぱ女神って凄いと感心する。

 

 「エエイ! コンナ結界ナド無意味ダ! 貴様ラヲ倒シテヤル!!」

 

 「そうはさせねえぜ!!」

 

 聞き覚えのある男声が響くと、次元を超えて光と共に絋汰とネプテューヌが現れる。

 

 「主人公ネプテューヌ、ただいま参上!!」

 「お姉ちゃん!それに絋汰さんまで!」

 

 思わぬ援軍に喜ぶネプギア。対照的にダークパープルは焦りを覚えていた。

 

 「何人来ヨウガ私ニハ勝テヌ!!」

 「それ、世間ではフラグって言うんだよー。それ言っちゃうと負けちゃうんだよー」

 

 余裕たっぷりにからかうと、女神化しパープルハートへと変身する。

 

 「ネプテューヌ、ここは任せたぜ。俺はコウガネを倒す」

 

 絋汰はダークパープルを任せてコウガネを倒しにいく。とその前にパープルシスターから、零次元に置いてきた”忘れ物”を渡される。

 

 「絋汰さん、忘れ物、拾っておきましたよ!」

 

 彼女が渡したのは、戦極ドライバーだった。

 

 「サンキューネプギア!」

 

 そう言うと、ドライバーを腰に装着して士と海東の元に向かう。

 

 「大丈夫か?」

 「来るのが遅いよ、仮面ライダー鎧武」

 「仮面ライダー?」

 

 聞きなれない言葉に首をかしげる絋汰。

 

 「仮面ライダーとは世界の平和と、人々の自由のために戦う戦士さ」

 「そうか、なら同じ仮面ライダー同士、協力してあいつを倒そうぜ!」

 

 そう言ってコウガネの方を睨み付ける。士と海東もそれに賛同したのか、立ち上がる。

 

 「フン、黄金の果実である私が貴様らに倒されるとでも? そんなこと不可能。貴様らは敗北し、あの娘の物語も終わる」

 

 「いいや終わるのはお前の方だ。うずめの物語は終わらない、終わらせない! 彼女の物語は⋯⋯ 今ここから始まるんだ!」

 「貴様⋯⋯! 一体何なんだ!!」

 「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」

 「いくぞみんな!」

 

 「「「変身!!」」」

 

 『オレンジ! Lock on! ソイヤッ! オレンジアームズ! 花道・オンステージ!!』

 『KAMEN RIDE⋯⋯ DECADE!!』

 『KAMEN RIDE⋯⋯ DIEND!!』

 

 絋汰は鎧武・オレンジアームズに、士はディケイドに、海東はディエンドに変身する。三人の仮面ライダーがここに爆誕した。

 

 「愚かな奴らめ⋯⋯!」

 『ゴールデン! Lock on! ゴールデンアームズ! 黄金の果実!! ~~♪♪』

 

 コウガネもまた、マルスに変身した。両者にらみ合い、そして互いに武器を構えて向かって行く。

 鎧武とディケイドが斬りかかり、マルスはそれを盾と剣で防ぐ。そしてはじき返すと、反撃をする。それをバックステップで避け、左右に散らばると、二人の間からディエンドが意表を突き、銃撃を食らわせ怯んだところに蹴りを加える。マルスも反撃し、剣を振り下ろすが、片腕で防がれた挙句、隙だらけの腹に銃撃を貰いダメージを受ける。

 これが効いたのかマルスは片膝をついてしまう。しかし鎧武とディケイドは攻撃の手をやめようとしない。続いてそれぞれ、カチドキアームズ、ディケイドクウガへと変身する。鎧武はカチドキ旗を振りまわす。リーチが長く、二刀流であるためマルスはなかなか反撃が出来ない。

 そうこうしているうちに今度はディケイドクウガが攻撃を仕掛けてきた。格闘のみで戦うディケイドクウガに、マルスは剣で応戦する。だが、これが仇となる。剣をわき腹で挟まれ動けなくされてしまった。

 

 『FORM RIDE⋯⋯ KUUGA! TITAN!!』

 

 タイタンフォームに変身したディケイドクウガに剣をそのまま奪われモーフィングパワーによってタイタンソードに変えられてしまう。

 

 「バカな!!」

 「ハアッ!!」

 

 驚くマルス。その隙にディケイドクウガはタイタンソードでマルスを突いた。盾をも破るその一撃で、ダメージを負い吹き飛ばされるのだった。

 一方ダークパープルと相対するパープルハートたちは、巨躯から繰り出される一撃に気をつけつつ各々散らばりながら挟み込むように攻撃していた。

 

 「はああああ!!M.P.B.L!!マルチプルビームランチャー!」

 

 ビームがダークパープルの肩に直撃する。続けざまにオレンジハートの波動攻撃が顔面に直撃、大人ネプテューヌが銃弾を放って牽制した後、パープルハートが斬撃をお見舞いし、羽を切断した。

 

 「グッ!」

 「効いてるわ! この調子なら倒せる!!」

 「調子ニ乗ルナヨ!!」

 

 漆黒のオーラを放って四人を吹き飛ばそうとする。しかし海男たちの想いを受け取っている彼女たちはそう簡単には飛ばされない。

 

 「海男たちの想いのためにも、ここで負けるわけにはいかないの!」

 

 そう言うとオレンジハートは光輝くオーラを放ち、ダークパープルの闇のオーラをかき消した。

 

 「ナ、ナンダトォ!?」

 「今よ、みんな!!」

 

 その合図と共に、その場にいた全員が必殺技を放つ動作に入る。

 

 『ソイヤッ!オレンジスパーキング!!』

 『FINAL ATTACK RIDE⋯⋯ DE DE DE DECADE!!』

 『FINAL ATTACK RIDE⋯⋯ DI DI DI DIEND!!』

 

 ディエンドのディメンションシュートが放たれる。それと同時にディケイドと鎧武・オレンジアームズは飛び上がり、ディメンションキックと無頼キックがさく裂。マルスはそれらの攻撃を盾で防ごうとする。

 

 「黄金の果実である私が⋯⋯ 負けるなど!!!」

 

 しかし敵うはずもなく全て受け、爆発した。

 

 パープルハート達もそれぞれの必殺技を放つ。

 

 「アクロバティックに決めるよ!」

 

 華麗な動きを見せながら銃撃を放つエリアルショット。

 

 「切り裂け!パンツァーブレイド!!」

 

 重い斬撃が繰り出されるパンツァーブレイド。

 

 「一気に決めるわ!!」

 

 敵をV字に切り裂くヴィクトリースラッシュ。

 

 「いっくよ!!」

 

 右手にエネルギーを纏って繰り出す必殺パンチ、夢幻粉砕拳。

 

 四人の渾身の一撃が同時に放たれる。四方からの攻撃にダークパープルは対処できない。

 

 「バカナ!!コノ私ガァァァァ!!!!」

 

 断末魔を上げながら消滅するのだった。

 

 

 

 

 ダークパープルとの戦いを終え、うずめとネプテューヌたちは別れの言葉を交わしていた。

 

 「今度こそ本当のさよならだね。うずめ」

 「ああ。みんなありがとうな」

 「この世界を復興したら、私たちの世界に遊びに来てくださいね!」

 「必ず行くよぎあっち。約束だ」

 

 そう言うと、クロワールの力で元の世界に戻っていくのだった。

 

 ネプテューヌたちと別れたうずめは、その場で大の字に倒れこむ。それと同時に様子を見に来た海男が現れる。

 

 「やったんだな。うずめ」

 「やってやったさ。まあここからが大変だけどな」

 「本当の物語の始まり、だな」

 「ああ、天王星うずめの物語はここから始まるんだ。海男、付き合ってくれるよな?」

 「もちろんさ。君に頼まれなくてもね」

 「へへへ。そうだな。さーって何からはじめっかなー?」

 

 

 

 

 ダークパープルとの死闘を繰り広げた地に、黒い少女が現れ、体内に宿していたマイティアクションXのガシャットを拾い上げる。

 

 「あーあ。君のせいで、しばらくこいつは使えないよ。コウガネ」

 

 そう言いながら懐から、”TADOLE QUEST” 、”BANG BANG SHOOTING”、”BAKUSOU BIKE”と書かれた三つのガシャットを取り出す。

 

 「まあ、こいつが使えなくても、この三つがあるからいいけどね。それに、向こうには既にガシャットの力を操る者がいるからこいつが復活するまで十分時間はある。始祖のガシャットを手に入れるための支障はきたさないさ」

 

 四つのガシャットを懐に入れ、黒い少女はその場を去った。

 

 同じ頃、超次元では例の掲示板に新たな書き込みが更新された。

 

 427:名無しさん

     時は来た。四女神が揃いし時、使者は現れ、世界は変わる

 

 そしてまるでその予兆と言わんばかりに、ガシャットを持った四人の少女たちが超次元の国々を崖から眺めていた。

 

 『ゲキトツ!ロボッツ!! ~~♪♪』

 『ジェットコンバット!!~~♪♪』

 『ドラゴナイトハンター! ゼーット!!~~♪♪』

 『ギリギリ! チャンバラ!!~~♪♪』

 

 『『『『ガシャット!!』』』』

 

 四人は変身した。金色の瞳を輝かせて⋯⋯

 

 

 

 

 The end of the ZeroDimension's story

 

 What's the next stage⋯⋯?

 

 

 

 

 




これにて零次元編は終了します。次回は幕間になります。その後、超次元編がスタートする予定になります。
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