※今後の活動について【活動報告】に新投稿してますので、少しでも興味がありましたらご覧になって下さると幸いです。
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人理修復を目指すカルデアは元々は研究機関であり、世界各国の歴史、伝承、神話、言語、文明に関する書物やデータがそこに保管されている。
そんなカルデア内にある図書室で、2人のサーヴァントがフランス語に関する書物とノートが置かれた机を挟んで対峙していた。
1人は来太で、もう1人は長い金髪を三つ編みにした少女、フランスの聖女ジャンヌ・ダルクである。
「……出来ました。お願いします」
「分かった。ちょっと待ってて」
ジャンヌから渡されたノートを受け取り、来太はノートに書かれた問題の解答に目を通す。内容を一通り見た来太はノートをジャンヌに返す。
「うん、全問正解。良く出来ました」
「ありがとうございます!」
褒められた事にジャンヌは嬉しそうに笑った。実はジャンヌはカルデアに召喚された時から、来太から文字の読み書きを教わっていた。最初の頃はペンの持ち方もままならなかったジャンヌだったが、日頃から努力して来た事もあり、今ではフランス語で文章を書ける程までに成長したのだ。
「まだ始めて少ししか経っていないのに凄いよ」
「いえ、来太さんの教え方が分かりやすいからです。すみません、お忙しいのに付き合って貰って」
「良いよ。俺も人に教える事はあまりしてこなかったし、良い経験になってるから。それに、ジャンヌ自身が努力して来たから出来た事なんだよ」
「そんな……」
ジャンヌは照れ臭そうに頬を赤らめる。
クゥ……
すると、ジャンヌの腹部から可愛らしい小さな音が鳴った。
「あ!?ち、違うんです!これは……!」
ジャンヌは顔を真っ赤にして自身の腹部を両手で隠す。どうやら空腹によるものだった様だ。そんなジャンヌに来太は苦笑して、ライダースジャケットのポケットから電子端末を取り出して現時刻を確認すると、時刻はもう直ぐ昼の12時を回ろうとしていた。朝の9時から勉強を始めたので、約3時間程経過したのである。
「丁度良いし、お昼にしようか。俺もお腹空いたし」
「そ、そうですね……。それじゃあ、食堂に行きましょう」
さり気無くフォローされた事に複雑な感情を抱きながら、ジャンヌは慌てて机に広がった書物を集める。そんな彼女を来太は呼び留める。
「あ、待ってジャンヌ。実はお昼は作って来たんだ」
「え?」
不思議そうな表情をするジャンヌに、来太は笑顔で提案する。
「折角だし、ちょっと気分転換しようか」
◾️◾️◾️◾️
【AM7:30】
「──と言う事なので、こっちを手伝えるのは夕方頃になります」
「了解した。此方としてもその時間に来てくれると助かる」
カルデアの厨房で来太は白髪褐色肌が特徴的な赤いアーチャーことエミヤに今日のスケジュールを伝えた。
「しかし君も物好きだな。常に特異点攻略の最前線を任せられているのにカルデア内での事務作業に加え、スタッフや他のサーヴァントたちの頼み事を聞き入れるとは」
「それ、エミヤさんが言います?」
「私は君程じゃないさ。それで、午後から模擬戦をする様だが、相手は誰かね?」
「クーさんとジークフリートさんです」
2人のサーヴァントの名前が挙がると、エミヤは意外そうな表情をする。
「ランサーは分かるが、ジークフリートもか?彼は好戦的な性格じゃないと思ったが」
「ジークフリートさんからは前々から約束してたんですけど、カルデアの仕事が忙しかったので。スケジュールを合わせて今日になりました」
「ちなみにだが、2人を相手にどう立ち回るつもりだ?」
エミヤは興味深そうに訊く。
「そうですね……クーさん相手だと遠距離攻撃は難しいので、接近戦で攻めて行こうと思います。一気に懐に入って槍のリーチを潰せればと」
「ジークフリートにはどうする?」
「ジークフリートさんに対してはあの防御力と相性の良い戦法をするつもりです。ハエーイ且つツエーイ感じです」
「ちなみに、どんな変身をするつもりだ?いや、特に深い意味は無い。君がどんな変身であの英雄2人を相手にするのか。微塵も。全く。興味は無いがね」
「……もし良かったら、ダ・ヴィンチさんに頼んで
何やら念押しして来るエミヤに、来太は戸惑いながら提案する。
「そうか?いや、すまない。参考程度に見させて貰う。興味は無いがね」
「いえいえ」
「私としては、模擬戦だとしてもあまり無理して欲しくないけどね」
「キャットも同意見だワン。バイトリーダーは時にジェットコースターにジェットエンジンを搭載したかの如く暴走するからな!」
会話する2人ににブーディカとタマモキャットが近づいて来た。
「俺ってそんなに暴走してますか?」
「ほう?自覚が無いと?私の記憶が正しければ、君は第一特異点からマスターの静止を無視する事があったと思うが?実はライダークラスではなく、バーサーカークラスではないのか?」
「いやいや、俺のあれは頑張れる範囲での無茶ですのでノーカウントですよ」
「どの口で言っている。その度にマスターたちから注意されていた筈だが?特に第二特異点の時は下手すれば君はやられていただろう」
「私を助ける時もそうだね」
「観念しろ、バイトリーダー。既に網に掛かった魚だぞ」
「えぇ……?」
いつの間にか皆に叱られる羽目になった事に、来太は困惑する。そして、話題を変えるかの様に今日のお昼の話を始める。
「あ。お昼なんですけど、俺とジャンヌの分はこっちで用意します」
「何か作るの?」
「カスクートと言う、フランスのサンドイッチを作りたいと思います」
「ほお、カスクートか。それはジャンヌへの気遣いかね?」
「勉強頑張ってますので、今日はダ・ヴィンチさんから許可を貰ってシュミレーション室で軽いピクニック気分を味わうかと。リフレッシュも兼ねて」
「成る程ね!それは凄く良いアイデアだと思う!」
来太のアイデアにブーディカが賛同すると、タマモキャットは目をキラリと光らせ、来太に詰め寄る。
「バイトリーダーよ!そのカスクートなる人参、キャットも所望する!」
「え?」
「そうだな。どれ程の物か、見極めさせて貰う。言っておくが、私は料理に関して一切の妥協はしないと思え」
「私もそのカスクート食べてみたいな〜」
突然の事に来太は呆然とした表情でタマモキャットを見ると、エミヤとブーディカも賛同した。
「……マジですか」
1人だけ置いてけぼりを喰らった来太は、理解が追いつかないまま呟いた。
ジャンヌたちのキャラが崩壊してるかもしれませんが、ご了承下さい。
来太さんのカフェ飯、次のゲストは……
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セイバー・リリィ
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クー・フーリン
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マリー・アントワネット
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ネロ・クラウディウス
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アルテラ
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モードレッド
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カルナ
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スカサハ
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ベディヴィエール