『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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疑問

流星塾のメンバーの内、2人の痛ましい犠牲者は出たが、それでも無事に生き残った人物達は確かにいた。

 

それでも、確かな犠牲者がおり、何よりもカイザを扱う事ができる人物は未だにいない。

 

そして、その2人の内、先生と呼ばれた人物が残した言葉。

 

『同窓会の日、あの日、君達は』

 

そう告げる前に、その人物は死んでしまった。

 

だからこそ、謎が多く残っており、彼を知る事こそが、何かに繋がる。

 

「・・・なぁ、その同窓会って、何時やってたんだ?」

 

ふと、バディが何か気になったように、園田真理に尋ねる。

 

「んっ、一年前だよ。

それがどうしたの?」

 

「いや、なんでもない。

ただ、気になっただけだから」

 

「変なの」

 

そう言いながら、バディと共に、そのまま話を終えた。

 

しかし、その様子からして、何か知っている様子だった。

 

同時に、どうやらバディが乗っていたオートバジンが倒れていたらしく、すぐに向かった。

 

それはある意味、聞くタイミングとしては丁度良かったかもしれない。

 

「バディ」

 

「なんだ」

 

「何か、知っている様子だったが、園田真理に話さなくても良いのか?」

 

「良いも何も、俺だって、訳が分からないんだから、言っても仕方ないだろ」

 

「言っても仕方ない。

つまりは、バディは園田真理と面識があったという事になるのか?」

 

「そうかもな。

だとしても、俺はそれがまるで繋がらないんだよ」

 

「どういう事なんだ?」

 

その言葉と共にバディはポツリポツリと、周りには聞こえないように注意しながら言う。

 

その内容を聞いた瞬間、機械であるはずの私ですら、疑問が頭を埋めた。

 

「それは、確かに謎が多すぎる」

 

バディ自身が、何が起きているのか分からないのも頷ける。

 

おそらくは、バディが遭遇した悲劇は、園田真理の同窓会と大きく関係している。

 

だが、それがもしも真実だとしたら、なぜ園田真理は変身できなかった?

 

それだけではない。

 

園田真理以外の流星塾のメンバー達もまた、カイザに変身しても問題ないはず。

 

「お前も疑うか?」

 

「疑うというよりも、明らかに謎が多すぎる。

むしろ、バディが疑問に思うのは当然だ」

 

それは、あまりに謎が大きすぎる。

 

「まぁ、それも、草加雅人という奴を見つければ、解決するだけだ」

 

「そうだな」

 

バディの言葉に対して賛同するしかない。

 

そして、私とバディと共に草加雅人と会っている時に、驚きの出来事が起きていた。

 

その出来事に関しては、後に知った事である。

 

オルフェノクの中でも、力のあるオルフェノクのラッキークローバー。

 

そのラッキークローバー達が集うバーにおいて、1つのアタッシュケースが黒人に現れた。

 

「Mr.J。

災難でしたね、まさか555とカイザ。

2つのベルトが同時に使えるとは、私も想定外でした。

これは、お詫びの印です」

 

その言葉に対して、Mr.Jと呼ばれた人物は、犬を抱えながら、そのアタッシュケースを開く。

 

同時に、目を見開く。

 

「それは、まさか」

 

「えぇ、こちらで確保しているベルトの内の一本です。

それを、あなたに託そうと思います」

 

「その理由を聞いても?」

 

そう、眼鏡の男性は、アタッシュケースを渡した人物に質問をする。

 

「既に情報で聞いていると思いますが、ベルトを制御するAiは、使用者だと認めた人物にしか十全の力を発揮させません。

現在の例で言うと、ファイズのベルトを所持している青年は、高いセキュリティで保管されていた武装を使う権限まで与えられています」

 

「つまり、あれはベルトのAiに気に入られて初めて使えると。

機械に支配されるなんて、皮肉ですね」

 

「えぇ、そして、先日の木場勇治もまたベルトを使う事ができました。

彼に関しては、データ収集の為にも持って貰います。

残りの2本のベルトに関しては、回収しない限り、適正者は見つけられませんが」

 

それと共にMr.Jはそのままアタッシュケースの中にある緑色の携帯に手を取る。

 

「彼女はMr.Jを気に入ると思いますからね」

 

そう、笑みを浮かべながら言う。

 

その携帯には、Ιのマークが刻まれていた。

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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