『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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イオタ

「まったく、嫌な奴だぜ!」

 

そう言いながら、オートバジンのアクセルを踏みながら、バディは舌打ちと共に走らせている。

 

その理由は、先程まで大学で探していた目的の人物である草加雅人の事である。

 

出会いは本当に偶然によるものである。

 

バディが行く先々で、様々な部に所属している草加雅人に対して、バディはそのまま突っかかる。

 

その理由としては、気に入らないと言う理由である。

 

ある意味、バディの悪い癖という訳か、それとも本当にバディと草加雅人の相性が悪いのか、結構喧嘩をしている様子が見える。

 

そうして、彼らが言い争っている間にも、流星塾のメンバーから、オルフェノクに襲われているという連絡を受ける。

 

バディは、その知らせを受けると共に、すぐに流星塾のメンバーがいる場所へと向かう。

 

急いで、バイクを走らせ、向かった先。

 

そこには、流星塾のメンバーが、追い込まれている様子が見られる。

 

しかし、メンバーが減っている様子は見られない。

 

「どういう事なんだ?」

 

疑問に思いながら、バディはそのまま、以前、現れたオルフェノクの前に立ち塞がる。

 

「・・・これでようやく戦える」

 

その言葉の意味が、どういう事なのか、疑問に思うよりも前に、オルフェノクが取り出したのは、ベルトだった。

 

「なっ」

 

「まさか、既にオルフェノク側でもベルトをっ」

 

そう驚いている間にも、オルフェノクは手元を操作する。

 

「ヘンシン」『COMPLETE』

 

鳴り響く音声と共に、私達の前に現れたのは、新たなライダーだった。

 

フォトンブラッドの色は緑色であり、黒い装甲が特徴的なライダーである。

 

「まさか、あっちもベルトかよ」

 

「あれは、イオタ。

油断するな、バディ。

スペックでは、私はほとんど全てのベルトよりも弱い。

何よりも、奴自身の強さも相まって、強敵だ」

 

「分かっているよ、変身!」『COMPLETE』

 

鳴り響く音声と共にバディは555へと変身すると同時に、瞬時にコードを入力する。

 

それは、比較的に素早く装着する事ができるファイズポインターキャノンを呼び出し、瞬時に装着する。

 

最初に比べたら、素早く行えるようになり、その銃口を真っ直ぐとイオタへと向ける。

 

『READY』

 

だが、それはイオタも同じだった。

 

リストウォッチ型のアイテムに、ミッションメモリーをセットする事で緑色のフォトンブラッドによって強固なシールドを張る。

 

それによって、ファイズポインターキャノンから放たれる攻撃を、受け止める。

 

「なっ」

 

それでも引き金を引くのを止めないバディに対して、そのまま接近したイオタは、その拳を真っ直ぐとバディに殴る。

 

「ぐっ」

 

フォトンブラッドの色の中でも、最も防御に優れた緑。

 

その緑色の強固な防御力と共に、既に戦闘を行っている事から推察できるが、あのオルフェノク自身の攻撃力はかなり高い。

 

おそらく、戦闘能力としては、シンプルに高い攻撃力だろう。

 

スピードに関しては、それ程高くないと予想できる。

 

だが、イオタの防御力が加わった事により、さらに強力な存在へと変わった。

 

シンプルな攻撃力とシンプルな防御力。

 

互いに特化した物が合わさった事によって、これ程に厄介な事になるとは。

 

「きゃぁ!!」

 

だが、そう考えている間にも、悲鳴が聞こえる。

 

見ると、合流した園田真理と流星塾のメンバーが襲われている。

 

まさか、イオタは囮で、カイザのベルトが狙いなのか。

 

「superfluous!」

 

「むっ?」

 

余計な真似?

 

どういう事なんだ?

 

それに疑問に思っていると、イオタのフォトンブラッドの光が少し弱くなっている。

 

それを見ると、イオタはすぐに変身を解除させると共にオルフェノクの姿に変えて、投げ捨てた。

 

同時に、こちらに向かって、襲い掛かる。

 

「なっ、ぐっ!!」

 

動揺を隠せないまま、襲ってくるオルフェノクの攻撃を防ぐバディ。

 

すぐにでも、バディは園田真理を助けに向かいたかったが、オルフェノクに邪魔をされて、身動きが取れない。

 

このままじゃ。

 

そう考えている時だった。

 

園田真理に襲い掛かろうとしたオルフェノクを蹴り飛ばした1人の影。

 

その、肩には、カイザが立っていた。

 

「ふむ、本当に使う気なんだな」

 

そう、カイザは警告するように言う。

 

「あぁ、協力してくれると、助かるよ」

 

その言葉を言ったのは、バディと相性が最悪な草加雅人だった。

 

「良いだろう。

今の所は、お前に使われてやろう」

 

同時にカイザはそのまま草加雅人の手元に収まる。

 

それと同時だった。

 

変身コードを入力し、そのまま構える。

 

「変身」『COMPLETE』

 

鳴り響く音声と共に、草加雅人は、カイザへと変身を完了した。




「まったく、本当に余計な事をしましたね、あのオルフェノクは」
そう言いながら、林の中に隠れていた人物は、Mr.Jが投げたベルトを拾いながら、言う。
「えぇ、本当に。
見ている限りでもかなりの強さがあったわ」
「当たり前です。
Mr.Jはラッキークローバーの一員ですから。
しかし、このベルトの使用条件は、僕達では難しいですね」
「えぇ、本当に。
まさか、近くにある限り、戦い以外で命を奪う行為を禁ずる。
そんな事、ある意味、私達には難しいわね」
「えぇ、まったく。
ですが、これで確信も持てました。
ベルトさえ手に入れば、かなりの強さを持てる。
その為にも、Mr.Jには残りのベルトを奪って貰わないとね」

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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