『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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その目に

カイザの、草加雅人の最初の戦いが終わった。

 

流星塾のメンバーを始めとして、彼の仲間達は心配している様子だった。

 

これまで、幾度も無くカイザのベルトによって、仲間が死んでいた。

 

だからこそ、心配する気持ちは分かる。

 

「おい、良かった。

お前、使えるんだな、カイザのベルト!

今まで、このベルトで変身した奴は、皆」

 

「カイザのベルト?

なぁ、何がどうなっているんだ?

あの怪物は一体、さっきは君の真似とこのカイザだっけ?

彼の言葉に従って、思わず変身したけど」

 

そう、草加雅人は、バディに向けて言う。

 

それに対して、バディは、あまり目を合わせようとしない。

 

バディが、なぜ、あそこまで草加雅人を嫌うのか、分からない。

 

だが、確かに共感はできる気がする。

 

おそらく、バディは本能で、草加雅人の何かを警戒しているのだろう。

 

そして、私は、草加雅人が何かに対してを嘘を言っていることに対する態度に警戒している。

 

それは、どこか悪意があった。

 

そして、そのまま草加雅人は、私達が今住んでいる場所へと来ていた。

 

まるで、自然の流れのように。

 

そして、その夜、私は、とある人物と会っていた。

 

「それで、なぜ変身できたのか、答えてくれるか、カイザ」

 

その晩、私はバディから離れ、カイザに話しかける。

 

「さぁな、俺はただ、他の奴らと同じように行っただけ。

それで耐えられたのならば、それは奴の力としか言えないな」

 

「それじゃ、カイザ。

お前は草加雅人をバディと認めたのか?」

 

「バディ?

お前と一緒にするな。

俺は別に草加雅人を気に入った訳ではない。

だが」

 

「だが?」

 

「奴の心の底にある闇。

あれを知る事ができれば、俺にももしかしたら理解できるかもしれない。

そう思っただけだ」

 

「心の闇。

それでは、草加雅人は何か企んでいるのか」

 

「さぁな。

だが、気をつけろ。

お前も、お前のバディも、あまりにも人間の善意を信じすぎている所があるからな」

 

それだけ言って、カイザはそのまま別れた。

 

「・・・」

 

私は、そのままバディの元へと帰ろうとした時だった。

 

「こうして、君と話せるのは、初めてかな」

 

聞こえた声。

 

見上げると、そこには草加雅人がいた。

 

「草加雅人」

 

「君も、カイザと同じような力があるんだね。

これから、一緒に戦う仲だからね。

よろしく頼むよ」

 

「・・・そうだな。

そうなる事を願っているよ」

 

それを言うと共に、私はそのまま草加雅人から離れようとする。

 

それから、ふと、草加雅人に振り返りながら、問う。

 

「草加雅人、君に聞きたい事がある」

 

「なんだい?」

 

「君は、何の為に戦うんだ?」

 

「そうだね、あえて言うならば、俺は真理を守る為に戦う。

それは、本当に、嘘偽りはないよ」

 

「・・・そうか」

 

確かに、その言葉には嘘はないだろう。

 

偽りはない。

 

だけど、なぜだろうか。

 

「それでは、私はここで失礼する」

 

「あぁ、おやすみ」

 

機械であるはずだが、その目の奥にある何かに、私は恐怖していた。

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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