『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
この状況、どちらを選んでも、おそらくは変わりない。
それはバディも承知だった。
だからこそ。
「俺自身がやった事だ。
だったら」
その言葉と共に、バディはその手に持つファイズエッジを手に、真っ直ぐと走る。
まず、ミューに振り下ろそうとしたカイザブレイガンの刃をバディが受け止める。
それに合わせるように、バディは草加雅人に向かって、襲い掛かろうとしたミューの攻撃を止める。
「なんで、お前が止める!」
「むかつくけど、こいつを殺される訳にはいかないからなっ」
そう言いながらも、ファイズエッジでそのまま振り上げると共に、その場を離れる。
バディ、草加雅人、そして未だに正体が分からないミューによる三つ巴のような状況。
『まったく、これは一体、どういう状況な訳?』
「少し面倒な事になっている。
すまないが、そちらの変身者に事情を話してくれないか?」
『それは別にって、後ろ後ろ!!』
その最中、聞こえた音。
それに疑問に思い、全員が見た方向。
そこには巨大なバイクが真っ直ぐと、こちらに近づいてきた。
「なっなんだぁ!?」
驚きを隠せないバディ達を余所に、そのまま草加雅人以外が、吹き飛ばされた。
何が起きたのか、分からない間に、草加雅人は
「へぇ、そういう事か」
何が起きたのか、理解したように草加雅人は、そのままそれに乗り込む。
『あれって、サイドバッシャー!
やばいやばい!!』
同時に見れば、サイドバッシャーは、そのままこちらに向けて、腕を向ける。
そこから放たれるのはミサイルだと察したバディは、すぐに私にコードを打ち込む。
『461』
そう、打ち込まれた音声と共に、上空から来たファイズガードシールドを、そのまま装着すると共にミューの前に出る。
「っ!」
その行動に驚きを隠せない様子の中で、そのままサイドバッシャーのミサイルが、襲い掛かる。
既に避ける事はできないが、それでもファイズガードシールドによって、その攻撃を受け止める事ができた。
「がぁ!!」
しかし、衝撃を完全に殺す事はできず、そのままミューと一緒に吹き飛ばされる。
そのまま階段の下に落ち、ミューと別れる。
それと共に、草加雅人が、そのまま近づく。
「君、何を考えているのかなぁ」
そのまま、草加雅人は、バディの胸ぐらを掴む。
「まぁ、どうでも良いけど」
そうしている間にも。
「たっくん!!」「草加君!!」
聞こえた声。
それは2人がこちらに迫っている事が分かる。
「おら、もう1度殴ってこいよ!」
「ぐっ!」
その声と共にバディは、そのまま頭突きを喰らい、後ろへと下がる。
完全な挑発行為。
それに対して、バディは怒りで頭に血が昇っている。
『バディ、落ち着け。
これは草加雅人の挑発だっ!』
「そんなもん分かっているよ!」
バディはそのまま立ち上がり、攻撃を仕掛けようとする。
だが、私は、そのまま身体に流れるフォトンブラッドを強制的に止める。
「ぐっ」
「ふっ、少しは賢い相棒がいるようだね。
けど」
それを見た草加雅人はそのまま至近距離へと近づき、そのまま蹴り上げる。
それは、バディの盾を踏み台に、後ろへと飛ぶ行動。
そのまま地面へと、まるでバディが殴られたように壁にぶつかる。
「巧!」
「っ」
その行動が、どのような結果なのか、既に分かりきっていた。
「たっくん、これって一体」「巧」
「待ってくれ、これは「良いんだよ、ファイズ。これは俺が悪いんだから」何を」
私の言葉を遮るように、草加雅人が言う。
「俺が戦士として未熟だったからね。
言い訳はしないからね」
「そんな事ないよ、草加君のせいじゃないよ」
「そうだよ、たっくん、どういう事なの」
「・・・」
私は、草加雅人の考えがまるで分からない。
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める