『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
バディと、ミューのバディである木場勇治と共に現場へと向かった。
「啓太郎、無事かっ」
「たったっくん!それに、えっと、あなたは」
そう困惑を隠せない様子の啓太郎を無視して、そのまま木場は真っ直ぐと見つめる。
「もしかして」
「何か心当たりがあるのか?」
「あぁ、けど、あの人が」
それと共に動揺を隠せない様子で木場は車に乗る。
「バディ!」
「あぁ!」
「ちょっ、たっくん!
何がどうなっているの!!」
困惑を隠せない啓太郎を余所に、そのまま木場の車に一緒に乗る。
同時に走り出した。
「・・・おい、何か知っているのか」
木場からの様子を見る限り、それは明らかだった。
それに対して、懺悔するように車を運転しながら言う。
「俺は、オルフェノクとして目覚めたのはつい最近。
だけど、二年前、俺は交通事故で植物状態になっていた。
目が覚めたら、幸せは全てが無くなっていた」
「全てが」
「・・・あぁ、恋人は取られて、家族も死んでいた。
その時に、俺は自分の感情を抑えられなかった。
俺は、そのまま裏切った恋人を、その恋人を取った男を」
「そうか」
それに対して、バディは何も言わなかった。
「なんというか、オルフェノクになる奴の人生は碌なのがないな」
「・・・そうかもしれない」
それは、バディ自身も分かっていたからだ。
超人的な進化を果たしたオルフェノク。
だが、その誰もが幸せかと言うと、はっきり言って、違う。
その力を手に入れた瞬間から、まるで運命で決められたように、不幸が降り注ぐ。
やがて、辿り着いた場所。
そこは大学だった。
同時に聞こえたのはうなり声。
「この声はっ」
それに気づいた2人は真っ直ぐと走った。
「森下さん」
木場は、その人物を、オルフェノクを知っていた。
「見ろ、これが、チエの仇を討つ為に、神が俺に力を与えてくれた」
「違うんだ、止めて、チエを、チエを殺したのはっ」
そう、木場はその人物を止めようと、説得する。
だが、それを聞き入れられず、突き飛ばされる。
その事で動揺を隠せずにいた。
同時にバディの近くでふらつく男性がいた。
「おい」
バディは、その男性を受け止める。
だが、既にオルフェノクにやられた後。
それは、既に分かっていた事だった。
灰となって、その男性は、消え去った。
「あの人は、人間じゃない。
心を、人としての心を失っているっ、自分の力を楽しんでいるだけなんだっ。
だけどっ、俺にはっ」
そう、木場は、その状況をどうすれば良いのか分からず、悲しむ。
「・・・俺も分からなかった。
お前や、お前の仲間のように人間になろうとしているオルフェノクがいるのに、戦って良いのか分からなかった」
そうしながら、バディもまた木場に話しかける。
いや、この場合は、自分にも言い聞かせるように。
その手には、人間だった灰が、微かに。
「・・・だからこそ、俺はもう迷わない」
それに木場は
「迷っている内に、人が死ぬならば!」
同時に、決意を新たにするようにベルトを巻く。
「戦う事が罪ならば、俺が背負ってやるっ」
それと共に木場に目を向ける。
「お前は、どうするんだ」
その言葉に木場は。
「あぁ、その通りだ。
俺は、俺自身の罪を、不幸だと思って、どこか逃げていた。
だけど、もしも、この力が人間を、人間になろうとしているオルフェノクの為にっ」
同時に、それは決意だった。
それと共に、バディと木場は互いに見つめる。
それと共に私達に変身コードが入力される。
「「変身!」」
2人の声が揃って、響く。
それと共に2人の、本当の意味での共闘が始まる。
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める