『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
乾巧の後を追った園田真理。
だが、そこで彼女に予想外の人物が立っていた。
「ベルトを寄越せ」
「またぁ!」
そう、園田真理が言っている間にも、オルフェノク。
おそらくは牛の特性を持っていると思われるオックスオルフェノクが園田真理を投げ飛ばした。
「痛っ」
『園田真理。
私にコード507を入力してくれ。
そして、ファイズポインター着身を許可してくれ』
「なんだか、分からないけど、分かったよ。
えっと、この番号で、着装を許可」
私からの言葉を聞いた、園田真理はすぐに私にコードを入力してくれた。
それと共に、私はそのまま変形する。
手足が生える感覚を確認すると共に、私はそのまま、着身を許可されたファイズポインターを瞬時に装着する。
手足に装着後、マルチアンテナに装着させる。
「着身、完了!!」
「ファイズ、そんな事もできたの」
「今は、バディを探すのが先決だ。
時間は私が稼ぐ」
その言葉と共に、私は頭に装着されているファイズポインターの狙いをオックスオルフェノクに合わせる。
私が姿を変えた事に驚いた様子の、オックスオルフェノクだが、その隙を狙うように、私はそのまま光線を放つ。
「ぐぅ!!」
命中はなんとか完了し、そのまま後ろに下がる。
だが、私自身はケータイ。
光線を放つ為の体重はあまり足りず、後ろに下がる。
「これは」
「巧、これを!」
それと共に、園田真理がバディにベルトを投げる。
「また、これかよ」
そう言いながら、バディはそのままベルトを装着してくれる。
あとは、どうやって、私を。
「んっ」
「ファイズ、お願いね!」
同時に変身コードを入力してくれる園田真理。
『555!スタディバイ!』
コードを入力されると同時に私に装着されていたファイズポインターも元の状態に戻る。
だが、この状況で一体。
まさか。
「受け取って、巧!!」
そのまさかだった。
真っ直ぐと、私はバディの元へと投げられる。
「携帯は投げる物ではなぁい!!」
そう叫びながらも、私はそのままバディの元に。
「あぁ、お前、手足が生えるのかよ!」
「それよりも、早くベルトに」
「あぁ、もぅ!変身!!」
『コンプリート』
その音声と共に、無事に555へと変身を完了した。
「バディ。
あのオックスオルフェノクは、かなりの怪力だ。
油断、するなっ」
「あぁ、分かっているよ」
その叫びと共に、バディはそのまま戦いを挑んだ。
オックスオルフェノク。
その見た目と同じく、かなりの怪力であり、防御力だ。
前回戦ったエレファントオルフェノクと同じかそれ以上の怪力で、こちらを追い詰めていく。
バディの戦い方を見る限りでも、どちらかと言うとスピードで次々と攻撃していく様子。
なので、ある意味、バディと相性の悪い相手が二回続いていると言えるだろう。
「あぁ、たく」
そうしながら、バディはそのままオックスオルフェノクに吹き飛ばされた。
このままでは危険。
そう考えていた時だった。
「・・・」
「バディ?」
何か考えがあったのか、バディは私を取り出す。
『183』
その番号が入力され、エンターが押される。
同時に、バディに向かって、襲い掛かるオックスオルフェノク。
それに対して、どこか余裕な様子に見える。
そう考えている時だった。
上空に落ちてくる金属。
それは、バディに襲い掛かろうとしたオックスオルフェノクに向かってたたき落され、その衝撃で吹き飛ばされた。
「バディ、まさか」
「へっ手動も、結構役に立つな」
「本来、そのような手は使わないが」
そう言っている間にも、バディはそのまま落ちてきた物にミッションメモリーを装填する。
『レディ』
同時に上半身のアーマーと武器となる強化アームが出てくる。
「あぁ、またややこしいなぁ」
「があぁぁあ!!」
それを見て、バディが困惑している間に
「うるせぇ!!」
バディはそのまま地面にある強化アームを、蹴り飛ばした。
まさかの出来事に、オックスオルフェノクはそのまま頭に激突し、後ろに下がる。
「アーマーはそのまま上から被るように装着ができるぞ」
「それを早く言え!」
叫びながら、アーマーを拾い、そのまま上から被る。
同時に蹴り飛ばされた強化アーマーはそのまま空を飛びながら、バディの右腕に装着される。
『EXCEED CHARGE』
鳴り響く音声と共に、右腕にある拳に力が溜まる。
それが必殺の一撃だと察したオックスオルフェノクもまた、すぐに攻撃を仕掛けてくる。
真っすぐと、接近すると共にクロスカウンター。
そう言える形で、懐に飛び込んだバディの拳はオックスオルフェノクを吹き飛ばした。
それによって、戦いは終わりを迎えた。
「さすがだ、バディ」
「お前も、動けるんだったら、それで戦えよ」
「私単体では、ベルトの力は十全には発揮できない。
私の力を発揮するには、バディの存在が必要不可欠だ」
そう考えている間にも、倒したオックスオルフェノクに近づく啓太郎。
恐る恐るという様子で、木の棒でつつくと同時に灰へと変わった。
「お前ビビっているわりにはよくやるな」
「放っておけ。
どうせ、また芝居だろ」
そう言って、バディはそのままベルトを投げる。
だが、見る限り、今度こそ、本当に怪我をしている様子だ。
「大丈夫?
ちょっと見せて」
そう、啓太郎がそのまま見る。
すると、今度こそ本当に怪我をしている様子だ。
「本当に最低だねあなた。
嘘つきで身勝手で猫舌でその上に人を信頼できないなんて」
「うわぁ」
まさか、そこまで言われるとは。
思わず、私は唖然としていた。
「なんで、そこまで言われなくちゃいけないんだろ!
第一、嘘つきはお前だろ」
そう言って、私を投げようとしたが、そのまま地面に置いた。
「まさか、お前、わざと怪我をして。
俺に同情を引こうと」
また嘘をつかれているのではないか。
それでも、心配そうに見るバディ。
しかし、園田真理のその一言に、なぜか悲しそうに見つめた後。
「あんたを信じようとした私が馬鹿だった。
どこにでも好きに行きなよ」
その一言で完全に切れたのか。
「あぁ、そうかよ」
それだけ言って、バディは離れようとした。
「よくないよ。
もしかしたら、折れているかもしれない。
病院に運ばなきゃ、手伝ってよ」
そう啓太郎がバディに思わず言ってしまう。
「バディ、すまない。
だが、今の園田真理は本当に怪我をしている。
だからこそ、本当にバディの力が必要なんだ」
ある意味、この場におけるバディは巻き込まれたに近い。
それでも。
「はぁ、たく」
そう迷惑そうにしながらも、バディはそのまま園田真理を病院へ連れていくのを手伝ってくれる。
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める