『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
「はぁはぁはぁ!!」
彼、青木は、必死に走っていた。
それは、後ろから迫っている脅威から逃げる為である。
死神の足音とも言える存在。
「少し、追いかけっこにも飽きてきましたね」
「なっ」
そんな青木の目の前に、一人の男が待ち構えていた。
眼鏡を持ち上げながら、不適な笑みを浮かべている男、琢磨は見つめていた。
「琢磨君、少し張り切り過ぎじゃないの?」
そんな琢磨に軽く注意をするように、青木の後ろから迫っていた女性、影山冴子は部下である大野木を連れながら言う。
「彼には、MrJの持っていたベルトを持っているという情報があります。
その為にも、僕としてはぜひともベルトを手に入れたいのです」
「そうね、私も、ベルトは手に入れたい所ね。
ねぇ、青木さん、いい加減、こちらについたら、どうなの?」
「いっ嫌だっ、俺は人を襲いたくないっ、俺はピザを沢山の人にっ」
「でも、ここで死んだら、それもできないわよ」
それと共に冴子は、その姿をロブスターオルフェノクへと変わると同時に詰め寄る。
「このまま死ぬか、それとも人を襲うか、どちらか選びなさい」
そう、詰め寄ろうとした時だった。
「っ、冴子さん!!」
「っ」
聞こえた叫び声と共に、冴子はすぐにその場から離れた。
それは、空から襲い掛かってきた弾丸であり、見れば、それに驚いた。
「まさかっ」
そこにいたのは、ミュー。
5本のベルトの内の一本が変身したライダーであり、空を飛ぶ専用バイクであるライドウィンガーで牽制していた。
「マスター!!」
その叫び声と共に、ミューは手を伸ばす。
それに対して青木はすぐにオルフェノクの姿に変身すると同時に、オルフェノクの姿になった事で発揮した身体能力でライドウィンガーに乗る。
「待ちなさい!!」
それと共に琢磨もまたすぐにオルフェノクへと変身し、そのエネルギー弾を真っすぐと放った。
しかし、そのエネルギー弾を防いだ人物がいた。
そのフォトンブラッドは緑色のライダー。
しかし、その姿はイオタではなく、ファイズだった。
「なっ、ファイズ、まさか」
「どうやら、当たったようだな、この賭けに」
そう言いながら、ファイズは、その片手にはイオタの武装であるイオタシールドを、もう片手にはファイズエッジを持ちながら、構える。
「…まさか、待ち伏せされていたの、私達が」
「そういう事だ」
同時にミューもまた地面に降り立つと、そのまま琢磨に向き合う。
互いに背を向け、目の前にいるオルフェノクを見つめる。
「そっちは任せた」
「君も、気を付けて」
その言葉を合図に、戦いは始まる。
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める