『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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デルタの影

「・・・」

 

バディが、連絡を受けた。

 

園田真理から、草加雅人がオルフェノクと戦っているという事もあり、向かった。

 

その場では既にオルフェノクによって、流星塾のメンバーの1人が殺されていた。

 

その事に対して、バディは驚きながらも、すぐに草加雅人と合流した。

 

合流した先では、既にカイザに変身していた草加雅人が立っていた。

 

だが、その様子は明らかに何かを警戒している様子だった。

 

「オルフェノクはどうした」

 

バディはすぐに草加雅人に問いかけた。

 

しかし、草加雅人は、それには答えなかった。

 

何かに警戒するように、眼前から迫る何かを、じっと見つめる。

 

自然と、バディもまた見つめる。

 

黒い道路の先。

 

既にオルフェノクが逃げたと思われる場所。

 

嫌な緊張感が、場を支配する。

 

草加雅人は、ゆっくりとその腰にあるカイザブレイガンを、バディはファイズエッジに手を伸ばす。

 

そうしている間に、現れたのは、オルフェノク。

 

だが、そのオルフェノクは、現れると同時に、その場で崩れ墜ち、灰となる。

 

赤い炎と共に。

 

「っ」

 

これまで、幾度となく戦ってきたいバディは、その死の現象に驚きを隠せなかった。

 

それに対して、草加雅人はその状況を冷静に見ていた。

 

「デルタのベルトに倒されたオルフェノクは、赤い炎と共に死ぬ」

「デルタ、それって」

「あぁ、最後の5本目のベルトだ」

 

そう見つめた先には、確かに白い人影があった。

 

その正体がデルタである事は、バディ達は察した。

 

それと共に、デルタはバディ達を見つめた後、その場を去って行った。

 

それと共に、バディ達はすぐに園田真理達の元へと合流しようとした。

 

「・・・バディ、一つ、危険な提案をしたい」

「危険だと?」

「あぁ、バディに対して、大きな危険がある可能性がある提案だ」

「・・・その賭け、成功するのか?」

「バディ次第と言っておこう」

「そうかよ、だったら、頼む」

 

眼前で、流星塾のメンバーがまた1人死んだ。

 

私達が離れている間にも、既に1人のメンバーが死亡している。

 

なのに、目の前にいる2人の流星塾のメンバーは、デルタのベルトに固執している。

 

だからこそ、これは効くだろう。

 

同時に私はバディの肩に乗る。

 

「君達、2人では、デルタのベルトは確実に手に入らないだろう」

「あぁ、お前っ」

 

私の言葉を聞いて、すぐに睨む付ける。

 

「巫山戯ているのか、お前は」

「巫山戯ていないさ。

なんだって、この場でデルタが最も近いのは他でもないバディだからな」

「えっ、巧が?」

 

その事にその場にいた全員が驚いた。

 

「賭けって、それかよ。

そんな嘘で本当に「嘘ではない」んっ?」

「先日、デルタから教えられたよ。今の流星塾の奴らには自分を任せられない。ならば、まだバディの方が良いとな」

「それって、本当なの、巧」

「俺も知らないよ」

 

そう、バディは思わず叫んでしまう。

 

「・・・そうか、君がね、まぁ、それだったらそれでありがたいね」

「草加、どういう事だ」

「今の君達の元にあるよりはマシという訳だ。まぁ最も、今はだけど」

「てめぇ」

 

そう、言い争っている間、バディはそのままバイクを走らせて、その場から離れる。

 

「・・・さっきの話、本当か」

「あぁ、だけど、それが良い方向に行くには、バディ次第だ」

「そうかよ」

 

バディは、舌打ちをしながら、真っ直ぐと帰って行く。

 

 

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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