『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
その日のシフトは、バディと啓太郎の2人で回していた。
もうすぐ、木村が来る事もあり、忙しい様子が見えながらも待つ。
「木村さん、おはよう」
「おはようございます、よろしくっ」
そう、挨拶しようとした時、木村はその場で倒れ込む。
「木村さんっ」
「おいっ、どうしたんだ!大丈夫かっ」
そう、倒れた木村をすぐに抱え込んだバディはそのまま家のソファに寝かせる。
その間も、木村を心配した様子で、バディは看病を続ける。
「良かった、やっぱり優しい人なんですね」
「黙って、寝ろ」
そう、木村の言葉に対して、バディは素っ気なく言う。
それと共に、私はその身体状況を見て、察する事ができた。
「なるほど、これが戦いを避けていた事か」
「あっ、おい、お前、何、出てきているんだよ!」
それに対して、バディは驚きを隠せずに言う。
「それで、結論は、どうなんだ?」
「・・・託せると思いました。
あの戦いで、澤田君を倒さなかった。
真理の言葉を、ちゃんと聞いてくれたから」
「お前、まさか」
その言葉と共に、彼女のバックから出てきたデルタ。
それが決定的な証拠となった。
「お前だったのか」
それには、バディも驚きを隠せなかった。
「流星塾のメンバーから聞いていた。ファイズとして、戦っていたあなたを。そして、デルタからも、聞いた。あなたの、正体も」
「っ」
それには、バディも驚きを隠せなかった。
「だったら、分かっているだろ、俺は」
「あなたが、悩んでいるのは優しいから。そして、とても強いから。私よりも」
それと共に、目眩を起こしたのか、そのまま倒れ込む。
「おいっ」
「私では、デルタの力を使えるのは、ここまでだから」
「どういう事なんだよ」
「デルタに備わっているデモンズストレートは、人間の闘争心を強くさせる。
だが、それは過剰であれば、バディも知っての通り、力に執着する人間になる」
「反対に、この子のように優しい子だったら、制御はでき、強い力を引き出せる。けど、人を、オルフェノクを殺すというストレスは、彼女の身体に大きな負担をかける」
「・・・」
それは、バディ自身も理解している。
バディ自身が、それで悩んでいたから。
だからこそ、彼女の気持ちは痛い程に理解できた。
「俺に託して、後悔しないのか」
そう、告げた。
「後悔しない為に、来ましたから」
その言葉と共に、渡されたのはデルタのベルト。
そのベルトを受け止める重さに、バディは。
「重いな」
「だけど」
「あぁ、確かに受け取った」
その言葉と共にバディは木村に確かに頷いた。
乾巧は
-
草加を助ける
-
ミューを助ける
-
2人を同時に止める