『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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超加速

「それで、これから結局どうする訳」

 

 そう言いながら、話題を切り出したのは、木場と共に一緒に行動しているオルフェノクの1人である海道。

 

 木場は、彼の事を信用している事もあって、一緒に行動しているが、残念ながら、その力量はデルタとイオタを扱うには難しかった。

 

 デルタは単純なスペック、イオタは防御重視の戦い方をしている。

 

 そういう意味では、デルタが一番使いこなせる可能性はあったが、彼自身とはあまり合わなかった。

 

「でも、他の人と接触しても、やはり協力してくれませんでした」

 

 裏切り者のオルフェノク達と、その後接触した。

 

 しかし、彼らからの協力を得る事はできなかった。

 

 それは、スマートブレインの巨大さを理解しており、本格的に戦えば、死は確実だからだ。

 

「それでも、希望はある。

 乾君達が、持って来たくれたのだから」

 

 そう、木場もまた頷く。

 

 オルフェノクと人間の共存。

 

 それを達成するには、人間を襲うスマートブレインを止めなければならない。

 

 そんな決意をしながら長田はふと、屋台があったのに気づく。

 

 長田はすぐに屋台に近付き。

 

「すいません、ラムネ三本」

「はいよ」

 

 その言葉と共に屋台の店員が、そのままラムネを渡す。

 

 だが、その瞬間、ラムネは渡されなかった。

 

 直前で店員は、灰へと変わったからだ。

 

 その現象に覚えがあった木場達はすぐに構えた。

 

「悪いけど、木場、君にはここで死んで貰うよ」

 

 それと共に、現れたのは澤田が、スパイダー・オルフェノクとなって、襲い掛かる。

 

「っ変身!」

 

 襲い掛かる澤田に対抗するように2人はオルフェノクに、木場はミューへと変身する。

 

 スパイダー・オルフェノクの高い戦闘能力。

 

 それは仲間である海道と長田を簡単に倒す事ができる程の圧倒的だった。

 

『ここは、あれを使うしないわね』

 

 ミューの言葉を聞くと同時に、瞬時にミューのフォトンブラットの色は水色から紫に、装甲も灰色から黒に変化する

 

 同時に、襲い掛かってきた澤田に向かって行く。

 

 かなりの速さと共に、スパイダー・オルフェノクに攻撃を仕掛ける。

 

「ぐっ」「くっ」

 

 その加速力には、スパイダー・オルフェノクにとっては厄介だった。

 

 少し前に戦ったファイズと同様に、スピードでの戦い。

 

 ファイズ程ではなかったので、なんとか対応する事が出来たが、それでも苦戦は必須だった。

 

「はあぁあ!!」

 

 そのまま、ミューは真っ直ぐと攻撃を仕掛けようとした時だった。

 

 背後から襲い掛かる鞭。

 

 それによって、吹き飛ばされる。

 

「ぐっ」

 

 同時に発動していた超加速も解かれてしまう。

 

「あまり先走らないでください」「そうね、私達も仲間に入れて頂戴」

 

 そこに出てきたのはラッキークローバーの2人であるロブスターオルフェノクとセンチピードオルフェノクの2人だった。

 

 3体のオルフェノクを同時に相手する事になりながらも、構える。

 

 このままでは危険だと、思った時だった。

 

『StartUP』

 

「っ」

 

 鳴り響く音声と共に、3体のオルフェノクの間を擦り抜ける赤い閃光。

 

 それらが、瞬く間に3体のオルフェノクを吹き飛ばす。

 

「木場!」「乾君!」

 

 それは、木場にとっては頼もしい仲間である乾の救援だった。

 

 2人は同時に構える。

 

「油断するなよ」「勿論だ」

 

 そう言いながら、2人は構える。

 

「ファイズも出てきましたが、ですが」「えぇ、ここで始末すれば良い話ね」

 

 それに対して、まるで問題ないように呟きながら、言う。

 

 しかし。

 

「困るなぁ、僕の獲物、横取りしちゃ」

「そのっ声はっ」

 

 聞こえた声と共に見つめれば、そこには北崎がいた。

 

 それも、そこに乗っているのは、以前デルタが呼び出したジェットスライガーに乗って。

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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