『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
「きっ北崎さんっ?!」
北崎こと、ドラゴン・オルフェノクが現れた事に対して、驚いたのは、バディ達というよりも、相手側のオルフェノクだった。
「もぅ、皆、駄目じゃないか。
そこにいる彼は、僕の獲物なんだから」
「っ」
それと共に殺気を向けたのは、間違いなく、バディの方だった。
「ファイズ」
「あぁ、了解した」
バディの言葉に瞬時に了承すると同時に、自動的に入力する。
「さぁて、せっかく会ったし、遊ぼうよ!」
その言葉と同時に北崎が乗るジェットスライガーが襲い掛かる。
それに対して、バディが取った行動は、その場から離れる事だった。
同時に木場と視線が合う。
『頼めるか』
『分かったっ』
ライダー同士ならば、私達を通して、テレパシーに近い会話を行う事ができる。
同時に私達は、そのまま飛び出す。
「待ってよ、せっかく面白い事をするんだからぁ」
そう言いながら、ドラゴン・オルフェノクは、その腕からエネルギー弾を放つ。
だが、それを防ぐ巨大な影。
その正体は。
「へぇ、これも来たんだ」
『ファイズ、待たせたわね!』
ジェットスライガーと共に来たデルタだった。
バディはそのままデルタを手に取り、腰に装填する。
『COMPLETE』
鳴り響く音声と共に、すぐに乗り込む。
「さぁさぁ、僕を楽しませてよ!!」
その言葉と共に、ドラゴン・オルフェノクが襲い掛かる。
「この野郎っ」
『バディはその手に持ったデルタムーバーで、奴を狙え。操縦は私が』
『ならば、ジェットスライガーによる攻撃は、私に任せて』
その言葉と共に戦いが始まる。
ジェットスライガーによる高速噴射。
それは、オートバジンとは違う速さ。
まさしくジェットを操るという事で、その操作はかなり困難だった。
それでも、私は、ジェットスライガーの操縦で、北崎からの攻撃を避ける。
北崎は、純粋なオルフェノクとしての攻撃は一撃でも当たれば、負ける。
だから、私は避ける事に専念する。
「面白いよ、やっぱり君は」
そう、私達との戦いに対して、笑みを浮かべていた。
「ならばぁ!」
そのまま、私は、方向を変える。
ジェットスライガーは、独特のホイールで、そのまま海上を飛ぶ。
それに対して、ドラゴン・オルフェノクは驚きを隠せない様子だった。
『今だ!』
同時にデルタは、そのままジェットスライガーから無数のミサイルを放つ。
それに対して、すぐに避ける事ができないドラゴン・オルフェノクは、そのままミサイルの餌食になる。
「ふぅ、これを操るの、結構大変だったなぁ」
そう、玩具に飽きた子供のように呟く。
だけど。
「チェック!」『Exceed Charge』『Exceed Charge』
それと同時だった。
事前に打ち合わせたように、木場もまた既に準備していた。
純粋に3人分のライダーが合わさった必殺技。
それを、受け止めるドラゴン・オルフェノク。
「「はああぁぁぁ!!!」」
バディと木場。
2人の叫びが合わさり、真っ直ぐと向かう。
それに対して。
「ここまで本気を出させるなんてなぁ」
聞こえた声。
それと共に、ドラゴン・オルフェノクの姿が消える。
「なっ、ぐぅ!」「がぁ!」
それによって、バディと木場は互いの攻撃で、吹き飛んでしまう。
「今のはっ」「消えたっ」
同時に驚いている間にも、私は見えてしまった。
「まさかっ」
同時に見えたドラゴン・オルフェノクの姿は、先程までの重厚な鎧を思わせる身体から、細く、素早く移動できる身体へとなっていた。
それが意味するのは。
「アクセルフォームと同じ速さ」
「ふふっ、それじゃ第2ラウンドだよ」
そう、北崎は笑みを浮かべながら言う。
『バディ、ここは』
「くそっ」
悔しいが、負けてしまう。
さっきのが、この場における奴を倒せるチャンスだった。
だからこそ、ここで死んでしまってはいけない。
「んっ」
既に遠隔操作で、ジェットスライガーによるミサイルをドラゴン・オルフェノクに向けて、放っていた。
それに対して、ドラゴン・オルフェノクは避けたが、それが決定的な隙となった。
バディと木場はすぐにジェットスライガーに乗り込み、そのまま撤退した。
さすがの超スピードでも海の上を走る事はできなかった。
「くそっ」
『焦るなバディ。
少なくとも勝ち筋は僅かではあるが、見えた』
今回の戦いは、確かに最後は負けてしまった。
だが、同時に決して勝てない相手ではない。
何よりも、あの姿はおそらく防御力は低い。
その状態の奴に一斉に攻撃をすれば、勝てる。
『今は、耐える時だ」
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める