『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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揃った5人

「覚悟は、できたようだな」

 

そう、澤田は尋ねるように言う。

それと共に澤田の発言のタイミングを見計らったように、私は気づいた。

 

「バディ!」

「っ!」

 

私の声を聞いたバディが見つめた先には、確かにオルフェノクがいた。

それも、ラッキークローバーのメンバーだと思われるセンチピードオルフェノクだった。

奴は、その手に鞭を持ち、既に攻撃を仕掛けた。

その鞭は、そのまま私達を縛り上げた。

 

「なっなにぃ!?」「嘘でしょ!?」

「ファイズ!」「イオタっ!」

 

私達は、縛られて、囚われてしまう。

 

「まったく、君達には何度も嫌な思いをさせられましたからね。

村上さんも、もうデータは十分だと言いましたからね」

「お前っ」

「裏切り共々、ここで始末させて貰うわ」

 

聞こえた声と共に見つめた先には、ロブスターオルフェノクも既に来ていた。

この場で、既にラッキークローバーのメンバーが二人いる。

それはかなり危険だ。

そうしている間にも、ロブスターオルフェノクが、真っ直ぐと、バディ達に向けて、エネルギー弾を放った。

 

「バディ!」

 

舞い上がった爆風。

それに私は思わず叫んでしまった。

だが、次の瞬間、爆風切り裂いて、飛び込んできた影。

 

「なにっ」

 

そこから飛び出たのは、オルフェノクへと変身したバディと澤田の二人だった。

 

「オルフェノクっ」

「まさか、澤田以外にも」

 

そうしている間にも、二人はそのまま殴りかかる。

そのまま、ラッキークローバーのオルフェノクに向かって、攻撃を仕掛ける。

 

「まさか、ファイズの変身者もオルフェノクだったとはな、確かに納得の理由ですね!」

「それに、この強さ、おそらくはオリジナルね!」

 

そう二人のラッキークローバーと戦う。

バディと澤田はかなり強い。

だが、それでもさすがに不利だ。

 

「ぐっ」

 

普段から、ファイズとして戦い慣れているバディにとって、オルフェノクとしての戦いは不慣れだ。

だからこそ、徐々にだが、追い詰められていく。

このままでは。

そう考えていた時だった。

 

「んっ」

 

パカラッパカラッと聞こえる馬の蹄の音。

それと共に、私達を覆う程の巨大な影。

 

「オルフェノク、まさかっラッキークローバーのっ」

 

流星塾のメンバーが叫んだ時だった。

そのままその影は、ラッキークローバーを吹き飛ばした。

 

「なっ、貴様はっ」「木場ぁ!」

 

それと共に宙を舞い上がった私達をオルフェノクに変身していた木場が受け止めてくれた。

 

「無事か」「あぁ、助かった」

 

そのまま、人間の姿へと戻った木場から二人は各々の相棒を受け止める。

 

「彼は」

「仲間だ」

 

そうしていると共に、こちらに近づくバイク。

 

「・・・これは一体、どういう状況かな」

「草加君も」

 

そう、草加雅人は、私達を見つめる。

 

「・・・隠し事か、詳しく聞きたいけど」

「酷いな、2人共、僕に黙って、こんな事をして」

 

そう、ダメージを受けていた二人はなんとか立ち上がり、その後ろからはドラゴン・オルフェノクがいた。

 

「奴は、ラッキークローバー」

「あぁ、俺達の仇だ」

「っ」

 

その言葉を聞いた草加雅人の表情はかなり鋭い。

 

「奴が」

「その様子、やはりお前も記憶があったのか」

「あぁ、だけど、今は」

「ここで、決着をつける」

 

それと共にバディを中心に5人が並ぶ。

 

『変身!』『COMPLETE』

 

鳴り響く音声。

そうして並び立つ5人。

ファイズ、カイザ、デルタ、イオタ、ミュー。

彼らが、ついに戦いが始まろうとする。

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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