『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

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5人の力を合わせて

一瞬の沈黙。

それはこの場にいる私達にとっては、あまりに長すぎる時間だっただろう。

だが、その沈黙をいち早く破ったのは、デルタだった。

 

「っ!」

 

デルタムーバーを持ち、引き金を引くと共に白い光線は真っ直ぐとドラゴン・オルフェノクに向けて放たれる。

放たれた光線に対して、ドラゴン・オルフェノクにとってはあまりダメージがない様子で、簡単に受け止めた。

しかし、それでも一瞬だけ視線を離す事ができた。

 

「はぁ!」「ふんっ」「たぁ!」

 

それと共にバディ、草加、木場の三人は、各々の得物を手に、真っ直ぐとドラゴン・オルフェノクに斬りかかる。

手に持った武器から出るフォトンブラッドに輝く刃は、そのままドラゴン・オルフェノクへと向けられる。

だが、ドラゴン・オルフェノクは、それに対して、特に苦にする事なく、両手の籠手で受け止める。

 

「ふんっ」

 

力任せの薙ぎ払い。

だが、ドラゴン・オルフェノクが持つ力を考えれば、十分過ぎる脅威だった。

すぐにバディ達は、それを避けるが、それに追撃するように飛び込む。

 

「やらせるかっ!」

 

それと共に身軽な動きでバディ達の前に立った澤田が、その手に持ったイオタシールドで防ぐ。

ダメージを完全に防ぐ事はできずに、後ろに吹き飛ばされるが、それでも次の攻撃に繋げる事ができた。

バディ達は、すぐにドラゴン・オルフェノクに向けて、再度攻撃を行う。

 

「へぇ、だったら次はこれはどうかな」

 

それと共に、ドラゴン・オルフェノクは、その身に纏っていた殻を脱ぎ捨て、高速で動く。

 

だが、それは既に想定済みだった。

 

『COMPLETE』『StartUP』

 

バディはアクセルフォームに、木場もまたスピード特化の姿になり、追いかける。

 

先程のドラゴン・オルフェノクに比べても、かなりスピードを誇り、追いかけるのは困難だ。

 

だが、その防御はかなり手薄になっており、バディ達の攻撃は、先程よりも確実に効いている。

 

「凄いね、僕をここまで、追い詰めるなんて。

これから楽しまないとねぇ!」

「いいや」「これで終わりだ!」

 

それと共にバディ達は同時に薙ぎ払う。

ドラゴン・オルフェノクは軽々と、それを避ける事ができた。

だが

 

「チェック」『Exceed Charge』

 

鳴り響く音声。

それと共にドラゴン・オルフェノクが見つめた先には、白と黄色と緑。

三色のフォトンブラッドが、ドラゴン・オルフェノクに襲い掛かる。

 

「なっ」

「どんなに素早い敵でも、どこに行くのか分かれば、狙う事ができる」

 

ライダーギア同士は通信を行う事ができ、連携も簡単に行う事ができる。

それと同時に、私達のアクセルフォームもまた解除されるが、瞬時にファイズポインターをセットする。

 

『Exceed Charge』

 

重なる二つの音声。

それと共に、私達は、真っ直ぐと、ドラゴン・オルフェノクに向かって、飛び込む。

 

『はあああぁぁぁ!!』

 

重なる5人の声。

それは、5人のライダーによる必殺のキック。

 

「ぐっ、この僕が、俺があぁ!!」

 

すぐに振りほどこうとした。

だが、さすがに5人のライダーによって、拘束されれば、それを振りほどく事はできない。

そのまま5人のライダーキックを受け止めたドラゴン・オルフェノク。

同時に、あっさりと、その場で膝をつく。

そして、そのまま灰となって、消えていった。

 

「倒せたのか」

「あぁ」

 

それと同時に安堵するように呟いた。

これまで、倒す事ができなかったドラゴン・オルフェノクを倒す事が出来た。

それによって、確かに安心した。

だが、それは同時に油断だった。

 

「I never thought I would go this far. As expected, President Murakami should be cautious.(まさか、ここまでやるとはね。さすがは村上社長が警戒するだけはあるね。)」

「あぁ、なんだ、今のは」

『バディ、上だ!』

 

それと共にバディ達は気づき、上を見る。

それと共に宙を飛んでいる存在。

それは、私達にとっては、驚きを隠せない存在だった。

白いボディに紫色の光。

それらの特徴は、私達ライダーギアの特徴であるのは間違いない。

 

「Good to see you, guys. Taking care of all of you...is also a part of my job.(ごきげんよう諸君。キミ達の相手をするのも、僕の仕事でね。)」

「嘘でしょ、あれって」

「6本目のベルトだと」

 

全く未知の、6人目の仮面ライダーが、現れた。

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
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