『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
これまで、決して姿を現す事のなかったオルフェノクの王。
それは、まるでバッタを思わせる姿のオルフェノクであり、同時にこちらに向けて放ってくる気迫が、機械であるはずの私達に恐れを感じる。
「それでも、やるしかない!」
バディは、その一言と共に、先程、オーガを倒した技を、再度行う。
だが、それに対して奴は。
「なっ!」
軽く弾き返した。
それは、明らかにこれまでのオルフェノクとはレベルが違う。
「ここでっこいつをっ!!」
「草加っ!」
すぐに立ち上がった草加雅人が、そのまま斬りかかる。
だが、その攻撃は、まるで効いている様子はなく、軽く吹き飛ばす。
それだけではなく、三原もまた、追撃するように攻撃を仕掛けるが、まるで効いていない。
「どうなっているんだっ」
「あの、オルフェノクの王。先程吸い込んだオルフェノクの灰。おそらくはそれを吸い込んだ事によって、そのエネルギーを体内に取り込んだ。だからこそ、あのオルフェノクの王はかなりの強さを誇っている」
「だからといってっ、負けてられるかっ」
そう叫びながら、バディもまたその手にファイズブラスターを手に、真っ直ぐと向かう。
オルフェノクの王は、かなりの強さである。
これまでの戦いで、バディ自身の実力は確かに高くなっている。
むしろ、そうじゃなければ、ここまで、互角に戦う事ができない。
「それでもっやはりっ」
以前の強敵であるドラゴン・オルフェノクを相手に戦った時には5人で戦った。
だが、今は、3人だけだ。
その連携が、上手くいけない以上は。
「勝てないっ」
そう、思った瞬間だった。
オルフェノクの王が、こちらに向けて、攻撃を仕掛けようとした時だった。
オルフェノクの王に向かって、青い弾丸が襲い掛かる。
「なに?」
疑問に思う。
その弾丸には、見覚えがあった。
そして、そのままオルフェノクの王を斬り裂く黄金の刃。
それが、オルフェノクの王を吹き飛ばした。
「さっきのは、まさか」
バディは、すぐにそちらを見つめる。
そこにいたのは、私達が倒したはずのサイガとオーガの2人のライダーだった。
だが、その変身者であるはずの2人は、既に死んでいる。
そして、オルフェノクの王が攻撃したのに、疑問に思えた。
「ごめん、待たせたね、巧君」
「なんとか、間に合ったか」
「その声って」
サイガから聞こえた声は澤田。オーガからは木場の声が聞こえた。
「一体どうなって」
「その事情は、私達で分かるかしら」
「なにっ!?」
それと共に聞こえたのはミューとイオタの2人の声が聞こえる。
これは一体、どうなっているんだ?!
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める