『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン   作:ボルメテウスさん

63 / 66
オルフェノクの王

これまで、決して姿を現す事のなかったオルフェノクの王。

それは、まるでバッタを思わせる姿のオルフェノクであり、同時にこちらに向けて放ってくる気迫が、機械であるはずの私達に恐れを感じる。

 

「それでも、やるしかない!」

 

バディは、その一言と共に、先程、オーガを倒した技を、再度行う。

だが、それに対して奴は。

 

「なっ!」

 

軽く弾き返した。

それは、明らかにこれまでのオルフェノクとはレベルが違う。

 

「ここでっこいつをっ!!」

「草加っ!」

 

すぐに立ち上がった草加雅人が、そのまま斬りかかる。

だが、その攻撃は、まるで効いている様子はなく、軽く吹き飛ばす。

それだけではなく、三原もまた、追撃するように攻撃を仕掛けるが、まるで効いていない。

 

「どうなっているんだっ」

「あの、オルフェノクの王。先程吸い込んだオルフェノクの灰。おそらくはそれを吸い込んだ事によって、そのエネルギーを体内に取り込んだ。だからこそ、あのオルフェノクの王はかなりの強さを誇っている」

「だからといってっ、負けてられるかっ」

 

そう叫びながら、バディもまたその手にファイズブラスターを手に、真っ直ぐと向かう。

オルフェノクの王は、かなりの強さである。

これまでの戦いで、バディ自身の実力は確かに高くなっている。

むしろ、そうじゃなければ、ここまで、互角に戦う事ができない。

 

「それでもっやはりっ」

 

以前の強敵であるドラゴン・オルフェノクを相手に戦った時には5人で戦った。

だが、今は、3人だけだ。

その連携が、上手くいけない以上は。

 

「勝てないっ」

 

そう、思った瞬間だった。

オルフェノクの王が、こちらに向けて、攻撃を仕掛けようとした時だった。

オルフェノクの王に向かって、青い弾丸が襲い掛かる。

 

「なに?」

 

疑問に思う。

その弾丸には、見覚えがあった。

そして、そのままオルフェノクの王を斬り裂く黄金の刃。

それが、オルフェノクの王を吹き飛ばした。

 

「さっきのは、まさか」

 

バディは、すぐにそちらを見つめる。

そこにいたのは、私達が倒したはずのサイガとオーガの2人のライダーだった。

だが、その変身者であるはずの2人は、既に死んでいる。

そして、オルフェノクの王が攻撃したのに、疑問に思えた。

 

「ごめん、待たせたね、巧君」

「なんとか、間に合ったか」

「その声って」

 

サイガから聞こえた声は澤田。オーガからは木場の声が聞こえた。

 

「一体どうなって」

「その事情は、私達で分かるかしら」

「なにっ!?」

 

それと共に聞こえたのはミューとイオタの2人の声が聞こえる。

これは一体、どうなっているんだ?!

乾巧は

  • 草加を助ける
  • ミューを助ける
  • 2人を同時に止める
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。