『私の相棒は猫舌でツンデレ属性である』Byファイズフォン 作:ボルメテウスさん
巧達がオルフェノクの王と戦っていた時だった。
木場達は、直前で放たれたオルフェノクの王からの攻撃をギリギリで避ける事にしていた。
だが、その身体には、力が入らない。
「ぐっ、これは」「オルフェノクの王の力かっ」
そのまま木場達はオルフェノクの姿から人間へと戻った。
そうする事によって、幾分か身体が動けるようになった。
「だが、どうする。このままでは」
そう、オルフェノクの王と巧達の戦いを見る。
状況は、巧が変身したブラスターフォームの力のおかげで戦えている状況ではあった。
しかし、完全に有利という状況ではなかった。
「どうしたらっ」
そう、木場が悩む中で、その足下に転がる物。
それは、木場の相棒であったミューの残骸。
その中で、ミッションメモリーが輝いていた。
「ミュー、お前がいてくれたら」
「・・・いや、もしかしたら」
その言葉と共に澤田もまた、イオタのミッションメモリーを手にする。
同時に地面に転がっていたサイガのベルトだった。
「澤田君、それを一体」
「このベルトに、イオタ達のミッションメモリーを入れて、蘇らせる」
「そんな事ができるのかっ」
「分からない」
それは澤田にとっても、賭けではあった。
「だが、このまま、あいつらを、仲間を見殺しにはできない。
そうだろ」
その言葉に、木場は頷く。
木場にとって、人生は悲惨であった。
家族は死に、恋人に裏切られ、その恋人を殺した。
犯してはいけない罪を背負った。
そんな、木場にとって、今も一緒に戦う仲間達。
それは、木場にとっては希望であった。
そして、これから行うのは、相棒を復活させる為であった。
「もう一度、いや、何度でも、俺に力を貸してくれ、ミュー!」
その叫びと共に、2人はミッションメモリーを、各々のベルトにセットした。
二つのミッションメモリー。
最初は、僅かな震えだった。
だが、徐々に、ベルトは各々のフォトンブラッドの色に輝き始める。
そして。
「これは、少し驚きだわ」「えぇ、犠牲になるつもりだったけど、まさか蘇るなんて」
「ミュー!」「イオタ!」
その復活は、2人にとっては驚きであった。
だが、同時にその復活に笑みを浮かべる。
「2人共、状況は」
「えぇ、最悪なのは分かっているわ。
このベルトにある情報で、既に把握している」
「ならば、やる事は分かっているな」
「あぁ、勿論」
その言葉と共に木場達は、同時にそのベルトを腰に巻く。
変身コードは既に分かっていた。
だからこそ。
「「変身!」」
叫び、それと共に、木場達の姿は変わる。
それは帝王のベルトで変身するオーガとサイガ。
「行こう」「あぁ!」
その言葉と共に、真っ直ぐと、オルフェノクの王の戦いに介入する。
乾巧は
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草加を助ける
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ミューを助ける
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2人を同時に止める