エレン達が、俺たちの村から去った後、俺たちは、村の開発を着々と進めていた。
カイジン達が、衣類、住居、道具作成を進めて、リグルド達、ゴブリン・ロードによって、村の統治を行う流れが出来上がっていた。
その間、俺たちは、一つの天幕へと入っていった。
誰も通さない様に頼んである。
リムルは、シズさんの仮面を取り出す。
イフリートの暴走の際に、ヒビが入っていたが、修復出来たらしい。
リアム「シズさんの仮面、直ったんだな。」
リムル「ああ。シズさん、直ったぜ。」
シズ「うん、ありがとうね。………それと、お願いがあるんだけど………。」
リムル「お願い?」
シズ「その仮面、スライムさんが受け取ってくれないかな?」
シズさんは、リムルに対して、そう言ったのだ。
リムルは、シズさんに聞く。
リムル「………それって、シズさんの大事な物なんじゃ………。」
シズ「今の私には、必要ない物だから。スライムさんに受け取って欲しいんだ。」
リアム「…………受け取ってやれ、リムル。」
リムル「ああ。受け取るよ。」
リムルは、シズさんから、仮面を受け取る。
そんな中、俺はリムルに話しかける。
リアム「リムル。」
リムル「何だ?」
リアム「リムルには、これを渡しておくよ。」
そう言って俺が出したのは、ゲイツライドウォッチだった。
そう。
実は、リムルにゲイツライドウォッチが共鳴していたのだ。
リムル「ライドウォッチ?良いのか?」
リアム「ああ。俺が持ってても、宝の持ち腐れだしね。」
リムル「ああ。」
リムルは、俺が渡したゲイツライドウォッチを受け取った。
すると、ゲイツライドウォッチは光った。
まるで、リムルの事を認めたかの様に。
リアム「リムル……………大丈夫か?」
リムル「ああ……………ちょっと、この人の記憶を見ただけだ。」
シズ「そっか………………。」
シズさんも、操真晴人の記憶を見たのかな?
その後、俺たちとウォズは、ヴェルドラが居た洞窟へと向かう事にした。
向かう途中、リグルドが話しかけてくる。
報告をしに来たのだ。
リグルド「報告は以上です。」
リムル「ああ。ありがとさん。」
リアム「報告ご苦労。」
リグルド「ああ、それと。」
「「ん?」」
リグルド「………リムル様は、今日もご食事の必要がないのでありますか?」
リムル「ああ。どうせ、スライムの体じゃあ、味なんてしない………。」
リアム「おい。今、人間の姿を得ただろ?」
リムル「あっ!リグルド!」
リグルド「はっ。」
リムル「今日から、俺も一緒に飯を食うよ!」
リグルド「なんと!では、今日は宴会ですな!」
リアム「ああ。頼む。」
リグルド「はっ!」
そう言って、リグルドは去っていく。
そう、リムルは、スライムの姿では味がしないので、これまで食事には参加しなかったのだ。
ちなみに、俺は、味を感じる事は出来たが、流石にリムルが不憫なので、俺も食事をしていない。
俺たちは、今日の夕飯の事を考えながら街の外へと向かうと、リグル達がいた。
リムル「よう、リグル。」
リグル「リムル様!リアム様!シズ殿!ウォズ殿!」
リアム「食料調達、ご苦労様。」
リグル「ありがとうございます。これから、森へ向かう所です。」
リアム「今夜は宴会だ。美味しそうな獲物を頼む。」
ゴブタ「今日は、リムル様達も食べるっすか?」
リムル「おうよ!なんせ、この体には味覚があるからな!」
ゴブタ「いっぱい食べたら、おっぱいも育つっすかね?」
ゴブタがそんなセクハラ発言をすると、リムルに思いっきり蹴られる。
まあ、自業自得だし。
それを見たリグルは、すぐに頭を下げる。
リグル「すいません!ゴブタには、きっちり教育させるので!では、特上の牛鹿をご用意しましょう。」
リアム(牛鹿………牛と鹿が合体した様な動物の事か?)
リムル「おう、頼むな。」
リグル「お任せ下さい!最近は、森の奥から移動してくる魔獣が多いので、獲物は豊富なんです。」
リアム「………何かあったのか?」
リグル「いえ。環境の変化によって、魔獣の移動がありますからね。大した事は無いと思うのですが。」
そういう魔獣の移動がある場合は、何か強い存在に追われて、移動するという場合があるからな。
つまり、何か強い存在が居ると警戒した方が良さそうだ。
すると、リムルの影から、嵐牙が現れる。
恐らく、思念伝達で、嵐牙を呼んだのだろう。
嵐牙「お呼びですか?我が主。」
リムル「嵐牙。リグル達と森に同行してくれ。」
リアム「何も無いとは思いたいが、念の為に、俺からも頼む。」
嵐牙「心得ました。お任せ下さい。遠慮はいらぬ。我を連れてゆけ、リグル殿。」
そう言う嵐牙。
かっこいいのだが、尻尾をブンブンと振っていると、ただの犬にしか見えない。
俺たちは、リグル達を見送って、ヴェルドラの洞窟へと向かう。
封印の洞窟に到着して、俺たちは、リムルの方を見ていた。
シズ「ここが、ヴェルドラが封印されていた洞窟……………。」
ウォズ「それで、何をしようと言うのだい?我が魔王。」
リムル「ちょっと、俺たちが変身する仮面ライダーについて、確かめたくてな。」
リアム「まあ、流石にぶっつけ本番で行くわけにはいかないしな。」
ウォズ「なるほど。流石は我が魔王!」
そういう事だ。
そうして、リムルのゲイツ、シズさんのウィザードを確かめる。
シズさんは、ウィザードの力を使いこなしていた。
リムルも、ゲイツの力を使いこなしていた。
何個か、ライドウォッチを渡した。
その中には、ゲンムも混じっている。
しばらくして、しばらくして、休憩がてら、シズさんに聞く。
リムル「なあ、シズさん。」
シズ「どうしたの?」
リムル「実は、2人の事は、占いで知ったんだけど、その時に、5人の子供が居たんだけど、何なんだ?」
リムルの質問に対して、シズさんは表情を暗くして答える。
シズ「…………その子達は、国によって召喚されたんだけど、不完全な状態で召喚されたから、大量の魔素で死んじゃう。だから、私たちは、あの子達を助けたいの。」
そう語った。
シズさんとウォズ曰く、不完全な状態で召喚された十歳未満の子どもは、数年もしない内に大量の魔素によって死んでしまうらしい。
それを、国は召喚したのにも関わらず、捨てたのだ。
それは、到底許される行為ではない。
だが、救う手段は、シズさんが知っていた。
というより、シズさんこそが、その証拠なのだ。
上位精霊と同化させれば、死を免れる事が出来るらしい。
ただ、シズさんが上手く行かなかった理由としては。
シズ「私とイフリートは、馬が合わなかったんだと思う。イフリートは、魔王レオンへの忠誠心が強かったから。」
ウォズ「もし、シズとイフリートの息が合っていたら、暴走せずに済み、更に力を発揮出来ただろうにね。」
と、語っていた。
シズさんは、魔王の一人、レオン・クロムウェルを憎んでいたらしく、イフリートとの不一致が、寿命が縮まった結果になってしまったのだろう。
俺としては、その子達を助けたいと思う。
突然異世界に召喚され、捨てられたのは、余りにも不憫だ。
だが、魔王か……………。
そう簡単には会えないよな。
そう思っていると。
嵐牙『リムル様!リアム様!』
リアム『嵐牙!?思念伝達か!』
時之歴史『個体名嵐牙からの思念伝達。声音から、救援要請と推測。』
リアム『嫌な予感が的中したか!救援に向かうぞ!』
時之歴史『了。』
嵐牙からの思念伝達を聞いて、俺とリムルは立ち上がる。
ちなみに、俺も思念伝達を習得していた。
リムル「シズさん、ウォズ!行くぞ!」
シズ「どうしたの?」
リアム「嵐牙達が襲われているんだ!助けに行こう!」
ウォズ「分かりました。」
リムル「リアム!一応、これをつけとけ!」
リムルはそう言って、俺にシズさんの仮面を投げ渡す。
リアム「この仮面は?」
リムル「複製品だ!一応、お前も
リアム「分かった!」
俺は仮面を付け、嵐牙達の元へと向かって行く。
すると、ゴブタが転がってくる。
リアム「ゴブタ!大丈夫か!?」
ゴブタ「斬られたっす!超痛いっす!!」
リムル「落ち着け。傷は浅い。」
周囲には、警備班が倒れており、その先には、二人の人物が。
人間では無い事は確かで、見た所、角が生えている。
リアム「なんだ、お前ら?」
ゴブタ「あっ!リムル様とリアム様じゃないですか!心配で来てくれたんすね!」
リムル「そうだな。元気そうだし、回復薬はいらないな。」
ゴブタ「冗談っす!欲しいっす!」
リアム「素直にそう言えば良いのに。」
俺はそう呟いて、ゴブタに回復薬をぶっかける。
ゴブタが回復される中、嵐牙は、大槌を持った者と2本の刀を持った者と交戦していた。
嵐牙がその二人に向かおうとした瞬間、地面から炎が立ち上り、嵐牙は怯む。
木々の間に、桃色の髪の人物がいて、その指先から炎が出ていた事から、あの炎は、その人物による物だと思う。
リムル「嵐牙!」
リムルは、嵐牙を呼ぶと、嵐牙はすぐに戻ってきた。
嵐牙「主達よ!申し訳ありません。我が居ながら、この様な………!」
すると、武器をぶつけ合う音が聞こえてきて、そちらを向くと、リグルが、紫色の髪の人物と銀髪の人物と交戦していた。
だが、リグルが劣勢になっていた。
リムル「戻れ、リグル!」
リグルは、リムルの呼びかけにすぐに応じて、こちらに戻る。
見た所、重傷ではないな。
リグル「リ、リムル様、リアム様!申し訳ありません………!」
リムル「安心しろ。あとは俺たちに任せて、ゆっくり休め。」
リグル「ありがとうございます………。」
リアム「嵐牙。倒れている者たちは、どうしたんだ?」
嵐牙「はっ。魔法によって眠らされています。あの桃色の髪の仕業です。」
嵐牙が視線を向ける先には、襲撃者達が全員揃っていた。
数は七人。
その内、武器を持っているのは六人で、桃色の髪の人物は、魔法による支援の役割だろう。
多分、全員が強い。
これは、変身する事も考慮に入れるか。
すると、リグルが口を開く。
リグル「面目ありません。まさか、
リアム「
ウォズ「確かに、あれは
やはり、人間では無いな。
それも、
だとすると、かなり厄介な事になりそうだな。
まあ、まずは対話から。
リムル「おい、お前ら。事情は知らないが、うちの者が失礼したな。」
リアム「話し合いに応じる気はないか?」
俺たちの問いかけに、
実力差は明白。
だが、ゴブタとリグルの二人は致命傷ではないし、他の連中も眠らされている。
何か、理由があるのか?
すると、リーダー格の
大鬼族「正体を現せ!邪悪な魔人どもめ!」
「「は?」」
そのリーダー格の言葉に、俺たちは首を傾げる。
リムル「お、おいおい!ちょっと待て!俺たちが何だって!?」
リアム「どういう意味だ!?」
大鬼族「魔物を使役するなど、普通の人間に出来る芸当ではあるまい。見た目を偽り、
大鬼族「正体を現せい!」
大鬼族「黒幕が直々に出向いてくれるとは、好都合な物。」
えぇぇぇ………。
ていうか、まあ、見た目を偽ってるのは、合ってるなぁ………。
人間としての姿だけでなく、仮面ライダージオウとしての姿もあるしな。
ていうかウォズ、殺気を抑えろ。
リアム「ちょっと待て………。」
大鬼族「ふん。答えを聞くまでも無い。貴様らの正体は、仮面が物語っている。」
「「仮面?」」
仮面って、俺たちが持ってるこれの事か?
ちょっと待った。
それを聞いたシズさんが叫ぶ。
シズ「ちょっと待って!2人の仮面は、私たちが預けた物よ!」
ウォズ「厳密には、我が魔王の物は、複製品だがね。」
大鬼族「同胞の無念。その億分の一でも、貴様らの首で贖ってもらおう!邪悪なる豚どもの仲間め!」
不味いな………戦る気満々だよ。
ていうか、同胞の無念に邪悪なる豚どもの仲間?
やっぱり、何か訳ありみたいだな。
『ドライバーオン!プリーズ!』
俺とリムルは、腰にジクウドライバーを装着を、シズさんはウィザードライバーを、ウォズはビヨンドライバーを装着する。
嵐牙が話しかける。
嵐牙「どういたしますか?」
リムル「どうって………。お前はあの桃色を相手しろ。」
嵐牙「はっ!」
リアム「殺すなよ。殺したら、更に連中の憎しみが湧きそうだ。」
嵐牙「はっ………。」
リムル「残りは、俺達でどうにかするよ。」
ルーク「シズさん、ウォズ、いけるか?」
シズ「うん。」
ウォズ「問題ないさ。」
嵐牙「しかし、たった4人で、六体の
リアム「問題ないさ。なんか……………行ける気がする!」
嵐牙「それでこそ、主達です!」
俺たちは、変身する。
俺、リムル、ウォズはそれぞれのライドウォッチを起動して、シズさんはウィザードライバーのシフトレバーを操作して、ハンドオーサーを左向きにした。
『ジオウ!』
『ゲイツ!』
『ウォズ!』
『シャバドゥビタッチヘンシン!』
『シャバドゥビタッチヘンシン!』
俺とリムルは、D‘9スロットにライドウォッチをセットし、ライドオンリューザーを押す。
ウォズは、ビヨンドライバーにウォズミライドウォッチを装填する。
シズさんは、フレイムウィザードリングのバイザーを下ろす。
『アクション!』
すると、俺、リムル、ウォズの背後に時計が現れる。
俺たちは言う。
「「「「変身!」」」」
そう言って、それぞれのドライバーを操作する。
『ライダータイム!』
『仮面ライダージオウ!』
『仮面ライダーゲイツ!』
『投影!フューチャータイム!』
『スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!』
『フレイム!プリーズ!』
『ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!』
俺は仮面ライダージオウに、リムルは仮面ライダーゲイツに、ウォズは仮面ライダーウォズに、シズさんは仮面ライダーウィザード・フレイムスタイルに変身する。
大鬼族「す、姿を変えたところで何も変わらん!」
そう言って、俺達に迫り、刀を振り下ろすが、俺たちはすぐに躱す。
リムルが黒色の大鬼族の元に向かい、シズさんが紫色の大鬼族に、ウォズが青色の大鬼族の方に向かう中、俺は銀髪の大鬼族を相手にする。
銀髪の大鬼族は、女性の様だ。
大鬼族「私を相手に、たった1人で挑むなんてね。舐められた物ね。」
リアム「どうかな?」
俺はそう言って、その銀髪の大鬼族と戦う。
銀髪の大鬼族は、刀を使っている様で、俺はジカンギレードで対抗する。
ジカンギレードで対抗するが、やはり、相手の方が実力は上か。
俺は鎧武ライドウォッチを取り出して起動する。
リムルとウォズも、フォームチェンジする様だ。
『鎧武!』
『ゲンム!』
『シノビ!』
俺、リムル、ウォズは、それぞれのライドウォッチをドライバーに装填する。
『アクション!』
待機音が流れる中、俺、リムル、ウォズはドライバーを操作する。
『ライダータイム!』
『仮面ライダージオウ!』
『仮面ライダーゲイツ!』
『アーマータイム!』
『ソイヤ!鎧武!』
『レベルアップ!ゲンム!』
『投影!フューチャータイム!』
『誰じゃ?俺じゃ?忍者!フューチャーリングシノビ!シノビ!』
俺はジオウ・鎧武アーマー、リムルはゲイツ・ゲンムアーマー、ウォズはウォズ・フューチャーリングシノビになる。
すると。
ウォズ「祝え!」
リムル「始まったよ………………。」
ウォズ「全ライダーの力を受け継ぎ、時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ・鎧武アーマー!フルーツ鎧武者の力を顕現させた瞬間である!」
シズ「それ……………やる必要はあるの?」
ウォズ「これは重要な祝福なのだ!」
やっぱり、やるんだ。
一瞬、その場にいる全員が呆気に取られるが、すぐに戦闘を再開する。
俺は大橙丸Zの二刀流で、銀髪の大鬼族と戦う。
銀髪の大鬼族の攻撃を片方で受け止め、もう片方で攻撃するという手法を取っている。
大鬼族「強い……………!」
リアム「止めだ!」
俺は、ジオウと鎧武のライドウォッチのスターターを押して、ジクウサーキュラーを一回転させる。
『フィニッシュタイム!』
『鎧武!』
『スカッシュタイムブレーク!』
リアム「ハッ!ハアッ!」
大鬼族「うわぁぁぁぁ!?」
スカッシュタイムブレークを発動して、ナギナタ無双スライサーの要領で、銀髪の大鬼族をオレンジのエネルギーに閉じ込め、大橙丸Zで攻撃する。
爆発するが、銀髪の大鬼族は、気絶してるだけだった。
まあ、手加減したからだが。
リムルは、ゲンムの力で、トリックフライホイールに似たエネルギー体で攻撃して、怯ませた後、麻痺吐息で気絶させる。
ウォズは、シノビの力で青髪の大鬼族を翻弄して、倒した。
シズさんは、ウィザードの力を使いこなしており、スリープのウィザードリングで、紫の髪の大鬼族を眠らせる。
リグル「おお!」
ゴブタ「流石っす!」
大鬼族「あんなに簡単に………。」
リグルとゴブタは、歓声を上げ、桃色の髪の大鬼族は、驚いていた。
俺は、リムル達と合流して、残りの二人の方を見る。
リアム「さて………。」
リムル「どうする?」
大鬼族「…………あの者たちは、かなりの強者ですじゃ。ご油断召されるな、若。」
警戒心を抱かれたか。
まあ、無理もないか。
流石に、話すか。
リムル「なあ……ここら辺にしないか?」
リアム「そろそろ、俺達の言い分も聞いてほしいんだが………。」
大鬼族「黙れ!邪悪な魔人め!!」
リアム「ええとな………。」
あれ?あの白い老人の大鬼族が居ない。
いや、気配を感じない。
リーダー格の大鬼族の言葉を聞きつつ、周囲を警戒する。
大鬼族「確かに貴様らは強い。だからこそ確信が深まった。やはり貴様らは、奴らの仲間だな!」
リアム「奴ら………?」
大鬼族「たかが
リアム「オーク?」
待って。
それって、俺ら無関係だぞ。
現在、村にオークなんて、誰一人居ないわけだし。
リムル「おい………さっきから何を………。」
大鬼族「黙れ!全ては、貴様ら魔人の仕業なのだろうが!!」
リアム「魔人?」
大鬼族「とぼけるな!」
リムル「待ってくれ………それは誤解……。」
リアム「リムル!しゃがめ!」
俺たちの背後に、あの爺さんが現れ、俺たちの首を飛ばそうとしていた。
すかさず俺は、リムルと爺さんの間に入り、2本の大橙丸Zで受け止める。
大鬼族「なぁ………!?気配は完全に絶っていた筈………!?」
リアム「悪いな。俺の第六感っていう感じかな?」
大鬼族「化け物どもめ………!
驚いた爺さんがすぐに下がり、リーダー格が、炎の攻撃をしてくるが、俺たちには、熱変動耐性がある。
炎の攻撃は効かない。
俺たちが悠然と炎から出てくるのを見て、リーダー格と爺さんは唖然となった。
リアム「悪いな。俺たちに炎は効かない。」
リムル「どうやら、俺はお前達を侮っていた様だ。少し、本気を見せてやろう。」
そう言うと、俺とリムルは、オーラを全開にする。
それには、大鬼族も驚いていた。
だが、真に驚くべきは、その先だった。
何せ、黒炎がリムルの左手から上がったのだ。
それには、シズさんも驚く。
リアム『………何、あれ?』
時之歴史『告。個体名リムル=テンペストが、個体名シズエ・イザワの体を取り込んだ際に得たユニークスキル、変質者を用いて獲得したスキルだと推測。』
リアム『…………なるほど。』
そんなスキルを得たのかよ。
そして、あの黒稲妻を使い、目の前にあった岩を破壊する。
やっぱり、黒稲妻、威力高すぎるだろ。
だが、今の状況では、役に立つ。
リアム「どうする?」
リムル「まだやるか?」
シズ「こっちの話を聞いて欲しいの。」
ウォズ「それとも、まだやるのかい?」
そう言うと、リーダーは顔を歪める。
ビビっている様だな。
そのまま逃げてくれ。
すると、あの爺さんがリーダーに話しかける。
大鬼族「若。姫を連れてお逃げください。ここはワシが………。」
大鬼族「黙れ、爺。………凄まじいな。悲しいが、我らでは、貴様らには遠く及ばぬようだ。だが、俺には、次期頭領として育てられた誇りがある!無念に散った同胞の無念を晴らさずして、何が頭領か!叶わぬまでも、一矢報いてくれるわ!」
大鬼族「若………。それでは、ワシもお供致しましょうぞ!」
やばい、リムルの炎が逆効果になった。
まあ、事情は分からないが、恐らく、何者かに故郷を襲われ、同胞を虐殺されたのだろう。
どうしたもんか………。
すると、嵐牙と交戦していた筈の桃色の髪の大鬼族が、リーダーの前に来る。
大鬼族「お待ち下さい、お兄様!この方達は、敵では無いかもしれません!」
大鬼族「そこを退け!」
大鬼族「いいえ!」
大鬼族「………何故だ!?里を襲った奴と同じく、仮面をつけた魔人では無いか!お前もそう言っただろう!?」
大鬼族「はい………ですが、冷静になって考えて見てください!これだけの力を持つ魔人様達が、姑息な手段を用いて、豚どもに我らの里を襲撃させたのは、不自然です!それこそ、たった4人で我らを皆殺しに出来るでしょうから!確かに、この4人は異質ではありますが、里を襲った者達とは、無関係なのではないでしょうか?」
どうやら、気付いてくれたみたいだな。
あと、もう一押しってところか。
リムル「少しは、人の話を聞く気になったか?」
リアム「じゃあ、その炎、さっさと始末してくれ。危なくてしょうがない。」
リムル「ああ。」
リムルは、炎をしまう。
そして、俺達は変身解除する。
リーダーは、訝しげな声を出す。
大鬼族「何者なんだ、お前達は?」
リムル「俺?俺はただのスライムさ。」
ルーク「そして、俺は新たに生まれた種族、
大鬼族「スライムに時魔人?」
リムル「そう。スライムのリムルに。」
リアム「時魔人のリアムだ。」
そう言って、リムルは人間としての擬態を解く。
俺は、怪人態みたいなのは無いので、そのままにしておく。
大鬼族「ほ、本当に………!?」
シズ「本当よ。スライムさんが持ってる仮面は、私が託した物。」
ウォズ「何なら、我が魔王たちの仮面が、君達の里を襲った者と同じ物か、確かめても構わない。」
大鬼族「ああ………。」
大鬼族は、俺たちから仮面を受け取って、それを検分する。
大鬼族「似ている気はするが………。」
大鬼族「これには、抗魔の力が備わっている様です。」
大鬼族「しかし、あの時の魔人は、
大鬼族「では………。」
誤解だと気付いたリーダーは、俺たちの前に跪く。
大鬼族「申し訳ない。どうやら、追い詰められて、勘違いをした様だ。どうか、謝罪を受け入れて欲しい。」
リムル「うむ。苦しゅうない。」
リアム「大丈夫だ。まあ、立ち話もなんだ。一先ず、村に戻るとしよう。君たちも来てくれ。」
俺の言葉を聞いたリーダーは、驚いた表情を浮かべる。
大鬼族「良いのか?」
リムル「色々と事情を聞きたいしな。」
大鬼族「………そちらの仲間を、傷つけてしまったが………。」
リアム「そりゃあ、俺らも、そちらの仲間を傷つけてしまったからな。お互い様さ。」
ウォズ「それに、死人が出なかったから、良しとしよう。」
リムル「それに、今日は、俺たちの村で宴会をやるんだ!」
シズ「人数が多い方が良いでしょう?」
俺は、大鬼族の動けなくなった面子に回復薬を使う。
ちなみに、爺さんは、ゴブタに謝ったが、ゴブタは爺さんに恐怖していた。
そして、理由も分からず戦いになってしまったが、何とか終結した。
俺たちは、村へと戻っていく。
今回はここまでです。
大鬼族達と戦いになってしまいましたが、無事に和解しました。
そして、次回には、名付けを行います。
ちなみに、ウォズの祝福に関しては、既に継承済みという事なので、継承した瞬間ではなく、顕現させた瞬間になっています。
リムルのゲイツは、2号ライダーのライドウォッチを主に使わせようかなと思っています。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
シズさんはウィザードになりましたが、インフィニティースタイルになるのは、ワルプルギスでの出来事にしようかなと思います。
かなり先になりますが。
ちなみに、リアムに好意を抱くのは、銀髪の大鬼族にクロエの予定です。
あと、精霊の棲家で、クロエに未来から来た存在が入った際に、グランドジオウとゲイツマジェスティのブランクのライドウォッチを手に入れさせる予定です。
リアムのイングラシアでの出来事で、どんなのを書いて欲しいというのがあれば、教えて下さい。
リアムとクロエって、時を司るコンビですよね。
リアムは時の魔王で、クロエは時の勇者で。
原作キャラで、このキャラはこの仮面ライダーに変身させたいというのがあれば、教えて欲しいです。
ちなみに、紅丸は響鬼、蒼影は風魔、白老は歌舞鬼にしようかなと考えています。
これからも応援の程、よろしくお願いします。