転生したら時の魔人だった件   作:仮面大佐

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プロローグ

2022年 10月16日

 

総悟「しっかし、凄い展開になったな…………。」

 

 俺は、佐久間総悟(さくまそうご)

 何の変哲もない、大学生だ。

 まあ、仮面ライダーが大好きな大学生と言った所だ。

 つい先ほど、TTFCで配信された、アウトサイダーズを見ていた。

 王蛇とかの色んな平成ライダーがまだまだ出るんだよな。

 俺は仮面ライダーの中で、ジオウが好きなので、令和になっても、平成ライダーが出るのは、嫌いではない。

 むしろ良い。

 

総悟「やっぱり、ジオウはすごいよな……………。」

 

 俺はそう呟く。

 オーマジオウなんて、これまでのラスボス達をワンパンで倒したんだしな。

 そんな事を考えていると、叫び声が聞こえて来る。

 

???「危ない!戻ってきて!!」

総悟「!?」

 

 そんな声が聞こえ、声のした方を向くと、母親が、道路に向かって叫んでいた。

 そこには、道路に転がったボールを取りに行こうとする子供がいて、子供の目の前には、大型トラックが迫っていた。

 それを見た途端、俺は体が無意識に動いていた。

 子供を母親の方に向けて突き飛ばして、俺が轢かれ、吹っ飛び、枝に刺さる。

 すると、周囲から、悲鳴が聞こえてくる。

 

女性「キャアア!誰か轢かれたわ!」

男性「すぐに救急車を呼んでくれ!!」

 

 そんな叫び声が聞こえてくるが、徐々に掠れていく。

 

総悟(子供は…………助かったか。良かった…………。それにしても、体が熱いし、痛い。何かが突き刺さったのか………?)

 

???『確認しました。痛覚耐性を獲得。成功しました。対熱耐性を獲得。成功しました。刺突耐性を獲得。成功しました。』

 

総悟(………今度は、寒くなってきた……。)

 

???『確認しました。対寒耐性を獲得。成功しました。対熱耐性と対寒耐性を獲得した事により、スキル、熱変動耐性を獲得しました。』

 

総悟(俺、死ぬの?死ぬんだったら、せめて、ジオウに変身したかったな…………。)

 

???『確認しました。UQスキル、時之王者(ジオウ)を獲得。成功しました。』

 

総悟(死に間際に、変な声が聞こえる………。でも、ベルトやライドウォッチって、結構嵩張るんだよなぁ。何か、収納出来る何かが欲しいな…………。)

 

???『確認しました。EXスキル、無限収納を獲得。成功しました。』

 

総悟(ライドウォッチも、平成ライダーのウォッチは全部欲しいな…………。欲を言えば、ゼロワンとセイバーも。ジオウIIにジオウトリニティ、グランドジオウ、オーマジオウのウォッチも、欲しい…………。)

 

???『確認しました。個体名、佐久間総悟から、ライドウォッチに関する記憶を検索し、作成します。成功しました。平成ライダーとゼロワンとセイバーのライドウォッチの作成に成功しました。ただし、ジオウIIにジオウトリニティ、グランドジオウ、オーマジオウのライドウォッチは、条件を満たさなければ、使用不能です。』

 

総悟(あと、ジオウって、時の王者だから、時の魔人みたいなのが、良いかもな。あと、魔王だし。)

 

???『確認しました。個体名、佐久間総悟から、時の魔人みたいなのを検索。成功しました。続けて、個体名、佐久間総悟の種族を、人族から時魔人(クロロノイド)に再構築します。成功しました。』

 

総悟(あとは、これまでの平成ライダーの歴史や、これからのライダーの歴史も、教えてくれる存在が居たらな…………。)

 

???『確認しました。UQスキル、時之歴史(クロノヒストリー)を獲得しました。』

 

総悟(まだ、うるさいし………。あ………やべ。限界だ…………。)

 

 こうして、佐久間総悟の人生は、僅か20歳にて、幕を閉じる事になってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総悟(あれ………俺、どうなった?)

 

 あれ、これ、どういう状況?

 俺、死んだんじゃ………?

 

総悟(意識ははっきりしてて、痛い所は特に無し。枝に突き刺さってたのに。)

 

 という事は、病院に運び込まれて、なんとか蘇生できたのか?

 いや、致命傷だったぞ。

 それに、床が硬い。

 ベッドじゃないし、道路とかに敷かれている石畳でも無い。

 感触としては、洞窟に居るみたいな………。

 

総悟(洞窟?)

 

 重い瞼を持ち上げると、目に入ったのは、紛れもなく洞窟だった。

 しかも、何かの草が目に入る。

 白い花だが、ユリとは違う形状の花だ。

 何だろう。

 すると、謎の声が聞こえてくる。

 

???『解、この花は、ヒポクテ草。濃い魔素が充満している場所に生えることで、魔素の影響を受けた草。成分を抽出することで、回復薬を生成することができる。』

総悟「えっ!?」

 

 俺は、二つの意味で驚いた。

 一つは、魔素という単語だ。

 そんな単語は、日本では聞いた事がない。

 もう一つは、この声は、俺が死んだ時に聞こえた声だ。

 

総悟「ええっと、誰?」

時之歴史『解。貴方が持つ、UQスキル、時之歴史(クロノヒストリー)の効果です。能力が定着したため、反応を速やかに行う事が可能になりました。』

総悟「ああ…………。(スキル………この世界に於ける能力みたいな物か。)」

 

 俺は、そう考えていた。

 気になる事があり、聞いてみる事に。

 

総悟「そういえば、無限収納って、どんな能力なんだ?」

時之歴史『解。ここには、凡ゆる物が、大きさを関係無しに、収納出来るスキルです。更に、UQスキル、時之歴史と合わせる事で、無限収納に収納された物を、自動的に解析、鑑定、調合、生成が行えます。』

総悟「なるほどな。」

 

 それを聞いた俺は、早速ヒポクテ草を大量に採って、無限収納に放り込む。

 すると、純度100%のフルポーションが完成した。

 これを作った理由としては、傷を負った時に、すぐに回復する為だ。

 その際、近くにあった水溜りを覗くと。

 

総悟「…………誰?」

 

 そこには、見知らぬ顔が。

 前世の俺の顔の面影を、ちっとも感じない。

 前世の俺の顔は、いかにもそこら辺にいる普通な顔なのだが、何というか、少し常磐ソウゴに似ている。

 すると。

 

???『クアーーーーハハハハハハハハハハハ!!』

総悟「!?」

 

 突然、大きな笑い声がしてきて、何事かと思い、声がした方へと向かっていく。

 すると、一体の巨大なドラゴンの目の前に、一匹のスライムが。

 どういう状況か分からず、呆然としていると。

 

???『…………どうやら、まだ客人が居るみたいだな。』

総悟(バレた…………!)

 

 そのドラゴンは、俺を見つけたようだ。

 俺は観念して、ドラゴンの前へと向かう。

 

???『…………ほう。見た事のない種族であるな。人間に似ているが。(それに、あやつから、魔王の気配もするな…………。)』

 

 スライムは、何かを伝えようとしていた。

 

???『そうだ、話が逸れてしてしまったな。スライムよ。見えるようにしてやろう。ただし、条件がある。それは、貴様にも該当する。』

総悟「条件?」

???『なあに、簡単な事だ。見える様になったからと言って我に怯えるな。そして、また話をしに来い。それだけだ。どうだ、悪い話ではあるまい?』

 

 それを聞いたスライムは、頷く様な仕草を見せる。

 その龍は、口を開く。

 

???『うむ。では、『魔力感知』と言うスキルがあるのだが、使えるか?』

総悟「魔力感知?」

???『周囲の『魔素』を感知するスキルだ。』

総悟「魔素?」

 

 さっきも聞いたが、魔素って何だ?

 俺が首を傾げてると、時之歴史が答えてくれた。

 

時之歴史『解、魔素とは、この世界に満ちるエネルギーで、魔物にとっては生命の元になる物です。』

総悟(なるほど。)

 

 そういう物か。

 魔物となった以上、俺も魔素は必要不可欠になったという事か。

 目を閉じながら、意識すると、周囲に漂う何かを感じ取れた。

 

時之歴史『告。EXスキル、魔力感知を獲得しました。』

総悟(随分と、あっさりだな。)

時之歴史『警告。魔力感知を発動することにより、膨大な情報が流れ込む危険性があります。情報の管理のため、時之歴史と同期させることを推奨します。』

総悟(まあ、そうだろうな。)

時之歴史『魔力感知を使用しますか?』

総悟「YES。」

 

 すると今まで薄暗かった洞窟の中が、まるで昼間のようにはっきりと見える様になった。

 周囲の状況が事細く知る事ができた。

 スライムが、はしゃいでいた。

 

スライム「お?おお!!見える!見えるぞ!」

総悟(あれ?さっきまで、スライムの声は聞こえなかったが………。)

時之歴史『解。意思の込められた言葉は、魔力感知の影響で理解できる言葉に変換されます。』

総悟(自動変換機能か。便利だな。)

 

 さて、魔力感知を習得出来たのは良いけど、あのドラゴン、どうすれば良いんだよ。

 

???『どうだ?出来たようだな。』

スライム「はい!できました。有難うございま…………っ!!」

 

 スライムの言葉が、途中で止まる。

 まあ、いきなり竜が居たら、驚くわな。

 

ヴェルドラ『では改めて自己紹介をしよう。我は暴風竜ヴェルドラ。この世に4体のみ存在する『竜種』の一体である。クァーーーーハハハハ!!』

総悟(ヴェルドラって名前なんだ。)

 

 そうして、俺とスライムは、ヴェルドラという竜と話をする事になった。




今回は、ここまでです。
転スラとジオウの小説を書きたいなと思い、書きました。
これのオリ主は、ヴェルドラが気づいていますが、最初から魔王種を持っています。
死ぬ前に、ある事を思った事がきっかけで。
全ての平成ライダーと、ついでにゼロワンとセイバーの力を、持っています。
リバイスとギーツに関しては、ライドウォッチが出ていないので、持っていません。
感想、リクエストは受け付けます。
リクエストは、目次の活動報告へのリンクから、その活動報告にお願いします。
オリ主の運命の人やら、どの仮面ライダーに、どのキャラが変身するのかとかも受け付けます。
キメラドライバーのセットと、ベイルドライバーのセットが届きましたが、凄い楽しいです。
ウォズに関しては、普通に原作ジオウと同じ存在を出そうかなと思っています。
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