ありふれた職業で世界最強 白騎士と創世の龍 作:Als_EX
目を覚ますとそこは王宮の自室だった。
どうやら夜中みたいだ。
頭が痛い。
俺は確か……
『あ、やっと起きた?』
な、なんだ?
今頭の中から声がしたぞ?
気のせいか?
『気のせいじゃないよ〜』
返事を返してきた。
どうやら幻聴ではないらしい。
しかも心を読んでくる。
じゃあ取り敢えず聞きたいんだが。
『ん?どうしたの?』
俺はどれくらい寝てたんだ?
『そうだね……1週間と2日くらいかな?』
そうか……
『そうだ、まず色々説明しないとね。』
そういえぱ、完全に忘れてた。
この得体の知れない何かは何だ?
『まずは自己紹介から。私の名前はアルビオン。君には私の体を取り戻す手伝いをしてほしい』
アルビオン……?
なんかどっかで聞いたような……
『多分君の世界にも居たんじゃないかな? 名前が同じだけで基本的には別物だよ』
そうなのか……
体を取り戻すって言うのは?
『それについてはかなり長くなるけど良い?』
問題ない。
『それじゃあまず昔話からかな』
そうして彼女は本当に長い昔話を始めた。
私はこの世界を創った龍なんだ。
ただ、1人で世界の理を管理し続けるには限界があった。
だから自分自身の魔力から自分の写し身、つまり分身を作り上げた。
けど、その内の1体が私に反旗を翻した。
少しずつ、少しずつ、世界を掌握していった。
私が気付いた時にはもう遅かった。
彼、"エヒト"が世界を自由に操れるようになっていた。
他の分身も彼の側に付き、私はこの地に堕とされた。
そうしてこの世界はエヒトのおもちゃになった。
あいつは人間族、魔人族、亜人族を創り戦争させて遊ぶようになったんだ。
それから数百年後。
エヒトの目的に気付き反逆を試みる者達が現れた。
それが"解放者"…今で言う"反逆者"だ。
彼らは順調に仲間を増やしていたけど、エヒトによって壊滅させられた。
人々が皆、彼らに刃を向けたんだ。
私はその時、魔人族の人達との戦闘を受け持った。
その際に現れた私と瓜二つの赤い龍と相討ちになった。
そして解放者の7人の幹部は大迷宮を創り未来に託し、私は体を都合の良い魔力タンクとして埋められ、その上に教会ができた。
『私はエヒトを殺す。その責任がある。その為に体を取り戻す手助けをしてほしい』
でも俺はただ元の世界に帰りたいだけなんだが。
もうハジメも……
『ハジメ…確か君の親友だったよね。あの時奈落へ落ちた』
ああ。
『彼ならまだ生きている』
は?
今なんて?
『ハジメは奈落の底で生きている。少なくともね』
そうか…
ん?少なくとも?
『あぁ、彼が生きていることは確かだけど、今どんな状況にあるかは分からない。助けに行く必要があるかもね』
それはいつでも確認できるのか?
『うん、できるよ』
ならしばらくは安心か。
そういやなんで神に喧嘩を売る必要があるんだ?
帰るだけならそんな必要なくないか?
『いいや、元の世界に帰るなら必ずエヒトをどうにかしなきゃいけない』
理由は?
『あいつが君たちを呼んだのはゲームを面白くするためだ。そんな大事な駒をそう簡単に手放す訳がない』
マジか…ベヒモスにすら勝てないのに……
『そんな君に相談がある』
え?
『君を強くする方法がある。私の力も使えるようになるだろうし、親友だって助けられる』
そんなことができるのか?
『できる。ただ、とてつもない苦痛に襲われるだろう。それこそ死んだ方がマシに思えるほど』
それは……
『さぁ選ぶといい。誰かに任せて部屋で縮こまるか、自らを顧みず神殺しを成すか』
分かった。やるよ。
ハジメが生きているのなら助けに行きたい。
『分かった。それじゃあ早速始めるよ』
一瞬身体中に電撃が走ったように感じた。
次の瞬間全身にもの凄い痛みが駆け巡る。
痛い。熱い。
声も出せず悶えることしかできない。
そんなのが1〜2時間続いた。
『よし、これで終わり』
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白浪リュート 16歳 男 レベル:10
天職:龍騎士
筋力:1800
体力:1000
耐性:1600
敏捷:3000
魔力:5400
魔耐:4000
技能:全属性適正・全属性耐性・複合魔法・魔力操作・剣術・槍術・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・創世魔法・言語理解
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よく分からん技能が生えてるな
魔力操作ってなに?
『文字通り魔力を操作できる。魔法陣無しでも魔法が使えるようになるよ』
じゃあ創世魔法は?
『それが私の力。魔力を消費してありとあらゆる物を創り出す魔法。
技能でも、武器でも、何でも創れる。創るものに応じた量魔力を消費するけどね』
じゃあ早速なんだけど、アーティファクトって創れる?
『できるけどコスパがだいぶ悪いんだよね。アーティファクトが創れるようになる技能の方が安上がりかな』
じゃあそれで。
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白浪リュート 16歳 男 レベル:10
天職:龍騎士
筋力:1800
体力:1000
耐性:1600
敏捷:3000
魔力:5400
魔耐:4000
技能:全属性適正・全属性耐性・複合魔法・錬成・魔力操作・剣術・槍術・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・生成魔法・創世魔法・言語理解
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錬成は分かるが生成魔法ってのは?
『簡単に言うと物質に魔法を付与することができるようになる』
なるほど。
なんかいきなり頭が回らなくなってきた。
『魔力の使いすぎかな?ゆっくり休んで』
分かった。
明日から1週間くらいは技能を取得にアーティファクト作成、それに現状把握かな。そのあとは一度オルクス大迷宮を目指そう。
メルドさんから地図とかもらえるかな?
取り敢えず、これからよろしく。アルビオン。
『うん、よろしくね』
そうして俺は眠りに付いた
ありがとうございました。
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