ありふれた職業で世界最強 白騎士と創世の龍   作:Als_EX

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7話 覚醒

目を覚ますとそこは王宮の自室だった。

どうやら夜中みたいだ。

頭が痛い。

俺は確か……

 

『あ、やっと起きた?』

 

な、なんだ?

今頭の中から声がしたぞ?

気のせいか?

 

『気のせいじゃないよ〜』

 

返事を返してきた。

どうやら幻聴ではないらしい。

しかも心を読んでくる。

 

じゃあ取り敢えず聞きたいんだが。

 

『ん?どうしたの?』

 

俺はどれくらい寝てたんだ?

 

『そうだね……1週間と2日くらいかな?』

 

そうか……

 

『そうだ、まず色々説明しないとね。』

 

そういえぱ、完全に忘れてた。

この得体の知れない何かは何だ?

 

『まずは自己紹介から。私の名前はアルビオン。君には私の体を取り戻す手伝いをしてほしい』

 

アルビオン……?

なんかどっかで聞いたような……

 

『多分君の世界にも居たんじゃないかな? 名前が同じだけで基本的には別物だよ』

 

そうなのか……

体を取り戻すって言うのは?

 

『それについてはかなり長くなるけど良い?』

 

問題ない。

 

『それじゃあまず昔話からかな』

 

そうして彼女は本当に長い昔話を始めた。

 

 

 

私はこの世界を創った龍なんだ。

ただ、1人で世界の理を管理し続けるには限界があった。

だから自分自身の魔力から自分の写し身、つまり分身を作り上げた。

けど、その内の1体が私に反旗を翻した。

少しずつ、少しずつ、世界を掌握していった。

私が気付いた時にはもう遅かった。

彼、"エヒト"が世界を自由に操れるようになっていた。

他の分身も彼の側に付き、私はこの地に堕とされた。

そうしてこの世界はエヒトのおもちゃになった。

あいつは人間族、魔人族、亜人族を創り戦争させて遊ぶようになったんだ。

 

それから数百年後。

エヒトの目的に気付き反逆を試みる者達が現れた。

それが"解放者"…今で言う"反逆者"だ。

彼らは順調に仲間を増やしていたけど、エヒトによって壊滅させられた。

人々が皆、彼らに刃を向けたんだ。

私はその時、魔人族の人達との戦闘を受け持った。

その際に現れた私と瓜二つの赤い龍と相討ちになった。

そして解放者の7人の幹部は大迷宮を創り未来に託し、私は体を都合の良い魔力タンクとして埋められ、その上に教会ができた。

 

 

 

『私はエヒトを殺す。その責任がある。その為に体を取り戻す手助けをしてほしい』

 

でも俺はただ元の世界に帰りたいだけなんだが。

もうハジメも……

 

『ハジメ…確か君の親友だったよね。あの時奈落へ落ちた』

 

ああ。

 

『彼ならまだ生きている』

 

は?

今なんて?

 

『ハジメは奈落の底で生きている。少なくともね』

 

そうか…

ん?少なくとも?

 

『あぁ、彼が生きていることは確かだけど、今どんな状況にあるかは分からない。助けに行く必要があるかもね』

 

それはいつでも確認できるのか?

 

『うん、できるよ』

 

ならしばらくは安心か。

そういやなんで神に喧嘩を売る必要があるんだ?

帰るだけならそんな必要なくないか?

 

『いいや、元の世界に帰るなら必ずエヒトをどうにかしなきゃいけない』

 

理由は?

 

『あいつが君たちを呼んだのはゲームを面白くするためだ。そんな大事な駒をそう簡単に手放す訳がない』

 

マジか…ベヒモスにすら勝てないのに……

 

『そんな君に相談がある』

 

え?

 

『君を強くする方法がある。私の力も使えるようになるだろうし、親友だって助けられる』

 

そんなことができるのか?

 

『できる。ただ、とてつもない苦痛に襲われるだろう。それこそ死んだ方がマシに思えるほど』

 

それは……

 

『さぁ選ぶといい。誰かに任せて部屋で縮こまるか、自らを顧みず神殺しを成すか』

 

分かった。やるよ。

ハジメが生きているのなら助けに行きたい。

 

『分かった。それじゃあ早速始めるよ』

 

一瞬身体中に電撃が走ったように感じた。

次の瞬間全身にもの凄い痛みが駆け巡る。

 

痛い。熱い。

声も出せず悶えることしかできない。

 

そんなのが1〜2時間続いた。

 

『よし、これで終わり』

 

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白浪リュート 16歳 男 レベル:10

天職:龍騎士

筋力:1800

体力:1000

耐性:1600

敏捷:3000

魔力:5400

魔耐:4000

技能:全属性適正・全属性耐性・複合魔法・魔力操作・剣術・槍術・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・創世魔法・言語理解

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よく分からん技能が生えてるな

魔力操作ってなに?

 

『文字通り魔力を操作できる。魔法陣無しでも魔法が使えるようになるよ』

 

じゃあ創世魔法は?

 

『それが私の力。魔力を消費してありとあらゆる物を創り出す魔法。

技能でも、武器でも、何でも創れる。創るものに応じた量魔力を消費するけどね』

 

じゃあ早速なんだけど、アーティファクトって創れる?

 

『できるけどコスパがだいぶ悪いんだよね。アーティファクトが創れるようになる技能の方が安上がりかな』

 

じゃあそれで。

 

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白浪リュート 16歳 男 レベル:10

天職:龍騎士

筋力:1800

体力:1000

耐性:1600

敏捷:3000

魔力:5400

魔耐:4000

技能:全属性適正・全属性耐性・複合魔法・錬成・魔力操作・剣術・槍術・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・生成魔法・創世魔法・言語理解

===============================

 

錬成は分かるが生成魔法ってのは?

 

『簡単に言うと物質に魔法を付与することができるようになる』

 

なるほど。

なんかいきなり頭が回らなくなってきた。

 

『魔力の使いすぎかな?ゆっくり休んで』

 

分かった。

明日から1週間くらいは技能を取得にアーティファクト作成、それに現状把握かな。そのあとは一度オルクス大迷宮を目指そう。

メルドさんから地図とかもらえるかな?

取り敢えず、これからよろしく。アルビオン。

 

『うん、よろしくね』

 

そうして俺は眠りに付いた




ありがとうございました。

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