待て! 止さぬか! 儂じゃなかったら死んでおるぞ!!   作:一人称苦手ぞ。

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文化祭準備。二人の時間

 

 

 

 

 

「あのさ、廻道にやって欲しい事があるんだけど!」

 

 夜。夕食を済ませた後の風呂上がり。被身子と居間の椅子(そふぁ)で手を繋いだり抱擁(はぐ)し合ったりしていると、楽器を携えた耳郎が上鳴やら常闇、そして舎弟と共に儂等の前にやって来た。何じゃこやつら。全員して何かの楽器を持ちおって。舎弟なんかは、よく分からない太鼓……のような物の前に腰掛けておる。どらむ、じゃったっけ? まぁ何でも良いか。儂に関係無いじゃろうし。

 それにしても耳郎、随分と張り切っているように見えるの。確かにこやつは音楽を嗜んでいるし、文化祭での儂等の出し物は舞踊と演奏じゃ。緑谷がそう言っていた。なら、こうなるのも仕方ないか。何かをしようとして張り切るのは、何も悪いことじゃない。子供のそういう姿は、可愛らしいし応援したくなるものじゃ。

 

 ……仕方ないのぅ。力になってやろう。まずは話から聞いてやる。ただし、座を正すつもりはない。被身子と抱き締め合ってる最中じゃからな。

 

「廻道って、琵琶とか琴を弾けるんだよね?」

「そうじゃの。人並み程度には」

 

 あくまで子供が喜ぶ範囲でしか、楽器は触っていないからの。ただ今生になってから楽器には触っていないし、今も昔と同じようにやれるかと言ったら……多分無理そうじゃ。じゃってほら、手の形とか全然違うからの。あの頃は手が大きかったが、今は随分と小さいんじゃ。

 

「その音楽経験を活かして、ベースをやって貰いたいんだけど……どう?」

「べぇす?」

 

 それ、何じゃったっけ? 確か……あれじゃ。ぎたあみたいな楽器じゃったような……。まぁ、何でも良いか。どうせ見れば分かる。

 

「琵琶は弦が四本だし、ベースも四本。感覚的にギターよりは近いと思うんだけど……。でも実際は別物だし、ほんと良ければ……なんだけどさ」

「……」

「やっぱ、駄目?」

「頼むぜー廻道! お前が協力してくれたらさ、ぜってー良いもんになるから!」

「暗黒契約……。廻道も狂騒に、身をやつしてみないか?」

 

 ……。まぁ、断る理由は特に無い。久々に楽器に触れると言うのも良いかもしれん。じゃけど、ひとつ問題が有るんじゃよなぁ。文化祭の出し物には協力するつもりじゃけど、何せ儂には時間が無い。夜は呪術師、昼間は学校。その二重生活に加えて被身子との時間。最近始めた個人的な鍛練は続けたいし、体力作りもじゃな……。えりにも会いに行きたいし、ううむ……。

 今から文化祭当日までに楽器を弾けるようになるのは、出来なくはないとは思う。が、その為の練習時間を捻出するのが大変なんじゃ。やりたい事、やるべき事が最近はどうにも多い。

 

「んー……。響香ちゃん、それって円花ちゃんが大変だと思うのです。妻として容認したくないです」

「えっ、何で? 廻道もバンドやろうぜ?」

「いや、上鳴。これは廻道の健康の話だ。無理強いは止そう」

 

 ……? いや、何言っとるんじゃこやつ等。確かに、楽器を弾けるようになるのは大変じゃ。簡単には行かぬじゃろう。じゃけど、何でそこで儂の健康の話に切り替わるのか。耳郎もばつが悪そうな顔をしておるし。舎弟は……そもそも会話に参加しておらん。

 

「……? 何を言っとるんじゃきさま、……ふわぁ……っ」

 

 ……んん……。眠い。ここ最近は寝不足が続いている自覚が有るんじゃけど、睡眠時間自体はしっかりと確保しておる。朝は二時間寝て、昼や夕方には三時間以上の昼寝。毎日、合計五時間以上は寝てるつもりなんじゃけども。幼い頃は毎夜こっそり外に出てたから、翌朝が寝不足なんて事は沢山あったしの。いやまぁ、縁側で長時間昼寝していることは多かったが。幼稚園は行っとらんしの。小学校に入る頃には、街中の呪霊は祓い尽くしていたし。それに、当時住んでいた街の呪霊を払い尽くしてからは夜はたまの見回り程度にしておいたし。

 

 ……そう考えると、儂は雄英に入るまでしっかりと寝る生活をしていたのか……。まるで寝てない気がしたんじゃけど、どうやらそうではないらしいの。

 

「くぁ……っ、……んん……」

 

 改めて寝不足を自覚すると、眠気が増した気がする。まだ耳郎の話も終わっていないし、今夜もやるべき事がある。わざわざ教員寮に出向いてやる事が有るんじゃ。文化祭前日までに、やれる事は全てやっておきたい。睡眠もしっかりしなければ……。

 

「最近の円花ちゃんは、とっても寝不足なのです。ちゃんと寝れてないですし、トガが幾ら寝かし付けても、夜には絶対に起きて呪術師しちゃいますから」

「んん……」

 

 更に余計に抱き寄せられた。頭や背中を撫でるのは止めてくれ。寝てしまうじゃろ。ここで寝るわけにはじゃな……。こら被身子、そんなに抱き締めるな。撫で回すな。目蓋が、目蓋が重くなって……。

 

「いや……儂に出来ることなら何でも……むにゃ……」

「今、何でもって言ったか……!? な、何でも……!?」

「峰田くん。いい加減にしないと刺しますよ?」

「ヒッ!!」

 

 ……騒がしいのぅ。寝不足の頭には中々堪える。じゃけど、この喧騒が心地好いのもまた事実。このままでは間違いなく寝てしまうが、その前にせめて一言……。これは、言っておかねば……。

 

 

「……やりゅ。でも、今日は……ね、……」

 

 

 ……。……すぴぃ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んおっ。……寝ておった。かなり寝ていた気がするの。目が覚めると、まず見えたのは居間の天井。椅子(そふぁ)から体を起こすと、机の上に置かれた大きく変な形の箱が目に入る。筆記帳も置いてあるの。

 取り敢えず立ち上がり、体を伸ばす。体を捻ったり首を傾けると骨が鳴った。どうやら随分と長い時間、眠りこけてしまっていたようじゃの。すっかり体が固まってしまっているし、眠気がまったくない。被身子は何処に? 部屋に戻ったのか? それとも食堂かの?

 

 まぁ、とにかくじゃ。目が覚めたならやる事をやろう。で、今は何時じゃ?

 

「ぁ、起きました? そろそろかなーって思ったのです」

 

 飲み物が入った(こっぷ)を両手に持った被身子が、食堂の方から姿を見せた。周囲の何処にも、子供達の姿は無い。全員自室に戻って寝ているんじゃろう。

 

「うむ。今何時じゃ?」

「夜中の一時ですよぉ。五時間ぐらい寝てたのです」

 

 ……そんなに? いかん、一時間程の睡眠で済ませるつもりじゃったのに、すっかり寝過ごしてしまった。懐に入れた携帯電話(すまほ)を確認しようとすると、……何故か見当たらぬ。寝る前には持っていた筈なんじゃが、何処に行った?

 

「スマホならトガが預かってます。今日の円花ちゃんは、何もかもお休みしましょう!」

「いや、今からでも」

「だーめーでーす! はい、これ飲んでもう一回寝ちゃいましょう!」

 

 麦茶を押し付けられた。頬を膨らませた被身子が儂を睨んでくる。どうにも機嫌を損ねているようじゃ。それは……嫌じゃのぅ。いやしかし、儂が呪術師をやらなかったら今後どうなるかなんて分かりきった事じゃし。じゃけど被身子を蔑ろにすることは出来ぬ。

 

 ううむ、困った。呪術師もしとるし、被身子との時間はしっかり確保している。やるべき事は一つ一つやっているし、睡眠時間は……まぁ蔑ろになっているのが現状じゃけども。

 

「ヨリくんが頑張らないと行けないのは分かってますけどぉ、でも健康第一なのです。不健康な円花ちゃんなんて見たくないのっ」

「すまん。もう少し寝るようにするから、そう怒らないでくれ」

「……ほんとですか? だったら、日に六時間は寝てください! 出来れば八時間!」

 

 ……それは、難しいと思うんじゃけど。まぁ全ての授業を欠席すれば、可能ではある。その場合昼夜逆転生活を送ることになるんじゃけど、それは別に良い。ただ、問題がひとつあっての。

 

 被身子との時間が取りにくくなってしまう。

 

 これが問題じゃ。いや、別に早起きして夕方に起きれば良いとは思う。そう思うんじゃけど夕方に起きて被身子との時間を過ごしたら……、その……。

 

 ……多分、いや間違いなく、始まってしまう。

 

 そしたら、少なくとも数時間は求め合ってしまうわけで。する事を済ませた後に呪術師として活動するのは、……出来なくもないが……多分いつも以上に疲れ切ってしまうじゃろう。帰って来たらそれこそ夜まで寝てしまいそうじゃし、そうなると被身子との時間が取れなくなってしまう。睡やはり、睡眠時間を削る以外に選択肢は無いのでは……?

 

「……その、被身子。寝るのは良いんじゃけど、そうしてしまうとな……?」

「はい? 何ですか?」

「お主との時間が取れないんじゃないかって、思うんじゃけども」

 

 仮に夕方の六時に起きたとして、外に出るのは夜の七時半から八時。で、そこから朝の五時や六時まで儂は帰ってこれないわけじゃ。帰ったら朝飯を食べて風呂に入って、そうこうしている内に八時が近付いているじゃろう。で、被身子が校舎に向かうのを見送ったら……儂は寝る。六時間寝たとして、起きるのは昼の二時過ぎ。個人的な鍛練であったり、えりに会いに行く時間なんかを考えると……夕方過ぎまでは寮に戻らないじゃろう。で、夕方になってしまえばじゃな。また夜に向けて色々と準備しなければならないわけで。

 

「ヨリくん。時間って、無ければ作るものなのです。私はそうして来ましたよ?」

「……う、うむ。そうじゃろうな」

 

 でなければ、学業や家事……そして儂との時間を過ごせるわけがない。こやつの日の勉強時間は、かなり長い。学校での授業とは別に、最低でも数時間は勉強に勤しんでおる。その上、家事をこなして儂との時間もしっかり作る。それを考えると、頭が上がらん。と言うか、こやつこそ睡眠不足なのでは? 儂以上に寝るべきなのでは??

 

 いかん、どうにも不安になって来た。これは確かめて置かなければ……!

 

「……被身子。ちゃんと寝てる……よな?」

 

 率直に、聞いてみる。すると被身子は少し考え込み、それから口を開いた。

 

「はい。朝までしちゃった時は除いて、少なくとも六時間は。家事は全部で四時間。あ、ここにご飯の時間も含めます。

 学校は登下校含めて七時間。勉強はその日の気分次第ですけど、平均四時間ぐらいですかねぇ。多い時も少ない時もあるのです。

 ……で。ここまで二十一時間なので、後の三時間は全部ヨリくんに注ぎ込んでるのです!」

 

 な、なるほど……。そうじゃったのか……。三時間以上儂に構ってるような気もするが、被身子がそう言うのならそうなんじゃろう。多分、恐らくきっと。

 

 ……と、とにかく、じゃ。被身子が忙しいながらに儂との時間を作ってくれている。であれば儂も、被身子との時間を捻出するべきじゃろう。一日の時間をどのように使うのか。それをしっかり考えた方が良さそうじゃ。

 ひとまず、半ば押し付けられた麦茶を飲む。椅子(そふぁ)に座ると、隣に被身子が腰掛けて体を預けて来た。ので、少しでも密着出来たらなと思い、肩を抱き寄せる。

 

「儂も、時間の使い方を考えた方が良いよな? その、どうすれば良いと思う?」

「んー、そうですねぇ。じゃあ一緒に決めちゃいましょうかっ。まずは、睡眠時間からですけど……」

 

 儂の肩に押し当てられた被身子の顔が、間違えたら怒ると言っている。これはしっかり寝るようにしないと、後で大変なことになるの……。それは避けたい。心配させたくないし、怒って欲しくもない。じゃから、まぁ……。

 

「……六時間は、寝るようにする」

「はい。……じゃあ、呪術師の時間は?」

「……」

 

 どう、なんじゃろうか。結局のところ、そこの時間は決められん。その日の現場の遠さであったり、出てくる呪霊の等級であったり。何かと不確定な要素が遠い。呪霊を祓うのに、どれだけ時間が掛かるのかはその日が終わってみなければ分からない。

 

「それは、その日次第……じゃと思う」

「んー……そうですよねぇ。でも、だいたい夜の八時から九時に出て行って、朝の五時に帰ってきますよね? 早い時も遅い時もありますけど……まぁそこはざっと九時間って考えましょう」

「うむ。これで十五時間じゃの」

 

 睡眠時間と、呪術師の時間。これらを合わせると、十五時間。そう考えると、九時間も時間がある。なら、その半分は鍛練やえりに会いに行く為に使いたい。あと、食事とかの時間なんかを考えると……六時間程は取られるか? そうじゃったとして、これで二十一時間。なら、残る三時間は被身子との時間じゃ。

 

 

 ……。…………。………………。

 

 

 ……ううむ……。何か、違う気がするんじゃ。と言うか、嫌じゃ。じゃってほら、被身子との時間が三時間と言うのは……あまりに少な過ぎると思う。そんな程度の時間では、まるで足りないんじゃけど? 二人でのんびり過ごす時間や、求め合う時間はもっと欲しい。日の半分以上は被身子に注ぎ込みたいと言うか……何と言うか……。

 

「ヨリくん?」

「……なぁ、被身子」

「はい」

「……お主との時間、三時間じゃ足りないんじゃけど」

 

 うむ、足りん。三時間だけでは、絶対に足りない。少なくとも、その三倍は時間が欲しいと思ってしまう。

 

「んふふ。そんなに私と、イチャイチャしたいんですか?」

「……したいと言ったら、怒るか?」

「んーん。私も三時間じゃ足りないなぁと思ってます。でも、最近は私とヨリくんの起きてる時間が違くて。そうなると、どうしてもイチャイチャする時間が取れないですよねぇ……」

「……すまん」

 

 被身子は朝に起きて夜に眠る。儂は、夜に起きて朝に眠る。ここ最近、生活時間が被身子とはまるで違ってしまっている。二人の時間が、取れなくなっているのは事実じゃ。

 それは、不満じゃ。儂も被身子も。じゃから、どうにかしたい。どうにかしたいんじゃけど、どうすれば良いんじゃろうか……?

 

「わがまま、言っても良いですか?」

「ん……。何じゃ?」

「……最低でも週に二回、呪術師をお休みして欲しいのです。出来れば、週末に二日間」

 

 ……あぁ、なるほど。それは悪くない。被身子の言う通りにすれば、週に二日は被身子とずっと一緒に過ごせる。週末に二日、つまり土曜と日曜に休めば……長い時間を共に過ごせる。総監部は良い顔をしないじゃろうが、これは呑んで貰おう。水曜辺りも休むようにしても良いかもしれん。そしたら、週に三日は被身子との時間を長くすることが出来る。することが出来るんじゃけども……呪術師としてそれで良いのか? とも思う。

 

 今、呪術師として動けるのはこの国では三人だけ。もしかすると、世界で三人かもしれん。つまりじゃ、人手はまったく足りていない。なのに儂が休んでしまうとなると、それこそ他の二人に負担が掛かってしまう。

 おおるまいとは、まぁ別に良いんじゃけど……緑谷がな。あやつを一人で呪術師として活動させるのは、避けるべきじゃ。緑谷は、英雄(ひいろお)を目指してるんじゃから。今でさえ忙しくなってしまっているのに、これ以上忙しくさせるのは違う。なるべく緑谷に負担が掛からぬよう、殆どの依頼は儂がこなすようにはしているが……。

 

 被身子の案には、賛成したい。賛成したいんじゃけど、賛成出来ない状況に儂が居るのも事実じゃったりする。

 

「……駄目、ですか?」

「……」

 

 ……駄目では、無い。そう言いたい。被身子のわがままを、聞き入れたい。じゃけど、二の足を踏んでしまう。

 

「……ヨリくん、駄目……?」

 

 ……そんな、不安そうな顔をしないで欲しい。傷付かないで欲しい。お主の笑顔の為に、儂は生きる。これからもそうやって生きて行きたいし、これまでもそうやって生きて来たつもりじゃ。それを違えるつもりは無い。無いのに……。

 

 呪術師としての儂が、被身子の提案を……駄目と否定している。

 

「……儂も、そうしたい。そうしたいんじゃけど、それは……駄目じゃ」

「……別に、良い……じゃないですか。ヨリくんは頑張ってますし、トガも我慢しますから、そのくらいご褒美が有っても……!」

「……すまん。これは、聞き入れられそうにない……」

 

 これを聞いてしまえば、緑谷が危険じゃ。そんな状況は作りたくない。それだけは、絶対に駄目なんじゃ。

 

「儂じゃって、被身子との時間は大事じゃ。大事にし続けたい。でも、その為に子供を危険に晒すのは違うんじゃよ。もし儂が休んで、その時……緑谷に何か有ったら……儂は儂を殺したくなる」

「……私と緑谷くん、どっちが大切なんですか……?」

「……両方じゃ。許嫁として、廻道円花として、加茂頼皆として、お主が大切じゃ。じゃけど、それと同じくらい……子供を危険に晒したくない」

 

 ……あぁ。今更ながら、儂は随分と変わってしまったのかもしれない。そんなつもりは無かったとしても、知らず知らずの内に変わってしまったのかも。じゃって、被身子が愛おしくて堪らない。愛しくて、大好きで。こやつの為ならば、何だってしてあげたくて。

 

 儂の中で、二つ目の、……もっとも揺るがないものとして被身子が居る。確かに居るんじゃ。でも、じゃけど……。

 

 ―――子供を助け、守る。どんな事をしたって、絶対に。

 

 儂の中に在り続ける、もうひとつの揺るがないものが、被身子のわがままを聞き入れようとしない。

 

「儂は、守りたい。子供の命を、子供の未来を。これは絶対に変わらない。揺るがない。でも、お主じゃって儂の中ではそうなんじゃ。

 お主が愛しい。……大好きで、仕方ない。被身子の為なら、何じゃってしたいのに……」

 

 どうすれば、良いんじゃろうか? 大切なものが、確かにふたつある。決して変わらないものが、変えたくないものが、ふたつも。その両方を、どちらも大切にするなんてことは……難しいのかもしれん。

 

 ―――誰か、儂に教えてくれ。ふたつある一番大切なものを、いったいどうしたら大切にし続けられるのか。

 

 

「そんな君達に、朗報なのさ!」

 

 

 ぬおっ!? き、貴様……何処から出て来たんじゃ!? 何で此処に居るんじゃ、この鼠は……!

 

 

「雄英は、文化祭当日に雄英高校呪術科を新たに設立するのさ!」

 

 

 ……、は?

 

 

「へ?」

 

 

 儂が首を傾げると、被身子も目を丸くした。おい、いったい何がどうなってるんじゃ……??

 

 

 

 

 

 






ふたつある一番大切なものをどちらも等しく大切にしていくには、どうしたら良いんでしょうね。

それはそれとして現状の円花はタイムスケジュールが滅茶苦茶で睡眠不足、ほっときゃ過労で倒れてしまうのでこちらをどうにかする為に急に思い浮かんだネタを急にぶちこみます。ま、根津校長なら急に色々開示して来てもおかしくないんで……。ほら、勘で動いてくっそ揉めたお方だから……。あと円花の授業態度とか欠席率も何とかしなければいけないので。

三人称による補完は要りますか?

  • 欲しい
  • 要らん
  • 良いから一人称で突っ走れ
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