俺のヒーローアカデミア   作:3z

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NO:6 押し付け

 「えー、学級委員長を決めます。」

 「「「「「ガッポォォイ‼︎」」」」」

 「がっぽ〜い」

 一応乗っておいた無型である。

 (学級委員長かぁ、めんどくせぇな。誰かやんだろ。寝よ。)

 

 

 

 15分後

 

 「というわけで、学級委員長は無型君に決まりましたぁ!!!」

 「は?」

 えっ?

 「は?」

 はぁぁぁぁ?

 どうして…

 

 食堂

 「それは災難だったねぇ。」

 「ホントだよ。」

 無型はたまたま会った水瀬と飯を食っていた。

 「で、何やってんの?」

 「見たら分かるだろ、ラーメンに水を入れてんだよ。」

 「いや、なんで。」

 「猫舌なんだよ。」

 (味薄くなるんじゃ…)

 「そうめんでも頼めば良かったじゃん」

 「そうめんだと腹減る。」

 「あ〜なるほど〜。」

 「いや、納得するなよ。」

 二人して他愛の無い話をしていた。その時だった。

 耳をつんざくような音がした。

 「なっ!?」

 「うるさっ!?ねぇ、何これ!?」

 「雄英バリアが破られたんだ。これはその警報だ!」

 「雄英バリアって何!?」

 「説明会で言ってたろ!?聞いてなかったのか!?」

 「私そん時寝てた!」

 「アホォ‼︎」

       ドドドド‼︎‼︎

 警報とは別の轟音が聞こえてきた。

 「ん?なん…。」

 その正体は、押し寄せる人の大波だった。

 「「やばい。」」

 2人の思考が一致した瞬間だった。まぁだからなんだというわけで、2人して人の波に飲み込まれてしまった。

 「チィっ。」

 無型は思わず舌打ちしてしまった。

 (アイツどこ行った?いや、それよりもどうやって、バリアを破った?もしあれを正面からぶち破れるヴィランなら、相当まずい。)

 人混みに揉まれながら、思考する。

 その時、視界の端で何かが他とは違う動きをしているのが分かった。 

 「飯田!?なにして…おいおいマジかよ。」

 飯田が飛んでいた。比喩でもなんでもなく、マジで飛んでた。そのまま出口上の壁にぶつかった。

 「皆さん…大丈ー夫‼︎」

 そう、至近距離で聞いたら鼓膜が破れそうな大声でそう言った。

 

 

 

 その後警察が来て事態は収束した。

 

 

 

 

 「どうやらマスゴミがやらかしてたらしいな。」

 「後でカチコミ行く?」

 「あほ。」

 帰り道、水瀬と他愛の無い会話をした。

 それと、委員長は飯田がやりたそうにしていたので押し付けた。まぁ、俺よりは上手くやるだろ。

 

 

 

 

 

 無型の部屋

 少し小さなベッドで無型は思考する。

 (雄英バリアを、たかがマスコミ風情が破れるとは到底思えない。裏に何かあるな。)

 「さて、どうするか…。」

 しばらくの思案の後。

 「寝るか。」

 変なところに着地した。

 

 

 

 

 

 暗い。どこだここは?つか喋れん。どうしようかな。あれ、誰かいる。誰だ。

 そいつは呻くように、同じ言葉を何度も何度も繰り返していた。

 「私が私じゃなくなる」

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