倉田ましろといろんなことがしたい。 作:フロストヴェール
とある日、俺はましろと出かけていた。
目についた店に入ってみたり、喫茶店でおやつを食べたり。
特に何か目的があるでもなく、ぶらぶらと。
と、ましろが俺の顔を見上げて口を開いた。
「ねぇ、
「あー...最後に測った時は...確か181とかだったかな?」
答えると、ましろは携帯を見たままちょっと歩幅を落とした。
「181...27センチ差...」
なんかわからんけど、落ち込んでる?
「何呟いてんの?」
「う、ううん。なんでもない」
「...の割には目線を合わせてくれないな?ずっと携帯見てる」
目線を合わせるのは無理があるが、ましろの目線はずっと携帯に向いている。
せめて顔をあげるぐらいはしてほしいもんだな。
「...カップルの身長差にね、理想は20センチってあって」
「ほう」
「...ちょっと離れすぎちゃってるなって...」
「まぁ、そうだな」
正直、そういう記事とかサイトとかの情報は見たが、どれもいまいちピンとこなかった。
「7センチぐらい縮めて」
「バカか、ましろが7センチ伸ばせ」
どちらも1日2日じゃできないし、前者はもっと無理だ。
「...じゃあ、何したら伸びるの?」
「運動部入って筋トレするか牛乳飲むかしろ」
そう言えば、ましろの顔が曇る。
「運動は...ちょっと。牛乳は...」
「...飲まないから伸びないんだぞ」
「うぐっ...うぅ...」
あ、これは本格的に傷ついたか?
ちょっとまずいかもしれない。
「ましろ」
「...なに?」
「ちょっと失礼」
そう断ってから、俺はましろを抱きかかえる。
「うわぁ!?な、何!?」
「俺はちっちゃいましろ、好きだよ。こんなこともできるし。寝るときも包めるし」
人目のないとこでよかった。
...いや、人目があってもやってたかもしれないな。
「無理にそういうの、気にしなくていいんじゃない?」
「そう、かな。...そう、だね」
「そうそう、やっと笑ってくれた」
ましろの顔に笑顔が戻った。
やっぱり笑顔が一番かわいい。
「さて、じゃあ181センチの景色をお見せしながら帰るとするかね」
「え、っと...それって...?」
「肩車でもして帰るか!」
「恥ずかしいからやめてぇ...」
ちゃんと降ろして、手をつなぎながら帰った。
「というか、なんで身長気にし始めたんだ?」
「だって...」
「...外でキスする気?やめろやめろ」
ましろが赤面する。
「うっ...ま、まだ何も言ってないのに...」
「図星じゃん。よかった。外だったら耐えられないからさ」
「...やっぱり、このままでいいかも」
くらたまにはちょっと身長気にしててほしいなぁって思います。
デカすぎる彼の横でちんまりしてるのが嫌だって感じててほしいです(強めの幻覚:末期)