世界を救った暗殺者はダンまち世界に転移する 作:一般リターナー兵士
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仕事もあるので毎日更新とかは難しいですが、なるべく書いていこうと思います。
主人公(憑依シャドウ)の補足↓
・ビリー介錯時に前世の記憶を取り戻したが、それまでの記憶を失ったとかではなく『シャドウの人生+主人公前世』の状態。人格や魂が2つあるとかではない。
・主人公の前世は普通(?)のおっさん。ゲームもアニメも漫画も浅く広くって感じに楽しんでた人。
・前世での死因は、仕事からの帰宅途中に弟の元カノ(ヤンデレ)に弟と間違えられて刺された。
「久しぶりだな、クライド」
あぁ、久しぶりだな。
お前の声がまた聞けて嬉しいよ。
「全く、馬鹿だなクライド。世界を救ったんだ、家族と幸せに暮らしても誰も文句なんざ言わなかっただろうに」
それは、そうかも知れない。
だが…………許せなかったんだ。
俺は知っていた、知っていたんだよ。
帝国が世界征服に動くことも。
ケフカが帝国の実験で狂うことも。
幻獣が、ティナが帝国に捕まることも。
魔大陸が浮上することも。
世界が引き裂かれ、数えきれないくらい多くの人々が死ぬことさえもだ。
「後悔してんのかクライド?」
後悔か、しているに決まっているだろう。
帝国に忍び込んで厳重な警備をかいくぐり、ガストラとケフカを暗殺することは当時の俺の実力では無理だっただろう。
だが、それでもケフカを殺すチャンスなど幾らでもあったはずなんだ。
ドマに行くまでの帝国陣地で、その後だってそうだ。
魔大陸を浮上させる前に俺が命を懸けてでもガストラとケフカを殺し、レオ将軍にでも帝国をまとめさせるべきだったんだ。
講和会議の後であれば、バナンたちリターナーもフィガロも協力してくれただろう。
魔大陸でケフカを殺せてさえいれば、魔大陸が落ち世界が混乱することはあったかも知れないが、世界がそのまま引き裂かれることなどなかった。
俺が未来を変えられる可能性など幾らでもあったんだよ。
救える命があったのに、取りこぼしたんだよ俺は。
俺が、俺だけは未来を変えられたんだ。
「傲慢だな」
かもしれない。
それでも、俺は………………。
「だから、クライド。お前はまだこっちには来るな」
どういうことだ、何を言って。
「そのままの意味だ。世界を救ったんだぞ?ちょっとくらいご褒美があったっていいだろうさ」
だが、俺は!!
「じゃあ、こう言えばいいか?これはお前への罰だよクライド」
罰……だと。
「その通りさ。世界は救ったが、多くの人たちを救えなかったお前への罰だ」
……………………。
「だから、まあ…………生きろよクライド」
……………………………。
「あぁ、そうだ。お前に伝言を預かってんだ」
……………………………………伝言?
「一回しか言わないからよく聞けよ?」
「『暗殺者・シャドウとしてではなく、クライドとしての幸せを見つけて欲しい。戦うことばかりではなく、愛する人を見つけて、その人と家庭を作ってもいい。贖罪として死んだように生きるのではなく、貴方自身が幸せになってからこっちに来なさい。それで、リルムを置いていったこと……リルムを置いて1人で死のうとしたことは許してあげますから』」
「だとよ。愛されてんなクライド?」
…………………あぁ。
お前もそうだったし、仲間達もそうだった。
本当に、俺は身近な人に恵まれていたんだな。
「さて、そろそろ時間か」
もう、行くのか?
「伝言も伝えたし、俺もお前に言いたいことは言ったからな」
そうか。
「くれぐれもすぐにこっちには来るなよ?伝言を伝えた俺まで怒られそうだしな」
そうだな、わかったよ。
「じゃあ、またな
ありがとう、またな…………
繋ぎの回なので短め。
サブタイトルはファフナー(無印)のパク…………リスペクトぉ!!
もちろん、妻は捏造設定。性格とか何時お亡くなりになったとかわからん。
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