形式はノリなのでクロスとかじゃないです。
第18話File if
とある世界にある帝国と共和国、冷戦中の両国ではスパイ合戦が行われていた。
これは共和国の為に戦う少女達の物語。
そして、ありえたかもしれない『可能性』の物語。
「考えればわかることじゃないっすか……
自分なんかに一目惚れする人間がいる段階で詐欺だって……」
「うおっと」
「ッ すみません」
涙を流す少女が出会ったのは、とある一人の青年だった……とさ。
「考えればわかることだったんっすよ……
自分なんかに一目惚れする人間がいる段階で詐欺だって……」
サラは驚いていた。
任務ではない内容とはいえ、出会ったばかりの人間にこんな話をしているのだ。
それほどまでにショックだったのだろう。そう納得した。
「そうかい?」
話を聞いた青年は不思議そうに首を傾げた。
そして、今の自分にはとても信じられない言葉を放った。
「それじゃあ、世の男の大半は詐欺師になっちまうよ?」
「君はとても可愛いよ。
もし君に選ばれたなら、街という街で歌い踊り廻ってしまうだろうさ」
続いた言葉はあまりにも現実味がなさすぎた。
きっと自分が泣いているから励まそうとしているのだろう。
「…ははっ お世辞でも嬉しいっす」
「少し大袈裟過ぎたか…」
青年は何かを呟くと屈み、サラの目を見つめた。
「確かに少し大袈裟だったね。
だけど、オレは決して嘘はつかない主義だ。
君が魅力的で、恋人になれたらこの上なく嬉しいのも本当だ」
まっすぐな言葉にサラが照れて黙っていると、青年は不足だと思い、言葉を重ねる。
「オレの知る限り、最も可愛らしく……
いや、言葉を並べるより行動で示すべきだね」
そういうと彼は大きく息を吸い込んだ。
「サラちゃんの可愛さは世界一‼︎」
「ふぇっ⁈」
「サラちゃんは天使‼︎」
「サラちゃんは「ストップっす!」フガ」
青年の叫びは少女の手によって遮られた。
「何してるんすか!」
照れて真っ赤になった少女はあまりにも可愛らしかった。
「可愛っ……ゴホン
これでどれくらい本気かわかっただろう? 足りなければ何度でも「わかった! わかったっすから!」そうかい…」
「なんで残念そうなんすか…」
「そりゃ、まだまだ言い足りないからさ。
出会ったばかりだけれど、こうして話しているそばから魅力が見つかっていくからね。
なんなら永遠に話せるよ」
「なんなんすか…もう……」
そうして少女に笑顔が戻りました。とさ。
「この後のリリィちゃんの出番は⁈」「ここに入れんのは変だろ」「描写が殆どないじゃん。描写の練習じゃなかったの?」「俺様、お腹が空きました!」やいのやいの
はい、終わり!
じゃあ、まずはオヤツという事で、続きはまた今度。
次回、人見知りのごった煮
神が護りし最後の地、四国。
彼の地を護る少女達にも危機が訪れていた。
これは人々を護らんとする勇者達の物語。
そして「のーーー!」何やってるの⁈
ニコ動のコメントにもあった「俺達は詐欺師だった⁈」系由来
恋人いない歴=年齢の作者ではこれが限界だけど。