上野発特急「北陸」女・ひとり旅   作:新庄雄太郎

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南は、高山と小海と一緒に女友人の捜索へ向かった。


第5章 消えた女ともだちを探せ!

次の日、南と高山と小海はは東京駅で10時08分発の上越新幹線「あさひ309号」に乗り込んだ。

 

ファーン!。

 

と、警笛を鳴らして東京を発車した。

 

「と言う事は、上越新幹線に乗って北陸へ行くことが出来るのね。」

 

「そうだよ。」

 

「便利になったな。」

 

「富山と金沢へ行くのは「あさひ」と「かがやき」に乗ればいいのね。」

 

と、小海は言った。

 

「金沢だと3時間58分、富山へは3時間21分で行けれるんだよ。」

 

「凄いのね。」

 

「うん。」

 

11時41分、南と高山と小海が乗った上越新幹線「あさひ309号」は長岡駅に到着した。

 

「やっと長岡か、次の北陸本線特急「かがやき4号」和倉温泉行は11時49分か。」

 

と、暫くして特急「かがやき4号」和倉温泉行が入線して来た。

 

「前は寝台特急「北陸」と急行「能登路1号」に乗って行ったから、今回は「あさひ」と「かがやき」に乗って能登へ行くのもいいネ。」

 

ファーン!。

 

11時49分、特急「かがやき4号」和倉温泉行は長岡を発車した。

 

長岡と富山・金沢を結ぶ特急「かがやき」はその名の通り、ヘッドマークには「スーパー」の文字が描かれている、92年のダイヤ改正で1往復を導入し和倉温泉まで伸ばした、1日6往復で運転されている、うち1往復は和倉温泉の他福井からも運転されている、この特急「かがやき」には自由説も設けている。

長岡を11時49分に発車し、直江津、富山、高岡、金沢、七尾、終着和倉温泉には15時23分に到着する。

 

「うわ、日本海が見えるわ。」

 

「それで、何か分かった。」

 

「ああ、確認によると彼女は金沢から富山へは特急「かがやき」に乗って行った事は分ってるんだ。」

 

「富山に誰かいるのか。」

 

「ええ、富山の友人がいるらしいんだ。」

 

「富山に友人ですか。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、富山へ行けばすぐわかるって事だな。」

 

と、南は言った。

 

13時42分、南と高山と小海が乗った特急「かがやき4号」は富山に到着した。

 

「彼女は富山に入るのかな。」

 

「うん、きっといる筈だ。」

 

そこへ、ホームに富山県警の刑事がやって来た。

 

「君らが公安隊の南さん達ですか。」

 

「ええ、そうですけど。」

 

「あのー、あなたは。」

 

「富山県警の岩瀬です。」

 

「鉄道公安隊の高山です。」

 

「同じく小海です。」

 

「鉄道公安隊・公安特捜班の南です。」

 

「早速ですが、我々は友人の捜索に富山へ来ました。」

 

「そうですか、ご苦労様です。」

 

南と高山達は、パトカーに乗って県警本部へ向かった。

 

「これが綾の所持品ですね。」

 

「はい、彼女は金沢から特急「かがやき7号」に乗って富山へ来ていた事は分ってたんです。」

 

「なるほど。」

 

「それで寝台特急「北陸」の殺人について何ですが。」

 

高山は竹山警部に言った。

 

「ええ、犯行現場は個室A寝台何です。」

 

「なるほど、それで死因は。」

 

「ナイフによる出血死です。」

 

「犯人は、その女ですか。」

 

「いいや、その女は釈放しました。」

 

「そうですか。」

 

「とにかく、その2人に話をして見ましょうか。」

 

「ええ。」

 

「富山の友人の住所はわかりますか。」

 

「ええ、彼女の住所は富山市の新庄ですね。」

 

「よし、早速当たって見ます。」

 

「あのー、星川真理と水沢知美ですね。」

 

「ええ。」

 

「はい、そうですけど。」

 

「君たちが友人を探してるって言うのは里見綾子の事ですね。」

 

「ええ。」

 

「一昨日から寝台特急「北陸」に乗って旅にしていたのは覚えているわ。」

 

「なるほど。」

 

そして、次の日。

 

南と高山は富山市中心街で綾子の捜索を行った。

 

「この辺りで、綾子がいなくなったんだな。」

 

「ええ、多分間違いないと思うわ。」

 

と、小海が言った。

 

「もしかしたら、綾子はきっとここで、見ず知らずの人と知り合って何処かへ行ったんじゃないのかな。」

 

「特急「かがやき」に乗って、富山で降りて。」

 

「うん。」

 

「とにかく、聞いてみようか。」

 

「ええ。」

 

早速、富山駅周辺と中心街で聞き込みをして見ることにした。

 

「この女の子、見ませんでした。」

 

「さぁ、知らないわ。」

 

「そうですか。」

 

「いやー、見かけないね。」

 

「知らないわ。」

 

と、聞き込みをしたが綾子の行方は見つからなかった。

 

そして、南は。

 

「あのー、この編で里見綾子と言う女性は見ませんでしたか。」

 

「えっ、この女の子。」

 

「うん。」

 

「ああ、そう言えばこの辺でスポーツカーに乗った男に会って、綾子らしい女性がスポーツカーに乗る所を見かけたそうだ。」

 

「えっ、スポーツカーに乗った若い男。」

 

「おう、そこから通って富山県の東部へ向かって行ったぜ。」

 

「スポーツカーに乗っていた人は、どんな人だった。」

 

南はアニメオタクの鉄道模型を買いに行った男に聞いた。

 

「運転してたのは、若い男だったな。」

 

「そう言えば、後ろには女性が乗っていたな。」

 

「えっ、それ本当か。」

 

「もう1人の鉄道とアニメオタクは、後ろで女が2人が乗っていたと言ってるんだ。」

 

「なるほど。」

 

県警本部へ戻った、南と高山は小海に話をした。

 

「小海さん、里見綾子の足取りは掴んだよ。」

 

「えっ、それ本当。」

 

「里見は金沢から富山へは、特急「かがやき7号」に乗って富山駅で下車したんだよ、そこから真理の家へ行ったんだよ。」

 

「あっ、南主任、高山君、今ね確認したらね、富山駅周辺でスポーツカーに乗った若い男に声を掛けられてスポーツカーに乗せて行ったって。」

 

「相手の男は。」

 

「わかんない。」

 

竹山警部は茉莉と知美に言った。

 

「君たちは、スポーツカーに乗った若い男の事で心当たりありますか。」

 

「さぁね。」

 

「知らないわ。」

 

「誰と待ち合わせたのかしら。」

 

「そうね、思い出そうとしても思い出せないわ。」

 

「そう言えば、後ろにもう1人乗ってたな。」

 

と、高山は言った。

 

「もう1人も女性か。」

 

「ええ。」

 

「気になるわね。」




女友人は、何処へ。
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