次の日、山梨県警のパトカーがサイレンを鳴らして、河口湖へ向かっていった。
「おい、どうしたんだよ。」
「何事!。」
「行って見ようぜ。」
と、続々とやじ馬がいっぱい集まって来た。
「何があったの。」
「大変だよ、湖で死体が発見されたってよ。」
「しかも、女性だってよ。」
と、客が言った。
「はい、下がって、下がって。」
警官は、客を誘導して担架を持った鑑識に運ばれていった。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「おお、本当か。」
「被害者は東京の女性ですね、名前は矢場青子さん21歳です。」
「それで、死因は。」
「ええ、恐らく溺死でしょう。」
「湖に転落して死亡したんでしょうか。」
「その可能性がありますが、事故死と考えられますが。」
「転落による事故死と考えられますね。」
「ええ。」
河口湖で起きた女性の水死体は、特捜班にも伝えられた。
「何、河口湖で水死体。」
と、高杉は驚く。
「えっ。」
「うん、被害者は東京都板橋区の矢場青子さん、21歳、わかりました早速調査いたします。」
と、電話を切った。
「おい、山梨県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、早速調査してみます。」
早速、高山と小海は捜査に乗り出した。
「えーっ、青子が。」
「そうなんです、河口湖で水死体が発見されたんです。」
「嘘よっ、青子は自殺なんかしないわっ。」
と、友人の悦子派言った。
「そうよ、自殺するような子じゃないわ。」
友人の沙苗が言った。
「なるほど、矢場は自殺するような人ではないって事か。」
「ええ。」
「そうよ、きっと誰かに殺されたんだわ。」
「早く犯人を見つけて下さい。」
「その辺は、警察が捜査しています。」
高山と小海は高杉に報告した。
「何、被害者の女性は自殺する娘ではない。」
「ええ、それに事故死にしてはちょっと。」
「なるほど、つまり犯人は矢場を河口湖へ行って遺棄したという事か。」
「ええ、まず間違いないと思われます。」
「ほう、なるほど。」
「高山も休暇明けで、河口湖で事件に遭遇するとはな。」
「ええ。」
そこへ、南がやって来た。
「どうした、2人とも。」
「今、河口湖で女性の水死体が発見されたんです。」
「河口湖で水死体。」
「ええ。」
と、小海は言った。
「自殺にしても、これは多分車に乗せて遺棄したんじゃないかな。」
「なるほど、そうか、矢場を拉致して河口湖で遺棄したんだね。」
「ええ、その可能性があるんじゃないかと。」
「そうと見て、考えられますね。」
と、松本は言う。
「ええ。」
そして、翌日。
事件は急展開になってくる。
次回もお楽しみに!