東方吸狼記   作:ケミカル08

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タイトルェ


リベンジなるかVS下西沢先生 本性を現す狼

 

「さてと、学校に向かうか。」

 

「私たちも連れて行きなさい。」

 

「そんな言い方で頼む奴は却下。」

 

「そこを何とかお願いします。」

 

「咲夜のように頼んだら連れてってやる。」

 

「フランは家に置いていけないから連れて行くが。」

 

「わかったわよ。連れてって下さい。」

 

「それならいいぜ。」

 

「ったく。なら早くいくわよ。」

 

「すぐに調子に乗りやがるなァ。コイツァ。」

 

~学校への道~

 

「あとで寝ようっと。」

 

「寝てないんですか?」

 

「1時間くらいは。」

 

「寝てるじゃないの。」

 

「あと、帰ったら先に風呂に入れさせろ。」

 

「じゃあ、開けておきますね。」

 

「お兄ちゃん。一緒に入ろう。」

 

「フラン、いい加減に一人で入れよ、メンタル的に考えて。」

 

「咲夜。学校という場所で始末しないかしら?」

 

「私もそう思っていました。」

 

「だから、フランから入ってきたんだって。」

 

「私もリベンジマッチを仕掛けるわ。」

 

「却下。」

 

~学校~

 

「まだ来ないのか。」

 

「多分そろそろ。」

 

先生は全校生徒をデカい体育館に押し込めてリベンジマッチを行うそうで。

 

しかもその影響で一部の授業がつぶれたとか。

 

「また太一かよ。」

 

「物好きだなぁ。あの先生。」

 

生徒たちはざわついた。授業はサボれるとのことで別に問題ないが、他の人たちとのバトルを見たがっている生徒が多かった。

 

その時観客席に前回のバトルで喬子と居た娘と別の2人が来たのだ。

 

当然みんなは驚いた。その後ろに太一まで居るからだ。

 

「なんでみんながちらちら見てくるのかしら?」

 

「お嬢様。それは太一君がここに居るからだと思います。」

 

太一がスペルカードを使い、満月の夜にし、吸血鬼化させて、バトルステージという名のフィールドに観客席から降りた。

 

降りたといっても2m位の高さはあります。

 

「遅いぞ。」

 

「遅いっていったってたった30秒ジャン。」

 

「とりあえず、ルールを言うぞ。」

 

「(スルーか)で、どんなルールだ?」

 

「みんなには説明したが、もう一度説明しよう。」

 

「ふーん。」

 

「今回は、ショットを撃つことを許そう。それで、太一君のすべてのものを対象に破壊する能力は禁止で。そのほかの能力がある場合はそっちを使ってくれ。無いのであれば、弾幕を壊す時のみ許そう。」

 

「ほー。なら、先生の言う通り、そのルールで行こうじゃねえか。」

 

~客席~

 

「おー!」

 

「太一がそんなことを言うなんて。」

 

「ってことは別の能力を持っているということだよな。」

 

「これは新しい能力に期待。」

 

「いや、スペルカードでごり押しというのもできるぞ。」

 

~フィールド~

 

「言い忘れたが、今回使えるスペルカードの枚数は無制限だ。」

 

「ほう。面白いルール追加だな。」

 

「では、始めようか。」

 

「いいんじゃないかな?」

 

「では、始めるぞ。」

 

先生が電流のショットを撃ってくるのに対し太一は吸血鬼になった。

 

反動を久しぶりにくらったが、そのまま寝た。

 

「また、寝るのかよ。」

 

「…zzz」

 

「早!!」

 

太一の状況を見たレミリアと咲夜はちょっと驚いている。

 

「あいつは負けるわね。」

 

「お嬢様もそう思いますか。」

 

「お姉さまは何を言ってるのよ。あれがいつもの戦い方なのよ。」

 

「ですが妹様。太一君が寝てしまっては勝てる物も勝てないのでは?」

 

「大丈夫だよ咲夜。いつものお兄ちゃんの戦い方らしいから。」

 

「早速《電撃 エレクトリックチャージ》!」

 

先生がいつものように電気を貯めて行った。

 

太一は寝れば寝るほど妖力を回復できるし、ダメージを妖力に変える力があるので、簡単には負けないとフランや喬子は思っていた。

 

「《電撃 超電磁砲》」

 

先生の手元にゲームセンターにあるようなメダルが握られていた。

 

先生はそのメダルに電気エネルギーを纏わせ、思いっきり弾いた。

 

すると、メダルがものすごい速度で弾き飛んだ。

 

そしてそのまま太一の腹を貫通した。

 

「……ガハッ…それが新しいスぺカ?なめてんじゃねぇ。」

 

「ようやく本気になってくれたね。」

 

「ああ、元から本気だがな。」

 

明らかに切れていた太一だが、血が一気に出てきた。

 

治療しないといけないくらいだが、まだ戦いは終わってないのだ。

 

早く終わらせないといけない。

 

吸血鬼の回復力は超電磁砲の影響で麻痺していて、回復力が失われていた。

 

「グ…グヌヌ。」

 

「フッフッフ。どうだい、この作戦は完ぺきだろう。」

 

「まだだ。まだ終わらない。」

 

「諦めたらどうだい?」バシュシュシュシュ

 

先生は電気で作った弾幕を放った。

 

これ以上太一は電気で麻痺すると、死ぬ可能性があったため、回避するしかなかった。

 

が、立ち上がってもふらふら歩くレベルで、スライディングや飛び込んで避けることはできなかった。

 

しかも弾幕は能力で消していいと言ってたが、前にも説明した通り、妖力がたくさん必要で、そんなことをしている暇ではなかった。

 

「ここで、落ちる…わけには。」

 

「とっとと落ちな。」

 

所変わって…

 

~幻想郷~

 

博麗神社には魔理沙と霊夢に文と椛ににとりの5人が居た。

 

「大変なんですよ霊夢さん。」

 

「どうかしたのか?」

 

「それが文さんってば朝からこんな感じで、せっかくの休みが…。」

 

「そうだよ。将棋をやっているときに呼んじゃってさ。」

 

「で?どう大変なのよ。」

 

「銀狼の資料を読んでいたんですけど、ちょっとまずいことが書いてありまして。」

 

「どんなことが書いてあったんだぜ?」

 

「どうせ嘘でも書いてあるんじゃないの?」

 

「まずいのは一つのみなんですけど、内容がひどいんですよ。」

 

「「「どんなのだ(ですか)?」」」

 

霊夢以外の3人が興味津々に聞いてきた。

 

「説明しますよ。自分の体力が20%を切ると、本性を出します。」

 

「どんな本性だぜ?」

 

「本性は1分間しか出せません。しかし、本性を出している間は敵からの攻撃を無力化してしまいます。さらに、持っている物が長いものなら、それを剣として扱ってしまいます。」

 

「「「・・・・・・」」」

 

3人は一気に無言になった。鬼が支配する前の10年間の間、妖怪の山を守ることができた理由がなんとなくわかった。

 

霊夢も、その話を聞いて、すこしビビったとか。

 

「しかし、自身へのダメージにも響いてしまうため、長期戦は向かないようですね。」

 

「でも、すごいよねー。鬼が銀狼を倒してしまうなんてね。」

 

「まるで銀狼キラーね。」

 

「ですが、地底で銀狼キラーこと萃香さんを倒してしまった太一君は本性を現さなかったことを見ると、本性を現したら幻想郷が飛ぶんじゃないかと思うんです。」

 

「飛ぶ?天空の城みたいにか?」

 

「消えてしまうってことだよ魔理沙。」

 

「ええーー!?」

 

魔理沙はようやく理解した。

 

が、霊夢は興味なさそうに聞いていた。

 

~現代~

 

太一はみんなの前で種族を変更した。

 

吸血鬼から銀狼へと。

 

銀狼になった途端にショットが太一に当たり、煙が舞った。

 

観客の生徒たちは先生が勝ったと思った。

 

レミリアと咲夜は当然だという顔をしており、フランは信じられないという顔をしていた。

 

煙が舞い上がった時、太一の姿はなかった。

 

「おいおい、どうなってるんだよ!」

 

「「「・・・!?」」」

 

一部の生徒は太一が先生の後ろに回り込んでいたのを知った。

 

先生も後ろにいることを知った。

 

「見事なことだよ太一君。」

 

「・・・・・・」

 

「何かしゃべったらどうだ?」

 

「・・・」ブン

 

太一は問答無用でアロンダイトを振り回した

 

先生は普通に避けたが、なぜ無言なのかはわからなかった

 

「一体、どうしたんだ?」

 

「・・・」

 

「答えないとわからないだろうがァ!《電撃 ライトニングソード》」

 

先生は手に電気エネルギーを集中させて剣を作り、それで対抗した

 

本性解除まで10秒

 

先生は最後まで振り絞って剣を振ったが、剣が折れた

 

太一はアロンダイトを振りかざした

 

先生はやられることを覚悟したが攻撃してこなかった

 

太一を見ると、傷口を押さえていた太一の姿があった

 

そのすぐ後に太一が倒れた

 

先生の勝ちとなったが、本当の勝者は太一なのか、もしれない

 

つづく

 





次は来週ダァ!

お楽しみに!
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