タイトル通り
太一が傷口を押さえながら倒れたことにより、先生の勝ちとなった
その後、太一は保健室に運ばれて行った
保健室の先生が言うには多少は傷がふさがっているから命に別状は無いらしい
「ひとまずこれで様子を見ましょう。」
「わかりました。」
「・・・うーん?」バッ
キョロキョロ
「気が付いたわね。」
「俺はいったい?」
太一は自分があの後どうなったのかわからなかった
銀狼になった途端に意識がもうろうになり、自分が何をしていたのかわからなくなるほどだった。
「お兄ちゃん。…大丈夫?」
「問題…ない。」
「問題ないことないでしょ。」
「レミリアと咲夜か、何の用だ?」
パシン
レミリアが右手で太一の左ほおをビンタした
「な、何するんだよ!」
「ふん、ちゃんと戦わないから負けるのよ。第一にあんたはショットを撃てるでしょ。」
「テメー、撃たれたいのか?」
「ここで撃ったら皆を巻き込むわよ。」
「良いぜ。」
太一の即答ぶりにみんなが驚いた
とはいえ、レミリアは太一がショットを撃てるという情報は得ているが、威力は知らなかった
十分の一以下に力を押さえていても、迷いの竹林の四分の一を消し飛ばしてしまう威力
フルパワーだと、再装填に時間はかかるが一発でもくらうと良くて意識不明の重体
悪くて“死”に値する
そんな威力だった
「なら弾幕ごっこでもやったらどうでしょうか。お嬢様。」
「良いわね。というわけで、今から勝負しない?」
「やめといた方が良いよ太一。」
「いいや、本気でこいつを消し屑にしてやる。」
「言ったわね。本気で行くわよ。」
「2人とも戦うなら体育館へ行ってちょうだい。」
喬子はHRがあるとのことで、HRが終わってから体育館に行くことにした
太一とレミリアは体育館に向かった
太一の傷は8割は回復していたが、完治というわけではなかった
「始めようか。お互いの全開バトル。」
「掛けバトルにしましょうよ。普通にバトルするのはつまらないわ。」
「良いよ。オメーは何を掛ける?」
「私が勝ったら、幻想郷へ帰らせて。」
「良いぜ。俺が勝ったら、俺の戦いにケチをつけるなよ。」
「わかったわ。」
「そして、帰らせる。」
「ハァ!?何それ。」
「帰らせるだけだ。それでフランが暴れたりしても責任は取らねえからな。」
「わかったわ。それで行きましょう。」
「そっちから来いよ。俺は寝る。」
「寝かせないわよ。」
「意地でも寝てやる。…zzz」
「なんで早く寝れるのよ。」
妖力が無い時には早く寝てしまう。
勝負中に寝るなというコメントは拾っておきます。
「なら、本気で行くわ《神鎗 スピアザグングニル》」
「……zzz」
ドッゴォォォン
すさまじくうるさい爆発音が響き渡った。
太一はどうなったのかというと、銀狼の姿でアロンダイトを持って、構えている太一がそこに居た。
だが、グングニルは腹部に刺さっていたため、腹部からは血が出てきていることや妖力などの限界により、生命力がわずかしかなかったため多くても本性を現すことができる時間はわずか10秒弱。
「これで決めてやる《無双残像 トランザム》」
太一は、速度を上げ、残像を出しながら高速で太一がレミリアに襲い掛かった。
が、本性が消え、体力が切れ、レミリアから1mのところで落下した。
レミリアの近くでスキマが開いたので咲夜はフランを連れて、3人でスキマに入って行った。
このスキマは太一が負けたということで自動的に開くスキマだった。
幻想郷の博麗神社の中で開くものだった。
喬子はHRが遅れてしまい、スキマが閉じて10分後に体育館に着いた。着いたときには部活をしようとした生徒たちがざわついていた。
喬子は嫌な予感を抱きながら体育館へ入った。
「ど、どうして!?」
喬子の視界に入ったのは、銀狼の姿で倒れていた太一だった。
息はあるようだが、このままでは長く持たなかった。
「どいて、どいて。」
その時後ろから、バスケ部のコーチの下西沢先生と保健室の先生が来た。
「喬子ちゃん。何があったと思う?」
「レミリアちゃんや、咲夜さんが居ないことを確認したので、おそらく帰ったと思いますが私もさっき来たばかりなので状況がつかめません。」
「わかった。」
「とりあえず、保健室へ慎重に運んでください。」
「わかりました。」
~幻想郷 博麗神社~
「で、あんたたちいつまで居る気なの?」
「私は将棋が終わるまでだよ。」
「私もです。」
「スクープが来るまで。」
文が言うと、横にスキマが出来て、フランとレミリア、それに咲夜が出てきた。
「なんでスキマから……まさか!?」
「変なことは思わないことね。」
「わかってますよ。」
「で、どうだったのよ?」
「見つかったわ。」
「太一は居たのか?」
「ええ、フランと一緒だったわ。」
シュン
スキマが閉じた。
「それで、太一君は今どこに?」
「太一ならまだ外の世界に居るわ。」
「なんで一緒に戻ってこないんですか。」
「どういうことよ。」
「天狗社会にもいろいろあるらしいぜ。」
文はがっかりしながらにとりと椛で帰って行った。
レミリアたちは夜になると同時に帰って行った。
「あんたはいつまでここに居るのよ。」
「今日は泊まる予定だぜ。」
「そんな予定は私にはないわよ。」
~現代 喬子宅~
太一はただ寝ているだけなので喬子の家に持って帰った(おい、言い方)。
「早く起きないかしら。」
「zz・・・。」ふわーあ
喬子が飯を作っているときにあくびをしながら、太一が起きた。
ソファーで寝ていたからあくびは喬子に聞こえていた。
「おはよう。眠れた?」
「まあまあかな。」
「まあまあって。」
「これでも少ない方だしな。それより飯が喰いたいのだが、あるか?」
「ちょうどできたわ、食べましょ。」
「良いな。」
少年少女食事中…
「喰った喰った。」
「おいしかった?」
「う、うーん…うー。微妙。」
「(なんか混ざっていた気が。)風呂入ってきたら?」
「そうさせてもらうわ。」
「風呂入っているときに入ってくるなよ。」
「わかってるわよ。」
太一が風呂に入っているとき、喬子は久しぶりにパソコンを起動させてゲームをやっていた。
25分後…
「風呂あがったから。」
「うまく洗えたの?」
「何とか。」
「今度は私が入ってくるわね。」
「行ってらー。」
少女入浴中…
~リビング~
「あいつ、パソコンで何をやってったんだろ。ま、いいか。」
太一はパソコンをつけ、パスワードを勘で打って8回目で成功して、面白そうなSTGを探した。
「なんかないかなー。」
すると、後ろから殺気を感じた。
鬼巫女レベルの殺気を……
「さっきからなんで人のパソコンの中身を見てるのよ。」
「さっき何をやっていたのかな、と。」
「ゲームよゲーム。紅〇郷をやってたのよ。」
「またか。」
「練習しないといけないのよ。いまだに中ボス美鈴どまりなのよ。」
「(それは、作者と同じだから)一つ大事なことを言うよ。」
「大事なことって?」
「ちょっと幻想郷に戻らないといけないから。」
「わかったわ。ちゃんと戻ってきなさいよ。」
「戻って来れたらな。」
「戻ってきなさい。」
「わかったって。」
「じゃあ、一緒に寝ましょ。」
「却下。」
続く
次回予告
幻想郷へ戻る太一だが、村人たちが…
次回 狼と村の計画と
(計画ってなんだろうな)
お楽しみに!