東方吸狼記   作:ケミカル08

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いつものようなタイトル。もうすぐでこの作品のUAが200を突破する。


人里へ行く恐怖の翼

太一は大きく羽を広げ、普通の森林に入ってった。

 

「静かだなぁ。一休みしていくか。」

 

そして、人里では大変なことになっていた。

 

今回の異変の元凶、つまり太一が文々。新聞に載っていた。文々。新聞は大体が大嘘やジョークだというらしいが、今回のことは、射命丸自身と椛の実体験をもとに書かれていた。

 

簡単に内容を言うと・・・「昨日の昼間、いきなり夜になり、椛と戦ってた異変の元凶がスペルカードで出した月により、自分の本性をむき出しにし、私たちに襲ってきた。その時、博麗の巫女が異変解決にやってきたが、取り逃がしてしまった。」という。

 

これを見た大半の人は不安がっていた。なぜなら、博麗の巫女が宣言する危険度がMAXだからだ。

 

人里ではこれを期に、夜の外出は8時までとなった。

 

そして、異変の翌日が満月であったため、慧音が白沢となり警戒態勢をとっていた。

 

紅い不死鳥とともに。

 

そして、満月の夜。太一は人里の近くにいたが、人間の姿に戻っていた。

 

「ここはどこだ?村か?」

 

「おい、何をしてるんだ?」

 

「ここはどこですか?」

 

「その服装は、外来人か?」

 

「は?」

 

太一は疑問文に疑問文で答えた。正確に言えば文じゃない。

 

「なんで疑問文で答えるかな。私は藤原妹紅だ。妹紅と呼んでくれ。」

 

「妹紅さん。今何やっているんですか?」

 

「おっとそうだった。お前の家は?って外来人だったな。」

 

「(外来人ってなんなんだよ。)」

 

妹紅は太一の腕を引っ張り、寺子屋へと送った。

 

「慧音ー。いるかー?」

 

「ああ。いるぞ。」

 

そこにいたのは、緑の服に、鬼のような角、それはまるで、鬼ではない何か。

 

「すぐそこで外来人に出会ってな、非常事態だから今晩だけでも泊めてやろうかなと。」

 

「まあ、警戒中だしな。」

 

「何に警戒中なんだ?」

 

太一は聞いてしまった。

 

「妖怪の山で出てきた凶悪な吸血鬼に警戒態勢をとっているんだ。」

 

「ふーん。面白そうな話もあるもんだな。」

 

「ガキは早く寝な。」

 

「俺はガキじゃねえよ。」

 

太一は慧音の家の居間で寝る準備を行っていた。

 

靴は念のため裏口に置いて、いつでも外に出ることができるようにした。

 

理由は簡単で、警戒の理由が自分と分かっていたからであり、すぐに逃げられるようにした結果なのである。

 

「こんなもんでいいか…!?」

 

太一は自分自身の勘でここが危険だと察知した。

 

ちょうど玄関前に主人公の二人組が来ていた。

 

太一は自分の勘を信じて、裏口から靴を履いて外に出た。

 

慧音は主人公2人がどうして寺子屋に来たのかを聞くと、霊夢が説明した。

 

「私の勘だけど、ここに今回の異変の首謀者が来たはずなのよ。知らない?」

 

「異変の首謀者かは知らないが、1人の外来人が来たぞ。」

 

慧音説明中…

 

慧音が2人の少女に太一のことを話して、太一を呼びに行ったが、彼はどこにもいない。

 

「すまん霊夢。太一が消えた。」

 

「ちょっと待つんだぜ。太一ってやつは私たちが来る前は居たんだろう?」

 

黄色い髪の少女がそういうと、妹紅の声が聞こえた。

 

「慧音ー。いたぞ、新聞に載ってた吸血鬼だ。」

 

霊夢は大急ぎで、妹紅のもとへと向かった。

 

慧音は、太一が吸血鬼じゃないかと一瞬思ったが、彼が外来人だということを思い出し、吸血鬼じゃないと思っていた。

 

慧音も魔法使いらしい少女とともに霊夢を追いかけた。

 

太一は吸血鬼になり、飛んで逃げようとしたときに妹紅に見つかり、能力で不死を抹消した。

 

妹紅は驚いた。

 

「なんで再生できないんだ。」

 

「俺の能力だ。残念だが、俺はこれ以上人を切り裂きたくないんだ。だから眠ってろ。」

 

太一が妹紅を地面にたたきつけ、妹紅の不死を能力で再生させた。

 

太一の能力は破壊、消滅させたものしか創造、再生できないのだ。

 

使いづらいと思うが、破壊や消滅(抹消)がメインです。

 

太一が不死を再生してる間にホーミング弾が飛んできた。

 

太一の能力は集中しないと、対象を見失ってしまう。

 

「やめろよ、やめないと妹紅が。」

 

「やめないと何?妹紅を食うんじゃないの?」

 

太一は、諦め空高く飛ぶが箒に乗った普通の魔法使いにロックオンされた。

 

「そこから一歩でも動いたら、マスタースパークを撃つからな。」

 

太一は考える。もし、一歩動く、怪しい行動をとると構えているミニ八卦炉からマスタースパークが出てくるのだ。しかも、もう妖力はすっからかん。アロンダイトは使えて1分持たないと読んでいた。

 

太一は諦めかけていた。太一の場合能力に妖力を大量に使うのだ。コスパが悪いのだ。

 

その時、下の方から聞き覚えのある声が聞こえた。太一が最も信頼できる存在だった。

 

「オラオラ。死神と疫病神様のお通りだ!」

 

「何言ってんだあの死神。」

 

太一は苦笑いをして魔理沙に向き合った。

 

「何笑ってるんだぜ。」

 

「あの死神が面白いことを言ったからだ。」

 

「太一!いるなら出てきなさい。」

 

四季映姫が叫ぶ。

 

「四季様、あの魔理沙と戦っているやつじゃないの?」

 

「おそらく。あの状況だと妖力でも切らしたのでしょう。」

 

四季映姫は太一にもう一度言った。

 

「今すぐこれを説明しにこっちに来い。」

 

太一からの返答は、「断る!!」

 

「行ったほうがいいんじゃないか?」

 

「お前が言い出したろ。一歩でも動けばマスタースパークを撃つと。」

 

太一からは驚きの答えが返ってきたが魔理沙は、

 

「前言撤回。言っていいぞ。」

 

太一は四季映姫のもとへ落ちた。緊張感がなくなり、疲れが出てきたからだ。

 

「困りましたね。誰かこの状況を話せる者は居ないでしょうか?」

 

霊夢が来た。霊夢が説明した。

 

「あいつが異変を起こしたから私は退治しに来ただけ。」

 

「本当にそれだけですか?」

 

「そうそう隠し事はしてはいけませんよ。」

 

「小町は言わなくていい。」

 

小町が言った後、霊夢より先に四季映姫から突っ込みが飛んできた。

 

「太一が起きたら、話してもらいましょう。」

 

「あんた、太一とはどういう関係?」

 

「目上の人に対してタメ口とは何ですか。」

 

「わかりました。タメ口を言わないように善処します。」

 

さすがに寝ている太一が居る中で怒鳴れなかった。

 

時間は、午前6時になってた。

 

寺子屋で太一の目覚めを待っていた。

 

「さすがによく寝るなぁ。」

 

魔理沙が大きくあくびをしながら言った。

 

「太一は妖力、魔力、霊力を回復するために一休みすることがあるからな。」

 

小町はそういうと寝た。

 

「さてと、霊夢。説教の時間ですよ。」

 

「なんで?」

 

「1時間だけにします。タメ口のことについてです。」

 

結局、霊夢に雷が落ちたのだった。

 

「おはよう。どうしたの?」

 

「映姫様が霊夢に雷を落としたとこだよ。あと55分間は寝れるよ。」

 

「そうする。」

 

結局、小町と魔理沙と一緒に寝た。

 

1時間後、みんな起きて昨日のことを話した。

 

太一が椛に絡まれ、スペルカードを使い、満月の夜にし、椛と戦い、スペルブレイクしたところで鬼巫女が来て、逃げ、その日の夜に鬼巫女と魔理沙から逃げたという話だ。

 

「俺は転生して間もないからショットを打てないんだよ。」

 

「それを良いわけと言うんだぜ。」

 

「とりあえず、しばらくはここにいなさい。」

 

「ああ。ここにいていいぞ。」

 

「おい、私の不死の力はどこへやった?」

 

「消した。」

 

「はぁ!?」

 

「元に戻そうとしたら霊夢に止められたから戻せなかった。」

 

「おい、霊夢どういうことだよ。」

 

今日の人里はいつもよりにぎやかになった

 




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