太一は大きく羽を広げ、普通の森林に入ってった。
「静かだなぁ。一休みしていくか。」
そして、人里では大変なことになっていた。
今回の異変の元凶、つまり太一が文々。新聞に載っていた。文々。新聞は大体が大嘘やジョークだというらしいが、今回のことは、射命丸自身と椛の実体験をもとに書かれていた。
簡単に内容を言うと・・・「昨日の昼間、いきなり夜になり、椛と戦ってた異変の元凶がスペルカードで出した月により、自分の本性をむき出しにし、私たちに襲ってきた。その時、博麗の巫女が異変解決にやってきたが、取り逃がしてしまった。」という。
これを見た大半の人は不安がっていた。なぜなら、博麗の巫女が宣言する危険度がMAXだからだ。
人里ではこれを期に、夜の外出は8時までとなった。
そして、異変の翌日が満月であったため、慧音が白沢となり警戒態勢をとっていた。
紅い不死鳥とともに。
そして、満月の夜。太一は人里の近くにいたが、人間の姿に戻っていた。
「ここはどこだ?村か?」
「おい、何をしてるんだ?」
「ここはどこですか?」
「その服装は、外来人か?」
「は?」
太一は疑問文に疑問文で答えた。正確に言えば文じゃない。
「なんで疑問文で答えるかな。私は藤原妹紅だ。妹紅と呼んでくれ。」
「妹紅さん。今何やっているんですか?」
「おっとそうだった。お前の家は?って外来人だったな。」
「(外来人ってなんなんだよ。)」
妹紅は太一の腕を引っ張り、寺子屋へと送った。
「慧音ー。いるかー?」
「ああ。いるぞ。」
そこにいたのは、緑の服に、鬼のような角、それはまるで、鬼ではない何か。
「すぐそこで外来人に出会ってな、非常事態だから今晩だけでも泊めてやろうかなと。」
「まあ、警戒中だしな。」
「何に警戒中なんだ?」
太一は聞いてしまった。
「妖怪の山で出てきた凶悪な吸血鬼に警戒態勢をとっているんだ。」
「ふーん。面白そうな話もあるもんだな。」
「ガキは早く寝な。」
「俺はガキじゃねえよ。」
太一は慧音の家の居間で寝る準備を行っていた。
靴は念のため裏口に置いて、いつでも外に出ることができるようにした。
理由は簡単で、警戒の理由が自分と分かっていたからであり、すぐに逃げられるようにした結果なのである。
「こんなもんでいいか…!?」
太一は自分自身の勘でここが危険だと察知した。
ちょうど玄関前に主人公の二人組が来ていた。
太一は自分の勘を信じて、裏口から靴を履いて外に出た。
慧音は主人公2人がどうして寺子屋に来たのかを聞くと、霊夢が説明した。
「私の勘だけど、ここに今回の異変の首謀者が来たはずなのよ。知らない?」
「異変の首謀者かは知らないが、1人の外来人が来たぞ。」
慧音説明中…
慧音が2人の少女に太一のことを話して、太一を呼びに行ったが、彼はどこにもいない。
「すまん霊夢。太一が消えた。」
「ちょっと待つんだぜ。太一ってやつは私たちが来る前は居たんだろう?」
黄色い髪の少女がそういうと、妹紅の声が聞こえた。
「慧音ー。いたぞ、新聞に載ってた吸血鬼だ。」
霊夢は大急ぎで、妹紅のもとへと向かった。
慧音は、太一が吸血鬼じゃないかと一瞬思ったが、彼が外来人だということを思い出し、吸血鬼じゃないと思っていた。
慧音も魔法使いらしい少女とともに霊夢を追いかけた。
太一は吸血鬼になり、飛んで逃げようとしたときに妹紅に見つかり、能力で不死を抹消した。
妹紅は驚いた。
「なんで再生できないんだ。」
「俺の能力だ。残念だが、俺はこれ以上人を切り裂きたくないんだ。だから眠ってろ。」
太一が妹紅を地面にたたきつけ、妹紅の不死を能力で再生させた。
太一の能力は破壊、消滅させたものしか創造、再生できないのだ。
使いづらいと思うが、破壊や消滅(抹消)がメインです。
太一が不死を再生してる間にホーミング弾が飛んできた。
太一の能力は集中しないと、対象を見失ってしまう。
「やめろよ、やめないと妹紅が。」
「やめないと何?妹紅を食うんじゃないの?」
太一は、諦め空高く飛ぶが箒に乗った普通の魔法使いにロックオンされた。
「そこから一歩でも動いたら、マスタースパークを撃つからな。」
太一は考える。もし、一歩動く、怪しい行動をとると構えているミニ八卦炉からマスタースパークが出てくるのだ。しかも、もう妖力はすっからかん。アロンダイトは使えて1分持たないと読んでいた。
太一は諦めかけていた。太一の場合能力に妖力を大量に使うのだ。コスパが悪いのだ。
その時、下の方から聞き覚えのある声が聞こえた。太一が最も信頼できる存在だった。
「オラオラ。死神と疫病神様のお通りだ!」
「何言ってんだあの死神。」
太一は苦笑いをして魔理沙に向き合った。
「何笑ってるんだぜ。」
「あの死神が面白いことを言ったからだ。」
「太一!いるなら出てきなさい。」
四季映姫が叫ぶ。
「四季様、あの魔理沙と戦っているやつじゃないの?」
「おそらく。あの状況だと妖力でも切らしたのでしょう。」
四季映姫は太一にもう一度言った。
「今すぐこれを説明しにこっちに来い。」
太一からの返答は、「断る!!」
「行ったほうがいいんじゃないか?」
「お前が言い出したろ。一歩でも動けばマスタースパークを撃つと。」
太一からは驚きの答えが返ってきたが魔理沙は、
「前言撤回。言っていいぞ。」
太一は四季映姫のもとへ落ちた。緊張感がなくなり、疲れが出てきたからだ。
「困りましたね。誰かこの状況を話せる者は居ないでしょうか?」
霊夢が来た。霊夢が説明した。
「あいつが異変を起こしたから私は退治しに来ただけ。」
「本当にそれだけですか?」
「そうそう隠し事はしてはいけませんよ。」
「小町は言わなくていい。」
小町が言った後、霊夢より先に四季映姫から突っ込みが飛んできた。
「太一が起きたら、話してもらいましょう。」
「あんた、太一とはどういう関係?」
「目上の人に対してタメ口とは何ですか。」
「わかりました。タメ口を言わないように善処します。」
さすがに寝ている太一が居る中で怒鳴れなかった。
時間は、午前6時になってた。
寺子屋で太一の目覚めを待っていた。
「さすがによく寝るなぁ。」
魔理沙が大きくあくびをしながら言った。
「太一は妖力、魔力、霊力を回復するために一休みすることがあるからな。」
小町はそういうと寝た。
「さてと、霊夢。説教の時間ですよ。」
「なんで?」
「1時間だけにします。タメ口のことについてです。」
結局、霊夢に雷が落ちたのだった。
「おはよう。どうしたの?」
「映姫様が霊夢に雷を落としたとこだよ。あと55分間は寝れるよ。」
「そうする。」
結局、小町と魔理沙と一緒に寝た。
1時間後、みんな起きて昨日のことを話した。
太一が椛に絡まれ、スペルカードを使い、満月の夜にし、椛と戦い、スペルブレイクしたところで鬼巫女が来て、逃げ、その日の夜に鬼巫女と魔理沙から逃げたという話だ。
「俺は転生して間もないからショットを打てないんだよ。」
「それを良いわけと言うんだぜ。」
「とりあえず、しばらくはここにいなさい。」
「ああ。ここにいていいぞ。」
「おい、私の不死の力はどこへやった?」
「消した。」
「はぁ!?」
「元に戻そうとしたら霊夢に止められたから戻せなかった。」
「おい、霊夢どういうことだよ。」
今日の人里はいつもよりにぎやかになった
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