東方吸狼記   作:ケミカル08

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安定なのかな?今回もいつものように終わります。


向日葵と狼

 

~数分前 向日葵畑~

 

「さて、そろそろ紫が妖怪を連れてくる時間ね。」

 

幽香は勝てばどんなことをしても良いと言われていたので楽しみに待っていた

 

例えばバトルしてほしい時にバトルするとか、殺しても良いので殺すとか

 

だが、頼んでくるほどの相手なので不意打ちをして様子見しようと思っていた

 

上空を見上げるとちょうどスキマが開いた

 

落ちてくる妖怪の速度でマスタースパークが当たるように適当に傘を向けた

 

そして…マスタースパークを放った

 

ドゥゥゥ、ドゥゥゥゥーーーンンン

 

~太一視点~

 

向日葵をクッションの代わりにして落ちたが、痛いことには変わりない。しかも利き腕である右腕が使い物にならなかった

 

「確か此処辺りに落ちたはずだけど、どこに行ったのかしら。」

 

「(風見幽香かが攻撃したのか!とにかく攻撃用(非弾幕ごっこ用)スぺカを使って吸血鬼になっておこう。)」

 

「そこに居るのね。」

 

「!?」《月符 フルムーン》

 

幻想郷に夜が訪れようとしたとき、向日葵のカッターみたいなのが飛んできた

 

シュィィィィィィィィィィィ

 

このカッターはフルムーンを半分に切り不発にさせた

 

なすすべなく死ぬのはやりきれないのでもう片方を使った《月符 ニュームーン》

 

こちらのスぺカは切られずに発動できた

 

月のない夜がやって来た

 

夜に変わったことで幻想郷の一部を除くすべての住人は察した

 

銀郎が帰って来たことを

 

~妖怪の山~

 

妖怪の山では急に夜になったことで警報が鳴り、白狼天狗とカラス天狗に召集がかけられた

 

「至急厳戒態勢に入れ!白狼第01小隊~第23小隊(1小隊に5~7人)までは前線に行ってくれ!次にカラス第01小隊~第08小隊は第2防衛ラインへ!」

 

「大天狗様!私たちはどうしましょうか?」

 

「他の班たちは捕獲の手伝いをしてもらいたい。」

 

「な、何を捕獲するんですか?」

 

「銀狼だ。」

 

「ぎ、銀狼…ですか。」

 

「そうだ。天狗ではないが大きな戦力として使えるのだ。鬼が戦わせろと仰った(おっしゃ)場合の相手に使わせたり、妖怪が戦力を大きくした場合などの対策のために捕獲するのだ。」

 

「場所がわからないのでは…。」

 

「今、射命丸と犬走が探しに行っているところだ。」

 

「どのくらいの戦力で捕獲できるんですか?」

 

「余っている小隊とワシで捕獲できるかは正直怪しい。」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「(やめた方が良いんじゃ……)」

 

~向日葵畑~

 

銀狼になり、右腕を無理やり使って2本のダガーを振り回して戦うが、右腕に限界が来た

 

右手の感覚が狂い、指が動かせなくなっていた

 

わかるのは幽香から感じ取れる殺気だけで、他のことが考えられなくなった

 

「あら、もうダメになったのね。」

 

「ハァハァ……。」

 

「良いわ、楽しませてくれないなら殺してあげるわ。太一君!」

 

幽香が傘の先端を太一に向け、マスタースパークを撃った

 

が、煙が舞っていてよく見えなかったがなにもいなかった

 

後ろから殺気を感じ、傘で受け止めた

 

何を受け止めたのかというと本性を現した銀郎の蹴りだ

 

蹴る力が強いのか傘が‟ミシミシ”と音を立てていた

 

太一は本性を10割り出していたが、コントロールしようと必死だった

 

コントロールできずにもう1度蹴りを入れるが、傘の音がするだけでまた受け止められた

 

「(ド…ドウ……ヤッテ、コ……ントロ…ールシヨウ。デモ…タイリョ……クノ、ゲンカ…イガ……。)……」

 

「何かしゃべったらどう?気が楽になるかもしれないわよ。」

 

「はぁはぁ…(意識が飛びそうだったからか人間に戻っちまった!?)」ドサッ

 

太一の意識が飛んだ

 

「私の勝ちなんだろうけど、しっくりこないわね。約束通り、好きにさせてもらうわ。」

 

その後、射命丸と椛が捜索したが、見つからずに夜が消え、夜になる前の青空が帰って来た

 

妖怪の山では厳戒態勢が解除され、今まで通りになった

 

射命丸と椛は大天狗に太一がどこを探しても居ないことを伝えた

 

思いつく場所はすべて探し、行っていない場所は人里、永遠亭、向日葵畑ということも伝えた

 

「(三途の川は居ないと思うので行ってません。ってか行けません。)」

 

「わかった。とりあえず捜索を続行してくれ。ある程度の費用も出してやろう。」

 

「わかりました。(幽香さんには会いたくないのですが、まあいいでしょう。)」

 

~幽香の家~

 

「ここ…どこだ?安定の知らない天井が見えるのだが。」

 

「あら?目を覚ましたわね。」

 

「(いやな予感しかしねえ。)覚ましたくないんだが。」

 

「あら?死にたいのかしら?せっかく生かしておいたのに。」

 

「死にたくないね。それより、右腕がさっきから動かしづらいのだが。」

 

「適当に応急処置したからかしら?」

 

「適当て。」

 

「やってもらえるだけありがたく思いなさい♪」フフッ

 

「本当にこいつは。」

 

「何か言ったかしら?」

 

「別に。」

 

「ならいいわね。後は約束通り、ケガが治ったら私の言うことを聞いてちょうだいね。」

 

「は?」

 

「異論は受け付けないわよ。」

 

「どうやったらそんな思考になるんだよ。ってかそんな約束してないぞ。」

 

「誰もあなたとの約束とは言ってないからね。」

 

「(このドSが!)」

 

俺、どうなってしまうんだろう…

 

つづく

 




金曜日に投稿しようとしましたがいろいろありましたので遅れてしまいました。高校3年生って忙しいですね。

次回は金曜、土曜のどちらかの予定です。

待っていてください

次回もお楽しみに!
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