幼馴染の変人ベーシストの料理番になった件について。   作:かんかんさば

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リョウ先輩が心ぴょんぴょんするらしいので初投稿です。

エビピラフ2にきららカバーとか、番外編のネタがどんどん増えていくんじゃ^〜





#22 新宿行脚

今日は午前授業で来週に控えた期末試験に向けてクラスの男友達と先程まで勉強会をしていた。

本当は夕方まで勉強してそこからカラオケで息抜きという予定だったがバイトだったため途中で抜けてきた。生まれてこの方周りには女子が多かったから男子だけで過ごす時間って自分にとって割と貴重だったりする。なので少し名残惜しい気はするがバイトをドタキャンするなんてことはあってはならない。

俺はそう思いながらイヤホンを外し、階段を降りてドアを開けてスターリーの中に入る。

 

「おつかれさまで〜す……ってなにこれ?」

 

ドアを開けるといたのは棺桶とそれを囲むリョウ、虹夏、喜多ちゃん。喜多ちゃんは首に「私は罪人です」と書かれたプラカードを下げていた。

 

棺桶の中身はたぶんひとりか?

 

「後藤さん、さっき学校で私が『文化祭ステージの申し込み出しといたわよ!』って言ってからずっとこれで……このままだと私人殺しになっちゃうわ……!」

 

「大丈夫だよ。そのうち復活しそうだから」

 

「うん。だってぼっちだから」

 

そう、ひとりなのだから勝手に復活するだろう──

 

「なんか後藤さん復活する気配ないんですけど大丈夫なんですか?」

 

──と、高を括ってしばらく様子見してみたが一向に復活する気配がないのでデスメタ療法を施すことにした。

 

「よし、デスメタ療法で蘇生しよう。棺桶の中にスピーカーを入れて爆音でデスメタ流せば行けるはず!誰かスピーカー取ってきて」

 

「はいっ!これワイヤレススピーカー!」

 

「ありがと虹夏。早速接続してっと」

 

スマホをスピーカーに繋ぎ、音量をMAXに設定する。

そして音楽アプリでデスメタを流す準備を整えて棺桶の蓋を開け、中にスピーカーを入れて再生ボタンを押した。

 

中から爆音のデスメタが流れ、棺桶がガタガタと揺れると蓋が空いた。

 

「デ、デスメタ……うぇ〜い!!」

 

効果は抜群のようだな。

ひとりを蘇生出来たことに安堵していると、ドアの開く音がした。

 

「やっほ〜!タダ酒飲まして〜!」

 

「飲ますか帰れ」

 

「え〜!まぁいいやここで飲も〜っと」

 

やってきたのは酒カス……じゃなくてきくりさん。

あの台風ライブ以降スターリーの常連客になった。営業開始前にふら〜っと現れて準備作業に勤しむ俺たちを見ながら酒盛りをしている。そして、営業が始まると虹夏の家に幽閉されるか、姉貴と酒盛りに出かけ消えていくのだ。

 

「ここで飲むなって何度も言ってんだろ」

 

「ここで飲むおにころは美味いんですよぉ〜」

 

店長の言う通りだよ。

よく働いてる人を目の前にして酒飲めるよな。

 

「あっそ。にしてもニートは平日からぐうたらと酒飲めていいよな。とっとと消えてくれねぇかな」

 

「ニートじゃないんですけどぉ〜!ねぇ〜、お姉ちゃんツン激しくない?妹ちゃんもなんか言ってやってよ〜」

 

「帰ってください」

 

わーお。虹夏、店長に負けず劣らずの顔をするようになったな……。

 

「え〜。私みたいなダメ人間がいることでこんな大人にならないようにって反面教師になってあげてんの!楓くん、ありがたいと思わない?」

 

そう言ってきくりさんは俺に擦り寄ってきた。

うわ、酒くせぇ……。

 

「そうですね。いい反面教師だと思いますよ」

 

「でしょ〜。やっぱ楓くんやさ「だけど」え?」

 

「働いてる人達の目の前でなんの躊躇いもなく酒飲むとかどうかしてますよ。しかもこんなことを9つ下の高校生に言われてるんですよ?恥ずかしくないんですか?」

 

「うえ〜ん楓くんのいじわる〜!!」

 

調子乗って酒を飲むペースがヒートアップする前に諌めることが出来た。

 

「下村くんナイスですよ〜」

 

PAさんもPAさんで容赦ないな……。

 

「で、何の話してたっけ?」

 

「文化祭ライブの話……。そうだよ!どうすんのさ、文化祭ライブ!」

 

スーパーやデパートでよく見る、おもちゃを買って欲しくて駄々をこねる子供のように床で暴れるきくりさんをよそに本題へと戻った。

 

「さっき申込用紙を出してきたって言ってたけどさ、取り消しとかできないの?」

 

「それが、1度出したものは取り消せないらしくて……」

 

「つまり、もう出演すること自体は決定してるってこと?」

 

「はい……」

 

「だってさぼっちちゃん、取り消せないものはしょうがないし、あたし達と一緒に頑張ろ?」

 

「あっっ、うっ……」

 

「後藤さん、頑張りましょ!私、足引っ張っちゃうかもだけど沢山頑張るから!ね、お願いっ!」

 

「ううっ……」

 

虹夏と喜多ちゃんがゴミ箱の中で蹲っているひとりを励ます。

虹夏は天使のような優しい感じで、喜多ちゃんは陽キャ特有の超ポジティブな感じでひとりに声をかけている。

この感じ、なんか逆太鼓の岩戸開きみたいだな。

 

しばらくの沈黙の後、ひとりがゴミ箱から出てきて、反応を示す──前にきくりさんが話しかけてきた。

 

「なになにどしたのぼっちちゃん?」

 

「あっ、いや、文化祭ライブがあって……」

 

「へ〜文化祭に出るんだ〜!すごいね!」

 

「あっ、その……イマイチ覚悟が決まらないというか……いっ、いつもの箱のライブより多い観客の前でライブするのが怖くて……そっ、想像も出来ないし……」

 

ひとりが心情を吐露するときくりさんはポケットから何かを取りだした。

 

「ぼっちちゃんこれあげる」

 

「えっ、これは……」

 

「私の今日のライブチケット。よかったら見においで。この前のお返しだよ」

 

取り出したのはライブのチケットだった。

SICK HACKは月一でライブをやっていて、今日はちょうどその日だった。

 

「はい君たちもどーぞ」

 

「あっ……お金」

 

「そうですよねチケット代」

 

「いーよいーよあげるから」

 

「いやいや、いくらなんでもお代ぐらい払わないと……」

 

「あげるって……君たち私の事学生から金巻き上げる貧乏バンドマンだと思ってんの?」

 

「えっ違うんですか?」

 

「ううっ、楓くん!今日ライブ終わったら楓くんちの梅酒飲ませて!」

 

「あれだいぶ前に姉貴が持ってきましたよ」

 

「えぇ〜!まぁいいや今日伊織に泊めてもらうついでに飲ませてもらお〜!」

 

まぁ、梅酒の在処は姉貴の家じゃなくて福島の母さんの家なんですけどね。

母さん、梅酒は絶対持ってくって言ってたな……。

 

「こう見えても私、インディーズでは結構人気なバンドでね〜、チケットノルマなんて余裕だし物販でも稼いでるから〜」

 

「じゃあなんでいつも安酒飲んでるんですか?最近シャワーもうちで借りてくし」

 

「家賃払え」

 

そういえばこの前「バンドとシモキタとお酒さえあれば生きていける」とか言ってたけどこういうことだったんだ……。

 

 

「あっ、この前の電車賃返してもらってない……」

 

「てめぇやっぱり金巻き上げてんじゃねぇーか!!」

 

「こっ、これには深いわけが……!!」

 

「なんだよ」

 

「泥酔状態でライブするから毎回機材ぶっ壊してギャラが全部その弁償に消えてんの……」

 

完全にきくりさんが悪いですね。異論は認めない。

てかひとりから金借りてたのかよ。

 

「まぁいい。ぼっちちゃん、他にこいつから返してもらってない金ある?」

 

「あっいや……お姉さんからはもう……あとは……リョウさんから……」

 

ちょっと待て山田。ひとりからかね借りてたのか?いや、あの性格上借りててもおかしくないけど……。

 

「おい山田、どういうことだ?」

 

「……」

 

めちゃくちゃ目を逸らしてるじゃん。バレてんだから正直に言えばいいのに。

そう思っているとリョウが駆け寄ってきた。

 

「ねねねねねぇ、楓。いや、下村様!わ、私の弁護をお願いできませんでしょうか?」

 

必死そうに俺に弁護を求めてきた。

いや、無理ゲーなんだが。自分でどうにかしてくれよ。

あ、そういえば江ノ島で貸した3000円、返して貰ってないな。

そうなると尚更弁護する理由がないんだよな。

 

「無理に決まってんだろ。てか、この前の3000円。給料出たし返せるだろ」

 

「なっ!」

 

「お前楓にも借金してたのかよ」

 

その調子です店長さん。もっと言ってやってください。

あ、きくりさんにも借金踏み倒されてたわ。

 

「あときくりさん、新宿までの電車代返してください。5回分滞納してるの忘れてませんからね」

 

「うげっ……!」

 

「全くベーシストはどいつもこいつも……!おいクズども、お金返すの遅くなってすみませんって言え」

 

店長さんの命令を受け、借金ベーシスト二人組は涙ながらに俺とひとりにお金を返した。

まぁ、金の切れ目が縁の切れ目って言うしこういうところはきっちりしとかなきゃダメだって父さんに言われてたな。

 

「とりあえず無事お金は返したし、いざ新宿へ〜!」

 

そもそもお金借りるような生活するなよと思いながらも、へべれけなきくりさんに導かれて俺たちは新宿へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

下北沢から電車に揺られること20分。

俺たち一行は新宿歌舞伎町へとやってきた。

金曜日の帰宅ラッシュ時間帯と重なったということもあってか、新宿駅には大勢の人が溢れかえっていた。

当然ひとりは人混みにダウン寸前になっていた。

これでダウンするんだったら普段どうやって学校来てるのだろうか。そんな事を考えてながら歩くうちにあっという間にフォルトにたどり着いた。

ここに来るのは2ヶ月ぶり。久しぶりにフォルトの面々に会えることを考えるとなんだがワクワクしてきた。

 

「はいは〜い。ここが私の根城、新宿FOLTで〜す!」

 

新宿FOLT。

スターリーよりも圧倒的に大きく、いかにもライブハウスというようなダークでアングラな雰囲気を醸し出している。

最低限しかついてない証明がより一層ダークな雰囲気を強くしている。

 

「いいいいいイキってすみません……!」

 

「なんかすっごく怖くなってきたわ……!」

 

ひとりはまぁ、でしょうねって感じだけど喜多ちゃんまで恐怖感を抱くとは。

普段いかにスターリーが明るい雰囲気なのかがよく分かる。

 

それはそれとして銀ちゃんはどこにいるのだろうか?

 

辺りを見渡すといつも通り柄悪でロックなバンドマンたちがいる。

そして、ツインテに黒いベレー帽を被り、首にチョーカーを付けた目つきの悪い奴、大槻ヨヨコが睨んでくる。その視線はひとりを鋭く突き刺し、案の定オーバーキルになった。

ひとりは本日何度目かもわからないダウン状態に陥った。

そりゃ怖いもんな、大槻の目つき。

 

そして、その鋭い目つきは──

 

 

俺に移ってきた。

 

 

大槻さん、なんか俺に親でも殺されたような感じでこっち睨んでくるのやめてくれませんかね?

 

大槻の視線に不覚にもビビってると虹夏が俺の方に寄ってきた。

何事かと思っていると、彼女はワイシャツの袖を握ってきた。

 

「どうした……?」

 

「楓……」

 

「先輩……」

 

虹夏に続いて喜多ちゃんまで俺の近くに寄ってきた。

やばい、何度も来たことあるのに一緒に来るメンツが違うだけでこんなにもアウェー感が出るのか。銀ちゃん早く出てきて!

 

「あぁ?」

 

あ、銀ちゃん来た。相変わらず目つき悪いな。

 

「か、かえで……お姉ちゃんに会いたい……」

 

「大丈夫だよ……」

 

ついに泣き出しちゃったよ虹夏。そんなに銀ちゃん怖いのか?

話せばめちゃくちゃ楽しいのに。なんて言葉を言っても虹夏には通じないか。喜多ちゃんもなんか震えてるしな。リョウはまぁ、ノーダメージってところだな。

 

まぁそれはさておきどうすればいいのやら。

この状況を少しでも打開できる言葉を考えてるときくりさんが口を開いた。

 

「ちょっと銀ちゃ〜ん、怖い顔しないでよ〜。この子達私が呼んだゲストなんだからさ〜」

 

「あらやだごめんなさ〜い♡今日はありがとね〜!」

 

やっぱ銀ちゃん乙女だな。

銀ちゃんの乙女な発言にリョウ以外の結束バンドの面々は困惑した表情を浮かべている。

いや、この見た目にこの発言であれば無量空処を食らったと言ってもいいだろう。

そりゃそうだろ。俺だって初めてここ来た時はそうだったし。

 

「あたし、吉田銀次郎37歳で〜す!好きなジャンルはパンクロックよ〜!好きなようによんでくれてかまわないわ!」

 

「ほら、挨拶しろよ……ごめん、銀ちゃん……」

 

「いいのよ。あら楓くん、まぁた男前になっちゃって〜♡」

 

「いやいや全然。まだまだだよ…… 」

 

初めのうちは銀ちゃんには敬語を使っていたが、回を重ねるごとに段々とタメ語で話せるようになった。年の離れた友達っていいよね。

 

「おい、廣井」

 

「ほ〜い?」

 

もう一度結束バンドの面々に挨拶を促そうとすると、今度は奥から志麻さんとイライザさんがやってきた。

 

「遅刻するなっていつも言ってるだろ」

 

「もーリハーサル終わっちゃったヨー!」

 

「あ〜、ごめんごめん!」

 

いつも通り酔っ払うきくりさんを怒る二人。

何度も見慣れた光景だ。

てか遅刻してたんだったらスターリー行かずに初めからフォルト行けばいいのに。

 

「……お、楓くんか。久しぶりだな」

 

「お久しぶりです志麻さん」

 

「で、もしかしてあなたたちが結束バンドですか?」

 

「えっ……あっ……えーと……」

 

「SICK HACKの人だよ」

 

「スカジャン着てるのがドラムの志麻さん」

 

「どうも、志麻です」

 

「で、浴衣を着てるのがギターのイライザさん」

 

「私イライザ!仲良くしてネー!ちなみに18歳までイギリスに住んでマシタ!今日本三年目〜!」

 

志麻さんとイライザさんを紹介すると結束バンドの面々はいつも通りの明るさを取り戻した。

 

イライザさんと虹夏が会話を交わし始めると志麻さんに声をかけられた。

 

「楓くん……」

 

「最近君の家や伊織の家、それにスターリー、だったかな、色んなところに廣井が来てるらしいがあいつ、迷惑かけてないか?」

 

「あ〜、ま、まぁかけてな……いわけではないですけど、それなりに賑やかだな〜とは思います」

 

「ん〜?志麻何コソコソしてんの〜?」

 

「お前は来るな!」

 

近寄ってきたきくりさんは結束バンドの方へと押し込められた。

 

「まぁともかく、廣井が君や伊織、スターリーとかよそに迷惑かけそうになった時はいつでも呼んでくれ」

 

「メイプ〜ル!キクリがなんかやらかしそうになったら喝を入れて止めてアゲテネ〜!私たちのボーカル、捕まったりしたら困るカラ〜!」

 

なんか下村家方面とスターリー方面の事を俺に任せてきたんだけど?

下村家はまぁいいとしてスターリー方面は虹夏と分担させて貰えませんかね?

 

「お〜い!志麻〜!イライザ〜!準備しよ〜!あと楓くんそろそろぼっちちゃんたちのとこに返してあげて〜」

 

「遅れてきた分際で何を言ってるんだ…… まぁとにかくそういうことだから。廣井がなんかしでかしそうになったらいつでも言ってくれ」

 

「うんうん!あ、メイプル、後でオススメのアニメ送るネ〜!」

 

「了解っす!」

 

きくりさんの声かけでSICK HACKの面々は楽屋へと向かっていった。

 

 

 

 

 

「へ〜楓、SICK HACKの人たちと知り合いだったんだ」

 

「あの二人となんの話ししてたんですか?」

 

きくりさんたちが楽屋へ向かっていった後、案の定俺は結束バンドの四人に質問攻めにあっていた。

 

「まぁ簡単に言うと、きくりさん関連の話かな。やらかしそうになったらいつでも呼んでくれって志麻さんが言ってた」

 

本当はやらかしで志麻さんは呼びたくないのだが、きくりさんのあの性格上、これから呼ぶことはどんどん増えていきそうだな。

 

 

スマホを開いて時刻を確認すると時刻は18時15分を回っていた。

15分もあればいい感じの場所が確保できそうだなと思い、スマホをポケットにしまおうとするとバイブがなった。

 

再度スマホを開くとロインが来ていた。

 

『外に来なさい!』

 

相手は大槻。

まずい、なんか凄く嫌な予感がする。

 

「あれ、楓どこ行くの?」

 

「ごめん、ちょっと外で電話してくるから場所取っといて」

 

「え、あ、うん……」

 

 

結束バンドの四人と離れ、外に出る。

 

地上に上がる階段の踊り場には───

 

 

 

「……」

 

 

 

さっきよりも一層強く睨んでくる大槻の姿があった。




次回、「友人の向上心高めツンデレボーカリスト」

大槻ヨヨコ、銀ちゃん、志麻さん、イライザさん25話ぶり2回目の登場。

今後大槻とイライザさんはちょくちょく出てきます

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第二回 誰にご飯を作りたい?

  • 喜多ちゃん
  • PAさん
  • 大槻ヨヨコ
  • 虹夏ちゃん
  • 志麻さん
  • イライザさん
  • 園田智代子
  • 好きな総菜発表ドラゴン
  • 重音テト
  • あり
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