ハイスクールD×D ~審判を超えし者~【凍結】   作:メラニン

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どうも、こんばんは
メラニンです。

今回は繋ぎ回だと思ってください。なので、あまり長くもないと思います

では、どうぞ!


第3話 出発はGWです!

―― 一誠side

 

俺たちは、夕飯を食べ終えて兄さんから説明を聞こうとしていた。

 

「で、兄さんが頼み事って、よっぽどの事が起きたって事?」

 

「そんなに大した事にはならないと思うんだけどな…

順を追って説明しよう。先日、会社が買い取った土地が少し妙でな。それで、部下に調査をさせてみたんだが… 」

 

 

「妙って?何か気になることでも?」

 

 

「ああ。その土地の、厳密に言えば地下から、それなりの魔力量を感じてな。それも、少しずつ魔力量が増えているようなんだ。このまま蓄積して行って、いつか暴走でもされたら、たまったもんじゃないからな。それで、調査をしようとしても、その場に入れないんだ」

 

俺達は揃って怪訝な顔をした。入れないって…

 

「その土地に入れないって何かに阻害されてるってことか?」

 

「阻害と言うか、何か巨大な結界に阻まれてる感じだな。エージェント数名が結界の破壊を試みたが、無駄に終わった。俺もやってみたが、結果は同じでな。空間をすり抜けようとしても、無理だった。まるで、一つの隔絶された世界のようでな。

この手の問題はお前に依頼した方が早いと思って、日本まで戻ってきたってわけだ」

 

 

 

すると、今まで黙っていた父さんが口を開いた。

 

 

「… イッセーのオリジンの力か………… 」

 

「ご名答だ。俺もこんな事にイッセーを引っ張り出したく無いんだが…

あの土地の近くには、ウチの社員もいる。放っとく訳にもいかないだろう?」

 

 

 

「… けど、ユリウス。イッちゃんには学校もあるのよ?それに、いざとなれば近隣の人達を早めに避難させた方がいいんじゃない?」

 

 

「母さんの心配も分かるが、その土地を離れたがらない住民もいるんだ。その人達だけ放っとくなんて出来ないだろ?」

 

 

「それは、そうだけど… 」

 

はは… 母さんは何とかして危険地帯行きを、俺に回避させたいらしいな…

 

「俺なら大丈夫だよ、母さん。それに学校なら、あと数日でゴールデンウイークだし。その間にパパッと片付けて来るよ」

 

 

「………… 」

 

どうやら、納得してくれたようだ。

 

 

「その土地に私たちも、ご同行させて貰ってもよろしいでしょうか?」

 

えっ、部長!?何言ってんですか!?

 

 

「ダメだ。これは、クランスピア社の問題だ。関係ない君たちを巻き込む訳にはいかない」

 

「あらあら♪ 関係ない、だなんてそんな事ありませんわ。イッセー君はグレモリー眷属でもあるのですから、同じ眷属の私たちも無関係とは言えませんわ」

 

朱乃さんが真剣な目をして見てくる。他のみんなも一緒だ。

 

 

「しかしだな――」

 

 

「グレモリー眷属は、眷属への情愛の深い事が特徴の悪魔です。その、眷属が単身危険地帯に飛び込む、というのは許容出来ません。

それに、魔力が絡んでいるのであれば、私達悪魔の得意分野です」

 

 

部長が兄さんの言葉を遮り、言い切った。兄さんが額に手を当てながら、嘆息している、流石に諦めたようだな。

 

 

 

 

「分かった。同行を認めよう。ただし、こちらの指示には従って貰うのが条件だ。それでいいか?」

 

「はい、構いません。無理を言って申し訳ありません」

 

 

「…… よし、話は纏まったようだな。では、数日後のゴールデンウイークにお前達を送り届ける。ユリウス、頼んだぞ」

 

 

「あぁ任せろ、親父」

 

 

こうして俺達のゴールデンウイークも忙しいものになることが決定した。

 

 

 

―――side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―― 黒歌 side

 

私は妖怪で猫又の黒歌というにゃん。厳密に言えば、猫又の中でも上位の存在である猫魈なんだけどねん♪

今私は、悪魔に指名手配されていて逃走中にゃん。そして、私を眷属にしようとしていた悪魔に追い詰められたんだけど、ここの住民に助けられて今は療養中。

 

ここっていうのは、ニ・アケリアという里。妙な装置で結界を張ってて、その結界の事をここの人達は断界殻って呼んでる。

うーん、和やか過ぎるにゃ…

因みに今は耳や尻尾は隠してる。余計な火種になりそうだしねん♪

 

「あら?もう起きて平気なのかしら?」

 

 

「もう平気にゃん。助けてくれて、ありがとねミラちん♪」

 

 

今私の部屋に入ってきたのが、私を救ってくれたミラ=クルスニク。何でもここの里では信仰の対象になってる。理由は私を助けた時みたいな力を持ってるから。単純よね~

 

 

「一応、スープを作ってきたから食べなさい」

 

 

「ありがたく頂くにゃん」

 

素直にスープを口に運ぶ。うーん、ミラちん以外と料理が上手いにゃん。けど…

 

「うん、ミラちんは料理が上手ねぇ。私も中々これを超える味には出会ったことは無いにゃん」

 

ピクッと、ミラちんが反応したと思ったら、こっちに顔を近付けてきた…

って、近いにゃん!?

 

「ふーん、中々って事は私より美味しい物を作れる人を知ってるってことよねぇ?

私これでも、この里で一番料理上手って言われてるんだけど…

ねぇ、あなたの中で一番美味しい物を作ってくれる人を教えてくれないかしら?」

 

 

当然私の中で一番は、昔ご主人が小さい時に必死になって作ってくれた物にゃん♪

けど、もう食べれないんだけどね…

 

 

「教えてもいいけど、この結界の中から出ないと会えないだろうし、意味無いと思うんだけど… 」

 

「私が知りたいのよ!あとついでに、私の料理が何番だったかも教えなさい!」

 

 

ミラちんが凄い剣幕で迫ってくる。こ、怖いにゃん!

 

「お、落ち着くにゃん、ミラちん!ミラちんの料理は2番目にゃん」

 

 

「わ、私が2番目!?なら、1番を教えなさいよ!」

 

 

「……… 1番は、兵藤一誠という人にゃん… 私の大切な人の一人よ… 」

 

もう、二度と会えない私のご主人にゃん…

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………… あなた、何で泣いてるの?」

 

「にゃっ!?な、何で… 」

 

 

私はビックリした。いきなり、涙が頬を伝っていた。あらら、柄にもなくホームシックにでもなっちゃたかしらね?

ん?何かミラちんが考え込んでる?

 

 

 

 

「………………………………あなたについて話してくれないかしら?いえ、それだけじゃ無いわ。私はこの結界の外を殆ど知らない。あなたを助けた時だって、偶然外に力を感じて、出れただけだったから。私にとっての『世界』はこの断界殻の中だけ………

私に、あなたの知っている『世界』を教えて」

 

 

 

 

それから、私は可能な限りのことをミラちんに教えたにゃん

 




はい、ということで次回はGWに突入です!!

GW中に起こる事件とは一体!?
完璧なオリ展開ですので、D×Dの内容からは離れております・・・

それでも、楽しんでいただけたら幸いです!
あと、因みにですね一誠の記憶が戻るとに、イバルを完璧に書き忘れてましたw
ま、ネタということで見てください。

では、また次回お会いしましょう!
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