ハイスクールD×D ~審判を超えし者~【凍結】   作:メラニン

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まず、読者の方々に謝ることが・・・

すいません、予告ミスです!
へたれ女装ヴァンパイアが今回は出てきません!
レヴィアたんが、若干尺を取ってしまいまして・・・


次回から気を付けます!


では、どうぞ!


第4話 コスプレ魔王来校です!

―― 一誠side

 

「あら、イッセー。あなたも抜け出してきたの?」

 

 

「あ、どうもです、部長。ええ、抜け出してきました。まぁ、何はともあれ終わったんで良かったんですけど。ただ、あのまま、あそこには残りたくは無かったので」

 

 

授業が終わった瞬間に俺は教室を飛び出した。絶対に質問攻めにされるし、そこに兄さんが会話に混ざり込んで来そうだという懸念もあったからだ。そんな訳でレイアとアグリアに作品を渡したら、一目散にここへ来た。で、そこには朱乃さんを連れた部長が居たというわけだ。

因みに、今日は午前中の公開授業だけで終わりなので、もう授業は無かったりする。

 

 

「そっちも大変だったみたいね。こっちもお兄様が自重してくださらないから、散々だったわ」

 

 

「こっちもでした」

 

 

「「はぁ…………」」

 

 

「あらあら、部長もイッセー君もお疲れですわね。私もイッセー君のお父様の会社の方に撮られていたみたいで、少し緊張しましたわ。事前に聞いてたから、まだ良かったですが………」

 

 

「え!?………そういう事か。どうやって、全員撮るのかと思ってたけど………

職権乱用もいいところだな」

 

 

恐らく、というか絶対に、父さんもしくは母さん、兄さんが会社の人を使って、他のクラスの撮影までやったんだろう。なんて事だ。

って事は今頃小猫ちゃんの方もこうなってるだろうな。

 

 

 

 

 

 

「それにしても、公開授業が終わったってのに、随分人が居ますね」

 

 

そう、今休憩している自販機の近くには結構な人が居る。それが、どこかへ向かっている。

耳を澄ませてみると、体育館で何かがあるらしいという事が聞こえる。

 

 

「体育館で何かやってるみたいですね」

 

 

「そうみたいね」

 

 

「うおっ!?ミ、ミラ!?」

 

 

いつの間にやらミラが側に来ていた。騒音の中とはいえ、後ろを取られるとは………気を付けよう。

よく見ると、俺のクラスのオカ研組も全員来ていた。

 

 

「あれ、全員で来たのか?」

 

 

「当たり前でしょ!一目散にあの騒ぎの当事者が逃げたんだから、当然標的が私達に変わったのよ!だから、アーシアたちを連れて、逃げて来たわ」

 

 

「芸能人の気分は味わえたか?」

 

 

「………燃やすわよ?」

 

 

「………ごめんなさい」

 

 

「あのぉ、何でこんなに人が多いのでしょうか?」

 

 

手を挙げつつアーシアが疑問をぶつけて来る。

 

 

「体育館で何かやってるらしい」

 

 

「何かって?」

 

 

「さぁ?」

 

 

「ならば、見に行ってはどうだろうか?」

 

 

そこにゼノヴィアも話に加わって来た。

 

 

「まぁ、確かに気になるしなぁ」

 

 

これだけの人集りが出来るんだから、よっぽどのイベントでもあるんだろう。なら、純粋に気になる。

 

 

「何でも、演劇をやってるみたいだよ?」

 

 

「うおっ!?な、何だ、木場か。それに、小猫ちゃんも」

 

 

本当によく後ろ取られるな。何で?

 

 

「ビックリさせちゃったね。ごめんよ、イッセー君」

「すいません、先輩」

 

 

「いや、良いんだけどさ。で、演劇?演劇部がやってるのか?」

 

 

「いや、そうじゃ無くて、来校した人が勝手に始めちゃってるみたい」

 

 

「え、それってマズイんじゃ……?」

 

 

「………まぁ、多分ね」

 

 

いや、多分じゃ無くて絶対にヤバイよ。

 

 

「とにかく、行ってみましょうか。こうして、皆揃ってる事なんだし」

 

 

部長の提案により、俺たちは体育館へと向かった。

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

 

 

「おのれ、変態仮面とその眷属め!愛と正義の魔法少女レヴィアたんが、滅殺してやるわ☆」

 

 

「「「「「うおおぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

 

 

体育館に入った途端に魔法少女のコスプレをした少女がステージ上でステッキ片手に、物騒なセリフを発言していた。そして、結構なギャラリーがそこには居た。

ザッと200人くらいか?

 

 

いや、それよりも俺には気になる事が。それは、少女と相対している、ブリーフを被って海パン一丁という、変態仮面の名に恥じない格好をした奴だ。

隣には可愛らしいチワワが居る。だけど、そのチワワが巻いている赤いバンダナには微妙な見覚えが……

バンダナには『桃央』と書かれている。俺は手を頭に当てた。

部長は部長で若干苦笑いしている。

 

 

「ふおぉぉぉ!やってみろ、レヴィアたん!しかーし!儂が勝った暁には、お主の体を好きにさせてもらうぞ!」

 

 

わきわきと、イヤラシイ手つきをした変態仮面。ギャラリーからはブーイング………

 

 

「く………なんて、ヨコシマなヤツなの!貴方みたいな人を野放しには出来ないわ!喰らいなさい!」

 

 

ステッキを振りかざし、飛び掛かる魔法少女を名乗るレヴィアたん。

魔法少女という割には、肉弾戦を仕掛けるようである。それが意外と、ギャラリーには受けている。

 

 

「やあぁぁぁ!」

 

 

「ほい、ほい、ほい、ほい!」

「きゃん、きゃん、きゃん、きゃいん♡」

 

 

「「「「「ブーーーー!」」」」」「アイツ、犬を盾にしてるぞ!」「外道め!」「くたばれ、変態仮面!」「サイテー!」

 

 

「中々、良い打撃をお持ちですね、お嬢さん。ぜひ、もっと!」

 

 

あちゃー………

 

 

「な、何だ!?」「犬が人に!」「魔法か!?」「演出だろ?」「どうやったんだ?」

 

 

あろうことか、チワワが犬神桃央の姿になった。そう、変態仮面とその眷属(?)として出演してるのは、この前捕まえた下着ドロボーである、ボビーと犬神桃央だ。

一般人の前で姿を変えるって、非常識過ぎる!まあ、演出っていう風に見えてるみたいだから、問題は無いのか?いや、あるか…………

それにしても日本の神様は何を考えてるんだ!?こんな奴らを野放しにするなよ!

あの時もう少し厳しい罰を与えた方が良かったか?

そんな事を考えていた間に劇は進み、いよいよクライマックスになった。

 

 

「邪悪な眷属め!私の正義の魔法を喰らいなさい!」

 

 

ドンッ!

 

 

「ぐわあぁぁ!」

「キャイ〜ン♡」

 

 

小規模な爆発と共に、変態仮面とその眷属(?)はステージの裏まで吹き飛ばされた。え、今の本物魔法か!?

こっちはこっちで、一般人の前で何をやらかしてるの!?

 

 

「うおっ!?スゲー演出!」「あの役者気合入ってる!」「オモシロイ!」「レヴィアたん、サイコーだーー!」

 

 

どうやら、また演出としてギャラリーには映ったようだ。

 

 

「私の勝ちよ!世界の平和はこの魔法少女レヴィアたんが居る限り、侵させないわ☆」

 

 

横チェキにプラスでウィンクをしながら、決めポーズを取るレヴィアたん。それに、ギャラリーは大興奮。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はいはい、そこまでだ。散った散った」

 

 

「「「「「ブーー!」」」」」「横暴だぞ、生徒会!」「もっと見せろ!」「レヴィアたーん!」

 

 

「みんなー!今日はありがとー!今日はここまでだよー!また、私を見かけたら、ヨロシクね☆」

 

 

突如として現れた匙がストップを掛けてようやく演劇が止まった。

それから、ギャラリーは渋々といった形ではあったが、体育館から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

ギャラリーが出て行ったあと、当事者達をステージから下ろした。ボビーと犬神は俺が亜空間から出したロープでキツく縛った。犬神が心なしか、嬉しそうな表情を浮かべていないような気がしないでも無いが、取り敢えず放っておいた。で、レヴィアたんを名乗る少女を匙が尋問しようとしていた。

 

 

「あの、ここの生徒の関係者の方ですか?こういう事は困るんですが……」

 

 

「匙、ここの騒ぎは治まりましたか?」

「あー!ソーナちゃん見ーつけた☆」

 

 

生徒会の会長である、ソーナ会長が入って来た瞬間に、レヴィアたん(?)は会長の元に駆け寄った。

当の会長は顔が真っ赤だったりする。

 

 

「お、お姉さま………また、そのような格好を………お姉さまは魔界を治める魔王なのですから、自覚をお持ちください!」

 

 

 

「「「「え、ええぇぇぇぇぇ!?」」」」

 

 

俺を含めた事情を知らなかった組は揃って絶叫した。

この方が魔王!?

 

 

 

 

 

 

「セラフォルー様、お久しぶりです」

 

 

「うん、リアスちゃん久しぶり!元気そうで何よりだわ」

 

 

「ええ、セラフォルー様もお変わりないようで」

 

 

あー、なるほど。部長が苦笑いしていた原因はコッチだったか。そりゃ、俺たち悪魔のトップがこれは少しなぁ………

 

 

「なぁ、匙。もしかして、会長のお姉さまって……」

 

 

「ああ、俺も噂でしか聞いた事が無かったから今知ったんだが、あの方が現四大魔王の一人である、セラフォルー・レヴィアタン様だな。まさか、魔法少女のコスプレをしている所に出くわすとは思わなかったけど」

 

 

「俺もだ……」

 

 

なんだか、昔に出会った悪魔の方が悪魔らしい気がする。なんて事は口が裂けても言えないが………

俺の周りの組織のトップの人たちって、揃ってオフの時はノリが軽いなぁ。

父さんも休日はなんやかんやで、母さんの尻に敷かれてるし。サーゼクス様はここ数日、グレイフィアさんにハリセンでシバかれてるし。で、極めつけが、俺の前に居る魔法少女ならぬ、魔王少女という訳だ。

………残りの2人の魔王様がマトモである事を切に願う。

いや、サーゼクス様も仕事の時はマトモだって聞くんですけどね………

 

 

「ところで、リアスちゃん。あの子が噂のドライグ君?」

 

 

「ええ、そうです。イッセー、セラフォルー様にご挨拶を」

 

 

「はい。お初にお目にかかります。グレモリー眷属の『兵士』を任されている、兵藤一誠です。以後お見知りおきを」

 

 

「もー、堅いよ、イッセー君。私もサーゼクスちゃんと同じくオフなんだから、もっと気軽に接して欲しいのよ」

 

 

「は、はぁ………」

 

 

「じゃあ、一応私も自己紹介しとくね。現四大魔王のセラフォルー・レヴィアタンです。レヴィアたんって呼んでね☆」

 

 

「………ぜ、善処します」

 

 

………俺、この人のノリに付いて行けない。

 

 

 

「お姉さま、ご自重下さい。いくら、オフとはいえ、魔王がそのような格好をしていては、示しがつきません」

 

 

「そんな、ソーナちゃん!私が魔法少女に憧れているのは知ってるでしょう!?そんな事言われたら………お姉ちゃん悲しい!」

 

 

「お姉さまのフォローをする私の身も少しはお考え下さい!関係者の方々に毎回説明をするのが、どれだけ大変か………」

 

 

「………そっか、そうだよね…………ゴメンね、ソーナちゃん。私ソーナちゃんの事をちゃんと考えて無かったわ………」

 

 

「お、お姉さま………ようやく……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから、ソーナちゃんも魔法少女になろう☆」

 

 

「「「「「……………は?」」」」」

 

 

セラフォルー様が改心したかと思いきや、そんな事は無かった。会長の説得の返答として帰って来たのはセラフォルー様のトンデモ発言だった。セラフォルー様は何処からか取り出した魔法少女の衣装を両手で持って、喜んでいる。

 

 

「ソーナちゃんもきっと、魔法少女になれば、良さが分かるわ☆

今までゴメンね、ソーナちゃん。ソーナちゃんも魔法少女じゃ無かったから、私の事が分からなかったんだよね………だから、魔法少女になろう!きっと、似合うよ!そしたら、レヴィアたんとソーたんでユニットを組んで――」

 

 

「……も、もう、耐えられませんっ!」

 

 

ついに限界だったのか、会長が涙目になりながら走り去った。って言うか、本当に泣いてなかった?

 

 

 

「あー、待ってえぇ、ソーたぁぁん!」

 

 

「私の名前に、『たん』を付けないで下さい!」

 

 

 

そんな事を言いながら、魔王姉妹は体育館を出て行った。

 

 

「じゃあ、俺も会長のフォローをしなきゃだから、行くな」

 

 

「お、おう。頑張れよ」

 

 

2人を追う形で匙も居なくなった。

 

 

「なんだか、嵐のような人だったな………」

 

 

「あんなのがトップで、冥界は大丈夫なの?」

 

 

「ミラ、もう少しオブラートに包んで発言しようか」

 

 

「本人が居ないんだし、いいでしょ?」

 

 

「いや、でもなぁ……」

 

 

「はぁ、ミラの言いたい事は分かるわ。でも、現四大魔王の方々はどの方も優秀よ。前回の大戦から、冥界を立て直した人達なのだから。ただ、あまり言いたくは無いのだけど、どの方もオフの時は軽いのよ。酷いくらいにね」

 

 

部長は少し複雑そうな表情だ。魔王の身内だと、色々と苦労もあるんだろうな。そんな事を考えながら、俺たちも体育館を後にした。

 

 

え、ボビーと犬神?

また、前回と同じくミルたんの部屋送りにしました。

さすがに、これにはドMの犬神も本気で嫌がってたけど、気にしない気にしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

 

「リアス、丁度いいところに来たな」

 

 

「お、お父様!?」

 

 

帰ろうと思って、全員荷物をまとめて昇降口に向かったところで、部長と同じ髪色をしたダンディーな男性と、父さん達が談笑していた。

 

 

「父さん達も何をやってんのさ?とっくに公開授業が終わったんだから、帰ったと思ってたのに」

 

 

「この前の家の改築で世話になったのだ。挨拶をしておかなくてはなるまい」

 

 

「ほう、君が刃紅殿のご子息の一誠君か。娘が世話になっているようだね」

 

 

「いえ、寧ろこちらがご迷惑を掛けてしまう事も多いです」

 

 

「はっはっは、気にしないでくれたまえ。娘にもいい経験になっている筈だ」

 

 

軽快に笑う、部長のお父様に対して、部長は何ともいえない表情をしている。

 

 

「グレモリー卿、この後のご予定は?」

 

 

「そうですな、このまま帰ろうかとも思っておりましたが、サーゼクスは娘の下宿先を見たと言っておりましたので、ご迷惑でなければ私もお邪魔したいのですが。いかがですかな?」

 

 

「ええ、構いませんよ。では、イッセー、我々は先に帰っているぞ」

 

 

「ああ、分かったよ」

 

 

そこで、俺の家族とグレモリー卿は俺の家に向かった。

 

 

「まさか、お父様まで来るなんて………」

 

 

「ははは、父上が興味を示されるのも無理は無い。何せ、我が家のリーアたんが居るのだからね」

 

 

「お兄様!私の名前に、『たん』を付けないで下さい!」

 

 

そう言って現れたのはグレイフィアさんを引き連れたサーゼクス様だった。

 

 

「ところで、リアス。一緒に来てもらいたいのだが、良いかな?」

 

 

「はい、それは構いませんが……」

 

 

「なに、リアス自身の眷属について少しね。それに今度の和平に向けて、朱乃くんにも来てもらいたい」

 

 

「はい、分かりましたわ」

 

 

「うむ。ではイッセー君、済まないが妹達を借りて行くよ。では」

 

 

それだけ言うと、サーゼクス様は部長達を引き連れて、どこかへ行ってしまった。

 

 

「しょうがないから、帰るか」

 

 

「あ、そうだ、イッセー君。僕も君の家にお邪魔しても良いかな?」

 

 

「ああ、いいけど、何でだ?」

 

 

「………君、今日の朝の鍛錬スッぽかしたでしょ?」

 

 

「あ………」

 

 

「はぁ……その様子だと忘れていたみたいだね。という訳で、これから僕の鍛錬に付き合って欲しいんだけど、いいかな?」

 

 

「ああ、いいぞ。あと、別に忘れてた訳じゃない。こうでもしないと、俺の精神が危なかったんだ」

 

 

「まぁ、分かったよ。それじゃあ、僕も一度帰ってから君の家にお邪魔するよ」

 

 

「ああ、分かった。じゃあ、地下のトレーニング場の準備をしておくから、準備ができたら来てくれ」

 

 

「うん、分かったよ。じゃあ、また後で」

 

 

それだけ言うと、木場は走って行った。そんなに急がなくても……

 

 

「じゃあ、帰るか」

 

 

それから、俺たちは揃って下校した。

相変わらず、男子どもから鋭い視線を感じたが無視した。

 

 

頼むから、そんな視線を向けないでくれ。俺たちには何も無いんだから!

 

 

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

 

それから、帰宅してそれぞれ別行動になった。俺は木場とのトレーニングのために、地下を片付けて模擬戦の出来るスペースを確保していた。

既に帰宅していた父さんと兄さんは、グレモリー卿とリビングで話をしていて、母さんは今晩の料理の仕込みを始めていた。それを手伝うという事で、ミラとアーシア、小猫ちゃんはキッチンへ行った。料理の出来ない、ゼノヴィアは俺の片付けの手伝いをしてくれている。ゼノヴィアも鍛錬に参加するらしく、上はジャージ、下はブルマに着替えている。なぜ、ブルマ?

黒歌は今日はノンビリしたいと言って、部屋でゴロゴロしてるみたいだ。

 

 

「ふぅ、こんなもんか。ありがとな、ゼノヴィア。片付けを手伝ってくれて」

 

 

「いや、私も鍛錬に参加するつもりだから、構わないさ。ところで、イッセー。話は変わるのだが……」

 

 

「ん?どうした?」

 

 

「イッセーは誰かと、S◯Xした事はあるのだろうか?」

 

 

「…………は?」

 

 

聞き間違いだよな、多分。年頃の女の子の口からトンデモない単語が出てきた気がする。

うん、聞き間違いだ。身体能力高いから聴力も良い方だけど、多分聞き間違いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

「ゴメン、なんか聞き間違えたみたいだ。もう一回言ってくれるか?」

 

 

「だから、S◯Xだな。つまりは子作りだ」

 

 

「は、はぁっ!?な、なな何言ってるんだ、お前は!」

 

 

「む、言い方がマズかったか………では、もっと単刀直入に言うと、私のーー」

 

 

「わー!ストップストップ!お前今、何言おうとしたんだ!?」

 

 

「子作りの行為自体について詳しく言おうとしたぞ?イッセーはそういうプレイが好みなのかと思ったが?」

 

 

「んなわけ無いだろ………頼むから、やめてくれ。松田や元浜と同類になりたくはない……」

 

 

「そうか、話を戻そう。で、肝心の子作りの件なのだがーー」

 

 

「だから、そういう事言うなやあぁぁ!ってか、誰だ!?お前に、それをふきこんだのは!?」

 

 

「桐生に相談したら快く、乗ってくれてな。イッセーは鈍いらしいから寧ろど直球で行け、と言われた」

 

 

よし、今度こそ桐生を葬ろう。いい加減にしろ、あのエロメガネ!

 

 

「あのなぁ、女の子がそうホイホイと子作り云々言うもんじゃない。大体何でーー」

 

 

「何で、か?イッセーは敵である私すら心配しただろう?私はデュランダルの所持者であるが故に、期待される事はあった。しかし、それ故に、君に言われたような事を言われた事は無かった」

 

 

………俺が言った事?

あれ、俺ゼノヴィアに何て言ったっけ?

 

 

「ふぅ、その顔だと覚えていないみたいだね。イッセーは私に『死んでほしくはない』と言ったんだ」

 

 

「あ、あー………思い出した。言ったな。確かに、言った。

でも、そんなの当たり前だろ?誰だって死んでほしくはない」

 

 

「ふふ、そうだな。普通ならそうなんだろうな。だが、私には少し衝撃だったのかもな」

 

 

「っ!?そ、そうか………ゴメン、ゼノヴィア。不注意だった……」

 

 

「いや、いいんだ」

 

 

俺は自分の不注意さを呪った。平和ボケし過ぎていた。ゼノヴィアは昔から教会で育ってきた。戦士として。命のやり取りが日常茶飯事だった筈なんだ。

俺はそれを失念していた。

 

 

「とにかく、男にあんな事を面と向かって言われたのは初めてだった。あんな真っ直ぐな目で私を見てくれて、叱咤してくれたのは君が初めてだったんだ」

 

 

「ゼノヴィア………」

 

 

そっか、この子は今まで殺伐とした世界で生きてて、この国に来て、自分の世界が広がったんだ。それの助けに俺が少しでもなれていた。コレは少し嬉しいかな。

それに、今の話で分かったけど、この子も大概純粋なんだろう。

 

 

 

 

 

「そこで、私は君と子作りをしようと思った訳だ!」

 

 

「ぶふぅ!?………何でそうなった!?今、少し良い話っぽくなってたのに、何でそうなった!?今の一言で台無しだろうが!」

 

 

「む、分からないのか、イッセー?

あー………なるほど。コレが鈍いと言われている原因か」

 

 

「だから、俺が鈍いってのは置いとくにしても、そんなにホイホイと体を許すな!」

 

 

「私は誰にだって体を許すような不埒な女では無いぞ!!

ええい、埒があかない!イッセー、ここに立て!」

 

 

「は?何で?」

 

 

「いいから!」

 

 

俺は渋々ゼノヴィアの指示した場所に立つ。

 

 

「少し目を閉じていろ」

 

 

「嫌だ」

 

 

「なら、仕方がない」

 

 

そう言うと、ゼノヴィアは急に上に来ていたジャージを脱いで、その下の体操服の裾に手を掛けた。

 

 

「ス、ストップ!何で、体操服に手を掛けた!?」

 

 

「脱ぐために決まってるだろ?」

 

 

「何で、脱ぐ必要がある!?」

 

 

「着替えるからだ」

 

 

「着替えが無いのにか?」

 

 

「ちっ、妙に細かい……

ならば!」

 

 

「ゼノヴィア?何を――うわっ!?眩しっ!?」

 

 

ゼノヴィアは瞬時にデュランダルを召喚して、莫大な聖オーラによる発光で俺は視界を奪われた。

 

 

「ぐっ!?」

 

 

そして、完璧に虚を突かれた俺はゼノヴィアに押し倒された。しかも、妙に力が強い!何故に!?

くそっ!しかも何も見えない!

 

 

「イッセー、覚悟してくれ。なに、すぐに済む。多分。

私は初めてだが、桐生にその辺の知識は教えてもらった。それを実践すれば、きっとスグにイかす事が出来る筈だ。あ、あの様な腰使いをするのは流石の私でも恥ずかしいのだが、今は我慢しよう。それに今回は私がやるが、次からはその………イッセーの方から………」

 

 

「またか、あのエロメガネエェェ!ってか、ちょっ、待てえぇぇ!お前は――むぐっ!?」

 

 

俺の口が塞がれた。体の前面全体にゼノヴィアの体温を感じるから、どういう風に塞がれてるのかは、予想出来るがヤメよう!後が怖い!

その時、ポーンというエレベーターが動いた音が聞こえた。

 

 

「お待たせ、イッセーk--

お邪魔しました」

 

 

「んーー!んーー!」

 

 

俺は口が塞がれているため、コレしか言えない!声とこの対応は絶対に木場だ!頼む木場!

助けてくれえぇぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

「木場、一応礼は言っておこう。ただ、お前は一回俺を見捨てようとしたな?」

 

 

俺は2人を正座させて、お説教中。

 

 

「うん、そうだね。けど、ニュアンスの違いだよ。アレはイッセー君の何時もの光景だから問題無いと思ったんだ」

 

 

「どこがだ!?襲われとったわ!」

 

 

「む、ヒドイぞ、イッセー。私は純粋に子作り――」

 

 

「はい、加害者は黙る!そして、木場はケータイチェックだ」

 

 

実は木場が俺を助けるまで、結構なタイムラグがあった。しかも、ピロリンという音が聞こえた事から、あの光景を写真に撮ってる筈なんだ。

 

 

「ははは、もう遅いよ、イッセー君」

 

 

〜〜♪〜〜♪

 

 

そこで俺のケータイが鳴る。

着信画面を見ると、兄さんだ。俺はおそるおそるケータイのメール画面を開く。

 

 

『イッセー、大人になったな………

あとはシッカリ責任を取れ。悪魔は一夫多妻制だと聞く。お前が養えるなら、幾らでも妻を娶っても大丈夫だぞ(まぁ、でもある程度は計画的にな?じゃないと、毎年お年玉の出費が嵩むからなw)』

 

 

という、文章にプラスで先ほどの行為が写メではなく、ムービーで撮られていた………

 

 

「最悪だ………」

 

 

「まぁまぁ、イッセー君。きっと、お兄さんも嬉しいんだよ。さぁ、鍛錬を始めよう」

 

 

「無理だよ………だって、俺のライフはもうゼロだもの……」

 

 

「じゃあ、この動画をミラさんに送ろう」

 

 

「よし、やるか!さぁ、準備しろ!コテンパンにしてやる!」

 

 

もう、こうなりゃヤケだ!何だってやってやらあぁぁ!!

 

 

 

「ふむ、さすがは木場だな。私よりイッセーと長い事一緒にいるだけはある」

 

 

「ははは、お褒めに預かり光栄だよ、ゼノヴィア。今日は君のデュランダルも相手になって貰いたいんだ。いいかな?」

 

 

「ああ、構わないぞ」

 

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

それから、一対一形式で模擬戦を行った。

 

 

まずは木場とゼノヴィアから。同じ『騎士』同士の戦いだが、ゼノヴィアはまだ『騎士』の特性であるスピードを活かしきれていなかった。それに対して木場は禁手が既に馴染み始めてるらしく、それにプラス持ち前の『騎士』のスピードでゼノヴィアを翻弄していた。10分くらい斬り合ったところで木場が勝った。

 

 

「はい、そこまで!木場の勝利」

 

 

「はぁ、はぁ………く、前は私の方が有利だったのに、逆転されるとは……」

 

 

「はぁ、はぁ、いや、君のデュランダルはヤッパリ脅威だよ。途中僕の聖魔剣にヒビが入ったし」

 

 

「私は叩き折るつもりだったのだがな……この前より遥かに強度が上がっているみたいだな」

 

 

「そりゃね。あの時は僕の精神状態も不安定だった。僕の『魔剣創造(ソード・バース)』は精神状態にかなり左右されるからね」

 

 

「なるほど。今は精神状態が落ち着いているから強度が上がっていたのか」

 

 

「まぁ、それにゼノヴィアはまだ『騎士』のスピードを出し切れていないからな。

さて、じゃあ、次は俺だな。どっちが戦うんだ?」

 

 

「僕からにしてもらってもいいかな?」

 

 

「ああ、いいぞ。朝スッぽかしたちゃったからな。じゃあ、ゼノヴィアは一回休憩だ」

 

 

「ああ、分かった」

 

 

ゼノヴィアはその場から少し離れ、俺は木場と向かい合った。

 

 

「さて、始めるか」

 

 

『Boost!』

 

 

俺は『赤龍帝の籠手』と『賢者の槍』を発現して構えた。

 

 

「うん、よろしくね、イッセー君」

 

 

「ああ、じゃあ、行くぞ!」

 

 

『Kresnik!』

 

 

「っ!?」

 

 

キィン!

 

 

俺は瞬時に木場の前に現れ、槍を横薙ぎに斬りつけた。

それを木場は聖魔剣で受けたが、受け止めきれずに横に飛んで威力を殺した。

 

だが、空中で身動きできない隙を見逃すわけがない!

 

 

舞斑雪(まいはだれ)!」

 

 

空中の木場に舞斑雪で追い討ちを掛ける。また、聖魔剣で防がれたが、先ほどよりも高く吹き飛んだ。

ここだ!

 

 

「絶影!」

 

 

木場の上から急襲し、槍による一撃を加えた後、回転しながら後ろへ飛ぶ。

空中でさらにもう一撃!

 

 

蒼破刃(そうはじん)!」

 

「く、『魔剣創造』!!」

 

 

 

魔力を込めた蒼い斬撃を飛ばしたが、木場は聖魔剣を扇型状に展開し、盾にすることで防いだ!

 

 

「やるな!」

 

 

「次は僕の番だ!魔神剣!舞斑雪!」

 

 

斬撃による衝撃波で牽制したところで、舞斑雪で突っ込んできた。俺は槍でその一撃を防いだ。だが、次の瞬間木場は聖魔剣のオーラを噴出させながら、既に次の攻撃を繰り出した!

 

 

朧鼬(おぼろいたち)!」

 

 

左右から斬りかかり、最後にカカト落としを仕掛けてくる!

聖魔剣のオーラの噴出を利用して、技自体の威力と、速度を上乗せして来た!なるほど、剣の表面には悪魔にとって、毒になる聖のオーラを纏って、内側は魔のオーラで自分自身を強化してる。

コレは前よりもやりずらい。

 

しかも、カカト落としが防がれた瞬間に、また斬りかかって来て、俺と鍔迫り合いになる!切り替えも早くなってるな。

 

 

 

「まだ、禁手を使いこなせないと言ってた割には、大分馴染んでるじゃないか」

 

 

「ああ。けど、これでも恐らく僕の禁手の性能は引き出しきれていない。もっと、上が有る筈なんだ!だから!」

 

 

ギィン!

 

 

木場はもう一本の聖魔剣を発現して、二刀流の状態で俺を弾いた。

 

 

「遠慮は要らないよ、イッセー君。君も禁手を使ってくれ」

 

 

木場は聖魔剣を俺に向けて、そう言った。

 

 

「分かった。じゃあ、遠慮なく行かせてもらうぞ。禁手化」

 

 

俺は黒を基調とした鎧を身に纏った。所々に黄色く光るラインが走っており、背中からも計6本の光るラインが伸びている。

 

 

「『賢者の完全龍骸殻』。そう言えばコッチで木場と戦うのは初めてだな」

 

 

「そうだね。イッセー君の『赤龍帝の鎧』とは戦った事があるけど、それは初めてだ。でも、やる事は変わらないよ!」

 

 

「ああ!行くぞ!」

 

 

 

 

それから、俺と木場は模擬戦を再開したが、1分掛からずに、俺の圧勝で決着が着いてしまった。

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ…………ははは………まさか、君の背中のラインがあそこまで自由に動かせるとは思ってなかったよ」

 

 

「ああ、これか?」

 

 

頭の部分だけ、鎧を消した状態で俺は木場を見下ろす形になっている。

そして、木場に指摘された背中のラインの内、一本を動かしてみせる。

 

 

「最近ようやく、実戦で使えるレベルまで操れるようになったんだ」

 

 

「そうなんだ……はぁ、まだ、君には追いつけそうにないね」

 

 

「いや、俺も正直驚いた。聖と魔のオーラの使い分けで、あそこまで以前より戦い難くなってたからな。あれを極めれば、かなり強くなるぞ?」

 

 

「はは、それは一応喜んで置くよ。それにしても、まさか足をやられるとは思わなかったよ」

 

 

そう、俺は木場の持ち味であるスピードを殺すために、匙がフリードを相手に使ったという手を真似させてもらった。つまり、ラインを使って木場の足を引っ掛けて、スピードを殺したんだ。一本だけならまだしも、6本同時だと、ヤッパリ処理し切れなかったようで、後は詰将棋と同じだ。

 

 

「まぁ、だけどコレは6本同時に操ろうとすると、大分集中力が必要でさ。今でもたまに操り損ねるんだ。何だか、手足が10本になった感覚なんだよ」

 

 

「何だか、手足が10本ってイカみたいだね」

 

 

「………もうちょい、マシな例えあるだろ………」

 

 

「なるほど、イカか………そうか、イッセーは触手プーー」

 

 

「ストオォォォップ!

ゼノヴィア?何を口走ろうとした?いや、言わなくていいけど!」

 

 

『…………そうか………俺の力はイカで、触手なのか………』

 

 

「レディオォォォン!

気にしなくていいから!ほら、お前の力は便利で汎用性だって高いんだから落ち込むなよ!」

 

 

『………ああ』

 

 

うわぁ、明らかに元気が無い。ドラゴン連中ってメンタル弱くないか?

 

 

「はぁ……テミス、レディオンを励ましてやってくれないか?」

 

 

『はい、分かりました。さ、レディオン、悩みは聞きますから』

 

 

『………ああ、感謝する』

 

 

その会話と共に、レディオンとテミスは精神の奥に引っ込んだ。

それと同時に、俺は鎧を解いた。

 

 

ビシッ!

 

 

「痛っ!痛いぞ、イッセー!何故チョップをした!?」

 

 

「当たり前だ!お前はもう少し言葉を選べ!」

 

 

「むぅ………気を付けよう。では、次は私とだぞ、イッセー」

 

 

「了解。じゃあ、木場は交代な」

 

 

「うん、分かったよ」

 

 

 

 

 

 

今度はゼノヴィアと正面から向かい合う。

因みに、『賢者の槍』は消した。今のレディオンの精神状態だとサポートは難しそうだし。

 

 

「じゃあ、始めるか、ゼノヴィア」

 

 

「ああ、ヨロシク頼む。では、こちらから行くぞ!」

 

 

カッ!

 

 

「つっ!?」

 

 

開始と同時にゼノヴィアはデュランダルの聖オーラを爆発的に高めた発光により、俺から視界を奪った!

さっきも食らったけど、まるでスタングレネードだな。

 

 

右後ろの方がチリチリと痛んだので、そちらに籠手を構えて防御態勢を取る。

 

 

ギイィィン!

 

 

「ぐ………相変わらず凄いパワーだな」

 

 

「ああ、私は木場の様に器用に剣術を扱う事は出来ない。だが、パワーであれば木場に負けない!」

 

 

確かに、元々ゼノヴィアはパワー一辺倒だった。そこにプラス、高速で突っ込んで来たら、威力も当然上がる。しかも、悪魔にとっての天敵であるデュランダル。

対悪魔戦において、ゼノヴィアは有利だ。

 

 

「だけど、真っ直ぐ突っ込んで来るだけじゃ、スグに読まれる、ぞっ!」

 

 

俺は左腕を払って、ゼノヴィアを弾き飛ばした。

 

 

「ふぅ、やはりイッセーも凄まじいパワーを持ってるな。私は嬉しいぞ!」

 

 

「………同類にしないでくれよ」

 

 

「ああ、そういう訳じゃない。イッセーとの子供だったら、さぞ強くなるだろうと思ってな。それが嬉しいんだ」

 

 

「ぶっ!?な、何を口走ってるんだ、お前は!?」

 

 

 

「私は本気だぞ、イッセー。そうだ、この模擬戦、私が勝ったらさっきの続きをやろう!」

 

 

 

「ちょっと、待てえぇぇ!はぁ!?さっきの続き!?」

 

 

「そうだ!さっきは木場の邪魔が入ったが、次は邪魔が入らない所で続きをしよう!」

 

 

どうしよう。何でか模擬戦一つで色々と、人生の危機に立たされている気がする。

とにかく、ここで負けると色々とマズイ。これは負けられなくなった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、俺とゼノヴィアの模擬戦が再開し、なぜか先程よりもかなり動きの良くなったゼノヴィアを相手にして、禁手を使わずに何とか勝てた。

決着が着いた後、木場に部屋には錠前の鍵を付けるようにアドバイスを受けた。

うん、何だか分からんが身の危険を感じるから、今晩からそうしよう。

 

 

 

そして、模擬戦の終わった俺たちは、リビングへと上がり、公開授業の様子を全員が見られるという生き地獄を味わった。

今日は本当に厄日だった…………

 




はい、今回は若干詰め込みすぎましたね・・・
反省・・・


再びチョロっとだけ登場したボビー、桃央。
これからも、ちょくちょく出していきたい。


最後は模擬選の様子を少しだけ。


さて、次回こそ、ヘタレの登場です!


さらば!
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