ハイスクールD×D ~審判を超えし者~【凍結】   作:メラニン

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予告通り、ツナギ回っぽいですね。はい・・・


今、続きを急いで作成中です。

今回は自分の勝手な解釈やら、改変やらが入ります。(若干)





・・・あれ、匙が若干、『漢』っぽくなってる・・・
あるぇ?


第6話 僧侶の特訓と、少女たちの談笑です!

 

―― 一誠side

 

 

「ほら、次行くぞ、ギャスパー」

 

 

「は、はい!お願いします!………………や、やっぱりニンニク無理いぃぃぃ!!」

 

 

ギャスパーが部屋を出てから数日が経った。あれから毎日ギャスパーの鍛錬を行っている。

まず、初めの内はバレーボールをギャスパーに向かって投げて、それを停めるだけ。これが中々上手くいかない。効果範囲が広くて、ボールだけで無く周囲の人も停めてしまっている。仕方がないので、アザゼルの言う通りに匙に協力して貰いながら、やってみたところ何とか形にはなった。

 

 

で、次に苦手なものも克服し、かつ精神性の向上という事で投げるものをニンニクに変えた。

まぁ、食べ物は粗末に出来ないから、後でスタッフが美味しく頂きましたとさ。

 

 

まぁ、ボールが停められるようになった時点で初めの目標は達成してるんだけど、クロノス曰く『まだまだ足りんな。今の時点ではかろうじて、暴走させずに済んでいるというだけだ。どんな物体、状況であっても力を発現できなければ意味がない。力はコントロールして初めて安定する』とのこと。

まぁ、それで投げるものをニンニクに変えたという訳だ。しかし、ニンニクに代わった途端に上手くいかない。う~ん、どうしたもんか………

 

 

 

 

 

 

「にしても悪いな、サジ。コッチの眷属の問題なのに付き合わせちまって」

 

 

「なぁに、問題ねえよ。コッチも活動が無いし、俺の神器(セイクリッド・ギア)の訓練にもなるしよ。にしても、コイツに他の対象から力を吸い取る力があったなんてな。まぁ、教えてくれたのが堕天使の総督ってのが、微妙なところだけど……

ここだけは感謝しておこう」

 

 

「ははは………」

 

 

シトリー眷属の方も和平会談の準備で会長と副会長両名が不在らしく、暫く活動は無いらしい。それで、何もしないのも気がひける。と言うことで、コッチの手伝いをしてくれている。

 

 

同じく体育館では、他のシトリー眷属もコッチと交流を図っている。ミラとアーシアは『僧侶(ビショップ)』である、黒髪の花戒さん、髪をお下げにしてる草下さんと何やら魔術や魔力に関して話している様だ。

そう言えば、ミラが力を取り戻すヒントになればと、言っていたのを思い出した。ん〜、上手くいけばいいけど………

 

 

小猫ちゃんの方は同じく『戦車(ルーク)』である由良さん、『兵士(ポーン)』である仁村さんと組手をしたり、話したりしている。

 

 

木場と、ゼノヴィアは同じく『騎士(ナイト)』である巡さんと、訓練するか聖魔剣を作り出して見せているようだ。

 

 

だから、今はギャスパーを訓練しているのは俺と、黒歌、サジだけだ。

 

 

「うにゃぁ~~、拉致が開かないから、私がやるにゃん」

 

 

そこで黒歌が名乗りを上げた。え、大丈夫なのか、こいつで?

 

 

「まぁ、ホドホドにしとけよ、黒歌」

 

 

「分かってるにゃん。イッセーは心配性ねぇ。じゃ、行っくわよぉ?」

 

 

「は、はいぃぃ………」

 

 

黒歌は大きく振りかぶって、野球のピッチャーが取る様な投球フォームを取った。しかし、今回投げるのはボールでは無く、ニンニク。

ギャスパーの方はこの前黒歌にやられた事を思い出してか、若干ゲンナリしている。

 

 

「せいっ!」

 

 

「ひいぃぃぃぃ!!やっぱりお化けぇぇ!!」

 

 

黒歌の手から放たれたニンニクは先日同様ジャックオランタンのニンニクver.となって、ギャスパーに迫る。

そこで、ギャスパーの力が発動した!

 

 

 

「え、あれ?」

 

 

ようやく成功した!対象であったニンニク(見た目お化け)のみを停める事が出来た!

 

 

「せ、先輩!やりましたよ!僕、出来ました!」

 

 

「おう!やったな、ギャスパー」

 

 

「は、はいっ!」

 

 

余程嬉しかったのか、ピョンピョン跳ねて喜んでいる。

まぁ、上手くいったのは良いけど、こいつは仕草まで女装なのか。いや、まぁ本人の自由なんだけどさ。

 

 

 

「取り敢えず対象のみを停止させる事は出来たな。次はこれをサジによるコントロール無しで出来れば完璧だな」

 

 

「は、はいっ!じゃあ、早速次をおぉ………?あれ?」

 

 

急にギャスパーがフラつき、その場にへたり込んでしまった。

 

 

あちゃあ、やり過ぎた。

しょうがないので、ギャスパーに水筒を渡して、それで一回休憩という事になった。

 

 

 

 

 

 

 

ギャスパーはミラたちの居る、『僧侶(ビショップ)』組と合流させる事にした。同じ『僧侶』として話が聞ければと思ったからだ。と言うか、既に全てのグループが一箇所に固まって、何やら話している。

黒歌は小猫ちゃんのところに合流(邪魔)しに行った。早速小猫ちゃんに飛び付いた黒歌が肘鉄を食らって悶絶していた。懲りないな、あの猫。

……手持ち無沙汰になっちゃったな。若干寂しい。

 

 

「さて、兵藤。ちょっといいか?」

 

 

「ん?何だよ?」

 

 

「迷惑だと思うが、俺にも訓練を付けてくれ」

 

 

「いや、迷惑なんかじゃ無いさ。けど、どうして突然?」

 

 

「お前は既にあのフェニックスを倒してるよな?」

 

 

「ああ、まぁな。でも、ライザーはフェニックス家の三男で、長男、次男の方がよっぽど強いらしいから、フェニックスに勝った、と言うよりはライザーに勝っただけだけどな」

 

 

今思い出しても、ライザーの下卑た笑みは頭にくる。けど、あそこまでやってしまったのは、少し反省しないとな。どうにも、ここ最近調子がおかしい。多分記憶が戻ったあたりからだ。

 

 

「それでも、勝ったんだろ?今の俺には出来ねえ。もしライザーとの婚約の話がお前のところの部長じゃ無くて、会長だったらって思うと、不安でしょうがないんだよ。俺はお前みたいに強く無いし、多分心もすぐ折れちまうかも知れない。会長の知略でも勝てなかったと思う。それでも、俺は会長や今ここに居る、眷属の奴らを守りたいって思うんだ!

それには、ヤッパリ力が必要だと思う。必要なのは力だけじゃ無いってのは、分かってるぜ?でも、力があれば守れた、なんて後悔はしたくない。それに力は付けておいた方が良いってのも事実だろう?悪魔って実力主義だし」

 

 

「………分かった。それに、強くなりたいって言うのと、仲間を守りたいって思うのは俺も一緒だ。俺も何に代えても、何より大切な俺の仲間や家族を守りたい。いや、もう仲間と言うよりは家族も同然か………

だから、なおさら俺の大事な家族を守りたいって思う。もう、二度と失いたくはないし、それに女の子の涙を見るのは沢山だからな。だから、俺もお前も強くなろう。全てを守れるように」

 

 

俺と匙は無言で向き合って無言で拳を突き合わせた。

 

 

――side out

 

 

 

 

 

 

 

――木場side

 

 

 

相変わらず、熱いね。イッセー君は。匙君も大概かな?

でも、素直に自分の気持ちをアレだけハッキリ言えるのは正直羨ましくもあるかな。ただ、今の話は出来ればもう少し声を抑えるか、少し離れたところでやって欲しかったな。

 

 

まぁ、だってね?

 

 

「「「「「…………………///」」」」」

 

 

オカ研のここに居る女性陣はほぼ撃沈だった。珍しく、あの黒歌さんやゼノヴィアまで、赤くなっている。

 

 

「あ、あの、兵藤くんって、普段からこんなのなんですか?」

 

 

「「「「「…………………///」」」」」

 

 

女性陣は未だにトリップ中みたいだね。しょうがない。

 

 

「えー、コホン。女性陣に代わりまして、僕が。結論から言うと、そうだね。ただ、今日は何時もよりハッキリと言葉にした分、ダメージというか、なんと言うか…………」

 

 

「お、思われてるんですね!皆さん!『何よりも大切』って!」

 

 

「何だか、普段から毅然としているゼノヴィアさんまで、こうなるって言うのは以外でした」

 

 

「そ、それは、今まで私が男にあんな風に言われた事が無くてだな!えっと、だから………」

 

 

「つ、つまり、初めての相手ってことですよね!?」

 

 

「う、うん…………」

 

 

ゼノヴィアが小さくなっている姿は初めて見たね。珍しい。

 

 

「わ、私たちの方はいいのよ!そ、それより、そっちはどうなのよ!?」

 

 

「ミ、ミラさんの言う通りですっ!花戒さんだって、さっき匙さんの事を『元ちゃん』って呼んでましたし、仁村さんも匙さんが気になるって、仰ってたじゃないですか!」

 

 

「「や、やめてえぇぇぇ!!」」

 

 

思わぬ、アーシアさんの反撃に狼狽える花戒さん、仁村さん。

 

 

「まぁまぁ、ここは親交を深めると思ってさ。どうして好きになったのか、言ってかないかにゃん?」

 

 

「「「「「「「え、えぇぇぇぇぇ!?」」」」」」」

 

 

黒歌さんは本当に場を乱すのが好きみたいだね。ホドホドにしとかないと、またイッセー君に怒られるのに。

でも、この前僕は見てしまった。黒歌さんがなぜ、イッセー君に怒られるような事ばかりするのかを。それは、構って欲しいから。何でも、黒歌さん曰く、イッセー分(?)が足りないと死んでしまうらしい。そんな事を言いながら、部屋で暴れ回ってるのを、この前イッセー君の家に特訓に行った時に目撃してしまったのだ。当然、本人達には言ってない。ユリウスさんには報告したけど。

 

 

 

「そ、それなら、黒歌!言い出した、貴女がトップバッターよ!」

 

 

「むふふ、いいよ~♪んー、どこから話そうかにゃー………

えっと、私と白音が猫又ってのは知ってる?」

 

 

それに対する反応は様々だった。オカ研組は当然知っていたけど、シトリー眷属の方は初耳だったみたいだ。

 

 

「まぁ、それでぇ、昔にヘマやっちゃって白音共々死にかけたのよねぇ。まぁ、命からがら逃げて逃げて、追っ手は巻いたんだけど体力的にもうダメ!って思ったら、まだ子供だったイッセーに拾われたのよん。

そこで、私達に名前をくれて大事にしてくれた。今考えるとその時からかしらねー。

あ、でもでも、決定的だったのは再会した時!タチ悪いのに捕まった時に、助けてくれたのよ。あれが決定打だったわぁ。きゃん♪」

 

 

「ほ、ほえ〜〜………何だか壮大ですね………」

 

 

「白音も一緒よn――ごふっ」

 

 

「引っ付かないで下さい、姉様」

 

 

小猫ちゃんに、くっ付こうとした黒歌さんは相変わらず小猫ちゃんに手痛い反撃を受けていた。

 

 

「し、白音………お姉ちゃん、傷付くにゃん………ばた」

 

 

ふんす、と小猫ちゃんは得意げにしてやったり、という顔になった。まぁ、仲が良いよね、なんだかんだ言いながらも。

 

 

「じゃ、次は白音よねん♪」

 

 

(復活早っ!?)

 

 

そこに居る誰もが思った、気がする。

 

 

「……………癪ですが、私も姉様と先輩との出会い方は同じです。怪我をしていた私を看病してくれて、大切に扱ってくれました。けど、ある事があって、姉様と同じように離れ離れになって、もう会えないんだと思ってました。でも、去年先輩が戻って来て、それから先輩を見守ってたんですけど、今年の春に事件があって、それで私の事を守ってくれて…………………も、もういいですか?」

 

 

小猫ちゃんは見たこと無いくらい真っ赤っかになっていた。

 

 

「じゃ、次はシトリーの『兵士(ポーン)』ちゃんねん♪」

 

 

黒歌さんに指名されたのは仁村さんだった。

 

 

「わ、私ですか!?ま、まぁ、言わなきゃですよね…………そ、そんなに期待しないで下さいよ?塔城さん達みたいな劇的なものじゃ無いですからね!?………こほん、では………

えと、私は悪魔稼業でも匙先輩のサポートをしていて、それでまだ新人だった先輩に色々教えながらやってたんですけど、何時も何事にも真面目で、真摯に取り組んでいた先輩の姿に惹かれて、その……………好きに…………」

 

 

仁村さんも、以下略。

 

 

「じゃ、次は『僧侶(ビショップ)』ちゃん♪」

 

 

「わ、私も言わなきゃですよね…………えっと、最近まで私は別の人が好きだったんだけど……………

元ちゃんが入って来て、最初は私よりも弱くて、馬鹿にしてたわ。でも、この前のライザー戦の映像を見てから、元ちゃんの様子が変わったの。それで、コッソリ跡を付けたら、隠れてトレーニングしてて。始めの内は、あの映像に感化されただけで、そんなに長続きしないんだろうって、思ってた。でも、その次の日も次の日も、毎日やってたの。それで、ボロボロになるまでやってて、さり気なく何で鍛錬してるのか、聞いてみたら、さっき言ってたような言葉が返ってきて、それでその……………」

 

 

「好きになっちゃったのか!いやぁ、青春だね!」

 

 

「由良、お行儀が悪いですよ」

 

 

「かったいなぁ〜〜、巡は。じゃあ、次はゼノヴィアさん!気になってたんだよねー。同じ『騎士(ナイト)』としてもだけど、どうして教会側で『斬り姫』なんて呼ばれてる人が、男の人を好きになったのか」

 

 

「うむ。それは、何事もイッセーが初めての相手だったからだ」

 

 

「え、えぇぇぇぇぇ!?そ、それって………」

 

 

こ、これは、フォローを入れないとマズイ。グレモリー眷属全体の品性が疑われる!

 

 

 

「ゼノヴィア、それだと誤解を招くよ。えっと、ゼノヴィアが言いたいのは、面と向かって、ある事を男性から言われたのが初めてのだった、って事だよ」

 

 

「え、あ、あぁ、そ、そうよね…………」

 

 

「む、続けていいか?それで、面と向かって男に叱咤されたのはイッセーが初めてでな。それに、あの時本気で心配もしてくれていたようだ。そこからかな。………………ふぅ、思いの外恥ずかしいな、これは」

 

 

ゼノヴィアは顔が火照ったのか、手でパタパタ仰いでいる。

 

 

「では、次はアーシアちん!行ってみよー!」

 

 

「ふえ!?わ、私ですか!?わ、私はそんな皆さんに話すような事は………」

 

 

「アーシアさん、皆言ってるのよ!?自分だけ逃げるなんてダメ!それに、この中で唯一教会のシスターをやっていたあなたの話だもの。皆気になってるわよ?」

 

 

逃がさないとばかりに、花戒さんが攻勢をかける。それに、同調するように、女性陣の多くがうんうんと、頷いている。さすがに今回ばかりは何時もアーシアさんに過保護なミラさんも黙認してるようだ。いや、本人も気になってるのかな?

 

 

「そ、そうですよね!すいませんでしたっ!私だけ逃げようなんて………

コホンッ…………では。えっと、私は『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』で悪魔の方を治療した事があるんです。それが原因で教会からは追放されました。あ、でも、教会を決して憎んだりとか、そういう事はしていませんよ?

それで私は堕天使の方に拾われて、この日本にやって来ました。そこで、見知らぬ地で困ってる私に声を掛けて下さったのがイッセーさんだったんです。その後、私はある儀式で死にそうになっているところで、イッセーさんが助けに来てくれました。でも、私は死んでしまって…………

でも、部長さんが蘇らせてくれたんです。本当に感謝しています。それで、起きた私にイッセーさんが『帰ろう』って声を掛けて下さって、私に新しい家を下さったんです。家族の方々も物凄く良くしてくださいました!

こんな幸せをくれたイッセーさんには感謝せずにはいられなくて……

それで、その気持ちは感謝の気持ちだけとも思ったんですけど、そのぅ………………はうぅぅ」

 

 

そこで、アーシアさんは羞恥が限界だったのか、顔を両手で覆ってしまった。

 

 

「はいはい、ごちそうさま。じゃ、次はミラちんね」

 

 

「………………私も、あっちの訓練に参加して来るわ」

 

 

「ふっ、甘いにゃん、ミラちん。確保おぉぉぉぉ!!!」

 

 

「って、わぁっ!?ア、アーシアまで!?ちょっと、離しなさいよ!」

 

 

妙に結束した女性陣の全員にミラさんは押さえ込まれて、身動きが取れなくなった。それで、手をジタバタさせるが、さすがに動くわけがない。

 

 

「ふっふっふ♪無駄にゃん、ミラちん。あの時、言われたというイッセーの言葉を話してくれる迄は離さないにゃん」

 

 

黒歌さんが言ってる、『あの時』とは、ニ・アケリアでの事件の時だ。巨大な魔核を消し飛ばした後に、地上に降りてくるまでには若干のタイムラグがあった。それを、僕がユリウスさんに報告して、それが伝播してしまったらしい。ごめんよ、ミラさん。と、僕は心の中で謝罪した。

 

 

「な、なななななななな……………無理よ!!そ、そうよ!もう、忘れたわ!だって、あれから2ヶ月くらい経ってるのよ?思い出せ――」

 

 

「……………ミラちん?この中で、唯一プロポーズみたいな事を言われてるのはミラちんだけにゃん。それに、好きな人からのプロポーズを忘れる訳が無い、でしょ?」

 

 

「は、はぁ!?だ、誰が何時、ルド――イッセーの事を好きって言ったのよ!?」

 

 

「あれぇ?別にぃ、私はぁ、イッセーの事が好きでしょ?なんて言ってないよぉ?今してたのは、誰が誰を好きで、何で好きになったのかだったわよねぇ?」

 

 

あ、悪どい………流石はイッセー君に悪猫って言われるだけはあるね………

ミラさんにイッセー君が好きだと自供させるとは………

 

 

「ミ、ミラさん!私も気になります!私だって、イッセーさんにそんな事を言われたいですっ!何て言われたんですか!?」

 

 

それに同調するように、周りの人達も同意の視線を向ける。

 

 

「ッ~~~~~~~!!わ、分かったわよ!でも、絶対にここ以外の誰にも言うんじゃないわよ!?特に藍華はダメよ!いいわね、黒歌!」

 

 

「ちっ!まぁ、聞けるならそれ位いいにゃん。で?で?」

 

 

「はぁ~~~~~~~………………私の居た里が襲われた時に、崩落に巻き込まれて、さらにその下にあった魔核(コア)に吸い寄せられた事件があったのよ」

 

 

「あのぅ、魔核って?」

 

 

魔導器(ブラスティア)と呼ばれる動力になるものよ。魔導器(ブラスティア)っていうのはその魔核(コア)というのを燃料代わりに、様々な現象を起こすことが出来るのよ。それが、イロイロあって変質してたみたいでね。それに、魔力どころか、周りまで全部吸い寄せられて、大穴が開いてそれに巻き込まれたわ。で、私が大穴に吸い込まれそうになってる時に、その…言われたのよ……………い、今…誓ってやる、俺はもう二度とお前の手を離さない………………って、言われて…………えっと………も、もういいでしょ!!」

 

 

その言葉に女性陣はきゃー、と黄色い声を上げるが、まだ満足してない人がいた。

 

 

「まだにゃん!!今のは吸い込まれそうになった時でしょ!?木場ちんが言うには、大穴の上で浮いてる時に、何か二人で話してたって言ってたにゃん!さぁ、その内容は!?」

 

 

「な!?き、木場!あ、あんたねぇぇ!!」

 

 

「ご、ゴメンよ、ミラさん。でも、僕も報告しないといけなかったから………」

 

 

「そんなのは今はいいにゃん!で、続きは!?」

 

 

全員の視線が再び集まる。

 

 

「…………………そ、その……もう、俺はお前の手を離さない。だから、ミラもしっかり掴んでおいてくれ……………って、言われて…………」

 

 

「そ、それで、何て返したの!?」

 

 

「も、もういいでしょ!!」

 

 

「「「「「「「「ダメ!」」」」」」」」

 

 

全員の声が重なった。どうやら、まだ解放されないようである。

 

 

「…………い、言ったからには……………責任……取りなさいよ……………………って…………」

 

 

 

そこで、再び黄色い歓声。ミラさんはようやく解放されたが、意気消沈していた。耳まで真っ赤だ。

 

 

「ま、でも、分かるにゃん。多分イッセーはこれを、プロポーズとかとは思ってないんでしょ。内容はプロポーズとか告白そのものなのにねぇ?」

 

 

「うぅ~~~…………わ、分かってるなら、言わなくて良いわよ、黒歌!!」

 

 

「な、何だかミラさんが不憫に思えてきました」

 

 

「アーシアもそう思うかい?私もだよ」

 

 

「先輩方に同意です。オマケで姉様にも」

 

 

「白音!?私が付属の方なの!?」

 

 

で、当の本人達はと言うと…………

 

 

 

 

 

 

ガッ、ゴ、バキィ!

 

 

 

「ぐ、まだだ!兵藤おぉぉぉ!!」

 

 

「いいぜ!来いよ!サジィィィィ!」

 

 

暑苦しくも、特訓と言う名の殴り合いをしていた。

 

 

それを見た女性陣一同は

 

 

 

「「「「「「「「はぁ〜…………」」」」」」」」

 

 

彼女たちの恋路は前途多難である、と僕は思うのだった。

 

 

 

『………って、いう感じなんですけど、如何でしょう?ユリウスさん』

 

 

『そうか。ミラさんの言われたという言葉を知れて収穫だった。にしても、あいつそんな事言ったのか……』

 

 

僕は今日の事を報告書のように、メールで報告するのだった。

後日、ユリウスさんに何か言われたのか、イッセー君は疲れた様子で登校してきた。

 

 




え~~、自分の妄想垂れ流しです。
気に食わない方も多かったと思いますが、こういう方向で。


本当は花戒や仁村が匙を好きになるのは、もう少し後なのですが、ここでこうしました。


そして、改めて一誠(=ルドガー)の『あの時』の言葉を見返してみました。

・・・うん、本当だ。これ若干プロポーズとかに言いそうな言葉になってるね。



ところで、今まで書いてて思ったのですが、女性って本当に自分の胸のサイズを気にするんでしょうかねぇ?
いや、ふと思っただけです。流してください。



ではでは、アリーヴェデルチ!!
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