ハイスクールD×D ~審判を超えし者~【凍結】   作:メラニン

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どうも、お久しぶりです!6月一杯は忙しくて中々投稿できる隙がないんですが、何とか合間を縫っての投稿です!


さて、今回はようやくライオンさんの主が登場です。


ではどうぞ!


第3話 若手悪魔と会合です!

―― 一誠side

 

 

「うぅ……ん…………はれ?」

 

 

えーっと………

ここは何処だ?っと、そうだ。冥界に来て部長の実家に滞在してたんだ。で、ミリキャスと遊んで、その後夕食を食べて………

 

 

ああ、そうだった。アレがあったんだ……

 

 

俺はあの光景を思い出して顔が熱くなる。うぅ……刺激が強過ぎだった。とにかく熱くなった顔を冷やそうと俺はベッドから起き上がろうとして、体の上に重みを感じて顔を顰める。はて?布団で見えないが、体の前面に触れているこの柔らかい感触は………

 

 

俺は恐る恐る布団を退ける。

 

 

「ふ…ぅ〜〜ん……いっしぇーさーん、早くよくなってほしいですぅ〜………」

 

 

「……………」

 

 

俺の上には幸せそうに寝息を立てるパジャマ姿のアーシアが居た。夢の中でまで俺の心配をしているあたり、この子らしいと、内心微笑むがそんな場合じゃ無い。

ぶっちゃけ今は朝だ。男にとってはこの体勢はよろしく無い。昨日の二の舞になるから!けど、この状態のアーシアを無理矢理起こす事には若干なりとも罪悪感を感じる。かと言ってこのままでいい訳はないし………

 

 

「ん……はれ?イッセーさん?」

 

 

………起きてしまった。俺があれこれ悩んでる間に起きてしまった。

 

 

「お、おはよう、アーシア。えっと………何でそんな所に?」

 

 

「ふぇ?……えっと、イッセーさんが倒れられて、私が看病をしていて、その…………イッセーさんの寝顔を見てる内に私も眠くなっちゃって………ご、ごめんなさい!今すぐどきま――ひゃっ!!」

 

 

アーシアが退こうとして、急いで上体を上げるが、それがマズかった。重心が後ろに方に移った事で、その…………

 

 

「あ、あああああの、イッセーさん………な、何かが……その………えっと……………はぅぅぅ!!ごめんなさい~~!!」

 

 

「ア、アーシア!?」

 

 

バタンッ!

 

 

アーシアは大慌てで俺の部屋を出て行った。うあぁぁぁ………恥ずい。メチャクチャ恥ずい!

 

 

「ん〜〜……何よ、うっさいわねー」

 

 

モソモソと布団の中から別の人物が出てきた。髪に寝癖が付いたミラだ。

 

 

「………あの、ミラ?何でここに?」

 

 

「え?…………………………」

 

 

長い沈黙。ミラは今しがた起きたので意識が覚醒しきって無いようだ。しかし、時間が経つにつれて、状況が飲み込めてきたのか、顔が赤くなって、目を逸らした。

 

 

「え、えっと………取り敢えず、おはよう、ミラ」

 

 

 

「え、えぇ、おはよう……………わ、私、部屋に戻るわね!ま、また後で!」

 

 

「お、おう」

 

 

それだけ言うと、ミラは足早にアーシア同様に出て行った。

 

 

「一体何なん――ごふ!」

 

 

「うぅ〜〜ん………まて、きゅーけつきどもぉ〜〜でゅらんだるのサビにしてやるぅ〜〜……」

 

 

まだ居た。今度はゼノヴィアか。こいつ寝相悪いな。思いっきり蹴られたぞ。まぁ、けどコイツの寝顔を見て何となく安心してしまった。その感謝の意味も込めて、寝ているゼノヴィアの頭を撫でたら……

 

 

「ふふふ〜〜、いっせー、ようやく観念したかぁ。さぁ、私と子作――」

 

 

と寝言で、言ってきたので頭を軽く小突いて無理矢理起こした。

 

 

 

――○●○――

 

 

 

 

 

「さて、ここまでは宜しいですかな、若さま?」

 

 

「えーと、はい。上級悪魔や貴族社会については何とか……」

 

 

「分かりました。では、口頭での説明はここまでにしましょう。時に若さまは悪魔の文字は分かりますか?」

 

 

「いえ、分からないです。ルーン文字なら少し分かるんですけど……」

 

 

「おお、それは左様ですか。悪魔の文字もルーン文字と所々近しい部分もあるので、それと対比しつつ覚えていきましょう」

 

 

「よ、よろしくお願いします。あの、所でその『若さま』って何なんですか?何だかそう呼ばれるとこそばゆい感じがするんですけど……」

 

 

「…………しかし、旦那様や奥様からの指示ですので」

 

 

「そ、そうですか。ならいいです」

 

 

 

 

俺は朝食を摂ったあと、早速昨日言った特訓を受けて欲しいという事で、俺の教育係という悪魔から色々と教わっていた。ぶっちゃけ上級悪魔だとか、貴族社会、悪魔の歴史、文化、文字などなど細かい部分まで教えられている。お、覚える量が………

 

他のオカ研部員達はグレモリー領の観光に出掛けてしまって、本邸に残ってるメンバーは俺だけ。

隣ではミリキャスが一緒に勉強している。内容は俺と被りつつも、コッチより進んだ内容をやってるあたり、少し傷付く。しかも、偶に間違いを指摘されております。うぅ…………情けないなぁ。

 

 

ガチャ……

 

 

「一誠さん、ミリキャス、勉強は捗っていますか?」

 

 

「おばあさま!!」

 

 

そう言ってミリキャスは部長のお母様――ヴェネラナさんに駆け寄る。『おばあさま』って感じがしないのは気のせいでは無いだろう。そう呼ばれてると、違和感しか感じない。まぁ、ミリキャスにとっては祖母に当たるから『おばあさま』という呼び方は当たり前なんだけど。

 

 

「やはり、イッセー兄さまは凄いです!あの量をもう覚えてらっしゃいます!」

 

 

「あら、本当?ミリキャスに追い付くように結構分量を多く設定したのだけど、大丈夫みたいでしたね」

 

 

「い、いや、恥ずかしながら結構ギリギリです……」

 

 

実際に覚える量が多過ぎて本当にギリギリだ。別段俺は勉学に関しては兄さんと違って特別優れているわけでは無い。まぁ、そりゃ前世の時の記憶が役に立って一昔前よりはできるんだけど、それでも今の分量は多いと言わざるを得無いだろう。ってか、ヴェネラナさんか、ここまで多く設定したのは……

 

 

「………なるほど、既にルーン文字は書けたのですね。これなら、悪魔の文字もすぐに覚えられるでしょう。それに、確かにノートには細かい部分の歴史まで書いていますね………もう少しペースを上げてくれるかしら?」

 

 

「え!?」

 

 

「はい、承りました。という事で、若さま。もう少し早くなりますぞ?」

 

 

「お、お手柔らかに……」

 

 

それから小休憩を挟みつつ、本当にペースアップして勉強したために、終わる頃には俺は燃え尽きていた。けど、お陰で悪魔の歴史やら悪魔の文字の読み書き、社交界におけるマナーなど、タメになる事は多く学べたので、結果オーライだろう。観光も行きたかったけど………

その後も数日間はみっちり特別訓練という名の教育を俺は受け続けた。

 

 

 

 

――○●○――

 

 

 

 

 

「さて、皆いいかしら?」

 

 

「「「「「「「「はい、部長」」」」」」」」

 

 

俺の教育が始まってから数日後、俺たちは若手悪魔が集まるという会合に来ていた。一応ミラと黒歌も部長の眷属候補、という肩書きで入場を許可された。ここに来るまでがまた大変だったけど………

 

 

さて、俺たちはようやく建物に入って、エレベーターに乗り込み目的の階を目指す。そしてエレベーターが開いて、少し進むと反対側から男性が歩んできた。服の上からでもかなり筋肉質だという事が分かる。それに纏った雰囲気というか、闘気が若干父さんに似通ってる気がする。

 

 

「サイラオーグ!」

 

 

部長は男性に向けてそう言うと、男性の方も手で挨拶を返してきた。

 

 

「おお、久しいな、リアス」

 

 

「ええ、私もよ。そうだ、紹介するわね。皆、彼はサイラオーグ・バアル。私の母方の方の従兄弟よ。そして若手悪魔ナンバー1の実力の保持者でもあるわ」

 

 

「初めまして、リアスの眷属諸君。サイラオーグ・バアルという。リアスの眷属という事は…………君が赤龍帝か?」

 

 

真っ直ぐと紫の瞳で俺を捉える。この人常に闘気で満ちているって感じがするな。これが若手悪魔ナンバー1か。

 

 

「はい、リアス様の『兵士(ポーン)』をやっている兵藤一誠です」

 

 

「ははっ!堅苦しいのはいい。いつも通りに振舞ってくれ。俺もその方がやり易い」

 

 

「じゃあ、いつも通りの口調で話させてもらおう。初めまして、サイラオーグ・バアル。俺の事はイッセーでいい。以後よろしく」

 

 

「なら、俺の事もサイラオーグでいい。くだらない格式は苦手でな。実は君とライザーのゲームは映像で見せてもらった。いずれは君とも戦いたいものだな、イッセー」

 

 

「ははは………俺はできれば遠慮したいんだけどな、サイラオーグ」

 

 

サイラオーグは好戦的な笑みを浮かべる。そこに部長が質問をぶつけた。

 

 

「ところで、サイラオーグ。なぜこんな通路に居るのかしら?」

 

 

「ああ、くだらんから出てきただけだ。既にアガレスもアスタロトも来ている。挙げ句の果てにグラシャラボス家の凶児もな」

 

 

「はぁ………なるほど、ゼファードルね」

 

 

「ああ、その通りだ。こういった事があるから会合など要らんと進言したのだがな。こういった争い事を良しとする上級悪魔の古い考えはこれだから好きになれん」

 

 

ドォォォン!!

 

 

サイラオーグが言い切ると同時に奥の部屋から爆発音が聞こえた。サイラオーグと部長は溜息を吐くと、部屋へ歩を進めた。俺たちもそれに続く。

そして、部屋を開けると壁はヒビだらけ、備品という備品は破壊し尽くされ豪華であったであろう一室は見る影もなかった。そして、その中心には青い髪にメガネを掛けた女性と、ほぼ上半身裸で魔術的なタトゥーを入れた緑髪のヤンキーっぽい奴が睨み合っていた。それともう一人。優男という言葉が合いそうな見た目の男性が部屋の隅で紅茶を啜っていた。

俺たちが入ってきた時に何か不吉な視線がアーシアの方に向いたので、俺は半歩下がって視界を遮る様にしてみた。すると、男性の方は一瞬俺を睨んだ後、視線を紅茶に戻した。ふむ……あいつはアーシアに近付けない方がいいかな?

 

 

「ゼファードル、こんな所で戦いを始めて問題になるというのが分からないの?まったく、品の無い貴方が次期当主だなんて、悪魔社会の恥だわ。今ここで殺してもいいかしら?上に咎められないかしら?」

 

 

 

「はっ!言ってろよ、クソアマ!折角俺が暇だから隣の部屋で仕込んでやろうってのによ!これだから、魔王眷属の女共はどいつもこいつこ処女ばかりなんだろうよ!俺に従っておけば気持ち良くしてやるぜぇ?ぎゃははは!」

 

 

 

あー………多分ゼファードルと呼ばれた方がセクハラでもして、この状況になってんだろうな。やれやれ、この前習った上級悪魔の応対とは何だったのか………

 

 

「はぁ、ここは諍いを起こす様な場ではなく、時間まで若手悪魔の待機場所だった筈なのだがな。それで挨拶を交わしたらこれだ。仕方がない、これ以上静観しておくわけにもいくまい」

 

 

 

そう言うと、サイラオーグは歩を進めて諍いを起こしている二人の間に立つ。

 

 

「いきなりで悪いが仲裁させてもらうぞ。2人ともこれ以上やる様であれば俺も黙ってはいない。これは最終通告だ」

 

 

それで、メガネを掛けた女性の方は渋い顔をしながら黙ったが、ヤンキー風な方はそうもいかない様だ。

 

 

「はっ、やってみろよ!魔力の無え能無しg――」

 

 

ドゴォォン!

 

 

ゼファードルが言い終わる前に、彼はその場から姿を消した。ゼファードル本人はどこに消えたかというと、彼は文字通り天井に突き刺さっていた。足だけプラーンと下がっており、その姿はマヌケというか、なんというか………

しかし、その事にゼファードルの眷属達は黙って居なかった。

 

 

「貴様!よくも――」

 

 

「黙れ。今貴様らのすべき事は主を手当てする事だ。この後に魔王様方を始めとした方々に謁見するのだ。そこで主人がそれでは不味かろう?」

 

 

サイラオーグは威圧する様に眷属に言うと、眷属達は渋々ゼファードルを引っこ抜いて別室へ移動した。サイラオーグは次にアガレスと呼ばれた女性に向き直る。

 

 

「お前も化粧直しへ行って来い。邪悪なものを纏ったままというのは望むところではあるまい」

 

 

「わ、分かっています!」

 

 

メガネの女性も眷属を引き連れて部屋を後にした。

…………速いな。正直目で追うのがやっとだった。これが若手悪魔ナンバー1の実力か。しかも全然本気じゃないな。多分本気で拳を打ってたら、あのゼファードルは下手をすればこの世に居なかっただろう。

 

 

「やれやれ、これではゆっくりリアスと茶も飲めんな。おい、スタッフを呼んでこい」

 

 

サイラオーグが自分の眷属に声を掛ける。

 

 

「ああ、その必要はないよ。俺が直そう。いけるな、クロノス?」

 

 

『………はぁ、仕方があるまい』

 

 

 

俺は『時の支配者たる時計(タイム・ルーラーズ・ウォッチ)』を発現させて部屋を元通りに修復した。サイラオーグの眷属は相当驚いた様だ。

 

 

「ほう、それが噂に聞く赤龍帝以外の他の力か」

 

 

「ああ、そうだ。サイラオーグが力の一端を見せてくれたんだから俺も見せておこうと思ってさ」

 

 

「ははは、なるほどな。しかし、先ほど戦いは好まんと言った割には今のお前は、そうは見えないな」

 

 

「そうか?そんな事は無いと思うけどな」

 

 

「まぁいいさ。いずれ戦う時は楽しみにしておこう」

 

 

俺は苦笑いを返すと、サイラオーグは部長と座って雑談を始めてしまった。俺の方は皆の方に戻ったところで丁度扉が開いて、新しく入ってきた者を出迎える形になった。会長とその眷属達だ。

 

 

「あら、こんにちは兵藤君。お久しぶりですね」

 

 

「ええ、お久しぶりです、会ち――じゃなかった、ソーナ様」

 

 

「ふふ、いつも通りに会長と呼んでくださってかまいませんよ」

 

 

「では、いつも通りにさせてもらいますね。会長もやっぱり今回の若手悪魔の会合に?」

 

 

「ええ。ここへ来て直ぐに轟音が聞こえて、隣の部屋にゼファードルが居たところを見ると、やはり遅目に来て正解でした」

 

 

何時もながら見事な策略っぷりです、と内心で賛辞を贈りつつ匙の方に視線を移した。

 

 

「お前も付いて来たんだな、匙」

 

 

「当たり前だ。会長居るところに俺在りだぜ?」

 

 

「ははは、流石はシトリーの『兵士(ポーン)』だな」

 

 

「何言ってんだ、お前もだろ?…………ところでここで何があったんだ?今日来る若手悪魔って会長やお前のところのリアス様も含めて6人って聞いてたんだが」

 

 

「ああ、その内の2人がここで諍いを始めて片方は化粧直しへ、そしてもう片方は今あそこで部長と話してるサイラオーグに吹っ飛ばされてノックダウンしてる」

 

 

「は、ははは………本当に会長の言った通り遅目に出て良かった。って、サイラオーグ?おいおい兵藤、上級悪魔の方を呼び捨てっていいのかよ?」

 

 

「むしろその方が良いって言われたんだ。っと、移動するみたいだぞ?付いて行こうぜ」

 

 

案内らしきスタッフが入ってきて俺たちは全員がその後に続いた。そして着いたのは人数分の座席が用意されたホールの様な場所だ。そしてそこを見下ろせる様に上の方に老人達が座り、さらに上の方に四人の人物が座っている。その中心に居るのがサーゼクス様だ。つまりあの人達が現四大魔王。会長のお姉さんも居るからそうなんだろう。あとは緑色の髪をした美青年風な男性と…………何だか顔が俯いてて様子が分からない人……

あれ?何だか頭がこっくりこっくり揺れてる?もしかしなくても寝てないか、あれ?

 

 

「さて、よく集まってくれた、若手悪魔の諸君」

 

 

サーゼクス様が何事も問題ないとばかりに開始の挨拶を始めた。あ、寝ている魔王様は無視の方向なんですね………

そこから、先日結ばれた和平の話や若手悪魔がこれからの時代を担うなど、様々な内容の話をされた。そこより下に居る老人数名は少し不服そうな表情を見せた部分もあったのが気になった。あれか?『まだまだ若いモンには負けん』的な心情か?まぁ、確かに策謀云々とかは歳が遥かに上であろう老人達が勝ってるだろうけど、純粋な実力では若手悪魔の方が遥かに上じゃないか?サイラオーグなんかが良い例だ。

 

 

 

 

 

 

「では、長い話になってしまったが、次世代を担う君たちの目標をここで語ってもらいたい。あくまで、目標だ。それがどんな目標であっても構わない」

 

 

そこでサイラオーグが立ち上がる。

 

 

「俺の目標は魔王になることです」

 

 

「「「………ほう」」」

 

 

数名の老人達が関心した様な声を上げる。今の魔王は襲名制だから、あの4人の中の誰かと入れ替わるのか?それとも、新しい魔王の名が誕生するのか?

 

 

「大王家から魔王か………はっはっは、それは中々に面白い」

 

 

「魔界の民がそう望めば、そうなるでしょう。いずれはそれを成すつもりです」

 

 

堂々と言い切ったサイラオーグにまたしても感心の声が上がる。ここまで言い切れる自身というか、性格は俺も見習うべき部分だな。

 

 

『そうですね。主様はイマイチその辺が足りませんからね』

 

 

『まぁ、あの朱乃という娘に迫られた時も逃げたしな。やれやれ、こんな者に我が本体がやられたとは、少し遺憾だな』

 

 

………うっせ。それとこれとは別だ!

 

 

 

 

 

っと、そんな話をしてる場合じゃない。次は部長が語るみたいだ。

 

 

「私の目標はグレモリー家を継ぎ、各レーティングゲームのタイトル戦の制覇ですわ」

 

 

「なるほど、グレモリー家の姫は大分堅実じゃのう」

 

 

「――そして、それを足掛かりにした冥界の更なる繁栄が目標です」

 

 

「………その更なる繁栄とは?」

 

 

老人の内の一人が質問を返す。部長は息を一つ着くと、再び語り始める。

 

 

「今の冥界は先の大戦から復興し、発展を遂げました。しかし、客観的に見ても人間界と比べると手付かずの土地や資源が溢れています。それらを活用し冥界を良い方向に発展させるのが目標です。具体策はまだ幾つかしか考案していませんが、それらの行動を起こす時にレーティングゲームのタイトル覇者という肩書きを利用させてもらいますわ」

 

 

「………なるほど、中々に険しい道を選ぶのう。先ほど言ったレーティングゲームで優勝するというのは、その通過点という事か。はっはっは、面白い」

 

 

ヒソヒソと老人達が何かを言い合っている。まぁ、これは俺も初耳だ。まさか部長がこんな事を考えてたなんてな。今の目標は少し俺も共感する部分があるな。

 

 

そして、次に会長が立ち上がり目標を述べる。

 

 

「私の夢はレーティングゲームの学校を作る事です」

 

 




はい、こんな感じで今回は中途半端に終わりです。字数的な問題で・・・


リアスの目標に関しては、自分の勝手な後付けですね。あのスペックなんだから、こんくらいはやって欲しい、という勝手な希望です。


で、一誠とサイラオーグはこんな感じで。ライバルというより、悪友だとかそっちに近しい感じになってもらいたく・・・


さて、次は老害どもとのお話ですね。

老害、死すべし!!(怒)
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